890 : 上条「大覇星祭か……しばらく麻雀漬けだな」[] - 2011/10/25 23:54:27.66 EwfURI5ao 1/20

麻雀×禁書で12レスお借りします。

思い立ってからスレ立てしようかするまいか悩んで、とりあえずここに投下というカンジで。


・注意!

あまり多くはないですが、地の文あり

麻雀SSです。ある程度麻雀がわからないとキツい作りだと思います

麻雀の理論については鵜呑みにしすぎないでください
あまり過激なことは言ってないので、大丈夫だと思うのですが……


では、いろいろ拙い点はあるかと思いますが少しでも楽しんで頂ければ幸いです

元スレ
▽【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-33冊目-【超電磁砲】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314623016/
891 : 上条「大覇星祭か……しばらく麻雀漬けだな」1/12[sage] - 2011/10/25 23:55:39.97 EwfURI5ao 2/20


ここは学園都市。
麻雀に魅せられた人間が作り、麻雀に魅せられた人間が集う都市。
そこで例年開かれる麻雀大会、その名前を大覇星祭と呼んだ。

今日はその大会の予選開催日である。
学園都市のとある高校、そこでも予選の準備が進められていた。

「はーい、それでは野郎ども、子猫ちゃんたち、カードを配布するのですよー。
一応再発行はできますけど、なくさないでくださいねー?先生との約束なのですよー?」

そういいながら、上条の担任である月詠小萌が配るは大会用のカードである。
大会には予選があるのだが、その予選は学園都市の全域で行われる。
このカードをカードリーダーにさし、指定された10半荘以上を打つ。
その成績に応じて予選通過の可否が決まるわけである。
カードはすぐに上条当麻の下へとやってきていた。
このカードにはそれまでのデータも記載されており、これを参考にして打つことが期待されている。
共に記載されているレベルは、学園都市で定めた戦績に応じた称号のようなものだ。


上条当麻/レベル0
対局数 0/10
順位率
予選中 予選前
1 0% 14%
2 0% 28%
3 0% 26%
4 0% 34%


「……はぁ。やっぱり負けてばっかだなあ」
「なになにカミやんどうしたの……あらー、これはちょっとひどすぎやねえ」
「どれどれ?うわ、これはさすがに酷過ぎだぜい……」

こうして話しかけてきたのは青髪ピアス・土御門元春の二人である。
上条とは腐れ縁で、もう長年仲良くしている二人だ。

「なんだよ、それならオマエらもデータ見せてみろよ!」
「ん?ええよー」
「俺も構わないぜい」

ペロー、っと差し出されたカードは以下の通り。

----/レベル1
対局数 0/10
順位率
予選中 予選前
1 0% 19%
2 0% 30%
3 0% 34%
4 0% 17%

土御門 元春/レベル2
対局数 0/10
順位率
予選中 予選前
1 0% 21%
2 0% 25%
3 0% 28%
4 0% 26%

892 : 上条「大覇星祭か……しばらく麻雀漬けだな」2/12[sage] - 2011/10/25 23:56:30.34 EwfURI5ao 3/20


「う……確かに、上条さんよりは大分……」
「そうやろー? つっちーには及ばへんけどねえ」
「青ピはラス回避麻雀しすぎなんだぜい、まったく……
学園都市は基本はトップ率を重視するから、レベルあげたかったらトップを狙っていかないといけないんだにゃー」
「わかってるんやけどねえ……どうしてもラスはイヤやねー。
だから基本的にはオカがない雀荘に行くようにしてるんやけど」
「そういや青ピ、オマエその名前はどうしたんだよ?」
「んー、なんか登録で手違いだしてしもたらしくてねー。
小萌センセがあとでちゃんとなおしとくから、とりあえず今はこれで我慢してくれって」
「珍しいこともあるもんだにゃー」
「そうやねー」

穏やかな談笑が続く。
そこに三人の担任である小萌がやってきた。

「あれセンセ、どないしたん?もしかしてボクに会いに……」
「あたらずも遠からずなのですよー。
青ピちゃんには、もう一度しっかり登録ミスのことで謝っておかないといけないと思いましてー……」
「ああもうセンセ、そんな表情で見つめられたらボクもう……!」
「やめろ変態!」
「やめるんだにゃー!YesロリータNoタッチだぜい!」
「つっちーに言われても説得力0やー!!」
「せ、先生はロリではないのですよー!」


