941 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(空)[sage] - 2011/04/12 18:50:18.77 D6jZCySlo 1/5

3レスほどいただきますね。

アイテム勢をメインで書くのは初めてなので、色々とミスってたら御免。
おっさん向け特撮ネタです

元スレ
▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-26冊目-【超電磁砲】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1301325535/
942 : わんだば[saga] - 2011/04/12 18:51:15.62 D6jZCySlo 2/5

「ねえ、名前変えない?」

「は?」

 電話女の予想外の一言に固まる麦野。

「だから、『アイテム』じゃなくて、別名」

「なんで」

 特にこだわりがあるわけではないが、言われるままに変えるのも癪だ。
 そもそもそんな素直で殊勝な性格ではないのだ、第四位様は。

「まあ、要は、別名で動いてみないかって話ね」

「いや、わからないから」

「なんだ、第四位も大したこと無いのね」

「ああ? 回線越しにでもその嗄れ喉に一発ぶち込んでやろうか?」

 超電磁砲ならハッキング能力活用して出来るような気がする。そして、超電磁砲に出来て原子崩しに出来ない道理はない。

「まあ落ち着きなさいな。そんな話じゃないわよ」

 結局まとめると、「アイテム」の名が売れすぎて、色々とやりづらい部分もある。そこでわざと別名で行動して攪乱してはどうか、

という上からの提案らしい。

「馬鹿馬鹿しい、そんな攪乱に引っかかる奴がどれだけいると思ってんのよ」

 例えば「グループ」、あるいは「スクール」。どれもこれもその程度では攪乱どころか暇つぶしにもなりはしない。
 それでも、電話の女は告げる。
 元々、そんなレベルの相手を想定した話ではない、と。
 レベルが低くても……羽虫とて、数が揃えば煩わしい。だったら、虫の数を減らしてしまえ。そういう話なのだ。
 麦野からすると、そそられる話ではない。正直つまらない。
 が、ある意味必要であることも理解する。
 レベルの高い少数精鋭よりも、有象無象の木っ端の大群が危険になる場合も確かにあるのだ。

 それに、電話女が示した名前が全く気に入らなかった……と言えば嘘になる。

943 : わんだば[saga] - 2011/04/12 18:51:44.24 D6jZCySlo 3/5

「M・A・T?」

「Monster Attack Team だと!?」

「浜面は超黙っててください」

「いや、でもこれって、MATだろ。ウル○ラマンだぞ、帰ってきた、ジャックのほう」

「それがどうしたって言うのよ」

「ちっちゃいとき、隊員になりたかったんだよ。格好良くてなぁ」

「超ヲタです、キモヲタです、さすがは浜面ですね」

「結局、友達がいないからテレビばっかり見てたって訳よ」

「決めつけるなよっ! 子供はテレビ見るだろ? 男の子はヒーロー好きだろ?」

「……ヒーロー好き?」

「そうだよ。な、滝壺はわかってくれるよな」

「……うさぎさんもヒーロー好き……あくせら×かみじょう」

「滝壺さん!?」

「大丈夫だよ、はまづら。私はそんな腐男子なはまづらも応援してる」

「違うですよ!?」

「いい加減に黙る。それとも黙らせる?」

 麦野の言葉に一同の口が閉じる。

「Monster Attack Team なんかじゃねえんだよ、はまづらぁ」

「じゃあ、一体何なんですか、麦野。超気になります」

 MUGINO'S Attack Team 通称MAT

 一同の目が点になった瞬間。麦野は得意そうに説明している。
 ああ、そうですか。とおざなりに頷く絹旗。
 大丈夫、私はそんなネーミングセンス皆無のむぎのを応援している、と滝壺。
 じゃあ、私は麦野にアタックするね、とフレ/ンダ(余計なことを言ったため)

 因みにMUGINO Attack Team だと、麦野を倒すことになってしまうので注意。

 次に車を調達するときはジープにしよう。そしてバズーカを用意しよう、と浜面は心中に深く期するのだった。
 勿論、カーステから流れるBGMはワンダバである。

 そして実戦。
 MATは強かった。浜面がノリノリだった。超浜面だった。体晶浜面だった。ハマヅライダーだった。
 バズーカ担いでジープを走らせる浜面の顔は輝いていた。

944 : わんだば[saga] - 2011/04/12 18:52:38.52 D6jZCySlo 4/5

 アイテム改めMATの活躍は続き、時は過ぎ……
 やがて、とある事情から麦野が引退するハメとなった。
 痴情のもつれとか、浜面滝壺との三角関係とか、レベル0に敗れたとか、鮭の中にアニサキスがいたとか様々な噂が飛んだが、実情

は定かではない。
 あと、フレンダがフレメアになった。にゃあ。

「新生アイテムの超リーダー、絹旗最愛です」

「応援してるよ。きぬはた」

「つまり、新生MATだよな?」

 浜面の希望は次の瞬間打ち砕かれる。

「とりあえず超終了です」

「なんだとっ!?」

「超当然ですよ。これからはKINUHATA'S Attack Team 通称KAT あるいは、SAIAI'S Attack Team 通称SATです」

「SAT……トリプ○ファイターか……」

「特撮ヲタは超黙ってください。キモいです」

「ヲタなはまづらは応援できない」 

 頼みの綱の滝壺にさえ見放され、何も言えない浜面。

「では、この電話が掛かってきたら新生アイテム、通称SATの超初仕事です」

 言い終えると同時に電話である。

「はい。SATです」

「ああ、MAT? 仕事があるんだけど」

「超待ってください。私たちはSATです。もうMUGINO'S Attack Teamじゃありません」

「それは知ってるわよ」

「じゃあいいですね。私たちはSATです」

「何言ってるの? MATでしょう?」

「なんでMATなんですか」

「MOAI'S Attack Team」


 後に絹旗最愛は語る。
 それが、暗部を抜けて学園都市に刃向かう切欠だったと。

945 : わんだば[sage] - 2011/04/12 18:53:10.37 D6jZCySlo 5/5

以上、お粗末様でした