938 : 垣根「お前は誰だ……」 9982号「カキネはカキネだ、とカキネはお兄様に答える」1/8[saga] - 2011/03/09 07:10:44.97 +GYhlmbAO 1/11



天井「という訳で一方通行、このクローンと戦闘を行い、絶対能力者を目指して欲しい」

一方通行「このクローン……ってホストみたいな格好したコイツか?」

00001号「よろしくな一方通行、とカキネは挨拶する」

一方通行「カキネってなンだ……?」

天井「このカキネ、弟達(ブラザーズ)は第二位の垣根帝督のDNAマップを元に造られたクローンだ」

一方通行「第二位ねェ……『未元物質』とかいうワケわかンねェ能力ってのは聞いた事あるが」

天井「そうだ、その『未元物質』に限りなく近い能力を持たせる事に私達は成功した」

00001号「お兄様(オリジナル)程では無いがそれなりの戦闘能力はある、とカキネは答える」

天井「そのために一体につき二十五万もの費用が掛かってしまったがな……」

一方通行「まァいいや……コイツを倒しまくればいいンだろ?」

天井「そういう事だ、早速実験に取り掛かってくれ。お前も実験の準備をしろ」

00001号「了解だ、とカキネは実験に必要な物を取りに行く」

元スレ
▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-24冊目-【超電磁砲】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1298034529/
939 : 垣根「お前は誰だ……」 9982号「カキネはカキネだ、とカキネはお兄様に答える」2/8[saga] - 2011/03/09 07:11:12.87 +GYhlmbAO 2/11



垣根「なんか面白い事は……って!?」

9982号「ようお兄様、とカキネは挨拶する」

垣根「お前は……いったい誰だ?」

9982号「カキネは検体番号9982号だ、とカキネは答える」

垣根「検体番号……? おい、どういう事か説明しやがれ」

9982号「それは出来ない、とカキネは回答を拒否する」

垣根「……俺そっくりの野郎が居やがるんだ、このままサヨナラって訳にもいかねえだろうが」

9982号「ったく仕方ねえな、とりあえずメシ奢れよ、とカキネはお兄様にたかる」

垣根「ハァ!? ふざけた事言ってんじゃねえよ!」

9982号「まあまあ、まずはメシだ、とカキネはそこのホットドッグ屋へ歩く」

垣根「あっ、おい! 待ちやがれ!」


―――


垣根「何で俺そっくりの良くわかんねえ奴にホットドッグ奢ってんだろ……」

9982号「うめえ! とカキネはホットドッグに舌鼓を打つ」

垣根「まあ二千円もするから……って違えよ! 説明しろっつうの!」

9982号「このソーセージの旨味、野菜の新鮮さ、ソースの絶妙なバランス……。グッジョブ! とカキネは惜しみない賞賛を贈る」

垣根「人の話を聞けえ!!」

940 : 垣根「お前は誰だ……」 9982号「カキネはカキネだ、とカキネはお兄様に答える」3/8[saga] - 2011/03/09 07:12:41.04 +GYhlmbAO 3/11



垣根「結局何にも答えずに食い終わりやがって……」

9982号「ごちそうさん、とカキネはお兄様に感謝する」

垣根「で、お前はいったい何なんだよ。そろそろ答えろコラ」

9982号「悪い、もう時間だ、とカキネは移動を開始する」バサッ

垣根「……! その羽みてえなのはまさか……おい! 待ちやがれ!」

9982号「じゃあな、とカキネはお兄様に別れを告げる」


―――


垣根「……見失っちまったか。ってあれはまさか」

9982号「…………」

垣根「おい、探したぜこの野郎。さあ洗いざらい話して」

9982号「……がはっ……」

垣根「……あぁ?」

一方通行「ンだよ、今日はオリジナルが観客として来てンのか?」

垣根「てめえは……第一位……!」

一方通行「よォ、第二位。悪ィが実験の邪魔だ、失せろ」

垣根「ハァ? 実験って何の……おい! お前血まみれじゃねえか!」

9982号「……お兄様は即刻退避しろ、とカキネは通告する」

一方通行「そういう事だ、さっさと消えな」

垣根「……おい、まさかお前こうやって俺そっくりの奴を痛めつけてんのか!?」

一方通行「そンな温い事してねェよ、きちンと殺してる」

垣根「……あぁ?」

941 : 垣根「お前は誰だ……」 9982号「カキネはカキネだ、とカキネはお兄様に答える」3/8[saga] - 2011/03/09 07:13:10.69 +GYhlmbAO 4/11



