49 : 絹旗「おこた」[] - 2011/03/29 02:22:55.18 89orJ83AO 1/9前スレ>>135の続き
アイテムSS
時系列やら人物の生死やらは無視してます
完結の兆しも話の方向性も見えまへん
絹旗「おこた」
http://toaruss.blog.jp/archives/1025036288.html
絹旗「おこた」2
http://toaruss.blog.jp/archives/1025415751.html
絹旗「おこた」3
http://toaruss.blog.jp/archives/1025737776.html
絹旗「えっ?」
浜面「おこたって何だ?信州名物か?」
絹旗「食べ物じゃありませんよ。こたつです、こたつ」
浜面「……………」
浜面「………ああ」ポン
絹旗「さすが浜面、理解が遅い……ってなんで超ニヤついてるんですか」
浜面「いやだって、ははっ、おこたっておま…!」
絹旗「な、何笑ってるんですか!!」
浜面「あはは、いや別におかしくなんか…でもおこたって…!…!!」
絹旗「おこたの何がおかしいんですか!?言い方は人の超自由でしょう!」
浜面「そ、そうだな…!!悪気はねぇんだよ、すまんすまん………ぶはっ…!」
絹旗「あああああ浜面超ウゼェェェ!!生意気です!超生意気です浜面!!超生面!!」
浜面「……!……!」バンバン
絹旗「くぅ…!!なんなら他の人に聞いてみましょうか!?絶対超通じますから!」
浜面「へ?誰に?」
絹旗「他のメンバーです!さぁ早速検証と行きましょう!」グイ
浜面「いててて!分かったから引っ張んな!」
絹旗「麦野っ!」
麦野「ん?何よ、アンタ起きて大丈…」
絹旗「最近超寒いですね」
麦野「まぁ、冬だしね」
絹旗「こんな時期にはおこたが超欲しいですよね?」
麦野「……」
絹旗「……」
浜面「……」
麦野「おこたって何?」
絹旗「!!」
浜面「ぷっ…!」
絹旗「む、麦野の超ばかああああ!」ダッ
麦野「!?」
浜面「あ、おい待てよ!」ダッ
麦野「……何なのよ一体」
浜面「知らなかったな」
絹旗「違います。それは麦野がおば…おっと、世代が超異なるからです」
浜面「ティーンズだろうに」
絹旗「今のは無効です。ギャルギャルしいフレンダなら知ってます」
フレンダ「誰がギャルギャルしいのよ誰がっ!」ポカッ
絹旗「いたっ!痛くないですけどいたっ!超丁度良いところに来てくれました」
浜面「つーかギャルギャルしいって何だよ…」
フレンダ「何か用?てか結局、絹旗は動いて大…」
絹旗「最近超寒いですね」ジロ
フレンダ「へっ…?そ、そうかもね」
絹旗「こんな時期にはおこたが超欲しいですよね?」ジロジロ
フレンダ「……」
フレンダ(おこたって何だろう)
絹旗「欲しいですよね…?」ウルウル
フレンダ(…なんか知っててあげないといけない気がする訳よ)
フレンダ(ねぇ浜面、おこたって…)ヒソヒソ
絹旗「なああああああああ!!」クワッ
浜フレ「ひいっ!?」
絹旗「ですよねー!超欲しいですよね!フレンダならそういうと思ってました!いやぁ超よかったです!あはは、それじゃっ!」ダッ
浜面「ばっ…だから引っ張んなって!」
フレンダ(……なんかごめん、絹旗)
絹旗「はぁー、はぁー」
浜面「家の中なのにクソ走ったな…」ハァ ハァ
絹旗「まだです…滝壺さんならきっと…!」グスッ
浜面(不憫すぎる……)
浜面(……)パカッ
滝壺「鮭のむにえるんるるん~」
ピロリン
滝壺「む?はまづらからメール…?」
滝壺(……なんの方程式だろ、これ)
絹旗「さ、これで2対2ですね。あとは滝壺さん次第で私の超勝利か浜面の超敗北が決まるわけです」
浜面「どっちにしろ俺負けてんじゃねえか」
絹旗(うう…頼みますよ滝壺さん!)ガチャッ
浜面「おお、早くも良い匂いが」
滝壺「あ、はまづら。さっきのメ」
浜面(……)シーッ
滝壺「…?」
絹旗「た、滝壺さん」
滝壺「どうしたの。きぬはた」
絹旗「最近超寒いですね」ジッ
滝壺「うん」
絹旗「こ、こんな時期にはおこたが超欲しいですよね!」ジジッ
滝壺(…おこた?……ああ、さっきの)
滝壺(欲しいかも)
絹旗「……」ウルウル
滝壺「うん、欲しい」
絹旗「!!」パァッ
浜面「……」ホッ
絹旗「ですよね!暖まりたいですよね!さすが滝壺さん超分かってます!」
滝壺(こたつでみかん…)ホワホワ
浜面「あちゃー、俺の負けだな」
絹旗「だから言ったでしょう!これは超罰ゲームですね浜面」
浜面「何ィ!?そんなん聞いてねえぞ!」
絹旗「定番の何でもひとつ命令を超聞くってやつでいいですか?いいですね!さぁ何にしましょうぐふふ…」
浜面「勝手に話進めんな!ちょっ絹旗!?おい、待て!」ダッ
滝壺「あ、はまづら…」
滝壺(いっちゃった)
滝壺(……)パカッ
『おこた=こたつ』
滝壺(……こたがゼロでないと仮定して)
『お=つ』
滝壺(……!)
