825 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage] - 2011/10/18 01:25:05.55 FIL6XuuP0 1/52レスもらいます
未来設定通行止め注意
※関連
打ち止め「ちょっと、ミサカを見てあなたは何も思わないの?」
http://toaruss.blog.jp/archives/1039105045.html
棚を探るとスポーツブラばかりが出てくるのは、ヨミカワの教育方針なのだろうか。
明日の分のブラジャーとショーツを用意すると、ベッドで寝転がっている番外個体に視線を移した。
風呂上がりの番外個体は下着姿で大股を広げてミサカの漫画を読んでいる。
仰向けになっているというのに、潰れてしまわない胸に自然と目がいってしまう。
「あの人は胸が大きいのと、小さいの。どっちが好きだと思う? ってミサカはミサカは番外個体に尋ねてみたり」
「はぁ? そんなの本人に聞きなよ」
「だ、だって! またミサカだけが先走っちゃったら恥ずかしいもん……」
一度失敗すると、中々もう一度チャレンジするのは難しい。
何も意識されていないのなら聞けるじゃないか。
でもでも、またあんな恥ずかしくてどうしようもない気持ちになるのは嫌だ。
二つの気持ちが反発しあって、前に進めなくなる。
(思い出すと、また……うー。やだやだ! なしなし! 意識されていないなら意識されるまで頑張ればいいんだもんっ!
ってミサカはミサカは前向きに考えてみる!)ヨシッ
「……ふぅん」ギシッ
「え、え?」
急に立ち上がった番外個体に目を丸くさせた。
シンプルな黒のブラジャーに包まれた胸が少し揺れる。
「じゃ。聞いてきてあげるよ。おねーちゃんのためにもね」ガチャ
「えっ」
お姉ちゃんって……っと口を開こうとする鼻先で、バタンとドアが閉まった。
何だか心がくすぐったいようで、下唇をきゅっと噛む。
(変なの。番外個体が親切なんて)
ふひへ、と思わず笑顔が洩れる。
そのままの勢いで思い切りベットに背面からボスンと落ちてみた。
サラリとした布と肌が擦り合う感覚が気持ちが良い。
前を見ると、ぺちゃりと重力に逆らえず潰れた胸が目に入った。
ぐっと唾を飲み込み、一度瞼を閉じ、また開く。
よし、という小さなかけ声と共に勢いよく腹筋で起き上がった。
(……全く揺れない)
思わず自分の胸を見て先ほどの番外個体の胸と比べてしまい、それに少し落ち込む。
どうして同じ遺伝子なのにこうも違うのだろう。
けどけど、と首を振った。
あの人が巨乳が好きだとは限らないし――、と、ここまで考えてふと気がつく。
「……あれ、番外個体って下着のままで行ったんじゃ」
「行ったらダメーってミサカはミサカは下着姿の番外個体が行くのを阻止してみたり!!」
「はぁ!? 知りたいって言ったのは最終信号でしょ!? てか最終信号だってこの間下着姿で行ってたじゃん!」
「ミサカはいいけど番外個体はダメなのーっ!!」
「意味わかんないんだけど!?」
(だってだって! もしあの人が巨乳好きだったら番外個体を意識しちゃうじゃない!!)
828 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage] - 2011/10/18 01:31:09.01 FIL6XuuP0 4/5おわり
>>793-794の続き的な
すいませんでした
830 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] - 2011/10/18 05:57:31.68 BfyWz+sjo 5/5乙
パンティからショーツに変わってるしwww
続き期待