930 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[] - 2010/12/11 22:41:51.29 1BQ6RIk0 1/5>>828とかの人見知り上条さんを書いたものです
また書きました。
上条さんキャラ崩壊 上琴気味
3,4レスもらいます
※関連
苦手なこと
http://toaruss.blog.jp/archives/1018207390.html
恥ずかしい事
http://toaruss.blog.jp/archives/1018207760.html
誇らしい事
http://toaruss.blog.jp/archives/1018207891.html
大切な事
http://toaruss.blog.jp/archives/1018356305.html
美鈴「すみません、一緒させてもらっちゃいまして」
詩菜「いえいえ、お気になさらずに」
刀夜「こういうのは、人数が多いほうが楽しいものですから。幸い、子どもたちも顔見知りのようですし」
美琴「ありがとうございます」
大覇星祭の昼休憩、喫茶店で
美琴は母とともに上条家と席を囲んでいた
壮年の男性に、お嬢様っぽい若く見える女性、そして見慣れたばか
なぜか、そのばかはペットボトルのラベルを真剣に見つめている
美鈴「でも、男の子の知り合いなんてねー。もしかして彼氏?」
美琴「ち、違うわよ」
顔を赤くする美琴の横で
ゆっくりと首を横に振る上条
美鈴「へー、じゃ、どんな関係なの?」
美琴「なんていうか、腐れ縁?」
首を縦に振る上条
刀夜「……もうちょっと口を開いたらどうだ当麻」
上条「……」
詩菜「まったく、この子は。ごめんなさいね、昔から人見知りなの」
美鈴「いえいえ、お気になさらずに」
親たちが会話しているすきに
上条が美琴に目で訴えてくる
「助けて」と
どうしろっていうのだ
美琴「ねえ、大覇星祭の時どうしたのよ。いつも以上だったじゃない」
大覇星祭の後、偶然会った帰り道で
美琴は上条に問いかける
上条「……おまえのお袋さんには悪かったと思ってる」
美琴「私もアンタのご両親もいたじゃない。何がダメだったのよ」
上条「……それがダメだった」
美琴「はい?」
上条「俺、話せる人、その中に混ざる知らない人、この組み合わせが一番怖い」
美琴「そうなの?」
上条「うむ。特に、その知らない人が、話せる人の知り合いだとさらに怖い」
美琴「あの時はそうだったわね。でも、なんで」
上条「話せる人に油断して、口を開くと知らない人に質問されたりするだろ。それがまずい」
美琴「そ、そう」
上条「質問に答えられないと、話せる人も不審がったりしてますます恐ろしい」
美琴「はぁ」
上条「だから、きつかった」
美琴「ご、ご苦労様」
上条「でも、話せるようにはなんないとな」
美琴「別に無理する必要はないけど」
上条「でも、お前の母さんとはこれからも会うだろ、慣れないと」
美琴「へぇ」
深い意味は無いのだろう
でも、ちょっとうれしい
美琴「外に住んでるんだし、そう機会は無いわよ」
上条「でも、世話になってるお前のおやだしなぁ」
美琴「しかたないわね。次の機会はフォローしてあげるわよ」
上条「すまん、頼む」
美琴「まっかせなさい」
次に母に合わせる時は、
自分たちはどのような関係なのだろうか
ちょっとだけドキドキする
了
934 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[] - 2010/12/11 22:45:32.25 1BQ6RIk0 5/5以上です
思っていたより重度の人見知りです
お目汚し失礼しました