485 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] - 2011/06/04 15:44:35.73 BMKml3VP0 1/11


番外通行で8レスもらいます
下ネタが含まれるので、苦手な方は回避してください

あとシリアスです

元スレ
▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-29冊目-【超電磁砲】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1305991024/
487 : 番外個体「あなたを殺す」 1/8[] - 2011/06/04 15:45:39.26 BMKml3VP0 2/11



ロシアの雪原の中、一方通行は白い戦闘用のスーツに身を包んだ人物と対峙していた。

白いスーツはウェットスーツのように、かの人物の体の線を露にしている。
身長は160センチをいくらか上回るほどで、その背格好からすると、高校生くらいの少女と推測できる。
顔は鏡面処理を施されたバイザーで覆われており確認できない。
栗色の髪の毛を持っており、毛先が肩に掛かるほどに伸びていた。

その姿に、一方通行は眉間にシワを寄せた。 目を見開き、その人物の一挙手一投足に注目する。
気がつけば打ち止めを抱く腕に力が入り、彼は背中を丸め姿勢を低くした。


「オマエは誰だ?」


一方通行は合成音のような低い声で尋ねた。
白い人物は顎を留めているバンドに手を伸ばすと、


「第三次製造計画って言えば、ミサカの事は分かるかな?」


バンドが外れる小さな音が響き、バイザーが跳ね上がった。 現れたのは、鳶色の瞳を持つ美貌だった。
彼女はうっとおしげにバイザーを捨てると、一方通行に視線を送った。
その目は愉快気に細められ、口元には笑窪が浮かんでいる。 
目の下にできた濃い隈が、どこか陰鬱な雰囲気を醸し出していたが、彼女の笑みはそれさえも魅力的に演出していた。


「やっほう。 殺しに来たよ、第一位」



488 : 番外個体「あなたを殺す」 2/8[saga] - 2011/06/04 15:46:34.03 BMKml3VP0 3/11



一瞬、一方通行の呼吸が止まった。 そしてその一瞬で、一方通行の自由が失われた。
体中の力が抜け、打ち止めを下敷きに雪原に倒れ伏してしまう。

白スーツの少女の仕業であった。
彼女は自身の電気系能力を応用し、一方通行の電極にジャミングをかけたのである。
最早一方通行は、まな板の上の鯉である。 立ち上がることはおろか打ち止めの上から体を退かす事もできない。

白スーツの少女が一方通行の傍らに立った。 しかし彼は、彼女に一瞥をやる事もできない。
少女は一方通行を仰向けに転がすと、彼の両手を彼の頭の上で押さえ、彼に馬乗りになった。

彼の目は焦点が合っておらず、何も見ていなかった。
小さくうめき声をあげる彼を無視して、少女は彼のチョーカーを覗き込む。

チョーカーのスイッチは能力使用モードにセットされていた。
少女はそれを通常モードに切り替えると、ジャミングを解除した。 途端に一方通行の目が焦点を結ぶ。


「……ジャミングかァ」

「ミサカのジャミングはあなたの虎の子でも防げない。 電極対策はバッチリなんだ。
 ……こうでもしないと、あなた逃げちゃうからね」


喉の奥から搾り出した一方通行の言葉を受けて、少女は満足気に笑った。
両手と能力を封じられ、懸命に体を揺すってみたが、彼の膂力では少女を振り払うことは不可能である。
一方通行を見下ろし、彼女は楽しげに口を開いた。


489 : 番外個体「あなたを殺す」 3/8[saga] - 2011/06/04 15:48:30.32 BMKml3VP0 4/11



「こうでもしないと、あなたは話を聞かないだろうから、まぁ許してよ」

「オマエ……なンのつもりだ?」

「その前に自己紹介。 ミサカは番外個体っていうの、よろしく」

「ふざ……けるなっ。 一体オマエは……ッ」

「静かにしな一方通行。 最終信号が凍えて欲しくないんだったら、大人しくミサカの話を聞け。
 時間はかけないからさ」


その言葉に、一方通行は首をめぐらせた。
自分のすぐ横に、雪に寝転がる打ち止めの姿があった。 手足は痙攣するように小さく震え、死体のように顔色が悪かった。 呼吸も弱々しく、言葉を発する事もできそうにない。

