442 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] - 2010/06/13 22:37:24.47 EVb.xEDO 1/12いい話が来た所で皆はそろそろほのぼの成分が足りないと思うんだ。って事で書いてきた
7レスほど貰う。内容は前スレの義兄と呼べ!の続編。いつも通り誤字脱字は脳内補完でお願いします
※関連
義兄と呼べ!
美琴「で、この惨状はなに? 第4次世界大戦でも起こしたの?」
上条「右手で自分を守るだけで精一杯でした」
一方「俺は悪くねェ」
打止「そういう時は大抵あなたも悪いよね」
美琴「このまま青空の下で正座させて話聞いても良いんだけど、私達が疲れるわ」
上条「そ、それなら落ち着いてファミレスなんかどうでせうか?」
一方「俺ァ別にどこでもいいぜ」
打止「それじゃここにしましょ!」
美琴「そうね」
一方「なンだよ、疲れるンじゃなかったのかよ?」
美琴「別に私達は疲れないわよ。ね、打ち止め?」
打止「もっちろーん!」
上条「まさか貴女達は私達に椅子になれと申す気ですか?」
美琴「あら、よく分かったわね」
一方「はァァァっ!? なに考えてンだお前らはァ!?」
打止「家壊すあなたのこそなに考えてんの?」
一方「……」
上条(打ち止めちゃんこえー!)
上条(なぁ、一方通行)
一方(なンだよ、三下)
上条(三下じゃない)
一方(……なンですか、お義兄さン)
上条(ここは2人に従っておいた方がいいと思うんだ)
一方(そォだな……)
美琴「作戦会議は終わった?」
上条「はひ! 是非、椅子に成らさせて頂きます!」
一方「そォいうこった」
上条・一方「せーのっ」
ダイナミックorz・orz!
打止「こ、これが当麻お義兄さんの必殺技、激謝紳士<シェイハードマン>なんだね!?」
美琴「そうよ。更にそこから四つん這いになって自ら椅子になるなんて高難易度な技よ」
打止「その高度な技をすぐに真似出来るあなたに複雑な気持ちになったり……」
上条・一方「orz・orz」
美琴「ま、こうして椅子になってくれるんだから座りましょ打ち止め」
打止「だ、大丈夫かなぁ?」
美琴「自分の旦那を信じるのね」
打止「う、うん」
美琴「よいしょっと」
上条(うっ、こいつちょっと……)
美琴「余計なこと考えたらあんたの生体電流、逆流させるわよ?」
上条「美琴さんに座って頂いて光栄であります!」
美琴「ん、よろしい」
打止「……」
一方「心配すンなァ。お前のためならどンなことだって耐えてやンぜ」
打止(orz←その状態で言われてもなにも感じないんだけど……)
一方「さァこいよォ! 打ち止めァァァ!!」
打止「それじゃあ……よいっしょっと」
一方「ぐォ! カカカキクケケケコココ!?」
美琴・打止「っ!?」
上条「おい、一方通行大丈夫か!?」
一方「なァ、三下ァ」
上条「三下じゃありません。それでどうしたんだよ?」
一方「これが本当の尻に敷かれるってやつだよァ?」
上条(なんですっげぇキラキラした笑顔してんだよお前は)
一方「聞いてンのかァ三下ァ」
上条(めっちゃ腕プルプルしてる)
上条・一方「orz・"orz"」
上条「……だから三下じゃないって言ってるだろ義弟よ」
一方「だからおとうとは止めろォォォ!」
打止「ちょっとあなたうるさいよ!」ペシンッ
一方「オフゥ!?」
美琴「さっきから三下とか違うとかなに言い争ってるの? まさかそれが原因?」バシンッ
上条「いっ!? え、ちょっとなんで叩いたんですか美琴さん!? しかもなんか打ち止めちゃんより音が激しいし!!」
美琴「家壊しといてよくそんなことが言えるわねぇ!?」
上条「すいませんすいません! orz←これで土下座出来ないですけどすいません!」
一方「へ、ざまァねェなァ三下ァ……」
上条(汗だくでなに言ってんだよ)
打止「あ、原因が分かったかもお姉様!」
美琴「そこに気付くとはさすが私の妹ね! それでなに?」
打止「えっへへー。多分ね――」
打止「――こういう事じゃないかと思うの!」
上条・一方「orz・""orz""」
美琴「なるほどね。それで、どうなの当麻?」
上条「全く持ってその通りでございます」
打止「あなたもどうなの?」
一方「よく分かったなァ、打ち止めァ」
美琴「殴った当麻も悪いけど、一方通行が原因よね」
打止「なに言ってるのお姉様? どう考えても先に手を出した当麻お義兄さんが悪いと思うんだけど」
美琴「打ち止めこそなに言ってるのよ。そもそもそこのorz←が既に崩れかかってる一方通行が当麻をちゃんと『お義兄さん』と呼んでればこんなことにはならなかったのよ」
打止「ちょっとあなたしっかりして! こほん。お姉様の言ってることは分かるんだけど殴るのはおかしいことだよね?」
美琴「その後、我を忘れて黒翼(笑)を出す方もどうかと思うよ?」
美琴・打止「……」ビリビリバチバチ
上条(おい、大丈夫か一方通行?)
