524 : 1/11[sage] - 2010/04/29 00:49:53.20 N0SxeTk0 1/12


黒子(…さて、今日の警邏は無事に終了、ですの)

黒子(事件もなく、落し物もなく、迷子もなく…平和な一日でしたわ~)

黒子(おかげで今日は時間もありますし、帰りに百合姫…とあの本も買って、
   お姉様とのシミュレーションに勤しみましょうですのうふふ)

黒子(そうと決まれば、あのマイナーな本屋へ行かなくては…ちょっと遠いですし、能力で…)


シュン


黒子「…さってと~、今月号の百合姫は、確か破廉恥特集があったはずですの~♪、っと…」

黒子(…あら?…あらあら?こんなところに…)

打ち止め「………どれもこれも、ビニールがかかってて読めないの、ってミサカはミサカは首を傾げてみる」

黒子(よ、幼女…だと…?)

元スレ
▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」【超電磁砲】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1272105815/
525 : 2/11[sage] - 2010/04/29 00:53:25.90 N0SxeTk0 2/12


打ち止め「…あの人が絶対に近寄るなって言ってたのは、こういうつまらない本屋さんだったからなの?
     ってミサカはミサカはう~ん、と唸ってみたり……どうも怪しい…」

黒子(な、なんてことですの!? マイナーな性質故この本屋には、今や規制対象真っ只中のLOやロリータ雑誌等が、
   そこかしこに当然のごとく置かれているというのに…!)

黒子(幾ら違いの分かる紳士淑女が集っていると言えど、中にはクソ馬鹿もおりますのよ!
   …い、一刻も早く連れ出さなければ…!)

黒子「…あ、あの、そこのあなた?」

打ち止め「えっ?」

黒子「こんな所で、何をしてらっしゃ………」

打ち止め「…ってミサカはミサカは振り返ったけど、とりあえず凄い形相のお姉さんに、どうしたの?と首をかしげ…」

526 : 3/11[sage] - 2010/04/29 00:55:09.32 N0SxeTk0 3/12


黒子「……お、お、お、」

打ち止め「…おおお?」

黒子「…おおおお、お姉様!?!!?」

打ち止め「えっ?」

黒子「な、何故こんな場所に!? ち、違いますのよ!?く、黒子は百合姫を買いに来ただけであって、
   実は黒子×お姉様のドギついR18本を買いに来たとか、そ、そんな事は絶対に無いんですの!!!
   あまつさえ、その本の内容がお姉さまの処女をペニパンで奪うとかそんな!!そんな!!!!」

打ち止め「」

黒子「だからお姉様、落ち着い……って、…あら?」

打ち止め「…………」

黒子「…………」

打ち止め「…………」

黒子「……お姉様、いつからそんなに小さくなりましたの?」

打ち止め「……こんな妹、持った覚えないんだよってミサカはミサカは、あくまでも冷静に伝えてみる」

527 : 4/11[sage] - 2010/04/29 00:56:25.60 N0SxeTk0 4/12





黒子「――…まぁ、そうですの…お姉様の妹さんでしたのね。道理で見紛うはずですわ。
   わたくしの持っている「☆お姉様メモリアル~小学生編~☆」の写真と、そっくりなんですもの」

打ち止め「正確には…っていうか色々あるんだけど、妹には違いないからいっか!ってミサカはミサカはちょっと投げやり」

黒子(だけどおかしいですの…お姉様の身辺は、…)

打ち止め(…お姉さまは大丈夫なのかな、ってミサカはミサカはこの人を見て、心配を隠せなかったり…)

黒子「わたくしは先ほど自己紹介をした通りの者ですので、ご安心なさって。
   ……さて、ではお家までお送り致しましょう。そしてこの近辺には、もうあまり近寄らない方が…」

打ち止め「えへへ、お気遣いありがとう、ってミサカはミサカはお礼を言ってみる。
     でも大丈夫なの、一緒に来てる人がいるから!」

黒子「…一緒に?」

529 : 5/11[sage] - 2010/04/29 00:58:37.96 N0SxeTk0 5/12


打ち止め「うん、えっと…あ、来た来た~こっちー!ってミサカはミサカは、手をぶんぶんと振ってみたり!」



一方「…このクソガキ! あっちのオモチャ屋から動くなって言っ……誰だァ? そいつ」



黒子(!? あ、あの本屋の紙袋を持っていますの…! 同士? それともただの…変態…!?)