一方通行は番外個体に視線を向けた。 噛みしめた奥歯から歯軋りの音が聞こえた。

そして番外個体は語った。
一方通行を殺すため、今まで彼が目を反らしていた事実を、彼に突きつけるために。


「ミサカは戦争の行方なんか興味ない。 そういう風なオーダーはインプットされていない。
 ミサカの目的はあなたを殺すこと。 ミサカはそのために、そのためだけにわざわざ培養機の中から放り出されたんだからね」


だから、と番外個体は舌舐めずりをして、言葉を続けた。



490 : 番外個体「あなたを殺す」 4/8[saga] - 2011/06/04 15:49:12.28 BMKml3VP0 5/11










「ペロペロしちゃうぞ~一方通行ァ!!」

「……………………はァ?」










491 : 番外個体「あなたを殺す」 5/8[saga] - 2011/06/04 15:51:50.16 BMKml3VP0 6/11



ペロペロペロペロペロリンチョ


一方「なっ!? や、ァ、止めろォォォオオオオオオオ!!」

番外「ぐへへぇ、いいねいいねぇその表情! ミサカ興奮しすぎて色んな所が勃っちゃったぁ」アハァ

番外「ああっ! これが夢にまで見た一方通行の肌! なんて滑らかで柔らかくてプニプニしてて……
   ミサカは……ミサカはもォォォオオオオオオオッッ!!」ペロペロペロペロ

一方「なンなンだオマエ!? 俺を殺しに来たンじゃねェのかァ!?」

番外「その通りだよ一方通行!
   そのためにミサカはネットワークの負の感情を読み取りやすいよう脳内物質の分泌パターンを再調整された」クンカクンカクンカクンカ

番外「本来であれば、それであなたに対する憎悪を抽出して、あなたを抹殺するはずだった。
   それが統括理事会の当初の目的」ペロペロチュパチュパ

一方「首筋に顔を埋めるな! 匂い嗅ぐな! 耳をしゃぶるなァァアアアア!!
   俺を殺すのにどォしてこンな事になってンだよォォォオオオオオ!?」

番外「だけどそこには二つ誤算があった。 一つはネットワーク内の憎悪が想定を遥かに下回っていた事。
   すでにミサカは、あの実験にけじめをつけていた。 お陰であなたを憎む事もできない」クンカクンカ

一方「……っ!」

番外「そしてもう一つの誤算が、ネットワークに憎悪を遥かに上回るある感情が存在したという事。
   その感情こそが……あなたに対する劣情よ!!」スーハースーハ

一方「!!?」



492 : 番外個体「あなたを殺す」 6/8[] - 2011/06/04 15:57:48.77 BMKml3VP0 7/11



番外「澄ました顔してたけど、ミサカたちはあなたに対して劣情を抱いていた。
   この白い肌をペロペロして、桜色の乳首をクリクリして、[ピーーー]をチュパチュパしたいと思っていた。
   そこの最終信号を含む、全ミサカたちが、だ」

一方「……ッ!?!?!」

番外「そしてこのミサカも、あなたに対する劣情をネットワークに存在する負の感情と認定して以来、寝ても覚めてもあなたの事で頭が一杯! ムラムラしてる! ペロペロしたい! ヤっちゃいたい!」

番外「そしてミサカは気付いた! この気持ち、まさしく愛だ!」

一方「あ、愛!?」

番外「……ミサカがこうなった事で、統括理事会は当初の目的を変えた。
   ミサカがあなたを殺す……つまり骨抜きにする事で、あなたを操ろうと考えたの……」

番外「でもミサカはもう、統括理事会とか関係ない。 ミサカはミサカの心のまま、もっとシンプルに生きる。
   つまり……」

番外「あなたとペロペロして、添い遂げる」ジュルリ


レロォ……


一方「……ァ、ァ」

番外「あひゃぁ」

番外「イイよイイよ最高だよ一方通行……。 ミサカ、大事な所がぐちゃぐちゃになっちゃった☆
   責任とってもらうよ、一方通行ァ」ニヤァ



493 : 番外個体「あなたを殺す」 7/8[] - 2011/06/04 15:58:41.61 BMKml3VP0 8/11



番外個体は唇の端を吊り上げて、だらしのない笑みを浮かべた。 情欲にまみれた笑みだった。

一方通行は思わず顔を反らした。 その笑みはあまりにも恐ろしく、直視に耐える物ではなかったのだ。
思わず目に涙が溢れたが、泣き出さなかっただけ褒められるべきであろう。