一方通行「聞こえなかったか? 今まで俺はお前のクローンを一万人近く殺してる」

垣根「……第一位っつうのは冗談のセンスも第一位みてえだな」

一方通行「冗談じゃねェ。実験のための犠牲なンだよ、ソイツらは」

垣根「おい、俺そっくりの奴……それは本当か」

9982号「……答える事は出来ない、とカキネは」

垣根「本当かって聞いてんだコラ!」

9982号「……それは言えない、とカキネは何も答えない」

一方通行「くかきこけかかか!! ウケるだろ第二位、ソイツらは自分の意思とか関係無く死んでるンだぜ?」

垣根「……じゃねえよ」

一方通行「あァ? 何か言ったか?」

垣根「笑ってんじゃねえよクズ野郎!!」

垣根の背中に白い翼が生える。
垣根帝督の有する能力、「未元物質」のその一端だ。
その羽が一方通行に容赦なく襲いかかる。
垣根は最大限の力をもって、休みなく攻撃し続けた。

垣根「はっ、何が第一位だコラ。クソ雑魚じゃねえか……」

一方通行「あァ、だったら良かったンだけどな……クソ雑魚野郎」

垣根「なっ……! 何で無傷なんだテメェ!!」

942 : 垣根「お前は誰だ……」 9982号「カキネはカキネだ、とカキネはお兄様に答える」5/8[saga] - 2011/03/09 07:14:39.16 +GYhlmbAO 5/11



一方通行「さァな……まァ一つ言えるのは、てめェが雑魚だっつう事だな」

垣根「……ふざけんなあ!!」

一方通行「いいねェ、いいねェ! もっとその意味わかンねェ能力見してくれよ、第二位」

垣根「黙れクソ野郎!!」

再び一方通行目掛けて羽を向けるが、ダメージを与える事が全く出来ない。
垣根が必死の攻撃を続けるのを、一方通行は笑みを浮かべながらただ眺めている。
そこには第一位と第二位の圧倒的な差があった。
強さが序列を決めている訳ではない。
しかし、実際この二人の間には壁が存在していた。

一方通行「おィ、必死こいてるとこ悪ィが飽きたわ」

垣根「……ハァ、ハァ……ふざけた事言ってんじゃねえぞコラ!」

一方通行「もういい、死ねよ第二位」

そういうと一方通行は、垣根へと有り得ない速度で向かって行く。
一方通行の狙いはただ一つ、垣根の腕を掴む事だ。

垣根(なっ、なんだこの速さ? クッ……避けられな……あぁ!?)

9982号「お兄様は下がれ、とカキネはお兄様の前に立つ」

垣根「や、やめろ!! 逃げ――」

垣根の盾になった9982号の全身から血が吹き出る。
それは即ち、9982号の死を意味していた。

943 : 垣根「お前は誰だ……」 9982号「カキネはカキネだ、とカキネはお兄様に答える」6/8[saga] - 2011/03/09 07:15:07.69 +GYhlmbAO 6/11



一方通行「くかきこけかかか!! 良かったなァ第二位! クローンが身代わりになってくれてよォ!」

垣根「あ、ああ……あああああああああ!!!」

一方通行「傑作だなァ……あァ、安心しろ第二位。すぐにお前も――」

改めて一方通行が垣根の腕を掴もうとした時、垣根の姿をした別の人物が現れた。

9983号「一方通行、第二位にそれ以上危害を加えるな、とカキネは通達する」

一方通行「あァ? 別にいいだろが、超能力者の一人や二人くらい」

9983号「駄目だ、計画に影響が出る、とカキネはその意見を却下する」

一方通行「チッ……興醒めしちまった。命拾いしたなァ、第二位」

垣根「……待ちやがれ! 俺がお前をぶっ殺してやるからそこを動くんじゃ……」

一方通行「第二位、足が震えてるぜ?」

垣根「……っ!」

一方通行「じゃあな、次会った時は……あの世行きだ」

そう言うと一方通行は去って行った。
その後何人かのやはり垣根と同じ姿をした者達が現れ、血まみれの地面、そして9982号を片付けた。
後に残ったのは、垣根帝督ただ一人。

