740 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] - 2011/07/23 11:58:26.06 TM2bdeRg0 1/5

3レスくらいもらいます
上条さんとあわきんの出会いを書いてみました

元スレ
【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-31冊目-【超電磁砲】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1309616825/
741 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] - 2011/07/23 11:59:26.33 TM2bdeRg0 2/5

『もしもし?上条ちゃんですか?』

休日の朝、珍しく補習も課題もなかったため自分の部屋でくつろいでた上条当麻の元に電話口から幼くもしっかりとした口調の声が聞こえてくる。

「小萌先生?こんな時間から何か用ですか?
上条さんにしては珍しく、ゆったりと休日を過ごそうとしてたんですが……」

電話の相手は月詠小萌、上条の担任からだった。

『それは申し訳ないのですが、昨日上条ちゃんのためのプリントを渡しそびれたので、今から先生の家に取りにきてほしいのですよ』

「てことは、また補習代わりの課題ですか!?」

『そういうわけなので、お待ちしてるですよー』

「不幸だ……」

そう言いながら出掛ける準備を始める。
この手の不幸には慣れたもので、その行動は手際がよく、良くも悪くも感情と動きが一致していない。


―――数十分後、上条はボロくさいアパートの一室を訪ねていた。
表札にはひらがなで『つくよみこもえ』の文字。
心情的には決して軽くない腕を上げ、チャイムを2回程鳴らし、軽くノックをする。
すると部屋の中からドタバタと音がし、ドアが開かれる。

742 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] - 2011/07/23 12:00:02.39 TM2bdeRg0 3/5


「待たせたわね、いらっしゃい」

「へ?」

開かれたドアから現れたのは自分の担任ではなく、どこかで見たことがあるような気がする
若干露出の激しい格好をした自分と同じか少し上くらいの女性だった。

「な、なんで担任の家を訪ねたら、見覚えのある気がするキレイなお姉さんが出てきたんでせうか!?」

「あら?それって口説いてる?」

そのつもりが全くなかった上条はただ頭に?を浮かべて首を傾げている。

「結標ちゃーん、まだなのですかー?」

「ま、いいわ。それよりも中に入って頂戴、小萌が待ってるから」

そう言われ、結標と呼ばれた彼女に連れられて部屋の中へ入って行く。
部屋の中ではどう見ても子供にしか見えない彼の担任、月詠小萌その人が待ち構えていた。

「お待ちしてたですよ、上条ちゃん」

しかもニコニコ顔で。
それを見て上条は確信した……プリントが1,2枚どころではなく大量であることを。

「ところで先生、来たときから気になっていたんですけど……この女性(ヒト)はだれなんでせうか?
それとなんで部屋が焦げ臭いんですか?」

大量のプリントなんてやりたくないとばかりに最後の抵抗として話を反らそうとする。
そしてこの話をした途端、なぜか結標が気難しそうな表情をしている。

「あぁ、それはですねー。まずこの娘は結標淡希ちゃんと言って、先生の新しい同居人さんです。
それから部屋が焦げ臭い理由は結標ちゃんがお料理の練習をしていて黒こげにしちゃったからですねー」

「こうやってばらされるのが嫌だったから小萌の生徒が来るまでは料理をしないでおこうと思ったのに……」

「空いた時間を有効活用しないとこういうのはうまくならないですよ。特に結標ちゃんの場合はうちを留守にすることが多いですから」

「うっ……それを言われると……」

「同じく上条ちゃんもなぜか学校を空けることが少なくないですが」

「ここで俺!?」

743 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] - 2011/07/23 12:00:34.37 TM2bdeRg0 4/5


まさか質問をしただけで自分にまで話が及ぶとは思っていなかったのだろう。
しかしジト目を向けてくる担任教師の思わぬ意趣返しにたじろぐ暇もなく、次の一言でそれよりも凄い爆弾を投下されることとなった。

「そうだ、先生良いこと思いつきましたよ!」

上条と結標はほんの一瞬嫌な予感が頭を掠めるも、それが何か正体を確かめる間もなく小萌先生の言葉が続く。

「結標ちゃんは上条ちゃんに勉強を、上条ちゃんは結標ちゃんにお料理をおしえてあげてください。いわゆる家庭教師ってやつです!」

「へえええ!?」

「…………」

その言葉を受け上条は激しく動揺し、結標はなにやら考え込んでいる。
しばらく考え込んでいた結標だが、顔を上げ上条に向かいようやく言葉を発する。

「上条くんだったわよね?あなたが良ければ料理の家庭教師引き受けてくれないかしら?
もちろん、あなたが引き受けてくれたら私もあなたの家庭教師を引き受けるわ」

「え?ええ!?いや、悪くはないけど……良いのか?」

「なら決まりなのです。今日から結標ちゃんは上条ちゃんの家庭教師で、上条ちゃんは結標ちゃんのお料理の家庭教師なのです」

「よろしくね、上条くん」

上条が言葉を濁していると、流れを見守っていた小萌先生が裁決してしまい、結標もそれに乗っかってきた。

――――――こうして知らず知らずのうちに幻想殺しと窓のないビルの案内人は出会った。
果たして、幻想殺しと案内人が交差するとき物語は何が起こるのだろうか……。

744 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] - 2011/07/23 12:01:20.77 TM2bdeRg0 5/5

以上です
小萌先生とあわきんのキャラが崩壊してるかもorz