477 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga sage] - 2011/09/26 18:40:00.12 jCYEkczno 1/86レスもらいます、設定とか色々無視、全て夢オチです
風斬がどうとかシェリーが悪者っぽいとか一方通行がアレとかもご容赦ください
上条「クソっ……クソっ……! 何でテメェはそんなに強いんだよ!」
ステイル「何故強いか、だって? 決まっているだろう? それは――最強だからだよ」
轟!
上条「ぐああああああ!! ………………がっ」バタン
ステイル「このステイル=マグヌスに会った事を後悔するんだね、能力者」
―――
ステイル「……大丈夫かい?」
インデックス「……んう、……あれ? 私、頭が痛くて、それで…………っ! あなたは……」
ステイル「……ああ、悪い魔術師だよ。ただ、一つだけ言わせて欲しい。君はもう頭の痛みに悩まされる事も無い、記憶を失う事も無い」
インデックス「えっ……どういう事? それに、周りがボロボロなのはどうして?」
ステイル「君を困らせていたモノと戦った、そして勝利した。……ただそれだけさ」
インデックス「えっと……ありがとう」
ステイル(……イエス!)
上条「良かったな、ステイル」
ステイル「あぁ、僕にかかれば……って倒したはずなのに何故君が!?」
上条「その俺TUEEEな幻想をぶち壊す!」
ステイル「えっ、どういう――」
―――
ステイル「……ハッ、ドリームか」
ファーストフード店
姫神「……食べ過ぎた」
上条「……! なぁ、相席しても良いか?」
姫神「どうぞ。そして頼みがある。百円貸して欲しいのだけど」
上条「アンタみたいな綺麗な人にはいくらでも貸すよ! むしろ使って欲しい!」
姫神「美しいって。罪」
―――
三沢塾
アウレオルス「くっ……貴様、何故ここに来た」
上条「そんなの決まってんだろ……! 愛しの秋沙ちゃんを助けに来たんだよ!」
アウレオルス「秋沙ちゃんを狙うか……それは男として、当然というべきだな」
ステイル「さぁ、秋沙ちゃんをこちらに……いや、僕に渡してもらうぞ!」
アウレオルス「黙れ。秋沙ちゃんも私と居れば貴様と居るよりも、断然、幸せになるに決まっている!」
姫神「……私のために。争わないで」
姫神(この台詞。一度言ってみたかった……感動)
上条「良かったな、姫神」
姫神「……あれ? 上条君が二人居る……?」
上条「その有り得ない幻想をぶち壊す!」
姫神「それは。いったい――」
―――
姫神「……ハッ。ドリームか」
操車場
御坂妹「ほら、どうしたんですか一方通行、抵抗しないと死んでしまいますよ? とミサカは一方通行に銃を突きつけます」
一方通行「や、やめろォ……」
御坂妹「やめる訳ありません、あなたはここで死ぬのですから、とミサカは冷酷に言い放ちます」
一方通行「誰か……誰か助けてくれ……助けてくれェ……」
御坂妹「無駄ですよ。どんなに泣き叫んでもヒーローなんて現れません、とミサカは引き金を引こうと――」
「やめろ!!」
御坂妹「……?」
上条「テメェ……今すぐ一方通行から離れろ」
御坂妹「この場合、『実験』はどうなるのでしょうか、とミサカは一方通行に問います。そもそもこれは――」
上条「――ぐちゃぐちゃ言ってねえで一方通行から離れろっつってんだよ、三下!!」
一方通行「……オマエ、俺を助けに来てくれたのか」
上条「当たり前だろ……お前が困ってたらいつでも助けに行くさ」
一方通行「……三下」
一方通行(やっぱりオマエは……俺のヒーローだ!)
