930 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[] - 2010/12/11 22:41:51.29 1BQ6RIk0 1/5

>>828とかの人見知り上条さんを書いたものです

また書きました。

上条さんキャラ崩壊 上琴気味

3,4レスもらいます


※関連

苦手なこと
http://toaruss.blog.jp/archives/1018207390.html

恥ずかしい事
http://toaruss.blog.jp/archives/1018207760.html

誇らしい事
http://toaruss.blog.jp/archives/1018207891.html

大切な事
http://toaruss.blog.jp/archives/1018356305.html

元スレ
▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-18冊目-【超電磁砲】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1291435546/
931 : 何とかしたい事その1[] - 2010/12/11 22:42:46.79 1BQ6RIk0 2/5

美鈴「すみません、一緒させてもらっちゃいまして」

詩菜「いえいえ、お気になさらずに」

刀夜「こういうのは、人数が多いほうが楽しいものですから。幸い、子どもたちも顔見知りのようですし」

美琴「ありがとうございます」

大覇星祭の昼休憩、喫茶店で
美琴は母とともに上条家と席を囲んでいた

壮年の男性に、お嬢様っぽい若く見える女性、そして見慣れたばか
なぜか、そのばかはペットボトルのラベルを真剣に見つめている

美鈴「でも、男の子の知り合いなんてねー。もしかして彼氏?」

美琴「ち、違うわよ」

顔を赤くする美琴の横で
ゆっくりと首を横に振る上条

美鈴「へー、じゃ、どんな関係なの?」

美琴「なんていうか、腐れ縁?」

首を縦に振る上条

刀夜「……もうちょっと口を開いたらどうだ当麻」

上条「……」

詩菜「まったく、この子は。ごめんなさいね、昔から人見知りなの」

美鈴「いえいえ、お気になさらずに」

親たちが会話しているすきに
上条が美琴に目で訴えてくる
「助けて」と

どうしろっていうのだ

932 : 何とかしたい事その2[] - 2010/12/11 22:43:43.37 1BQ6RIk0 3/5

美琴「ねえ、大覇星祭の時どうしたのよ。いつも以上だったじゃない」

大覇星祭の後、偶然会った帰り道で
美琴は上条に問いかける

上条「……おまえのお袋さんには悪かったと思ってる」

美琴「私もアンタのご両親もいたじゃない。何がダメだったのよ」

上条「……それがダメだった」

美琴「はい?」

上条「俺、話せる人、その中に混ざる知らない人、この組み合わせが一番怖い」

美琴「そうなの?」

上条「うむ。特に、その知らない人が、話せる人の知り合いだとさらに怖い」

美琴「あの時はそうだったわね。でも、なんで」

上条「話せる人に油断して、口を開くと知らない人に質問されたりするだろ。それがまずい」

美琴「そ、そう」

上条「質問に答えられないと、話せる人も不審がったりしてますます恐ろしい」

美琴「はぁ」

上条「だから、きつかった」

933 : 何とかしたい事その3[] - 2010/12/11 22:44:30.86 1BQ6RIk0 4/5

美琴「ご、ご苦労様」

上条「でも、話せるようにはなんないとな」

美琴「別に無理する必要はないけど」

上条「でも、お前の母さんとはこれからも会うだろ、慣れないと」

美琴「へぇ」

深い意味は無いのだろう
でも、ちょっとうれしい

美琴「外に住んでるんだし、そう機会は無いわよ」

上条「でも、世話になってるお前のおやだしなぁ」

美琴「しかたないわね。次の機会はフォローしてあげるわよ」

上条「すまん、頼む」

美琴「まっかせなさい」

次に母に合わせる時は、
自分たちはどのような関係なのだろうか
ちょっとだけドキドキする


934 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[] - 2010/12/11 22:45:32.25 1BQ6RIk0 5/5

以上です

思っていたより重度の人見知りです

お目汚し失礼しました