イン「どんどんどん!」
打ち止め「ぱふぱふーってミサカはミサカは開始の合図を吹いてみる!」
イン「ファッションチェックの時間なんだよ!」
打ち止め「判定してくれるのはこちらの皆さんです! ってミサカはミサカは右手をご覧ください!」ハイッ
――――
御坂「べ、別にあいつが見れるからって来たわけじゃないんだからっ」
――――
打ち止め「こちらが我らのお姉さま! 常磐台の電撃姫こと超電磁砲ってミサはミサカは紹介してみるっ」
イン「短髪は子供趣味だから、審査員として相応しいのか甚だ疑問だったり」
―――
番外個体「第一位がどんな格好して出てくるのか見物だね、あひゃひゃ」
―――
打ち止め「口は悪いがセンスはいいかも? 目の下の隅が気になってしかたない、番外個体だよ! ってミサカはミサカは上手い紹介の仕方が思い付かなかったり」
イン「短髪よりはお洒落そうなんだよ」
―――
絹旗「なぜ私はここにいるのか超わかりません……」
―――
打ち止め「最近は至るところであの人とのフラグがたってると噂! 絹旗最愛だよってミサカはミサカはちょっと恨みがましく見てみたり」
イン「今の中なら一番お洒落かもしれないんだよ!」
打ち止め「でも通行止めが一番人気なんだからってミサカはミサカは!」
イン「打ち止めが何を言っているのかわからないかも……」
―――
佐天「私そんなセンスあるわけじゃないけど、いいのかなぁ」ワクワク
―――
打ち止め「一般的な意見も取り入れようってことで、特殊な趣味も無さそうな一般人も連れてきましたってミサカはミサカは説明してみる」
イン「ヲタクからの人気は絶大! 佐天涙子だよ!」
打ち止め「以上で、審査員の紹介は終わりです! ってミサカはミサカは次の段取りを頭の中でまとめてみたり」
イン「次は出場者の紹介なんだよ!」
上条「」
一方通行「」
浜面「」
アレイ☆「……よし、頑張ろうじゃないか」
―――
イン「いきなり連れてきたからか皆放心状態なんだよ」
打ち止め「あの人大丈夫かな、ってミサカはミサカは不安になってみたり」
イン「ここで男性ゲストを紹介するんだよ!」
土御門「よろしくお願いするにゃー」テェフリフリ
打ち止め「この時点だと誰が有利だと思うかなってミサカはミサカは聞いてみたり」
土御門「んー、無難な服装なら上やんかにゃー。一方通行はロシアの服装はまぁまぁだと思うぜよ」
打ち止め「確かにあの矢印の服装はないかなってミサカはミサカは溜息を吐いてみたり」
イン「大穴は誰だと思うかな?」
土御門「アレイ☆じゃないか、にゃ……」ブフゥッ
イン「あの人ずっとビーカーに入ってるけどどうするのかな」
土御門「」プッククク
打ち止め「あの人は自分から参加したみたいよ! ってミサカはミサカは補足してみたり」
土御門「」マジデ?
イン「じゃあ、そろそろルール説明を始めるんだよ!」
イン「ルールは簡単! 裏で用意されている大量の衣装の中からコーディネートをするかも!」
打ち止め「それを着たのを皆で判定するんだよってミサカはミサカはお知らせしてみたり!」
土御門「じゃ、じゃあコーディネートスタートだにゃー」
―――
上条「どうしてこうなった」
一方通行「……帰りてェ」ハァ
浜面(なんでこいつらといるんだよ俺……)
アレイ☆「さぁ、早速探さなくてはな」フンス
一方通行「」
一方通行(……こいつはなンなンだよ)
浜面「まぁ……俺も探すか」フゥ
上条「上条さんはセンスがあまりないんですがねー……不幸だ」
一方通行「ふン」
――
―
一方通行「俺もうこれでいいやァ」
上条「一方通行スタイルいいな」
一方通行「まァなァ」
浜面「謙遜くらいしろよ!」
一方通行「……お前は悪いよなァ」
浜面「」
アレイ☆「ふむ、でも一方通行はもやしすぎやしないかね?」
一方通行「だァァァ! お前はなンなンですかァ?!」
上条「おい、本当のことを言われたからってキレるなよ!」チョット
一方通行「そのことに対してじゃねェよっ……ってかお前も思ってたのかよ三下ァアア!」ウガァッ
浜面「……ププッ」
一方通行「……浜ァ面ァくゥゥン?」ニヤリ
浜面「」
アレイ☆「よし、私もコーディネートできた」ウム
上条(マイペースだな……)
打ち止め「あ、コーディネートできた? うん、うんわかった……ってことで、終わったようです! ってミサカはミサカは下位個体の連絡を受けて発表してみる!」
イン「お待たせしました! さぁどうぞなんだよ!」バーン
――
―
《浜面》
御坂「うーん、私は嫌かもしれないわね。なんだろ……腰パンのし過ぎで脚が短く見えるっていうか」
絹旗「浜面超哀れですが、同じ意見です。かっこいいとでも思ってやってるんでしょうか?」
浜面「」グサッ
番外個体「うーん、ミサカこの靴は好きなんだけどなぁ」
佐天「これ可愛いですよね! でも全体がちぐはぐっていうか……うーん」
《一方通行》
佐天「私こういうの好きです!」ワァ
御坂「佐天さんこういうの好きなんだ……でもこんな細身着られるとなんか自分のスタイル自慢されてるみたいじゃない?」
佐天「あー」ウン
絹旗「でも超浜面よりはマシです」
番外個体「性格の気持ち悪さが滲み出ててミサカは気にくわないなぁ」
《アレイ☆》
絹旗「これは……超何て言うか……」
番外個体「シュールレアリスムってこんな感じじゃなかったっけ」
佐天「この間世界史でこんな人見た気がします……」
絹旗「この布はどうなっているんでしょうか……超気になります」
御坂「で、でもこのカエルのアップリケは可愛くない?」
絹番佐「「「」」」
《上条》
絹旗「超無難ですね」
番外個体「つまんなぁい」
佐天「で、でも下手に工夫されるよりは……」
絹旗「超お洒落とは違う気がします」
佐天「確かに……御坂さんはどう思いますか?」
御坂「」ポーッ
佐天「あれ?」
――――
――
打ち止め「じゃあそろそろ皆決まったかな? ってミサカはミサカはワクワクワク!」
土御門「アレイ☆のあれはないにゃー……」
イン「私はけっこう好きかも」
土御門「?!」
打ち止め「じゃあ結果発表なんだよ! ってミサカはミサカは効果音をならしてみる!」
ジャン
ジャガジャガジャージャッ
ジャァーンッ
優勝は《上条当麻》!
イン「審査員に理由を聞いてみるんだよ!」
――――――――
佐天「いや……何て言うか、御坂さんにつられたといいますか」
番外個体「ミサカは第一位以外なら誰でも良かったしねぇ」
絹旗「一般的にお洒落と言うなら超一方通行かもしれませんが、好みは別れますし」ウン
御坂「」ポーッ
――
―
イン「まぁ予想通りかも」
土御門「くそっ上やんめ……もげろ!」
打ち止め「あの人が微妙に落ち込んでいる気がするってミサカはミサカはあほ毛をピーンと立ててみたり」アセアセ
イン「それじゃあ今回のファッションチェック! は終わりなんだよ!」
土御門「解散だにゃー」バイバーイ
アレイ☆「くそっ……次こそはっ」
エイワス「諦めたらどうだい?」
977 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] - 2011/05/02 23:53:02.20 Jh6jV4LDO 6/6おわりです
お目汚し失礼しました