一方(楽勝だァ、無能力者ァ……)
上条(その割にはorz←が崩れて顔が地面にくっついちまってるじゃねえか)
一方(……)
打止「ちょっとあなたしっかりしてよ! 頭の上に座ってる状態になってるじゃない!」
一方「すまねェなァ、打ち止めァ……」
美琴「一方通行も限界なようだしこの場は一旦お開きにしましようか」
打止「うん、そうだね。大丈夫? 立てる?」
一方「あ、あァ。問題ねェ」
上条(打ち止めちゃんに頭に座られて嬉しそうな表情してたのは気のせいだろうか?)
美琴「そういえば一方通行にまだ『お義姉さん』って呼ばれてないわね」
一方「……」
打止「言われてみればそうだね!」
上条「この際だ、今後『三下』と『オリジナル』は禁止だ」
一方「はァ!? ふっざけンじゃねェぞ!? 三下はともかくオリジナルはオリジナルじゃねェか!?」
打止「確かにお姉様は全ミサカ達のオリジナルだけど、あなたの家族なんだよ? その家族をオリジナルって呼ぶの?」
一方「っ!」
打止「それに三下もだよ。私とあなたが当麻お義兄さんにどけだけ助けられたか忘れたの?」
一方「……」
打止「そんなあなたを見たくて私は結婚した訳じゃないのに……」
一方「打ち止めァ……」
上条(堕ちたな)
美琴(えぇ。我が妹ながらさすがね)
打止「ちゃんとお義兄さんとお義姉さん呼んでくれたらミサカはミサカは嬉しいなっ!」
上条(あれが打ち止めちゃんの必殺技、御坂連呼<ダブルミサカ>か)
美琴(あれをやられて堕ちなかった一方通行はいないわ)
一方「打ち止めには迷惑かけっぱなしだなァ」
打止「分かってくれればいいの」
一方「よし、覚悟決めたぜ。これからはちゃンと呼ぶ。絶対だ」
打止「ほんとに?」
一方「あァ。おい、上条当麻」
上条「どうした一方通行」
一方「さっきのことは水に流してこれからも改めてよろしくな、お義兄さン」
上条「一方通行っ!」
一方「抱きつくンじゃねェよ。そして、上条美琴」
美琴「なに?」
一方「お義兄さンとの喧嘩はなくならねェかもしれねェが、そこは多目に見てくれよお義姉さン」
美琴「一方通行っ!」
一方「ったく、夫婦揃って同じことしやがって」
打止「……」
一方「ほら、お前も来いよ。正面はお前だけのものだ」
打止「あなたっ!」
とある日、複雑な事情を持った2組の夫婦がお互いの絆を確かめあった。青空の下、家だった場所で
450 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] - 2010/06/13 22:42:54.07 EVb.xEDO 9/12終わり。地の文でウダウダした後にSS書くとスラスラいくなぁ
451 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] - 2010/06/13 22:45:20.41 xk7T1.so 10/12尻に敷かれて喜ぶ一方さん・・・悪くない。
というか膝の上に座るのかと思ったらマジで体ごとイスにさせるとか、御坂一家半端ないっすww
452 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] - 2010/06/13 22:48:05.48 AcQkkYo0 11/12乙!
御坂連呼<ダブルミサカ>吹いたwww
453 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] - 2010/06/13 23:15:43.61 tomrCNk0 12/12家だった場所wwww乙