滝壺(夕飯の準備お疲れ、って意味なのかな)
滝壺(はまづら…//)
滝壺(……)
滝壺(手伝ってくれるんじゃなかったっけ)
~夕飯時~
浜面「それじゃ、いただきます」
麦野「いただきます」
フレンダ「いただく訳よ!」
絹旗「超いただきます」
滝壺「いただきまさちゅーせっつ」
浜面「魚はみ出てるぅ!?」
フレンダ「ビール付いてる!小皿多っ!」ビシッ
麦野「何それ…」
絹旗「がんばれ浦島超太郎じゃないですか」
浜面「それ長太郎に聞こえるぞ」
麦野「意味わからん。あ、滝壺これ鮭料理?」
滝壺「うん。鮭のむにえる」
フレンダ「あれ?そいや今日入手した新缶は?さっきここに置いてたと思うんだけど…」
絹旗「ああ、あれならつい先程フレンダが手洗ってる隙に超唐突に室伏のマネがしたくなって、窒素ハンマー投げの練習に窓から山の方へ超ぶっ飛ばしてしまいました」
フレンダ「おかしくない!?ってか結局"隙"とか言ってる時点でわざとじゃない!?」
絹旗「はははそんなまさかフレンダに超恨みなんてありませんよ」
フレンダ「なんか恨まれてる訳よ!何もしてないのに私恨まれてる!」
浜面「まだ何個かあったろ。取ってきてやるから席着け」
フレンダ「ぐすん…お願い」
麦野「これは……滝壺」
滝壺「?」
麦野「味付けがプロ並ね。すごく美味しいわ」
滝壺「えへへ//」
絹旗「本当、超美味ですね。おかわり下さい」
滝壺「ごめん。人数分しか無い」
絹旗「あ、大丈夫です。ここにありました」
麦野「ちょっと絹旗。半分頂戴」
絹旗「ラジャ」
浜面「はいよ缶詰……あれ?俺のおかずは?」
~翌日~
浜面「朝か…何時だ?…もう8時か。今日も仕事だっけな」
浜面(いつの間にか規則正しい生活になっちまったな、俺)ガチャッ
浜面(……まぁコイツらの下働き、つーか生活面はほとんど世話だけど、やってりゃそうなるか)
麦野「……」zzZ
絹旗「すぴー」zzZ
フレンダ「がおー」zzZ
浜面「畜生……呑み明かしやがったな」
滝壺「……」ウトウト
浜面(珍しいな、いつもは呑まないのに。こりゃ後始末は俺がやるしか…)
滝壺「みけらんじぇろーにもっ!!」クワッ
浜面「ひっ!!?」
滝壺「あへ?おはよぉはまづらぅふ」ヨロッ
浜面「おはよ…って、ちょっ大丈夫か滝壺!」ガシッ
滝壺「だいじょうるーだよぉ…いま晩ごはん作ぅから待ってちぬるぷ」グテー
浜面「見るからに大丈夫じゃねぇぇ!!今は朝だ!」
滝壺「今日は安全日だかぁ大丈夫なぬぅ」
浜面「そんな心配してません!どんだけ泥酔してんだ!」
滝壺「うふふ…これがはまづらの…はまづらのぉ!」
浜面「ぎゃあああ!何!?俺の何!?」
滝壺「……」スヤスヤ
浜面「ね、寝たか……こんな滝壺は初めて見た」
浜面(とりあえず元の位置に、と)トサッ
浜面(何缶あんだよ…)
~お昼前~
麦野「あだまいだい」
フレンダ「結局、久しぶりに呑んだからね……私も」
絹旗「皆情けないですね、私なんて超ピンピンしてますよ」
麦野「アンタはほとんどジュースしか飲んで無いでしょうが」
滝壺「なははぁ~いひひ」グテグテ
絹旗「究極のイカレポンチがここにいますけどね…」
フレンダ「滝壺がこんな酒に弱い上に酒豪だとは思わなかった訳よ…」
浜面「はぁ…ゴミ捨て3往復とか…ってあれ、起きたのかお前ら」
絹旗「あ、浜面。居ないと思ったら超何やってたんですか」
浜面「いつもの炊事洗濯をこなしてお前らが起きないから朝食を五人前食って片付けたら買い物行ってから、惨劇跡のような部屋の掃除をして今に至ったところだよ…」
絹旗「なるほど。ところで麦野、今日も仕事では?」
麦野「その予定だったけどパス……昨日と同じ簡単なやつだから行ける人で行ってこい…」
フレンダ「私もちょっと無理…うぇ」
滝壺「ひひ…くされびっち」
絹旗「これはひどい」
浜面「俺と絹旗しか使える奴いねえ…」
絹旗「!」
絹旗「おーおーこれはこれは。超不本意ですが浜面と2人で行くとしましょう」
浜面「…そうするか」
57 : おこた[sage] - 2011/03/29 02:28:17.00 89orJ83AO 9/9とりあえずここまでです
大体無理矢理フレメアちゃん出したい
いっそ浜メアにしようかな