956 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[] - 2010/12/22 18:24:34.99 wwFr/VI0 1/5

>>891の上琴を書いたものです

同じ話の上条視点を書きました

3,4レスもらいます


※関連

仕事帰りに
http://toaruss.blog.jp/archives/1018946264.html

元スレ
▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-19冊目-【超電磁砲】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1292144549/
957 : 仕事帰り 上条編1/3[] - 2010/12/22 18:25:49.03 wwFr/VI0 2/5

美琴「もういっけんいくぞぉ!」

上条「呑み過ぎですよ、御坂さん」

酔っ払いと化した年下の上司を背負いながら
夜の街を歩く
酒で少しだけ火照った体に夜風が気持ちいい

美琴「いいじゃん! いくぞぉ!」

上条「だめですって」

上条の背中で子どものように騒ぐ上司を宥める
綺麗になったのにむしろ昔よりも子供っぽい気がする

美琴「あったしさぁ、ちゅーがくの時アンタの事好きだったんだぞぉ」

言われれば、思い当たる事は多い
ペア携帯、よく街中で用も無いのに呼び止める事
そういった事があったのに
気付かなかった過去の自分は鈍いとしかいえない

上条「そうですか。……俺は」

勤務中はスマートだが、たまに今のように隙をみせる
この女上司は上条にとって

「今、好きですけど貴女の事」

いつの間にか、どうしようもないくらい大切な存在になっていた

958 : 仕事帰り 上条編2/3[] - 2010/12/22 18:26:45.65 wwFr/VI0 3/5

美琴「な、な、な、なに」

上条「高校の頃は、ケンカ友達くらいにしか思ってませんでしたけど。今一緒に働いて、近くで貴女を知っていくうちに」

上条「いや、あの頃から貴女は近くで助けてくれてたのに俺がバカだっただけですけど」

あの頃も、守りたい人の一人ではあった
大切な友人だった
でも、それだけだった
だが、今は違う

美琴「じゃ、付き合っちゃう?」

上条「いいんですか?」

軽く言われた言葉に、心臓が跳ねあがる
自分は冷静に返しているのだろうか

美琴「いいわよ。私、今彼氏いないし」

上条「……じゃ、付き合いますか」

普通に返事ができている事が、奇跡だと思う
いい年して彼女の一人もできた事のない自分が

959 : 仕事帰り 上条編3/3[] - 2010/12/22 18:27:28.38 wwFr/VI0 4/5

美琴「うん。……あのね」

上条「なんですか」

美琴「二人きりの時はさ、昔みたいな話し方して昔みたいに呼んで」

上条「でも」

昔とは違う
上司と部下であり、さらに
今は上条の方が惚れている側だ

美琴「お願い」

上条「わかったよ、ビリビリ」

美琴「呼び方はそこまで戻んなくていい」

上条「じゃあ、美琴。……これでいいのか」

美琴
あの頃は何も気にせずに口に出していた言葉が
こんなにも、今は愛おしい

美琴「……うん」

その小さな美琴の呟きに
嬉しさが混じっているのが
何となくわかる

こうやって、この先も彼女を喜ばせていきたい
それだけは守り続けたい



960 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[] - 2010/12/22 18:28:41.60 wwFr/VI0 5/5

以上です

お目汚し失礼しました