815 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga sage] - 2010/07/27 18:59:42.58 lNeZS/o0 1/64レスほど借ります。
一応>>470-473の続きてきなもの。
※関連
とある空気の読めないバカップル
http://toaruss.blog.jp/archives/1011765604.html
上条の寮。朝。
美琴「ふんふんふーん♪」
上条「わっ!」ダキッ
美琴「きゃっ」
上条「驚いたー美琴?」
美琴「もーう♪ 危ないじゃない当麻ったら! めっ」
上条「へへ…だって美琴が俺のために朝早く起きて弁当作ってくれてるの見るととても嬉しくてさ。エプロン姿似合ってるぜ」
美琴「嬉しい……ねぇ当麻?」
上条「何だよ俺の美琴?」
美琴「キスして?」
上条「またかよ。美琴は甘えん坊さんだなあ」
美琴「ダメ…かな?」ウルッ
上条「いいぜ。ほらよ」チュー
美琴「あ…当麻ぁ」チュー
上条「……ん? あ、おい焦げてるぞ!」
美琴「あ、本当だ! 危ない危ない!」
上条「まったく、美琴はおドジさんだなぁ」コツン
美琴「てへ。多分この玉子焼きも私と当麻の熱々ぶりに耐えられなくて焦げちゃったんだと思う」
上条「もう、美琴は発想がメルヘンだなあ」ナデナデ
美琴「えへへ」
インデックス「(とても居辛いんだよこの空気……)」
映画館にて。
映画『な、何でこんなことに!? た、頼む! 俺を置いて死なないでくれ!!」
黒子「………………」
「むちゅ…れろちゅ……ぺろちゅ……美琴ぉ」
映画『ふ…最初から……こうなることは……分かってたんだ……ぐふっ!!』
佐天「………………」
「あん……ふぁ……ちゅぅ……むぅ……当麻ぁ」
映画『しっかしろ!! 一緒に…最後まで戦うって言ったじゃないか!!』
初春「………………」
「やぁ……変なところ……ん!……触らないでぇ……」
映画『ジョディのことは……頼んだぜ……相棒……ガクッ』
黒子 佐天 初春「………………」
「いいじゃねぇか美琴……暗いし誰も見てねぇよ……むちゅ…れろ」サワサワ
映画『ジョーン!!! 死ぬな!! 死ぬんじゃない!! チクショウ!! ジョーーーーーーン!!!!』
「んぁ…ら、らめぇ……とうまぁ……」
「美琴ぉ……」サワサワ
黒子 佐天 初春「(映画に集中できないんですけど……)」
上条の寮。
上条「じゃあ土御門たちと遊びに行ってくるから夕飯は2人で食べててくれ」
美琴「はーい」
上条「じゃ、行ってきます」
美琴「あ、待って」
上条「ん? 何だ?」
美琴「忘れ物してない?」
上条「あ、そっかそっか。すまん俺としたことが」
美琴「でしょ?」
上条「はい美琴」チュ
美琴「ん、当麻」チュ
上条「じゃ、行ってきまーす」
美琴「楽しんできてねー」バイバイ
バタン!
インデックス「………………」
夕飯時。
美琴「はい、晩御飯の野菜炒めよ。たんと召し上がれ♪」
インデックス「あ、ありがとうなんだよ」
美琴「いえいえ」
インデックス「………………」
美琴「どうしたの?」
インデックス「………その…1つ聞きたいんだけど……短髪は嫌じゃないのかな?」
美琴「え? 嫌って何が?」
インデックス「………だって、とうまと短髪はもう、そうしそうあいなんだよ。同棲もしてるのに、そこに私みたいなお邪魔虫がいたら嫌じゃないのかな?」
美琴「何で? 別に邪魔じゃないよ?」
インデックス「………お、おかしいんだよそれ。わ、私だって年頃の女の子なんだよ。なのに私まで一緒に住んでたら普通は邪魔に思えるんだよ。嫉妬してもおかしくないんだよ」
美琴「どうして私がインデックスに嫉妬するの?」
インデックス「え?」
美琴「だって、インデックスは私と当麻の子供みたいなものじゃない」
インデックス「」
美琴「夫婦が子供を大事に思うのは当然のことでしょ? だから、これからは遠慮せずに私のこと『お母さん』って言ってもいいんだよ? あ、外国では『ママ』とか言うのかな?」ニコッ
インデックス「」
美琴「ほら、口にご飯粒ついてるわよ」フキフキ
インデックス「(この2人の前衛的なバカップル思考には私の10万3000冊の知識でも追いつけないんだよ)」
820 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga sage] - 2010/07/27 19:07:51.02 lNeZS/o0 6/6終わり。
どうしてこうなった。
続きはまた近いうちに。やる気が出れば。