顔を反らした一方通行の瞳に、雪原に横たわったまま小さくうごめく打ち止めの姿が飛び込んできた。
彼女は顔を上げ、視点の合っていない目で彼をじっと見つめていた。
息はか細く、とめどなく汗が流れていた。 本来なら顔を上げ続けることも辛いはずだ。
それでも、打ち止めは一方通行を見つめ続けている。
小さな手が精一杯差し伸べられ、一方通行を助けようと足掻いていた。

獣の低い唸り声が、一方通行の口から零れた。
次の瞬間、彼は満身の力を振り絞り両手の拘束を解くと、番外個体を押し退けた。

一方通行の拳に、鈍い感触が伝わってきた。 勢い余った彼の拳は、番外個体の頬を捉えた。
予期せぬ事態に虚を突かれた彼女はそのまま雪原を転がり、一方通行は上半身を起こしたまま、横たわった彼女を見つめていた。

一方通行の顔から、血の気が引いた。
頬を殴った感触は、生々しく拳に残っている。 頬を押さえて上体を起こす番外個体の姿に、息が切れる。

しかし――



494 : 番外個体「あなたを殺す」 8/8[] - 2011/06/04 16:01:15.58 BMKml3VP0 9/11



「あっはぁ」 と、番外個体が笑った。 「一方通行って、そういうのが好きなんだぁ」

「……?」

「ミサカ、学習装置使って色んな事覚えたんだ。 四十八手から始まって[ピーーー]とか[ピーーー]とか……。
 でも一方通行は攻めるのが好きなんだ。 大丈夫、ミサカそっちの方も勉強したから……どんなプレイでも受け入れるから」

「……ァァ?」

「っていうか今ので目覚めた。
 さぁもっとぶって殴って叩いて! 蹴って踏みつけて、無様なミサカを罵りなさい!」

「……」

「イイッ! そのゲジゲジを見るような目凄くイイ! その調子でミサカを辱めろ! 
 ミサカをムラムラさせた責任を取れっ!!」ハァハァハァハァ

「……」

「視姦されてる! ミサカ今視姦されてるよ! ああ……ミサカこれからヤられちゃうんだ。
 体中ペロペロチュパチュパされてグチュグチュにされちゃうんだ……えへっ、えへへへへへぇ……。
 らめぇ……そんなにミサカの恥ずかしいところ見ないでぇ……。
 げひゃひゃひゃひゃひゃひゃぁ……」


番外個体は両手で自分の体を抱きしめ、雪原に身を横たえた。
だらしなく開かれた口からは舌が覗き、口の端から顎まで唾が伝っていた。
そのまま奇声を上げつつ身を悶えさせる様は、一方通行にとって悪夢だった。


「……………………ぎゃは」


爆音と共に、一方通行の背中から黒翼が噴出した。
それは圧倒的な威力でもって雪原を叩き、大蛇のようにのた打ち回った。
辺り一面に雪が舞い上がり、雪原は砲撃を受けたようにそこかしこが抉れていた。

そんな中でなお、番外個体は悶える。


「そんな激しいので叩かれたら、ミサカどうにかなっちゃうううう!!
 でも叩いて! お尻を! 小さい子にお仕置きするようにミサカのお尻叩いてぇ!
 ミサカを子ども扱いして肉体と精神のアンバランスなプレイを楽しませてぇぇぇええええ!!」

「おおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」


一方通行が叫んだ。 打ち止めの耳朶を打つその叫びは、彼女には赤ん坊の泣き声のように聞こえた。
薄れゆく意識の中で彼女は、赤ちゃんプレイもいいな、と思った。



495 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] - 2011/06/04 16:03:17.11 BMKml3VP0 10/11

以上です

後処理は、通りがかりの不幸なヒーローがしてくれると思います
失礼しました

502 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[sage] - 2011/06/04 17:09:37.50 U/xXGBWAO 11/11


どーこがシリアスなんだよwwwww