垣根「ちくしょう……ちくしょおおおおおおお!!」

944 : 垣根「お前は誰だ……」 9982号「カキネはカキネだ、とカキネはお兄様に答える」7/8[saga] - 2011/03/09 07:16:52.27 +GYhlmbAO 7/11



その後、垣根は実験に関与していると思われる研究所に侵入し、その詳細の書かれた書類を入手する。

垣根「『絶対能力者進化計画』、垣根帝督のクローンを二万体殺害する事により第一位を絶対能力者へと進化させる……」

垣根「何なんだよこのふざけた計画は……! いいぜ、キチガイ野郎共。第一位も計画もまとめて、この俺が絶対にぶっ潰してやるからよ!」

垣根はさらに関与していると思われる研究所や施設を、片っ端から襲撃していった。
しかし、そんな事をしても無意味だという事を垣根は知る。
いくら施設を潰しても計画自体は消えず、ただ場所と人員が変わるだけであった。
垣根は改めて、学園都市の中に潜む闇の恐ろしさを知る。
それでも垣根はただ施設への襲撃を続けた。

そんな日々が続く中のある一日、垣根が襲撃する予定の施設に、四人の女性が居た。

美琴「初春さん、本当にここが襲撃されるの?」

初春「はい、書庫に何者かがアクセスして、ここの情報を入手していたのは確かです」

佐天「でも他の場所の可能性もあるんでしょ? 大丈夫かなあ……」

黒子「その時はわたくしがお姉様を連れて空間移動すれば問題ありませんわ」

945 : 垣根「お前は誰だ……」 9982号「カキネはカキネだ、とカキネはお兄様に答える」8/8[saga] - 2011/03/09 07:17:20.32 +GYhlmbAO 8/11



美琴「まったく、私達にこんな仕事任すなんて上もどうかしてるわよね」

黒子「まあまあお姉様、お仕事なのですから……」

初春「御坂さんさえいれば誰が来ても楽勝ですからね」

佐天「初春、私も居るよ?」

初春「佐天さんは無能力者だから戦力にはならないじゃないですか」

佐天「ふっふっふー、私には幻想御手(レベルアッパー)という素晴らしい物があるのだよ」

黒子「あら、でもそれは確か製作者の木山春生が逮捕されて、もう意味を為さないと聞きましたが」

美琴「確か第四位が解決したって噂の事件よね」

佐天「実はこれを更に改良させた物を入手したんですよ。裏ではもう結構広まってるみたいですね」

美琴「相変わらず学園都市はきな臭い事ばかりね……」

黒子「まったくですの」

初春「……連絡が入りました! やられましたね……別の施設が襲撃されているようです!」

美琴「チッ……黒子!」

黒子「わかりましたの!」

美琴「初春さんと佐天さんは後から合流して! 行くわよ黒子!」

御坂美琴、白井黒子、初春飾利、佐天涙子は直ちに別の施設へと移動する。
ちなみにこの四人の集まりは、裏の世界では「アイテム」と呼ばれている。

946 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] - 2011/03/09 07:20:01.51 +GYhlmbAO 9/11

おしまい、中途半端で無茶苦茶過ぎるなこれ
朝から色々失礼しました

947 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] - 2011/03/09 10:30:21.03 Hay2q6coo 10/11

今まであんまり見たことない再構成だな

スレ立て期待しているのである

950 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] - 2011/03/09 15:26:33.70 4VdNh1Vi0 11/11

上条さんは1万人のていとくんにフラグを立てて一方さんはショタていとくんとイチャイチャするのか
胸が熱くなるな乙乙