470 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] - 2011/06/21 20:59:07.31 M5FDJF2E0 1/6

水槽ネタ第3段作ってみましたー。前作はウンチクが長すぎたと反省しつつ

さかなくん先生が禁書SSを書いた的4レス、いってみますー


関連

おさかな煉獄
http://toaruss.blog.jp/archives/1033164733.html

おさかな転國
http://toaruss.blog.jp/archives/1033534276.html

元スレ
▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-30冊目-【超電磁砲】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1307804796/
471 : おさかな煉獄[saga] - 2011/06/21 21:00:18.63 M5FDJF2E0 2/6


「なあインデックス、ナマズって何であんなに可愛いんだろうな?」

「へ……と、とうま? 今日はさすがに何を言いたいのか全然判らないかも」

「いやな、あの平ぺったい顔といい、つるっつるの肌といい、最高じゃないか!」

「とにかく、ナマズの話をすればいいのかな? ナマズの凄さに驚いて聞き終わったら嫌いになるかも」


「ふっ、面白い……、俺のナマズ愛を打ち砕けるものならばやってみるがいい!」

「その熱意、気味が悪いんだよ……。まあいいや。えっと……まずは、多くのナマズ目は電気魚なんだよ」

「え? 細胞を直列繋ぎ状態にして高電圧を発生させるデンキナマズとかの話じゃなくて、か?」

「そう。電気魚というのは強力な発電が可能な種に限らず、弱い発電を持続的に行うだけの魚、自らは発電しない魚も含むんだよ」


「弱い発電ってのは自家発電で出来た電場が乱れる様子を感知して視界不良でも周りの状況を確実に掴むための能力だよな」

「だね、『れえだあ』みたいなものだよ。で、発電しないタイプは獲物が発生する微弱な電気を感知するだけなんだけど」

「そういう微弱な電気を感知する能力があれば電気魚と呼ばれるわけか。で、ナマズもそうだっていうのか?」

「うん。他にはロレンチーニ器官を持つサメやエイなんかも含まれるの。電気魚はその能力で100万分の1秒すら知覚できるんだよ」


「へえ~、ナマズは軟骨魚と同じような器官を持ってるってわけか。でも別に嫌いになるようなことじゃないぜ?」

「む! いい、とうま? デンキナマズは最高350~500Vもの高電圧で人間だって麻痺させちゃうんだよ!?」

「え、なんだ。全然大したこと無いじゃないか」

「とうまは別の意味で麻痺してるかも……今日はこの辺にしておくんだよ」


472 : おさかな煉獄[saga] - 2011/06/21 21:01:08.99 M5FDJF2E0 3/6


佐天「聞いて下さいよ。この間実家からカニを送ってもらったんだけど、ハサミが一本無かったんですよ!」

初春「カニのハサミ一本は大きいですね~。そういえばそういう怪我したカニは治るんでしょうかね?」

白井「カニやエビ、ザリガニなどは外敵に襲われた際にハサミを自ら切り落としてその隙に逃げるんだそうですわよ」

御坂「で、無くなったハサミは脱皮するごとに徐々に再生していくみたいね」


佐天「へえ~。じゃあさ、カニはお腹が減ったら自分のハサミを食べればいいんじゃないですか?」

初春「そんな、タコの自足喰いじゃないんですから」

白井「タコが自分の足を食べた時はいつもと違って生えて来ない、なんて話もありますわよ?」

御坂「そうそう迂闊に手脚を切り落とすなんてしないほうがいいってことね、当たり前だけど」


初春「ですねえ、そもそも脚の欠損がそのまま回復するような生き物は下等動物に限られるんじゃないですかね?」

白井「プラナリアやコウガイビルなら切り分けた数だけ元の形に再生するんですの」

佐天「うげっ、体を3分割したら3匹に増えるって事ですか……それって記憶はどうなるんですか?」

御坂「そういう生き物は神経節だっけ、全身に脳があるから。結果全ての個体が同じ記憶を持つことになるんじゃないかな」


佐天「ふーむ、で、結局脊椎動物ではそういう驚異的な再生は出来ないんですかね?」

初春「トカゲの尻尾切りは有名ですけど、生え変わったシッポには骨がないんです。完全な再生とは言えませんね」

白井「うーん……いえ、居ないことは無いですわ。脊椎動物でありながら高い再生能力を持つもの」

御坂「なんだろ? 想像も付かないわね。教えて黒子」


