580 : とある美容の立身出世(ドラゴニックサクセス)[sage] - 2010/07/24 12:24:00.36 IEuqBuQ0 1/8

看板「チンピラ風マッサージエステリニューアル!
   被虐的快感をあなたに。誠心誠意なじります。
   入ってるんじゃないかと思えるほどの指圧、黄金の右手が癒します。
   期待の天才マッサージ師白髪赤目入りました!」


白髪赤目「三下に誘われて働きだしたのはいィが、当の三下本人が暴走してやりすぎで捕まっちまったァ……俺がこの店を支えるしかねェか……」

・・・

白髪赤目「オラオラァ、愉快に素敵にケツ振りやがってェ、誘ってンのかァ?(適当にベクトル操作して……)

ミサカ10033号「ひぎぃぃぃぃっ、良いですぅっ!」

白髪赤目「(ピッ)はァい、ここまでー。ありあとっしたー」

ミサカ10033号「あふぅ……また一時間後来ますぅ……」

・・・

白髪赤目「あはぎゃはっ!無様なローアングルのサービスをさらしてくれてアリガトウ!!お礼にあの世に逝かせてやンよォッ!(適当に以下略」

ミサカ20000号「うっひょおおおwんぎもっちいいいいw」

白髪赤目「(ピッ)はァい、ここまでー。ありあとっしたー」

ミサカ20000号「ふひぃ……また一時間後来ますぅ……」

・・・

白髪赤目「気のせいか、同じヤツばっか来てる気がする……まァ稼げりゃいいか」

ホスト天使「おい第一位、休憩はまだかよ?」

白髪赤目「うるせェぞ格下、いま人手が足りてねェンだ。泣き言言ってねェでお得意のダークマターオイル出しやがれ」

ホスト天使「チッ、わかったよ」

白髪赤目「向かいにある乳臭ェライバル店には電気マッサージや催眠療法を取り入れたらしいが負けるつもりはねェ……」

白髪赤目「掴むぜ、戦おうという意志さえ奪うほどの絶対的なリラクゼーション……!」

元スレ
【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-10冊目-【超電磁砲】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1279299041/
598 : とある美容の立身出世(ドラゴニックサクセス)2[sage] - 2010/07/24 17:05:30.09 IEuqBuQ0 2/8

ライバル店「ビューティーフラワー」

超電磁按摩「このぉっ!」ビリビリビリビリ

黒子「みぎゃああああああ黒子の黒子が黒子なんですのおおおおおおっ!」

超電磁按摩「はい、お疲れ様でしたー」

黒子「ほわぁ……また一時間後来ますわぁ……」

・・・

超電磁按摩「ふぅ……」パタン

脂肪崩し「お疲れ、でも加減しないとやりすぎって苦情が出るわよ」

超電磁按摩「黒子だからいいのよ」

超電磁按摩「はぁ……(アイツがいるって聞いたから入ったのに向かいの店と勘違いしただなんて……)」

心理恍惚「ふふ、この調子なら週間売り上げは私の勝ちね」

超電磁按摩「ムカッ、何よ、あんたの客なんてリピーターばっかじゃない。操ってるんじゃないかしら」

心理恍惚「ぎくり、そ、そんなことは」

空気返上「ふう。なんのはなし?」パタン

心理恍惚「!週間売り上げ第二位の空気返上、まるで呼び寄せるかのごとし集客率、しかして術後に残るは灰ばかりという謎の療法……」

保温香花「皆さんお疲れ様ですー。」パタン

脂肪崩し「ゲ、ゲェーーッ!毎週売り上げ第一位の保温香花!花を使ったアロマテラピーとホットストーンの合わせ技、
他にも芳香浴、薬草マッサージや薬草蒸し風呂と施術は多岐に渡る……要チェックやでぇ!」ゴクリ

超電磁按摩「なんだかんだで知り合いもいるしいっかぁ……」



608 : とある美容の立身出世(ドラゴニックサクセス)3[sage] - 2010/07/24 21:06:56.29 IEuqBuQ0 3/8

・・・

白髪赤目「……おーおー、おしゃぶり上手なツラになりやがって、もっとアヘ顔晒しやがれェ!(適当以下略」

ミサカ20000号「んほおおおっwセロリたんの指がミサカのこっから先は一方通行だあああっw侵入しちゃらめえぇw」

白髪赤目「(ピッ)はァい、ここまでー。ありあとっしたー」

ミサカ20000号「ぬふぅ……また一時間後来ますぅ……」

・・・

白髪赤目「チィッ、新規会員は増えつつあるがリピーターが伸び悩んでやがるっ……」

白髪赤目「向かいのライバル店にはリピーターがかなりいるらしい……大体なんで学園都市には精神系能力者が女しかいねェンだ?」

ホスト天使「バカッお前、消されるぞ!?」

白髪赤目「クソ……新しい風を吹き入れるか……」

・・・

面接

ホスト天使「えー、当店の理念通りに働く意思はありますか?」

根性体操「こ、根性でなんとかしますっ!」

ホスト天使「(ダメだなこれは……)わかりました、後日連絡を」

白髪赤目「……採用だァ」

ホスト天使「っ!?バカな、ウチの売りはなじり&攻めだぞ?こんな根性馬鹿じゃこの先」

白髪赤目「そのかわり、客の望みは何が何でもその根性で達成させろォ」

根性体操「お、♂、じゃなかった押忍っ!」

ホスト天使「そ、そうか、客がバテてもなお一貫した根性地獄、それはある意味健康的なSMとも言えるっ……さすが第一位、そこに痺れる(以下略」

白髪赤目「次は……偏光体型ィ?馬鹿野郎、ウチは確実な結果を残してンだ、その場限りの一時しのぎじゃ話になンねェよ……大体なんで学園都市にはろくな男の能力者が少ねェンだ?」

