937 : とある科学のドラフト会議[sage] - 2011/02/06 17:59:39.78 PiX8fUhZ0 1/13

土御門「第一回! 学園都市ドラフト会議だにゃー!」

御坂「……」

垣根「……」

一方「……」

土御門「ん? 反応が悪いな? ここは盛り上げていくべきところだぜい」

御坂「……アイツの後を追っかけてきたら……」

垣根「冷蔵庫状態から復活したら……」

一方「クソガキ探してたらよォ……」

「「「何だこれ!?」」」

土御門「見ての通り、ドラフト会議の会場だにゃー」

一方「はァ、テメェの言ってる意味がわかんねェンですけどォ?」

御坂「よりにもよって、なんでコイツがいるの……あ、初めまして」

垣根「おお、初めまして。なかなか可愛い顔してんじゃねえか」

御坂「げっ、なにこの人……」

元スレ
▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-22冊目-【超電磁砲】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1295367884/
938 : とある科学のドラフト会議[sage] - 2011/02/06 18:00:29.79 PiX8fUhZ0 2/13

土御門「まあまあ、他でもない、レベル5のトップスリーに来てもらったからには、それなりのわけがある」

御坂「(というと、このホストかぶれっぽい人は、第二位なの?)」

一方「ふざけた理由だったら、ブン殴る」

垣根「そうだな。テメェがそこにいるだけで、俺の血管はち切れそうだからよ」

一方「クカカッ! そりゃもともとだろうがテメェのクソみてェな脳味噌はよォ?」

垣根「あ? 貧弱野郎が好き勝手ほざいてんじゃねぇよ、今度こそテメェを潰す!」

一方「へェ? やってみやがれクソメルヘンがよォ!!」

御坂「ちょ、ちょちょちょちょ! 何これ!?」

土御門「二人ともやめろ。今回はそんなシリアスな展開を望んでるわけじゃない」

御坂「そ、そうよ。それに、なんで集められたのかわけも知りたいし」

垣根「チッ」

一方「ハッ」

939 : とある科学のドラフト会議[sage] - 2011/02/06 18:01:37.68 PiX8fUhZ0 3/13

御坂「ふう。……で? ドラフトって、どういうことなの?」

土御門「おお、そうだ。それを説明させてくれ。実は今回、アレイスター直々の命令で、お前たちを集めることになった」

一方「アレイスター……」

垣根「あの野郎……」

土御門「ドラフトのシステムは知ってるだろう? 野球でやるアレ。球団側、すなわち指名する側として今回お前たち三人が選ばれた」

御坂「……つまり、私達がそれぞれ、学園都市にいる人達の中から好きに指名していくってわけ!?」

土御門「そのとおりだぜい。さすが第三位、理解が速い。とはいっても、今回は試験的な段階だからにゃー。そのチームが実現するかどうかはまだ分からない」

御坂「(試験段階なのね……でも、これ上手くいけば、あ、アイツと……)い、いいじゃない! 面白そうよ!」

一方「……クカカカッ。テメェの頭はホントめでてェな、オリジナル?」

御坂「……な、なによ! どういう意味?」

一方「何のためにドラフトで集めて、何のためのチームなのか、まだ全然説明されてもいねェってのに、よくそこまで能天気でいられるもんだァ」

垣根「テメェに賛成したくはねえが、同感だな。一応学園都市屈指の能力者が指名してチームを組む、っていうところにきな臭さしか感じねえ」

御坂「え……えと、それは」

垣根「……新たな暗部組織を作ろうとしてんのか、っていうことだ」

御坂「あ、暗部……?」

940 : とある科学のドラフト会議[sage] - 2011/02/06 18:02:24.77 PiX8fUhZ0 4/13

土御門「ちょっと待て。チーム、とは少し違う。言葉のあやだぜい」

一方「ハッ。どっちにしても同じことだァ。ふざけたことさせやがって」

土御門「ちょいちょい。お前ら、勘違いしているぞ。第三位、そんなに不安がらなくていい」

御坂「えっ……そうか、そうよね」

垣根「いや、まだ気は抜けねえ」

一方「じゃあ、聞こうじゃねェか。ドラフトで、俺たちは何を集めんのかをよォ」

土御門「お前たちがドラフトで決めるのは、共演者だ」

御坂「」

垣根「」

一方「オイ。どういうことですかァ?」

941 : とある科学のドラフト会議[sage] - 2011/02/06 18:02:59.30 PiX8fUhZ0 5/13

土御門「学園都市の学生ほぼ全員が見ているテレビ。アレイスターは思った。俺も番組作りたい」

垣根「なんだ、このいきなりな物語口調」

土御門「アレイスターは思った。学園都市は俺の思うがまま。局乗っ取れば楽勝じゃね?」

御坂「会ったことないけど、腹立ってきたわね」

土御門「しかし失敗した。アレイスターの夢は露と消えた」

一方「だっせェなァ、オイ」

土御門「だが、アレイスターの必死な頼み込みによって、夜十時~十一時の枠を一つ手に入れることに成功した。いや、ほとんど俺の働きだけどにゃー」

垣根「だんだん話が見えてきたな」

土御門「ただし、条件が一つあった。学園都市の学生にとってためになる番組。そこでアレイスターは、学園都市の学生が目指すべきレベル5、彼らをホストとした番組を作れば、プランとしても中々いいものになるに違いない、と考えた」

御坂「それで、私達っていうわけね」

土御門「そうだ。で、せっかくだからレベル5自身に共演者も番組のコンセプトも決めてもらおうと言った。というか、この時点でアレイスターはすでに飽きていた」

一方「オイ、ちょっと待て」

土御門「そりゃ飽きるのも当然。もとは、○○トーークのドラフト会議企画を見て思いついたものだからな!」

一方「オオオオオイッ!! じゃあハナっから○○トーークの企画のパクリやりますっていえばよかっただろうがァッ!!!!」

垣根「同感だコラ! なんだよ最初なんか真面目にシリアスな雰囲気だしちまった俺が恥ずかしいだろうが!」

御坂「ホントね。数レス無駄にしたわよ」

942 : とある科学のドラフト会議[sage] - 2011/02/06 18:03:32.84 PiX8fUhZ0 6/13

土御門「と、いうことでドラフト会議やるんだぜい。本家とほとんど同じルール。つくるのは、夜十時から十一時のトーク番組。お前たち三人それぞれが司会となり、アシスタントを含めた計八人を学園都市の人間の中から指名する」