黒子(しかもこの見た目…何なんですの? 何かのコスプレですの?バンドでもやっているんですの?
   ウルトラマンのファンか何かですの?…とりあえず、この奇抜な格好…早急に確かめる必要がありますわね…!)

黒子「…こんにちは。わたくし、ジャッジメントの白井黒子と申しますの」

一方「あァ?…ジャッジメントが何の用だ」

黒子「この女の子を保護しておりましたの。…あちらの本屋にいたもので」

一方「!? …こ、このクソガキ! 絶対に近寄るな来ンな入るなっつったろォが!!」

打ち止め「だ、だってあなたが凄く挙動不審だったから気になったんだも…痛い!いたた、やーめてー!
     ってミサカはミサカは、グリグリ攻撃から逃げてみるー!」

黒子「…つきましては、あなたとこの子の、ご関係をお伺いしたいのですが」

530 : 6/11[sage] - 2010/04/29 01:00:21.85 N0SxeTk0 6/12


一方「はァァ? なーに言ってンですかァ? 何でオマエにいちいちそンな…」

黒子「逆らうと言うならば…そうですわね、その紙袋の中身を、今ここで開示しても宜しいんですのよ?
   …わたくし、レベル4のテレポーターですの」

一方「…この紙袋の中身、だァ?」

黒子「そうですの。…その袋の中身を、ですの!」


黒子(ふふ…こんな公共の場でその紙袋の中身を公開されるという事…)

黒子(それは誰しもが持っている、隠し通したい性癖を露呈させてしまう事に、他ならないんですの!)

黒子(ここまでならオッケー、なんていう誰しもが持つ線引きを、軽々と超えてしまうドン引きされるだろう性癖…)

黒子(それを公衆の面前、しかもどうやらそれを隠したい対象である幼女の前でなんて、耐えられるはずがありませんわ!)


黒子「さぁ、それがお嫌であれば…」

一方「別に構わねェが」

黒子「な、何ですって!?」

一方「はァ?」

黒子(そんな馬鹿な……あれだけ大切そうに抱えているのですもの…。
   きっと墓の下まで持っていきたいようなシロモノのはず…!それを、それを構わないなんて…!?)

531 : 7/11[sage] - 2010/04/29 01:01:21.47 N0SxeTk0 7/12


黒子「さ、さてはあなた…、露出癖持ちですの!?」

一方「何言ってンだオマエ」

黒子「その上…その堂々した受け止めっぷり…ドM属性も同時にお持ちだとお見受けしましたわ…」

一方「帰るぞ、クソガキ」

打ち止め「あ、はーい」

黒子「いやいやお待ちになって! お待ちになって下さいですの!! まだお話は終わっておりませんのよ!?」

一方「ああクソうっぜェなァ! なーンなンですかァ、変態さンよォ!?」

黒子「ロリコンに言われたくないんですの!!」

一方「は、はァァ!?!!」

黒子「あなた、この子…お姉様、もとい御坂美琴の妹さんと、一体どのようなご関係ですの!?
   親子では絶対ありえませんし、容姿は全く似ていませんし!」

532 : 8/11[sage] - 2010/04/29 01:02:51.05 N0SxeTk0 8/12


一方「な…っ、」

一方(…こいつ、超電磁砲…オリジナルの知り合いかよ! 面倒な事に…クソ!)