ホスト天使「バカッお前、消されるぞ!?」

白髪赤目「ちっ……数だけは多いスキルアウトを採用するかァ……これも世の為人の為ってなァ」

白髪赤目「この店を大きくするためなら、善人でも悪人でも雇ってやる」



613 : とある美容の立身出世(ドラゴニックサクセス)4[sage] - 2010/07/24 22:38:22.37 IEuqBuQ0 4/8

ライバル店「ビューティーフラワー」

超電磁按摩「おらあああっ」ビリビリビリビリ

海原(偽)「ぬわーーっっ!!トチトリショチトルテクパトルううう!!」

超電磁按摩「はい、お疲れ様でしたー」

海原(偽)「ふ、ふふ……また一時間後来ますね……」

超電磁按摩「ふぅ……」パタン

保温香花「お疲れ様です」

超電磁按摩「あら、今は休憩なの?いつも引く手木原なのに」

保温香花「いえ、また佐天さんが来たんですけど、私のスカートをめくろうとしたので薬草蒸し風呂に閉じ込めてます」プンプン

超電磁按摩「そ、そう……ほどほどにしなさいよ、黒子ほど丈夫じゃないから」

バタン

脂肪崩し「あー、またやっちまったぁ……」

空気返上「今日も。また一人」

超電磁按摩「二人ともお疲れ、どうしたの?」

脂肪崩し「いや、セルライトだけ除去しようとしたんだけど加減間違えてふっ飛ばしちゃった」ポリポリ

超電磁按摩「あんたこそやりすぎてんじゃない!それでどうなったの?」

脂肪崩し「心理恍惚ちゃんが事後処理に回ってるわ。あー、また透視体内にお説教くらっちゃうなぁ」

空気返上「証拠を残すなんて。まだまだ甘い。ふふふ」

脂肪崩し「あーそれと、明日から私の後輩が雇われるらしいから」

超電磁按摩「あんたの後輩ならやっぱり危ないヤツなんだろうなぁ」

脂肪崩し「まだまだガキだけど可愛がってあげてね。源氏名は「窒素指圧」だから」

超電磁按摩「はあ、人手だけは足りてるわね、ここ」

632 : とある美容の立身出世(ドラゴニックサクセス)5[] - 2010/07/25 00:37:15.61 mcPSLIg0 5/8


・・・

白髪赤目「(チクショウ一方語録下ネタが尽きた)はっこンなに濡らしやがってよォ!ぶっ壊してガタガタの出来損ないにしてやろォかァ(適以下略」

ミサカ20000号「んぉほぉぉォォ らめぇ、らめぇぇえぇ らめにゃのぉぉお゛えっちみるく(注:ダークマターオイルです)らいしゅきいぃっ!ミサカの体がみるくまみれ(注:ダークマターオイルです)れしゅうっ!」

白髪赤目「(ピッ)はァい、ここまでー。ありあとっしたー」

ミサカ20000号「あぉふぅ……また一時間後に来ましゅぅ……」

・・・

下っ端運転手「お疲れっしたー」バタン

白髪赤目「スキルアウトにもダークマターオイルを使わせることで人手はなンとかなりつつあるな……後は広報と接客だが、接客はウチの売りからしてどうにもならねェ……」ブツブツ

ホスト天使「はあ、はあ、もう未元物質出せねぇよ」ガチャ

白髪赤目「甘いこと言ってンじゃねェぞ格下。もう夕暮れ時だがまだまだオ客サマは来やがるし、俺にも予約は一杯なンだ(主には二名だが)。さっさと持ち場に戻りやがれ」

ホスト天使「クソ、そうは言うがな、俺にも客は入ってるんだぞ?他のヤツの分のダークマターオイルを出すにはかなりの時間を割いちまう」

白髪赤目「…………」

ホスト天使「まっそんなに俺の力が必要ならやってあげてもいいがな」ハン

白髪赤目「ああ。……この店の第一位は当然この俺だが、店が成り立ってるのはオマエがいることが根幹だ。オマエのダークマターオイルがねェと俺と根性でやっていくしかねェがオマエがいることでスキルアウトも使い道が出る。その真似は俺には出来ねェ」

ホスト天使「第一位……」

白髪赤目「勘違いするなよ……オマエの存在が俺の計画に必要ってだけだ……だから、オマエが足を引っ張ンなら容赦なく切り捨てる。俺達の繋がりは有効価値の繋がりだ。それ以上を求めンなら破滅すンぞ」