白井「その生き物、異名も高き『半裂き』ですわ」


佐天「なんですかその、ジーンズの片脚切っちゃいました!みたいな名前の生き物は!?」

初春「んー、どこかで聞いた気が……あ! 思い出しました。サンショウウオの事ですね!」

御坂「捕まえたサンショウウオを引き裂いて半分食べて残りを川に流すといつの間にか元の姿に……って話だっけ?」

白井「実際はそこまで化け物ではありませんけど、脚が何本無くなっても再生可能な生き物なんですのよ」


御坂「へ~、両生類ってやっぱりスゴイのね。でも黒子、アンタよくそんなこと知ってたわね」

白井「ええ、ちょうどこの間イモリの黒焼きを購入する際にサンショウウオの燻製も一緒に入手いたしましたので」

初春「イモリの黒焼きはホレ薬として使われますね。とするとサンショウウオは精力剤でしょうか?」

白井「そうなんですの、ですけど燻製では余り効果が無かったようで。やはり生のまま丸呑みしていただかないと……あ”」



御坂「アンタは誰でその効果を試したのかしら????」ビリビリ


473 : おさかな煉獄[saga] - 2011/06/21 21:02:05.59 M5FDJF2E0 4/6


打ち止め「ねえねえ、この間のアメリカザリガニの大発生みたいな話が聞きたいなってミサカはミサカはおねだりしてみる」

一方通行「はァ? この間って……部屋中ザリガニだらけになったアレか……チッ、今度は何でだよ?」

打ち止め「えとね、良くも悪くも大量発生して繁栄している生き物っていうのは強いと思うの」

一方通行「まァな」

打ち止め「その生態を知ることで、ミサカ達の今後の生き方の指標が出来るかなってミサカはミサカは人生設計してみたり!」

一方通行「ふーン……だが、タメになるかどォかは知らねェぞ?」

打ち止め「教えてくれるの? やったー!ってミサカはミサカはクルクル回って全身で喜びを表してみたり! で、どんな生き物?」

一方通行「タニシ」

打ち止め「」

474 : おさかな煉獄[saga] - 2011/06/21 21:03:13.86 M5FDJF2E0 5/6


一方通行「日本でアメリカザリガニが大量発生したように、アメリカで日本のマルタニシとオオタニシが大発生してンだ」

打ち止め「タニシは淡水に居る小さな巻貝だよねってミサカはミサカは今更ながら確認しておく」

一方通行「あァ。で、大発生の原因もザリガニと似ていて、日本人移民が異国の地でも故郷の味を、とタニシを放流したのが元らしィな。日本でも古くからタニシを食ってたンだが移民は19世紀末からなンで100年以上の歴史があンな」

打ち止め「淡水生物は人の手による移殖以外では遠距離移動しにくいからねってミサカはミサカは補足してみたり」


一方通行「海がフェンスになるからな。ンじゃ問題。北米での大発生を支えたタニシの強さってなンだ?」

打ち止め「ほえ?? うーんと、外敵の攻撃から身を守る硬い殻と、乾燥を防ぐ蓋かな?」

一方通行「不正解、硬い殻? ンなもンはザリガニやカニの腕力の前じゃ無意味なンだよ。それと乾燥だって万全には守れねェ」

打ち止め「そっかあ、炎天下の石の上に居たら乾燥しなくても壷焼きになっちゃうもんねってミサカはミサカは再び思案……」


一方通行「時間切れだァ、正解はその食性の豊富さ。タニシは雑食性、と言うと普通だがここでは文字通り『何でも食べる』だ。肉だろォが魚だろォが植物だろォが何だか分ンねェ有機物だろォが、なンでも栄養に出来る。で食べ方も豊富なンだ。植物や肉を削り取って食べる、水底の沈殿物を掬い取って食べる、水をエラで濾して浮遊物を集めて食べる。こォいう食性があったからどンな場所でも、例え他の生物が棲めねェ低栄養な環境でさえ、生き残ることが出来たってわけだ」

打ち止め「へええ。魚が無ければ草を、草も無ければ水底のゴミを、それも無ければ水中の浮遊物を、かあ」

一方通行「そォいうことだ。オマエラも一つの事だけに囚われ過ぎると、万が一ソレを失ったら脱け殻みたいになっちまうからな」

打ち止め「次々と目的を持って生きていけ、ってことだねってミサカはミサカは余りに真っ当な教訓に正直ビックリしてみたり」



ガチャっと「ただいまー」



番外個体「で、お約束どおり大量に捕ってきたわけだけど、どうしたらいいのかな?」バケツ イッパイ

芳川桔梗「このジャンボタニシはタニシとは無関係なんだけどね。食べても美味しくないらしいし」




一方通行「……コレがタニシ的生き方だァ」ウンザリ


475 : おさかな煉獄[sage] - 2011/06/21 21:04:30.72 M5FDJF2E0 6/6

以上です。おさかな、ほとんど出てない・・・