御坂「まずは、番組名とコンセプトね?」

土御門「そうだ。共演者も考えつつ決めた方がいい。ちなみに、共演者は学園都市の中の学生を中心に選んでほしいにゃー。大人や子供も選んでも構わないけどな」

一方

土御門「一応、学生のための番組、という名目だからにゃー。んじゃ、シンキングターイム!」

垣根「お前のそのノリがそこはかとなくムカつくわ」

御坂「(うーん、どうしようかな……アイツをアシスタントに……いや、なに考えてんのよ私!)」

一方「(オレらしィ番組……これしかねェだろ)」

垣根「(やってらんねえ……クソ、でも従うしかないのか……いや、これをうまく利用すればあるいは)」

土御門「ちなみに、面識ないやつでもオッケーってことにするぜい、と元春は読者に前置きをします」

土御門「しゅうりょ~! では、第三位から番組名とコンセプトを教えてもらおうか」

943 : とある科学のドラフト会議[sage] - 2011/02/06 18:04:25.76 PiX8fUhZ0 7/13

御坂「はい!これよ」


『美琴の部屋』


土御門「」

一方「うン……?」

垣根「まあ、トーク番組だしな」

御坂「え、なにその期待はずれみたいな顔。これ、別に大喜利でもなんでもないでしょ!?」

土御門「うーん、うーん……も、もちろんだぜい」

御坂「ちょっと、なにそれ!? 『ゲコ太の部屋』と迷って、ようやくこれに決めたのに!」

一方「オマエのネーミングセンスのクオリティーの低さに驚きを隠せないんですよォ」

垣根「もう少しひねろよ。やっぱり、第三位はこんなもんだよな」

御坂

土御門「まっ、まあまあ。シンプルで分かりやすいっていうのもアリだと思うぜよ」

御坂「くっ、そ、そうよね! さすがよく分かってる!」

土御門「(そこまで手放しで褒めてもいないけどにゃー)それで、コンセプトは?」

御坂「えーっと、そのぉ……最近気になる男子のことを……そのぉ、相談しつつ、話したり、い、いろいろ応援し合ったり……」

一方「(完全に番組の私物化じゃねェか。今からオマエは御坂紳助だァ)」

垣根「(なんてスイーツ)」

土御門「つまり、恋愛系のガールズトーク番組、ということでいいかにゃー?」

御坂「へっ、あ、そう、そうね! って、違う、恋愛とか違う、別に、私はただ、アイツにいろいろ困ってるからちょっと話したりしたいだけで、だから」

一方「忘れてませン? オマエが三下を共演者に指名するンなら、その番組は単なるテメェのねるとんにしかなんねェってことをよォ」

御坂「」

一方「『お願ィしまァーす!』ッてかァ? クカカカカッ」

垣根「うわ、今のセリフキモイ」

土御門「というか、一方通行(笑)がねるとんを知ってることが驚きだぜい。どういう気分で見てたんだか」

御坂「だ、だから恋愛とかとは違うって言ってんでしょ! いいわよ、私は『美琴の部屋』、このコンセプトで頑張るわ! べ、別にアイツなんてそもそも最初から指名する気さえないわよ!」