上条「まぁ嘘だけどな、その意味分かんねえ幻想をぶち壊す!」
一方通行「……は、ハァ? オマエ、何を――」
―――
一方通行「……ハッ、ドリームか」
土御門「上条刀夜、お前に息子が守れるのか?」
刀夜「……私は父親だ、息子のためなら命など惜しくはない」
土御門「いい覚悟だ、手加減無しで行くぞ」
土御門(中年のオヤジなんて拳一発で十分か……)
土御門は刀夜に向かって拳を突き出した。おそらく刀夜は何も抵抗出来ないまま、この攻撃を受け倒れてしまうだろう。
しかし、その予想とはかけ離れた結果が土御門を待っていた。刀夜の目が、変わった。
刀夜「……遅いな」
土御門「なっ……!?」
刀夜「ほぁたぁ!!」ゲシッ
土御門「ぐうっ……がはっ……」
刀夜「シャオッ!!」
土御門「があああぁぁぁぁあああああ!!」バタン
刀夜「私を倒すのであれば、殺す気で来る事だ。上条の血を甘く見てもらっては困る」
土御門(ど、どうなっているんだ……)
上条「よっ、土御門。驚いたか?」
土御門「カミやん……オレは、」
上条「安心しろ、そのズタボロな幻想をぶち壊す!」
土御門「な……何を――」
――――――――――――
土御門「ハッ……ドリームか」
海原(?)「御坂さん、一緒に昼食でもどうですか?」
美琴(あー……いくら断っても無駄みたいね。何か良い方法は……あっ、あそこに居るのは)
美琴「おーい、ちょっとー!」
上条「ん?」
美琴「ごめ~ん、待った~?」
上条「……何言ってんの?」
美琴「(……今は黙って私の言う事を聞きなさい)」
上条「(はあ……で、何だよ?)」
美琴「(今だけ恋人のフリして、お願い!)」
上条「(恋人のフリ……? もう一度言うけど、何言ってんの?)」
美琴「(だから……この男がしつこいから追い払うために……)」
上条「そうじゃなくて、『フリ』なんかわざわざしなくても良いじゃねーか」
美琴「へっ……? どういう事?」
上条「だって、お前は俺の彼女だろ?」
美琴「え、えええェェェええええ!?」
上条「……何をそんなに驚いてんだよ、美琴」
美琴「み、みこ、みこと……って」
上条「お前がそう呼べって言ったんだぞ? ほら、せっかく会えたんだしデートでも行くか?」
美琴「う、うん……」
美琴(ちょっと、何なのよコレ!? でも……悪くない、かも……)
上条「――ってのは嘘なんですけどね、その甘い幻想をぶち壊す!」
美琴「えっ? ちょっと、いったい何を――」
―――――――――――
美琴「……ハッ、ドリームか」
インデックス「ひょうか、今日は何して遊ぶ?」
風斬「うーん……どうしようか」
インデックス「ひょうかは何かしたい事はある?」
風斬「こういう事には慣れてないから、よく分からないかも……」
インデックス「私も遊び方はよく分からないけど、ひょうかと一緒に居ればきっと楽しいと思うんだよ!」
風斬「そ、そうかな……」
インデックス「だって、『ともだち』だもん。二人でいるだけで楽しくなる――」
シェリー「――ワケねえだろうがァ!!」
風斬「あ、あなたは……それより、あの子はどこに……」
シェリー「ともだち? ふざけた事言ってんじゃねえよ! テメェは化け物なんだからねぇ!」
風斬「そんな事は……私だって、感情があります! あの子を大切にしたい気持ちだって……」
シェリー「それも所詮は作り物じゃない、化け物。大人しく消えちまえ!」
風斬「……私は、私はやっぱり……化け、」
上条「そんな訳、無いだろう?」
風斬「えっ……? 」
上条「遅れて悪かったな、風斬。――まずは、その悲しい幻想をぶち壊す……ッ!」
―――――――――
風斬「……あれ? さっきのはいったい……」
インデックス「あっ、ひょうかが起きた。何だかうなされてたみたいだけど大丈夫?」
風斬「もしかして、私……寝てた?」
インデックス「うん、気付いたら寝てたんだけど……苦しそうだったから心配だったんだよ」
風斬「そっか……ありがとう、何でもないから」
上条「おーい、インデックスー、風斬ー!」
インデックス「あっ、やっと来た。とうま、遅いんだよ!」
上条「悪い悪い……さて、約束通り遊びにでも行きますか」
インデックス「とうまは遅れた罰として色々ご飯をご馳走してね。行こう、ひょうか!」
風斬「うん、でもその前に……」
上条「ん? どうした?」
風斬「えっと……ありがとうございます」
上条「……へっ? 俺、何かしたか?」
風斬「良く分からないですけど、何となくお礼を言いたくなったんです」
上条「はぁ……とりあえず、どういたしまして」
484 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga sage] - 2011/09/26 18:47:39.64 jCYEkczno 8/8バクは悪い夢を食べるとかなんとか。どうも失礼しました