677 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[] - 2010/12/18 22:41:54.94 1bnFRGk0 1/64,5レスもらいます
もしも上条さんが勉強が得意で
かつ美琴と同学年だったら
ある意味キャラ崩壊注意してください
美琴「いよいよ、雪辱を果たす時が来たわね……」
放課後、帰ろうとした上条当麻の前に
クラスメートの御坂美琴が立ちふさがる
上条「何を唐突に言い出すんだよ、お前」
美琴「うるさいわね! 忘れたとは言わさないわよ!」
言いながら美琴が詰め寄ってくる
ふわっと微かに甘酸っぱい匂いが漂う
上条「上条さんに心当たりはありませんよ」
内心の動揺を悟られないように
つとめて冷静に返す
美琴「ふざけんな! 今のところアンタに2連敗中なのよ!」
上条「だから、何だよ」
美琴「だ・か・ら! 一回目は私の電撃を打ち消した事!」
上条「ああ」
そう言えば、そんな事もあったような気もする
入学式の前日
絡まれている女の子を助けようとしたら
チンピラごと電撃を浴びせられた
まさか、その女の子と
クラスメートになるとは思わなかった
美琴「あの時の悔しさは忘れないわ……」
上条「お前って意外と根に持つタイプだよな」
美琴「うるさい! そして二回目! 中間テスト!」
上条「俺が学年トップだったな、お前が2位。でも理数系はお前のが上だったろ」
美琴「総合点で負けてちゃ意味無いの!」
上条「ま、そうだな」
実は上条も理数系で負けた事は、ちょっと悔しかったりする
なので、今回は理数系に力を入れた
不幸をばねに勉強とスポーツに打ち込んできたのは伊達ではない
美琴「ふふふ、首を洗ってまってなさいよ!」
上条「ふん、そう簡単に上条さんを倒せると思うなよ」
垣根「……仲いいな、お前ら」
学園都市第2位にして中間テスト第3位の
クラスメートが何か言っている
でも、今は美琴しか見えない
ラブとかではなく
……いや、ほんと
だから、ラブ的意味じゃないって
美琴「期末テストに続いて、黒星が増えたわね……」
上条「お前は何でも勝負で考えんのか……」
包帯グルグル巻きの姿でベッドに横たわりながら
見舞いに来た美琴に突っ込む
美琴「そうでもないわよ」
上条「どーだか」
期末テスト後の夏休み
美琴のクローン『妹達』を巡る事件
美琴と『妹達』を守って上条は
学園都市最強の能力者に挑み、
ギリギリで勝利をもぎ取った
美琴「……一度しか言わないわよ」
上条「ん、何だ」
上条から目を背け
ほんの少しだけ頬を赤く染めて
美琴「……あ、ありがとう」
消え入りそうな声で美琴が囁く
美琴「でも、二学期の中間テストでは手加減しないからね!」
顔を真っ赤にしたまま
大きな声で美琴が叫ぶ
看護婦「上条さん! 他の患者さんの迷惑です!」
上条「あ、すみません。……お前のせいで怒られたじゃないか」
美琴「う、うるさ……ごめん」
素直に美琴が頭を下げる
しょんぼりとしたその姿が
何故か可愛らしくみえてしまい
上条「ま、次のテストも俺がいただくけどな」
その自分の感情を誤魔化すように
美琴に対して宣言する
美琴「ふん、アンタの時代は終わりよ」
上条「ふん、返り打ちにしてやるぜ」
看護婦「仲良いわね、貴方達」
担当の看護婦さんが何か呟いていたが
気にしない事にする
今は美琴しか見えない
了
682 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[] - 2010/12/18 22:47:41.16 1bnFRGk0 6/6これ、夏休み明けにていとくんが記憶喪失とかじゃないですかね
微妙にかいていて某少女漫画を思い出しました
お目汚し失礼しました