ホスト天使「……へっ、相変わらずムカつく第一位だぜ。だが、その計画に付き合ってやろうじゃねえか、俺の未元物質に不可能はねぇからな」

白髪赤目「ハッ、なら行くぞ。俺たちの店「堕天使の毒指(ダークエンジェルズゴールドフィンガー)」はまだ上を行く!」

ホスト天使「おう!」





根性体操「この店そんな名前だったのか……」ヒッソリ

648 : とある美容の立身出世(ドラゴニックサクセス)6[] - 2010/07/25 12:15:51.58 mcPSLIg0 6/8

マッサージ店「堕天使の毒指(笑)」

・・・

白髪赤目「ほらよォ、ちっちゃなお口で咥えてやがれェ(タオルを)、そのはしたねェ鳴き声を漏らすンじゃねェぞォ!(以下略」

ミサカ10033号「むぐうぅぅぅぅん!んぐっんぐっんっぎぃぃぃぃぃぃぃ!」

白髪赤目「(ピッ)……はァい、ここまで……ありあとっグッ!?」バタリ

ミサカ10033号「はぁはぁ……また一時間後……?!どうしましたご主人様!?だ、誰かー、ごしゅ、白髪赤目さんがー!」

・・・

白髪赤目「…………」クタリ

冥土帰し「わかりやすいほど明らかな過労だね?しばらくは安静にしてるように」

根性体操「いくら第一位でも一日に5000人の接客だなんて根性出しすぎだぜ……」

白髪赤目「……(おかしい、いつもは常連二名だけだったが今回は番外個体まで来てやがったし……あいつら全員の嗜好が同じというのはありえねェ、向かいの差し金か?)」

ボスゴリラ「……少しは加減して欲しいものだな。能力者。」

白髪赤目「…………」

下っ端運転手「と、とにかくしばらくは休んどけよ。後は俺たちでなんとか回していくし」

白髪赤目「うっせェ、誰に口聞いてやがンだ?てめェらが百人いたところで俺の回転率に遠く及ばねェよ。大体ゴリラ、今日はガキとの約束があるンじゃなかったのか?」

ボスゴリラ「…………」

白髪赤目「明日は残り5000人余りの予約が入ってる。逃がしちゃ店にとっちゃ大打撃だ。すいませンでしたで帰ってくる量じゃねェ、絶対に全員昇天させる」

白髪赤目「第一位は俺だ。美学が足りねェオマエラに一つ教えてやる。これが超一流のマッサージ師だ、クソ野郎」グググ

根性体操「お、おい!まだ動いちゃ」

「ナメてやがるな。よほど愉快な死体になりてえと見える」バタン

649 : とある美容の立身出世(ドラゴニックサクセス)6[] - 2010/07/25 12:17:29.97 mcPSLIg0 7/8

下っ端運転手「おまえは……!?」

ボスゴリラ「…………」

ホスト天使「店と死を天秤にかけたか。感傷的だが、現実的じゃねえな」

白髪赤目「抜かせ、格下、オマエの客と俺の客数にゃ絶対的な差があンだよ」

ホスト天使「そっちこそ、どの口でほざいてやがる。てめぇ自身が言ったじゃねぇか、あの店の第一位はてめぇだが、店が成り立ってるのは俺がいるからだ」

白髪赤目「…………」

ホスト天使「安心しやがれ萎びれモヤシ。てめぇがいなくなったところで支障はねぇよ。」

ホスト天使「『てめぇのお墨付き』の俺さえ残ってりゃあな。てめぇの客だって全部俺が引き受けてやる。」

ホスト天使「10000人来ようが、20000人来ようが……」ググッ



   ホスト天使「俺の『未元物質(ダークマター)』に、常識は通用しねえ」ファサ



白髪赤目「……いちいち自信家なんだよ、自意識過剰が」

ホスト天使「心配するな。自覚はある」



根性体操「うおおおおっ、俺だってやあってやるぞおっ!見せてやるよ、本物の根性ってやつを!!根性に常識は通用しねえっ!」ボボボオオオッ

下っ端運転手「俺だってやってやる!小物には小物のマッサージ道があるのでっす!!」

ボスゴリラ「この程度の覚悟は、決まっている……。無能力の身で、貴様のような化け物と「共に」戦うと誓った時からな」

白髪赤目「てめェら……いいぜ、行け、今からてめェらに地獄への日帰り旅行をプレゼントしてやる、しっかり楽しンで、生きて帰ってきやがれっ!」

天使・根性・運転・ゴリ「「「「おう!」」」」

ガチャ バタバタバタ!

白髪赤目「へっ……まだまだ上に行くぜェ、俺「達」はなァ」ポスン

白髪赤目「三下ァ、オマエが、俺がいなくても店は動いているぜ」

650 : とある美容の立身出世(ドラゴニックサクセス)6[] - 2010/07/25 12:19:42.34 mcPSLIg0 8/8

やっぱり原作の台詞はいいな
ネタも尽きかけだしキリもいい?のでこのシリーズは一旦封印
一人歩きした妄想の行方は誰も知らない