手を振り上げ抗議しても無駄と悟ったのか、コホンと咳払いをして調子を整える。


「そ、それはそれとして。ちょっとアドバイスをしようとも思ったのですよ」
「アドバイス?」
「まず予選では、対戦した相手のレベルも考慮されるのです。
だからあんまり弱い者イジメをしてばかりじゃダメってことなのですよー」
「うっ」
「カミやんの考えそうなことだにゃー」
「スキルアウトのいるあたりでもいこうと思ってたんやろうねえ」
「それと、上条ちゃんは最近特に成績が落ち込んでるのですが、気にしすぎも毒なのですー。
ですからもし三人がよければなのですが……」
「もしかしてもしかして、あれやねセンセー!ボクはいつでも歓迎やー!」
「小萌先生とは最近してなかったら丁度いいにゃー」
「え、え、なに?」
「……この流れ、普通はわかるはずだぜい……」
「カミやんはさすがやねえ」
「先生と一局打ちませんか、ということなのですよ。
時間があまりないので東風になってしまいますが……」
「せ、先生ー!」
「うわっぷ、か、上条ちゃん抱きついちゃだめなのですよー!
ふ、二人とも見てないで助けてほしいのですー!」
「目の保養やねえ」
「そうだにゃー。でもカミやんはあとでぶっとばす」
「もちろんやねー」

893 : 上条「大覇星祭か……しばらく麻雀漬けだな」3/12[sage] - 2011/10/25 23:57:07.39 EwfURI5ao 4/20

『とある高校・宿直室』

【ルール】
点3
オカアリ・ウマ1-2
『東風』アリアリ
赤牌はそれぞれに1枚ずつ、計3枚
4飜30符、3飜60符は切り上げ満貫
ダブロンアリ。リー棒、積み棒は頭ハネ
槓ドラは即乗り
チーとポンはポン優先
ダブル役満アリ。スッタン、純正チューレンや国士無双13面などもダブル
包アリ。大明槓包もアリ
シーサンプートーアリ
四風連打、九種九牌、四開槓による流局あり

894 : 上条「大覇星祭か……しばらく麻雀漬けだな」4/12[sage] - 2011/10/25 23:58:24.75 EwfURI5ao 5/20


「じゃ、先生の親から始まりなのですよー」

東1局 親・小萌

東 小萌 25000
南 青ピ 25000
西 上条 25000
北 土御門 25000

ドラ・3p


・上条配牌
二二四六14889s5p南南北

(……なんといういつも通りの配牌。あ、いつもよりちょっといいか)
(カミやんのわかりやすさはある種の才能やねえ)
(とりあえずカミやんは警戒しなくてよさそうだにゃー)
(上条ちゃん、頑張るのです……勝負は時の運なのですよ。
それを見極めるのが肝要なのです)


『5順目』
・土御門手牌
二三四八4r567s3488p北 ツモ北

(うーん、役牌としての北にはそれほど興味はないけどにゃー。
ピンフ系ならソウズを伸ばすのは既にほぼ確定だぜい。
それなら安全を買う意味で、八切りと行こうかにゃー)

《土御門 打 八》

「ポン!」
「ああん、ボクもセンセに食べられたいでー」
「そ、そういうつもりではないのですよー」

《小萌 打r5p》

「「「!」」」 
「うーむ、センセ早そうやねえ」
「どうなのでしょうねー?」
「やれやれ、油断はできないにゃー」

895 : 上条「大覇星祭か……しばらく麻雀漬けだな」5/12[sage] - 2011/10/25 23:59:07.36 EwfURI5ao 6/20


『8順目』
(小萌先生、さっきの鳴きからもう怖いなー。さて、上条さんはと……)

・上条手牌
二二二四五六899s45p南南 ツモ3p

(おお、絶好のドラ引き!あまり高くはないけど南も9も一枚も出てないし、まだ5順目。
一枚切れの7よりもアガれそうな9と南のシャボでリーチだな!!)

「リーチ!」

《上条 打 8s(リーチ)》

「……それ、ロンなのですよー」
「うえっ!?」

・小萌手牌
三四五34567s33p[←八八八]

「親のタンヤオドラドラ、5800なのです」
「ちょっと高いし……不幸だ……」
「ここは満貫なかったことを喜ぶところかもしれないにゃー」
「迷わず鳴いて赤切るアタリはさすが小萌センセやねえ」
「アレ切ったら聴牌だったので、ノータイムでの行動なのですよ。
満貫を夢見るのはもちろんいいですけど、確実なアガリも大切なんですからね!」
「身にしみました、ハイ……」


東 小萌 25000→30800
南 青ピ 25000
西 上条 25000→19200
北 土御門 25000

【info:リーチ宣言牌でアタった場合は、リー棒を出す必要はありません】

896 : 上条「大覇星祭か……しばらく麻雀漬けだな」6/12[sage] - 2011/10/26 00:00:14.67 M606eYZso 7/20


東1局・一本場 親・小萌

東 小萌 30800
南 青ピ 25000
西 上条 19200
北 土御門 25000

ドラ・八

・上条配牌
一一二三六六八349s2p東中

(お…!上条さんにしてはそこまで悪くない配牌!)
(上条ちゃんが落ち込んでないのですー……
上条ちゃん、チャンスが来たならそれを逃がさないようにするのですよー?)


