609 : 上条さんと御坂さん[sage] - 2010/05/20 21:38:09.88 V.hS67so 1/2

美琴「うわっ、雨降ってきちゃった。傘なんて今日持って来てないのに」

上条「樹形図の設計者が無くなったから、天気予報も外れるようになっちゃったな。
    それでも今日の降水確率を見て、傘持ってないのはどうかと思いますよ?」

美琴「わ、悪かったわね! まだ、予報だとか降水確率だとか慣れてないだけよ!」

上条「別に悪いだなんてそこまで言ってないだろ。まぁ、いいや。ホレ」サッ

美琴「は? なな、何よいきなり!?」

上条「なにってお前傘持ってないんだろ? 道もほとんど一緒だし送ってってやるよ」

美琴「ッ!? そ、それってつまり、あ、あいあ……いあ……」

上条「ん? もしかして、俺の傘入るのそんなにいやだったりするとか?」

美琴「そそ、そんなことないわよ! 服濡れても困るしね、うん、送ってってもらおうかしら」

――――
上条「あの……、御坂さん?」

美琴「…………なによ」

上条「やっぱり本当はいやだったんじゃあ……」

美琴「……そんなことない」

上条「だったらもう少し寄ってくれよ。近づいたらお前離れちゃうし、せっかく傘差してるのに二人とも濡れちゃってじゃねえか」

美琴「う……分かった」ピタッ

上条「ふぅ、これでやっと……って御坂さん今度は近すぎじゃ……」

美琴「うるさい! 離れたら濡れちゃうんでしょ!」

上条「……まぁ、いいけど」

美琴「あ、あの、後さ……文句言ってるみたいで悪いんだけどもう少しゆっくり歩いてくれない…? アンタ、ちょっと速いのよ」

上条「そうか? 濡れる前にとっとと送ったほうがいいかと思ってたんだけど」

美琴「い、いいから、もうちょっと私に合わせてよ……」

上条「あぁ、そりゃ構わないけど。でもこんなゆっくりだと寮まで相当時間かかっちまうぞ?」

美琴「い、いいじゃない、別にゆっくり帰る日があったって」

上条「雨なのに?」

美琴「雨だからよ」

元スレ
▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ≪3冊目≫」【超電磁砲】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1273677472/
610 : 一方さんと打ち止めさん[] - 2010/05/20 21:38:50.27 V.hS67so 2/2

一方「ン、雨か。今までみたいに雨も反射してた感覚で出てきたから、傘なンて持ってねェぞ」

打ち止め「じゃあミサカの傘で相合傘して帰ろうよ!って、ミサカはミサカは準備のよさを誇示してみる」

一方「あァン? 何言ってやがンだ、クソガキ」

打ち止め「だからー、一つの傘に二人で一緒に入って帰ろうよ。って、ミサカはミサカはこれくらいも分からないあなたに優しく説明してみたり」

一方「相合傘の内容じゃねェよ。オマエ、どうやったらそのクソちいせェガキ用の傘に二人入れると思ってンだ?」

打ち止め「それはもう二人でピッタリくっついて――」

一方「そォかよ。そりゃおめでとさン、一人でやってろ」

打ち止め「って無視しないでよー!ってミサカはミサカは必死に叫んでみたり!」

一方「…………」

打ち止め「うぅ、ミサカは雨に濡れ慣れてない、あなたのことが心配なだけなのに……。ってミサカはミサカは涙声で呟いてみる……」

一方「……チッ。仕方ねェな、入ればいいンだろォが。」

打ち止め「えっ!!ほんとに!?って、ミサカはミサカは機嫌をなおして大接近!!」

一方「ッ!? クソガキィ!!傘振り回しながら寄ってくるンじゃねェ!顔に当たるだろうが!」

打ち止め「えへへ、ごめんなさーい。って、ミサカはミサカは笑顔で反省してみたり」

一方「ほンとにしてンのかよ……。オラ、とっとと傘渡せ」

打ち止め「え、どうして?って、ミサカはミサカは疑問をぶつけてみる」

一方「どうしてって、オマエの身長じゃどう見ても俺の頭の上まで届かねェだろォが」

打ち止め「でもそんな高く持ってかれちゃ、ミサカが濡れちゃう。って、ミサカはミサカはぶーたれてみたり」

一方「だから最初に入りきらねェつっただろ。オラ、せめてもう少しこっち寄ってろ」

打ち止め「はーい、あなたってやっぱり世話焼きさんなのね惚れ直しちゃいそう。ってミサ――っていたぁーい!ミサカのアホ毛を引っ張らないでよぉ!」

一方「マセたこと言ってねーで、とっとと帰ンぞクソガキ」

打ち止め「はーい。って、ミサカはミサカは今度は大人しく返事してみる」

一方「(……ほンと、ガキってめンどくせェな)」