758 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] - 2010/08/20 06:43:32.06 IltzVlE0 1/12別のss書いてた時にふと俺の脳内にネタが浮かびました
忘れるのも何かもったいないと思ったネタなので投下します
【フィアンマ「ご飯くれると嬉しいな」】
上条「……」
フィアンマ「どうした上条当麻?俺様はご飯が欲しいと言っているのだぞ?」
上条「あの…ハウルさん?」
フィアンマ「誰だよハウルって。それよりもご飯をくれるのかくれないのかはっきりしろ。俺様は空腹なのだ。」
上条「いや、結論から言うとおめえのメシねえから。」
フィアンマ「なんだとお!!」(巨大な右手を出す)
上条「こんなとこで右手出すんじゃねぇ!」(ばきっ!)
フィアンマ「べつれへむッッ!!」
ヒューーー……ぐしゃっ!
「うわー!飛び降りだ!」
「誰か!救急車よべ!」
「何だァこのデケェ手みたいなモンは?」
「ハウル!私よ!分かる?」
「人工呼吸をするのである」
「アッー!」
上条「……アイツにはどこか遠いところで幸せになってもらおう」
Take2
フィアンマ「はぁ…はぁ…今のそげぶは効いたぞ上条当麻」
上条「いや、何でまたもや律儀にベランダに引っ掛かってんだよ。」
フィアンマ「こうしないと話が進まないだろ!」
上条「お前意外と融通が利かないんだな。つーか頭から赤い液体が滝の様に流れてるんですけど…」
フィアンマ「赤はミカエルの象徴だ。だから俺様の血は赤い。」
上条「人間ならみんな赤い血だろ。」
フィアンマ「はぁ?テメェの血は一体なn」
上条「赤だよ。青や緑だったら怖えよ」
フィアンマ「何だよ、俺様だけの特別な色だと思ってたのに。」
上条「ああ、あるよなそういうの。好きな子からチョコ貰って喜んでたら、実はみんなその子から貰ってましたみたいな。」
フィアンマ「あるある。本命だと思ってたのに実は義理でしたってな。
しかも本命チョコを別の奴に渡して告白してるとこを目撃しちゃったりとか……」
上条「……」
フィアンマ「……」
フィアンマ「とりあえずご飯くれよカモ条」
上条「この焼きそばパンで良いか?」
フィアンマ「お前それ今踏んでただろ?」
上条「焼きそばパンは踏んで食べるもんなんだ。」
フィアンマ「俺様を外人だと思って馬鹿にしてるな?踏んで食べるのはうどんだ。」
上条「へえ、そうなのか?」
フィアンマ「そうだ。踏む事によってうどんに腰が出るんだ。」
上条「何でお前そんな事知ってんだよ。」
フィアンマ「むしろ何でお前は知らないんだよ。」
上条「俺記憶無いし。」
フィアンマ「いや、消えたのエピソード記憶だけだろ。」
上条「ごちゃごちゃうるせえ!」
フィアンマ「うわっキレやがった。最近の若者怖え」
上条「で、まだそこで布団みたいに引っ掛かってる気か?」
フィアンマ「上やんがご飯をくれるまで動かないぞ」
上条「だから焼きそばパン食えってば。」
フィアンマ「やだよ水虫パンなんて」
上条「みみみみ水虫ちゃうわ!」
フィアンマ「あれ?まさか図星?」
上条「やめろ!俺に変な設定をつけるな!」
フィアンマ「なあムシ条」
上条「なんでも条つけりゃ良いってもんじゃないぞ。」
フィアンマ「寿司食いてえ寿司。寿司食わせろ寿司条。」
上条「寿司みたいに酸っぱい野菜ならあるぞ」
フィアンマ「危ないよそれ。食べたらきっと食中毒だよそれ。」
上条「ぜひお前に食べてほしいんだけど。」
フィアンマ「酷いな、仲間だろ俺様達。」
上条「インデックスとサーシャを誘拐して人の右手を狙う奴でも仲間と呼んでいいのでせうか?」
フィアンマ「ケツの穴の小さい男だな。お前彼女居ないだろ?」
上条「悪かったな。お前こそ友達居ないだろ?」
フィアンマ「居るから!沢山居るから!」
上条「沢山ってどのくらいだよ?」
フィアンマ「えっと、20億人くらい?」
上条「それローマ正教徒の数だろ!」
フィアンマ「良いじゃねえか!人類みな兄弟だ!」
上条「人類を思いっきり見下してる奴が吐いていいセリフじゃないな。」
フィアンマ「これだから人類は嫌なんだ。やっぱ時代は天使だろ。ミカエルちゃんマジ天使長」
上条「お前、もしかしたら人間の友達ができないから人間辞めようとしてたのか?」
フィアンマ「……」
上条「え?図星?」
フィアンマ「……同情するならメシをくれ」
上条「いや、なんかごめんなさい。」
フィアンマ「気にするなよ。友達だろ?」