一方「…そンな事はオマエに関係ねェだろォが」

黒子「何を仰いますの!? 露出癖でM属性の上にロリコンのド変態なんて、見逃せるはずがありませんの!!」

一方「ハ、ハアァ!?!!」

黒子「仮にもわたくしは、ジャッジメント…幾ら相手が変態で貞操の危機を感じるとは言えど、逃げる訳には参りませんの…」

一方「何言ってンのこいつマジでガチで」

黒子「さぁ、その子をお離しなさいな!変態!」

一方「オマエに言われたくねェンだよ!! つうか、だからこのクソガキはなァ…!」

黒子「なんですの?」

533 : 9/11[sage] - 2010/04/29 01:03:59.85 N0SxeTk0 9/12


一方「クソガキは…、…?」


一方(…あれ、何て説明すりゃいいンだ…?)

一方(……正直に言うと、「超電磁砲のクローン体。色々あって今一緒に暮らしてるけど全くの赤の他人です」…)

一方(いやいや無いわ。無理だわ。納得される訳がねェ…かと言って追求されても、話す訳にもいかねェしなァ)

一方(…いや、だが下手に嘘をついても面倒なだけだ。とりあえずは、こいつの疑いを払拭すりゃいいンだ)


黒子「考えこむという事は、やはり…」

一方「あ? …ちげェよ、その、なンつうか…色々ややこしくってよォ、」

黒子「はぁ」

一方「……ちっ、」

打ち止め「わ、何するのーっていきなり耳を塞がれてミサカはミサカはびっくりしてみる! 何も聞こえないよー! って反射使われてる!?」

534 : 10/11[sage] - 2010/04/29 01:05:04.00 N0SxeTk0 10/12


一方「…別に、その、このクソガキとは、か…かぞ、か、」

黒子「はぁ」

一方「かぞ…、…家族みてェなモンなンだよ!!死ねクソがァ!!」

黒子「そこキレるとことですの?」

一方「だから、オマエに何だかンだと言われる筋合いは一切ねェ!…分かったら、変な誤解を撒き散らしてねェで消えろ!」

黒子「ふーむ…」

一方「…………」

黒子「…確かに、その子の懐きよう…そしてあなたの今の真剣さを見る限り、偽りではなさそうですの…」

一方「…ケッ」

黒子「大変失礼いたしましたわ」

一方「ああハイハイ、じゃあなァ!」

535 : 11/11[sage] - 2010/04/29 01:09:01.23 N0SxeTk0 11/12


黒子「…ですが、お姉様の妹さんと、家族みたいなもの…そこは聞き捨てなりませんの」

一方「はァ?」

黒子「その子の懐きっぷり、そして複雑な理由、けれど家族のようなもの…。
   そこから導き出される答えは、たった一つですの…ああ、まさかお姉様にこんなご事情がおありになるなんて…!」

一方「オマエ大丈夫?頭」

黒子「ええ、大丈夫、大丈夫ですの…黒子は決して、口外致しませんの。
   …きっとあなたも、色々と思い悩んでいらっしゃったのですのね…

   …腹違いの妹たちの事を…」

一方「……は?」

黒子「そう言われれば、こう、何となく?どことなく?欠片ぐらいは?お姉様と似ている気も致しますの…」

一方「…は?」

黒子「本当に何と複雑なご環境…だからあの店で、ストレス発散にお買い物を…ええ、大丈夫ですの、黒子は理解者です」

一方「は?」

黒子「お姉様のご家族は黒子の家族ですの。…またお会いしましょう、お兄様!」

一方「」

黒子「ではご機嫌ようですの。近々また、お目にかかりたく存じますわ!」

一方「」








一方「」

打ち止め「ねー、反射切ってよー!ってミサカはミサカは無音の世界で、呆けてるあなたに訴えてみたり!」

536 : 終わりですの![sage] - 2010/04/29 01:10:02.50 N0SxeTk0 12/12

黒子にお兄様!って呼ばれる一方さんはどうかなって思ったんです
それだけなんです

俺も呼びたいし呼ばれたいです