878 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県)[saga saga] - 2011/08/28 12:13:54.37 8G8eAfKa0 1/1

1レスもらいます。時系列なんてなかった




上条当麻は後悔していた。

飲まなければ良かった、目を覚まさなければ良かった、と。

上条の住む部屋は本来、学校に通い勉学に励む健全な学生の為にある寮の一室である。
だが今、その部屋はまるで嵐が通り過ぎたかのようになっていた。

床には大量のチューハイやビールの缶、『現実殺し』と、でかでかとラベリングされた日本酒などビンが転がっている。
勿論中身は殆ど空になっているようだ。

「酒くせぇ……うぇっぷっ」

気分も悪く頭が痛い。明らかに二日酔いである。

空缶やビン以外にも、食べかけのつまみ(の残骸)やらこぼれた醤油、開封され少し減っているスフィンクスの猫缶にぶちまけられた菓子袋。
どこぞの教師の部屋もここまで酷くはなかったはずだ。

上条はさらに視線だけを動かす。

まずはベッド。
浜面がにやにやした顔で「ぅへへ滝壺ぉ~…」などと寝言を言いながら、酒瓶を抱え爆睡している。
彼が酒を部屋に持ち込みこの惨状を招いた張本人である……と言いたい。
自分もそれに乗ってしまったことは残念なことに事実なのだ。あと服を着ろ。

次に窓際。
一方通行が右手に携帯電話、左手に我が家の電話の子機を握り締め、うつ伏せに倒れている。
顔は見えないし寝息も聞こえなくて少し怖い。
近くには吐いた後もある。誰だよ。あとそのセーラー服どっから盗ってきた。

昨日の夜の記憶はおぼろげだが、何があったのか思い出したくない。酷すぎる。

飲み始めた時はまだインデックスもいたような気がする。
逃げだしたのだろうか。懸命な判断である。子萌先生のところに行ってたら後で確実に説教を貰うだろう。

この状況を打開しようにも自分は動けない。理由は冷蔵庫にがっちりと縛り付けられているから。腕が痛い。
ちくしょう。

「……不幸だ」

酒臭い口でそう呟きため息をつく。頭からころんと、インデックスのフードが落ちた。

元スレ
▽【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-32冊目-【超電磁砲】
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