963 : 勇者佐天の冒険[sage] - 2011/03/10 01:02:30.76 EyiF6UJSO 1/9魔法陣グルグルのパロです
7レスほどいただきます
佐天と初春は魔王キハラを倒すため旅に出た
途中、超能力者同盟の提案によりイギリスで修行することになった
初春は指示通り神父ステイルと保温の修行
佐天は能力は駄目なので適当に剣の修行となった
そこで村にあった『神裂の修行場』で鍛えることにした
佐天「ふんっ!ふんっ!」 ブンブン
神裂「……!」
神裂「あなた…スゴく才能がないですね…」
佐天「思わせぶりな流れからソレかい!」
そんなある日
佐天「降神祭?」
神裂「十万三千冊もの魔道書を記憶している禁書目録は神のお告げをきくことができるのです」
佐天「へえ」
佐天(少し興味あるな…参加してみよう)
降神祭
佐天「ふむ…」
佐天「思った祭とは違ったかな…!」
ステイル「サンバの衣装で参加とは…君は相当ナメているね」
【佐天はういている】
その後佐天はぶっ飛ばされ着替えた
そして始まった降神祭
禁書目録に魔王キハラが宿ったり
その配下のテレスティーナという魔物が村を占拠したりと波乱の展開となった
佐天「犬にする機械を駆使するとはなんて魔物だ…」
ローラ「わんわん」
インデックス「みんなが犬になった以上、無事な私達が動くしかないね」
佐天「ま、まあ…」
インデックス「じゃあ行くんだよ」
佐天「で、でも外は魔物だらけ…」
インデックス「はい」
佐天「何これ?コイン?」
インデックス「これは弱い魔物から姿を隠せる霊装なの、口にくわえてね」
魔物「……」
佐天「ほ、本当だ…見えてない?」
佐天「で、どうするの?まさか正面突破…」
インデックス「天使をよぶんだよ」
インデックス「召喚に必要な二つの腕輪の封印を解く」
佐天(天使か…)
佐天(てか初春は大丈夫かな)
魔物「人間発見!」
佐天「あっ!コイン…」
インデックス「駄目だよ、見つかってからじゃ効果はないの!」
魔物「テレスティーナ様の所に連れていって犬にしてやる…」
佐天「どうする…」
インデックス「私がアイツの弱点を解析するから闘って」
佐天「ええ!」
魔物「死ね!」
佐天「くっ!」 ドゴッ!
魔物「ぐあっ!」
佐天「……!」
魔物「駆動鎧をバットで押し返すとは…コイツ!」
佐天(……もう役に立たないとは言わせない…)ジーン
魔物「なんか感動してるし!」
インデックス「終わったよるいこ、下がって」
インデックス「豊穣の剣」 ズバッ!
魔物「ぎゃーっ!」
インデックス「終わったね…ってまた感動してるの?」
佐天(私の活躍が霞んじゃうぜ…)
小屋
インデックス「ついたよ」
神裂「待ってましたよ」
佐天「神裂師匠!?」
佐天「神裂さん十字教徒だったの!?」
インデックス「かおりは非常事態の時、ここに来て封印を解く手伝いをしてもらうの」
神裂「さあ佐天涙子、この宝石をあちらにある石盤に嵌め第一の腕輪の封印を解きなさい」
佐天「え?私?」
インデックス「第一の腕輪は『能力者』しか解けないの」
佐天「はい」 カポ
ブウウウ…
佐天「あ、腕輪が…」
インデックス「それは、るいこに力を与えてくれるハズだよ」
神裂「地にバットを叩き付けてみなさい」
佐天「?」 ドゴッ!
バキバキバキ!
佐天「うわっ!ちょっと叩いただけですごい地割れが!」
インデックス「土の属性があるからね、腕力があがるんだよ」
佐天「よーし」
佐天「このままボス戦に突入しましょう!」
インデックス「な!」
神裂「馬鹿者!いくら強くなってもボスには敵いません!天使を呼び出し…」
佐天「私は今すごく自信に満ちあふれているんです!だから大丈夫!」
神裂「学園都市では無能力者扱いだったそうですから…少しスゴい力を得ると調子に乗るクセがあるみたいですね」
インデックス「まったく教えるんじゃなかったんだよ」
テレスティーナ「あー?なんだテメーは」
佐天「ふっふっふ、調子に乗ってられるのも今のうち…」
テレスティーナ「?」
佐天「だ!」 バゴーン!!
テレスティーナ「……それがどうした?ひやかしなら犬にすんぞ」
佐天「あれ!?」
【まったくきいていない】
インデックス「まったく…」ザン
【インデックスがくわわった!】
佐天「い、インデックス!」
インデックス「私がたたかうから隠れてて」
インデックス「かおりが第二の腕輪の封印解いているから大丈夫」
佐天「うん!そうだね!死なないよね!!」
【佐天は情けない】
佐天「はっはっは!魔物め!降参するなら今の内だぞ!」
インデックス「…」
テレスティーナ「…」
【佐天は何もしていない】
神裂「木の上に登って何をしているのですか」
【しかも佐天は怯えている】
佐天「ああっ!二つ目の腕輪!?」
神裂「はい貴方が調子に乗らなければ一緒に取りにいった腕輪です」
佐天「さあ!天使呼ぼうか!!」
インデックス「私が召喚するから誰かアイツおさえてて!」
テレスティーナ「あああああああああ!」
神裂「出番ですよ」 ゲシッ
佐天「って私!?ああ!しかも腕輪が離れていく…死にますって!!」
テレスティーナ「おらああああああああああ!」
佐天「死ぬうううううう!!」
【だが誰も助けにはこなかった!】
こうして召喚した天使がテレスティーナを倒し
イギリスの平和は守られた
約一名、宿屋で回復できないほどの怪我を負ったが
数ヶ月後
初春「佐天勇者様すごいですね!魔物退治に一役買ったんですって!?」
佐天「うん、怪我したり犬にされたりしたけどね」
佐天「これからもこんな旅が続くのか…」
佐天「決めた!」
佐天「学園都市に帰ろう!!」
初春「佐天勇者様」
【怯えている!】
二人の旅は続く
971 : 勇者佐天の冒険[sage] - 2011/03/10 01:33:34.66 EyiF6UJSO 9/9おしまいです
失礼しました