上条「え?なんか呪いのイタチ人形を手に入れた時と同じ気分なんだけど。」
フィアンマ「お前が友達だと認めてくれないなら、俺様はここから飛び降りるぞ?死ぬぞ?良いんだな?」
上条「まあさっきも死ななかったから大丈夫だと思うけど?つーかベランダから落ちただけで死ぬボスってどうなんだ?」
フィアンマ「ちくしょう俺様をコケにしやがって!見てろよ!見事に死んでみせるからな!」
ヒューーーグシャッ☆
イン「うわ、何か上から降って来たんだよ」
フィアンマ「……」
ツンツン
フィアンマ「……(ピクッ)」
イン「生きてるんだよ。」
Take3
フィアンマ「また死ねなかった……絶望した!言いたい事も言えないこんな世の中に絶望した!」
イン「禁書でも一位を争うほどの傍若無人なキャラが何か言ってるんだよ。」
上条「つーかだから何でまたベランダに引っ掛かってんだよ。お前はベランダの妖精か何かですか?」
フィアンマ「ベランダ系アイドルとでも呼んでくれ。」
イン「キモい」
フィアンマ「クックックッ、禁書目録と幻想殺しが揃ったな。当初の目的通り、貴様らを回収させてもら…アレ?」
上条「ん?どうした?」
フィアンマ「やべえ、第三の腕が出ねえ。腹が空き過ぎた上にベランダから転落したせいで力が…ねえ上やん、何か食べさせてよ。」
上条「だってよ。どうする?」
イン「かわいそうだしご飯を分けてあげたいのは山々だけど、とりあえずそこはかとなく死んでほしいかも。」
上条「すまん、そういうことだ。」
フィアンマ「お前献身的な子羊でも何でもねえよもう。」
イン「うるせえよロリコン。幼女誘拐してんじゃねえよロリコン。」
上条「そうだ、じゃあ一方通行の笑い声をモノマネしてみろよ。そうしたら飯を食わせてやるよ。」
フィアンマ「誰だよその一方通行って?つーか人の名前なのか?」
イン「お前と同じロリコンだよ。」
上条「よしインnanntokaス、お手本見せてやれ。」
イン「くきき…くかきけこかかきくけききこかかきくここくけけけこきくかくけけこかくけきかこけき
きくくくききかきくこくくけくかきくこけくけくきくきこきかかかーーーーーッ!!!」
フィアンマ「何それ?鳥?一方通行って何かの鳥なの?天然記念物?ヤンバルレータ?」
上条「さあ真似して見せろ。」
フィアンマ「仕方ねえ。くきき…くかきけこかかきくけききこかかきくここくけけけこきくかくけ
けこかくくごふっ!ごほっ!げほっ!いや無理だからごほっ!」
上条「さすがは学園都市第一位の喉の強さを持つ一方通行……常人には真似できないか。」
イン「根性が足りないんだよ。」
フィアンマ「ていうか腹が減って声が出ねえよ。」
上条「じゃあ次は何してもらおうかな。」
フィアンマ「上条当麻、もしかしたら俺様で遊んでないか?」
上条「ああ」(イケメンAA)
フィアンマ「初めてですよ、この俺様をここまでコケにしたおバカさん達は。」
イン「バーカバーカwwwww」
上条「飽きたから教皇に連絡して引き取ってもらうとするか。」
フィアンマ「いや、お前教皇の連絡先とか知ってんの?つーかあのじいさん携帯とか持ってたっけ?」
prrrrrrr
上条「あ、もしもし俺です。先日はお世話になりましたー。はい……あっはっはっ、
もうそんなんじゃないですよー。はい、ええまたそちらに遊びに行きますから。じゃあそういう事で。」ピッ
フィアンマ「何か楽しそうだったが、一体何を話してたんだ?」
上条「イタリア語だから何て言ってんのか分からなかった。俺日本語しか話せないし。」
フィアンマ「え?なんかどう聞いても仲良さそうな会話にしか聞こえなかったけど。」
上条「いや、なんかこっちからかけといて一方的に切るのもアレだからさ。間違いでしたってイタリア語でなんて言うかわからないし。」
フィアンマ「ローマ教皇にイタ電した人間はたぶんお前で二人目だ。仲間だな。」
上条「お前もあんのかよ。」
イン「仕方ないから私が代わりに連絡してあげるんだよ。」
Prrrrrrrr
2分後
イン「終わったよ。」
上条「何だって?」
イン「いらないから適当に処理しといてだって。」
フィアンマ「……」
上条「いや、なんつーかドンマイ?」
769 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] - 2010/08/20 06:59:24.83 IltzVlE0 12/12以上です
すまん、別にもったいなくなかったな