一方「(ドツボにはまったなァ)」

944 : とある科学のドラフト会議[sage] - 2011/02/06 18:04:57.82 PiX8fUhZ0 8/13

土御門「じゃあ次、第二位よろしく頼む」

垣根「俺は、これだ」

『ダークマタン・ヌーボ』

御坂「うわ……人のこと言えないじゃない」

土御門「たぶん、思いついた時はよっしゃ! って思ったんだろうな。でもよくよくみると無理矢理感がにじみ出ている」

一方「つっまんねェ。つーかオマエ、元の番組どういうものか分かってんですかァ? 女三人の自然体ゆるゆるトークですよォ? テメェがどの面下げてゆるゆるだ、クソがァ」

御坂「(思ったけど、こいつの視聴番組の守備範囲広いわね)」

垣根「バカかテメエは。名前を少し借りただけだろうが」

土御門「結構原型残しているけどにゃー」

一方「名前だけ借りるとか、グータンディスってるんですかァ? 日常がグータン・ヌーボの俺をなめンじゃねェ」

御坂「(に、日常がグータン・ヌーボ……?)」

土御門「番組名はともかく」

垣根「ともかくって何だ」

土御門「コンセプトは?」

垣根「おう、よく聞けコラ。ゆるゆるな日常の中に溜まった心の未元物質(ダークマタ―)を、思いっきり白モヤシに吐き出すっていう寸法だ」

一方「寸法だじゃねェよ、嘔吐は別のとこでやれよ汚ねェな」

御坂「というか、ゆるゆるな日常の中で溜まる未元物質ってなんなのよ」

土御門「すなわち暴露系の番組、ということでいいか?」

垣根「そうやって常識の枠に当てはめられるのは好きじゃねえ」

一方「『ゆるゆる』っていうワードは明らかに元の番組に引っ張られているだろうがァ」

御坂「あんまり独自性ないわね」

垣根「おい第三位。『美琴の部屋』っていう黒歴史をもう忘れたか」

945 : とある科学のドラフト会議[sage] - 2011/02/06 18:05:26.10 PiX8fUhZ0 9/13

土御門「最後に、一方通行! ずずいっと頼むにゃー」

御坂「あれだけ色んな番組を知っている一方通行。楽しみでもあるし、怖くもあるわね」

垣根「俺は怖さしかねえな」

一方「これしかねェだろ」

『アクセラさんといっしょ』

御坂「」

垣根「」

土御門「」

一方「クッ。素晴らしさのあまり、言葉も出ねェかァ? このハートフルさ! 誰にも真似できやしねェ!」

御坂「いや、元ネタあるし。ていうかあんたが真似したんでしょ」

垣根「ねえ、ねえわ……」

土御門「はっ! ふう、目が覚めた……とりあえず、コンセプトを聞こうか」

一方「見てわかんねェか?」

垣根「分かるけど分かりたくねえんだよ」

一方「ケッ。そんなクソなテメェらにも分かるように教えてやる。つまりだ、子供から大人まで楽しめる最強のトーク番組! これ以上の説明があるかァ?」

土御門「足りないところだらけだと思うにゃー」

垣根「これのどこが大人までなんだよ。子供から大きい子供までの間違いだろ」

御坂「少なくともこれタイトルからしてすでに朝よね。夜十時にこんな番組名があったら怖くて見れない」

一方「なんだなんだよなんですかァ!? テメェら僻んでんじゃねェよ、これのどこに不満があるっていうんだァ!?」

御坂「不満。学園都市に悪影響しか与えないと断言できるわ」

垣根「むしろ、怖さと不満とイタさしかねえよ」

土御門「改名を要求するにゃー」

