土御門「今日もお仕事楽しくねえー」
結標「はあ……せっかくのイブだというのに、私達には浮いた話が1つもないのね……」
土御門「畜生アイツ等特に海原ァ! 『今日明日はショチトルと過ごすので仕事の方は心苦しいですが遠慮させて下さい』だとよ! カアー! 今頃義妹とヨロシクやってやがるんだにゃー!」ムキー!
結標「一方通行の奴も11月始めに連れてきたあの目つきと口が悪い女とイチャイチャしてるに違いないわ! ああもう腹が立つ! つまらない事情で仕事に穴空けんなっつの!」ムキー!
結標 土御門「「リア充共爆発しろー!」」カチッ
ドゴーン!
土御門「ふいースッキリしたぜい」ツヤツヤ
結標「鬱憤を晴らすにはお誂え向きの仕事だったわね」ツヤツヤ
土御門「つーかあっという間に終わったおかげで暇人完成ぜよ」
結標「………………」チラッ
土御門「ん? なんか用かにゃー?」
結標「い、いや、その。そ、そんなに暇だというなら、ちょっと、付き合いなさいよ?」
土御門「すまん結標。俺には舞夏という掛け替えのない義妹がいるんだ」キリッ
結標「そ、そういう意味じゃないわよ! ただその、服を買いたいから、男目線で選んで欲しいから付いて来なさいって言ってるの」
土御門「若干上から目線なのが気になるがまあいいか。ちなみに舞夏は今日繚乱の創立記念パーティーで俺んちには来れないっつってたし、夜の方もオッケーだぜい?」
結標「だ、だから服買うだけだっつの! 何を期待してるのよエロ御門!」
土御門「ギャハハハ! 冗談に決まってるぜよ! お前の方こそなーに期待しちまったのかにゃー?」
結標「んなっ!? ぐっ……だああ! もういい! そんなに嫌なら1人で行くわよ!」
土御門「別に嫌だとは言ってないぜい? んじゃ、行きますかにゃー」
ギュッ
結標「ッ!///」
結標(……相変わらずズルいなあ。初めてコイツを『案内』した時も、いきなり手を繋いでくるんだもの……/// こんな事で惚れてしまった私って、案外純情なのかしら? なんてね///)
セブンスミスト
結標「これ、どうかしら?」
土御門「うーん、もうちょっと露出が欲しいとこだぜい」
結標「あのね、土御門。今は冬よ? 露出は少なくて当然だと思わない? というか、別に趣味でああいう格好してるわけじゃないのよ?」
土御門「分かってるぜよ。でもなあ、結標って結構着痩せするタイプに見えるからにゃー」
結標「そ、そう?///」
土御門「そうそう、主に胸が」
結標「ッ!///」バッ
土御門「だはは、胸は小さく見えた方が得だぜい? 『私、脱いだら凄いのよ?』って出来るし」
結標「……ば、馬鹿じゃないの?/// というか真面目に選びなさいよ、馬鹿」
土御門「あんまり馬鹿って言われるとオレショックで際どいのばっかり選んじまいそうだぜい。おっ、コレなんか良さそうだぜよ」
つメイド服
結標「普段着だっつってるでしょうがなんでメイド服なのよ!? だからあの格好は趣味って訳じゃ」
土御門「だって結標がオレの事馬鹿馬鹿って罵るんだもん、仕返しの1つもしたくなるぜよ」ブーブー
結標「わ、悪かったわよ……」
土御門「それに、結標なら何着たってサマになりそうだしにゃー」ニコッ
結標「ッ!///」ドキッ
結標(だからそれがズルいっていうのよあんたはあああ!/// もう、あんたの事直視出来ないじゃない……///)
土御門「そんじゃコレなんかどうだにゃー?」
結標「あら、いいじゃない。じゃあコレ」
土御門「買ってやるぜい?」
結標「はっ!? いいわよ別にそこまでしなくても!」
土御門「いいからいいから」
結標(もう、格好つけちゃって……馬鹿///)
帰り道
結標「悪いわね。買い物に付き合わせたうえに買わせてしまって」
土御門「はっはっは、今日の土御門さんは太っ腹なアロハサンタなんだぜい?」
結標「ぶふっ! あははは! ア、アロハ、サンタって!」
土御門「今日の結標は随分笑いの沸点低いにゃー?」
結標「まあ、クリスマスだし、ね」クスクス
土御門「その理屈はよく分からんけど、まあ……」
結標「……? どうかした?」
土御門「そうしてニコニコしてる結標は、この世の誰よりも可愛いぜい?」キリッ
結標「ッ!!/// ……義妹、より?///」
土御門「ああ」ニヤッ
結標「……ふん。優しい嘘をどうも///」プイ
土御門「違うな。悪いがコイツは」トコトコ
嘘じゃねえ
結標「ッ!?!?//////」ドキーン!
土御門「……ははっ。そんじゃにゃー! エンジョイユアクリスマース、なーんちゃってー」ヒラヒラ
トコトコ……
結標「………………もう……馬鹿//////」プシュー…
175 : Are you enjoying the time of eve?[] - 2010/12/24 18:39:17.22 kbYt2.AO 5/5終わり
結標さんは土御門と付き合っちゃえばいいと思います