604 : マッスルボディは傷つかねェ[saga] - 2011/03/01 18:25:10.97 I8jGdctAO 1/6



小学六年生の頃の一方通行

一方通行(……友達できねェ)

一方通行「TVでも見るかァ……」

通販番組

『今回ご紹介するのはこれ!
 毎日続けるだけで驚きの肉体を作る事が出来る夢の様な商品。
 その名も、「マッスルアッパー」!!』

一方通行「……ハァ?」

『これさえあればアナタもムキムキマッチョに大変身!
 一日三十分でほーら! 素敵で無敵の筋肉ライフ!』

一方通行「筋肉? くだンねェな」

『では使用者の体験談を聞いてみましょう!
 イギリスでお使いになってるウィリアムさんの歓喜の声です!』

『この「マッスルアッパー」を使ってからみるみるうちに筋肉が付いて来たのである。
 おかげで性格が明るくなったり、自分に自信が持てたり、
 友達も増えて言うこと無しである』

『この様に「マッスルアッパー」は必ずアナタに素晴らしい人生を提供します!
 さあ今すぐお電話を!』

一方通行「……友達……素晴らしい人生」

一方通行「…………」

ピッピッピッ プルルルル

一方通行「あっ、すいませン、商品についてお聞きしたいンですけどォ……」

元スレ
▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-24冊目-【超電磁砲】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1298034529/
605 : マッスルボディは傷つかねェ[saga] - 2011/03/01 18:25:40.34 I8jGdctAO 2/6



上条「お前が第一位の一方通行か……ってえええ!!!」

一方通行「なンだァ? 今は実験中だからさっさと消えろ」

上条(めちゃめちゃマッチョのイカツイ男とか聞いてないんですが!?)

一方通行「チッ、いいから失せろ三下ァ」

上条「い、いや、そういう訳にもいかないんだよ! お前を倒して実験を止める!」

一方通行「ほォ……いい度胸じゃねェか、来いよ」

上条「うおおおお!!」

上条は必死の思いで雄叫びをあげながら、一方通行に立ち向かう。
怒りを込めた渾身の右拳が一方通行の「反射」を越えダメージを――

上条「いてえ!! 殴った方がいてえ!! 筋肉やべえ!!」

与える訳が無かった。

一方通行「……なンだァ? そンなへちょいパンチで俺を倒すつもりかァ!?」

606 : マッスルボディは傷つかねェ[saga] - 2011/03/01 18:26:55.46 I8jGdctAO 3/6



一方通行「……おィ、お前ちゃんと鍛えてるかァ?」

上条「へっ? いや、筋トレの類はそこまで……」

一方通行「俺はお前みたいなモヤシ野郎が一番嫌いなンだよォ!!」

上条「ひいっ!?」

一方通行「来い三下ァ! みっちり鍛えて、
     マッスルボディを素敵に愉快に作ろうじゃねェか」

上条「え、ええ!?」

一方通行「へンじはァ!」

上条「はい!」

御坂妹「……えーっと、実験はどうするつもりですか?
    とミサカは何やら嬉しそうな一方通行に問いかけます」

一方通行「実験なンて中止だ中止ィ! それよりも筋トレだァ!!」

御坂妹「何だか解りませんが生き延びてしまったようです、
    とミサカはあまりの急展開について行けません」

一方通行(さすが「マッスルアッパー」だァ、
     ちょっと時間が掛かったが友達出来たぜェ)

上条「不幸だ……」

607 : マッスルボディは傷つかねェ[saga] - 2011/03/01 18:27:23.68 I8jGdctAO 4/6



八月三十一日

一方通行「天井の野郎ォ……どこに……」

一方通行「……! 見つけたぜェ……」

天井「あ、一方通行!? やめろ、やめてくごふぁあ!!」

一方通行「モヤシ野郎が、パンチ一発でのびンじゃねェよ」

打ち止め「…………」

一方通行「さァて……助けてやるから待ってろよォ」


―――


一方通行「ふゥ……後少し……って天井!?」

天井「邪魔を、するな」

天井の手に握られていたのは拳銃。
その拳銃から弾丸が放たれ、一方通行の眉間に向かう。
そしてその銃弾は一方通行に――

一方通行「……マッスルパワー!!」ガキン

届かなかった。

天井「エエエエエエ!!!!」

一方通行「おい、三下ァ……筋肉なめンな」

一方通行はその日、筋力と能力という最強の組み合わせを会得した。
いつしか一方通行という呼び名とは別に、
筋肉通行(マスキュラレータ)とも呼ばれるようになったという。

608 : マッスルボディは傷つかねェ[saga] - 2011/03/01 18:28:17.45 I8jGdctAO 5/6



九月三十日

一方通行「ふざけたマネしてくれたじゃねェか……」

木原「……色んな意味で随分立派になっちゃって」

一方通行「うっせェ! 消えろコラァ!!」

木原「なめんなコラァ!!」

木原はある秘策をもって一方通行に立ち向かう。それを知らない一方通行、
そして木原の拳が引き戻され一方通行にダメージを――

一方通行「……かゆィ……へちょいなァ」

もちろん与える訳が無かった。

木原「反転した打撃が効かない……ってその筋肉じゃ無理だっつうの!!」

一方通行「木ィィィ原クゥゥゥゥン? モヤシ野郎は嫌われるぜェ!」

その後一方通行は超筋力者として、学園都市で活躍するのでした。

609 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] - 2011/03/01 18:29:31.58 I8jGdctAO 6/6

おしまい、ボディビル見て思い付いたネタ
筋肉ってすごい、色々失礼しました