263 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[] - 2010/12/15 16:58:10.61 DmKQnAU0 1/63、4レスほどもらいます
ちょっと下ネタ気味、苦手な人注意
夏休みの午後
上条「コンビニにでも、行くかぁ」
財布を掴み、ズボンのポケットに突っ込む
そう言えば、今日は暑くなるとTVで言っていた
念のためにタオルでも持っていこうか
上条「お、使いかけっぽいけど、これでいいか」
ベッド脇に転がっていた
化学繊維を首に巻き
立ち上がる
さぁ、でかけよう
美琴「あれ? 一枚足りない」
どこにやったのだろうか
昨日一日の行動を振りかえる
美琴「あ、あそこか。……黒子!」
黒子「何でございますの?」
美琴「ちょっと出かけてくるね」
黒子「行ってらっしゃいませ」
恥ずかしいので、
あいつに見つからないようにとってこよう
上条「おぅ、一方通行じゃねえか。奇遇だな」
一方「おゥ、オマエかァ……あァ!」
上条「ん、どうしたんだ?」
一方(な、何でこいつはルーズソックスを、く、首に巻いてやがンだァ!?)
しかも、時折顔に擦り付けて
爽快そうな表情をしている
一方「な、なンでもねェよ」
上条「しっかし、今日は汗かくなぁ」
一方「あ、あァ」
むしろ、今は冷汗で背中がぐっしょりだ
上条「じゃ、俺コンビニいくんで。またな」
一方「お、おゥ、、またな」
ルーズソックスを首にかけたまま
上条が去る
どう反応していいのか、わからない
でも……
佐天「いらっしゃいませー」
コンビニでバイトにもようやく慣れてきた
夏休みは変な客も多いが多少の事では動じなくなったと思う
佐天「ん、あれは御坂さんの……へ!?」
首に、ルーズソックスを巻き付けた男が入ってくる
その顔だけは知っている
以前、友人に写メを見させてもらった
佐天「な、な、な」
男は雑誌コーナーで立ち読みを始める
ごく普通の行動すぎて、むしろ怖い
佐天「ま、まさかそーゆープレイ……」
しばらく、友人の顔をちゃんと見られそうにない
まさか、あんな趣味だったとは……
上条宅
美琴「ええと、あった、あった。うん、アイツに見つかる前に帰ろう」
しばらくして
上条「あれ? さっきのタオルどこやったっけ? ……まさか落としたのか、不幸だ」
その後
美琴「ん、佐天さんどうしたの? 私の足に何かついてる?」
佐天「いえ、なんでもありません(やっぱ、あの時の……)」
同時刻、某所
番外個体「ん、ミサカ達の足もとに何か落ちてる?」
打ち止め「さっきからずっと見てるよね? ミサカはミサカはあなたの様子がおかしい事を気にしてみたり」
一方「な、何でもねェよ」
不思議そうな二人に
聞こえないように小さく呟く
一方「……やべェ、目覚めちまったァ」
了
268 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[] - 2010/12/15 17:02:34.32 DmKQnAU0 6/6以上です
広げたルーズソックスってタオルに似てるよね! っていうお話でした
お目汚し失礼しました