一方「てっめェら……いいぜいいぜェ! これの他に迷っていた奴があるからそれに決定だ文句言ったらぶっ殺す」

垣根「え、いや、まじでやめて」

一方「ここは、原点に戻るぜェ!」

『ロリトーーク!』

御坂「」

垣根「」

土御門「」

946 : とある科学のドラフト会議[sage] - 2011/02/06 18:06:06.33 PiX8fUhZ0 10/13

土御門「ていうことで、早速ドラフトにうつるぜい……」

御坂「大丈夫? もうすでに投げやりになってるわよ」

垣根「いや、さっきのあれはあれで決定なわけ?」

土御門「もう、好きにすればいい」

一方「クカッ、クカッ」

御坂「いや、好きにしちゃダメでしょ」

土御門「じゃあ……気を取り直してドラフト。ポジションはこうなっている。星印がお前たちの位置だ」

       ⑦
     ⑥
   ⑤   ③  ☆ ⑧
 ④   ②
   ①           

土御門「指名して、取れたらポジションを決めて、その理由も言う。指名がかぶったらくじ引きだにゃー」

御坂「(まず、一位指名をどうするか……)」

垣根「(他とかぶることはまずねえと思うが……一応用心だな)」

一方「(ロリの星が付いている限り、俺に死角はねェ)」

土御門「よし! まずは第一順目、第三位から!」

947 : とある科学のドラフト会議[sage] - 2011/02/06 18:08:20.34 PiX8fUhZ0 11/13

御坂美琴指名

麦野沈利(アイテム)


垣根「なにーっ!! かぶりやがった!!」

御坂「え、嘘!?」


垣根帝督指名

麦野沈利(アイテム)


土御門「おっ、いきなり面白いことになりそうだぜい!」

御坂「え、だって、私となにか(恋愛事情)が似てるから、いいかなーって思ったのよ」

垣根「いや、あいつは俺の方だろ! 学園都市で最も未元物質が溜まりに溜まりまくってわけ分かんねえことになってる代名詞だろ」

土御門「第四位が怒りそうな言葉だにゃー。先に、一方通行を見ることにしようぜい」


948 : とある科学のドラフト会議[sage] - 2011/02/06 18:09:07.79 PiX8fUhZ0 12/13

一方通行指名

インデックス(必要悪の教会)


御坂「え? 打ち止めじゃないの?」

一方「クカカカっ、打ち止めは心配しなくてもオマエらがとることはねえだろォ? だったら先にロリの堤防を築いてやるよォ!!」

御坂「(作戦変更! 一刻も早く打ち止めを取って、安全にしてやらなくちゃ。でもその前に)」

垣根「よし。じゃ第三位。くじ引こうぜ」

土御門「待て待て。一方通行」

一方「ン?」

土御門「確かにインデックスは学園都市にいるが……その、魔術側だ」

一方「あァ!? どういうことだァ」

土御門「今回のドラフトの対象には入れない。無効とする」

一方「ッざけんなアアアアアッ! 俺の、俺の『ロリトーーク!』がァッ!」


アレイスター「そううまくいくと思うなよ、一方通行」

949 : とある科学のドラフト会議[sage] - 2011/02/06 18:12:27.29 PiX8fUhZ0 13/13

中途半端でごめんなさい
力尽きた……
さすがに全部書く余力はなかった
もし思いついたらこの続きもまた書きたいと思っています

ドラフトネタは、自由に使っていただいてかまいません
駄文失礼しました