《小萌 打 発》

「あ、それポンやねー」
「せっかちだにゃー」
「もう一枚が王牌で眠ってたらどうするんつっちー!」
「上条さんにありがちなことですねー」
「そ、その、そういう時もあるのですから一概に一枚目で鳴くのもあながち間違いだとは言えないのです。
もちろん、他に手代わりしていく可能性を捨てているのは確かですが、
青ピちゃんの手牌が見えない以上はあまり多くは語れないのですよー」
「そういうことやねー」


『7順目』

・上条手牌
一一二三四六七八349s23p ツモ2s

(これは良い、三色もあるし、これは一体誰の手なんでせうか!
高め狙いでここはダマでいくか!)

《上条 打9s》

(ふーむ……だにゃー)

《土御門 打4s》

「あ、土御門ちゃん……」
「それ、ロンやー!」


・青ピ手牌
六七八23456s白白[←南南南]
ドラ・八

「南ドラ1、2000は2300やね」
「ふいー、あんまり高くなくてよかったぜい」
「うおお、上条さんの満貫が……!うおお……!」
「……」


・青ピ捨牌
一北8s西6p3s
5s

・土御門手牌
三五五七八2256s2344p



東 小萌 30800
南 青ピ 25000→27300
西 上条 19200
北 土御門 25000→22700

897 : 上条「大覇星祭か……しばらく麻雀漬けだな」7/12[sage] - 2011/10/26 00:01:07.44 M606eYZso 8/20



東2局 親・青ピ

北 小萌 30800
東 青ピ 27300
南 上条 19200
西 土御門 22700

ドラ・中

(ぬぐぐ……上条さんにあんな手は今後来るんでせうか……)

・上条手牌
一三五33479s56p中中中

「きたああああああああああ!!!」
「うひゃあっ!」
「うるさいぜいカミヤん……」
「……上条ちゃん、素直なのは先生も好きですけど、ポーカーフェイスも麻雀の大事な要素なのですよ……」
「き、気をつけます……」
「全くもうカミやんときたら、困ったもんやねえ」

《青ピ 打 二》

「チー!」
「あらー……」
「イヤな鳴きしてくれるぜい……」
「ま、まあ、勝負手が来たならそう悪い選択ではないと思うのですよ。多分……」


『6順目』
・上条手牌
五六339s56s中中中 [←一二三] ツモ7s

(よし、聴牌だ!)

《上条 打 9s》

(むう、これはどうしようもないにゃー……)

《土御門 打 9s》

(上条ちゃん、聴牌したんですかねー……ここはとりあえず回すのです)

《小萌 打 7s》

(うーん、親やし結構いい手やし……まっすぐやね)

《青ピ 打 五》

(来い、ツモれ!ツモれ!)

・上条手牌
五六33s567p中中中 [←一二三] ツモ七
ドラ・中

「良し、ツモった!中ドラ3、2000-4000だ!!」
「……ボク、結構危なかったんやねえ」

北 小萌 30800→28800
東 青ピ 27300→23300
南 上条 19200→27200
西 土御門 22700→20700


898 : 上条「大覇星祭か……しばらく麻雀漬けだな」8/12[sage] - 2011/10/26 00:01:36.30 M606eYZso 9/20


東3局 親・上条

西 小萌 28800
北 青ピ 23300
東 上条 27200
南 土御門 20700

ドラ・南

(よし、いいぞ、良い流れだ。こういう時こそ慎重に、慎重に……)

・上条配牌
三四r五33r577s2445p西白

(これもいい手牌だ!鳴いてタンヤオドラドラができる!)
(……カミやん、浮き足だってるにゃー?)
(なんか土御門君が悪い顔してる気がするでー……)

《上条 打 西》

「ポン!」
「「「!」」」
「なに驚いてるんだにゃー?それ、五切って先生の番ぜよ」
「……やりにくくなってきましたねー。ここが正念場なのですよ」


『8順目』

(いい手にはなって来たけど、土御門にピンズが危ない……)

・土御門捨牌

五七3s8s発南
四2p

(でもあの土御門だ、本当にピンズ待ちなのか?
いや、でも南は捨ててるし赤ドラはここにある。
染め手じゃなかったらそう大した点じゃない。
張ったらピンズ以外は真っ向勝負だ…!)

「なーんかカミやんがごちゃごちゃ悩んでるみたいやけど、
その前にボクがリーチやー!」

・青ピ 打 一(リーチ)


・青ピ手牌
二三四四四五六七45s888p
ドラ・南

・青ピ河
東東2s3p5p白
7s一(リーチ)

(やばい、全然青ピケアしてなかった……3-6sあたりか!?
でも先生も、ウラ筋とか信用し過ぎるなって言ってたしな……回せれば回したい。
いやでも、ここは弱気になる手じゃない!テンパったら行く!!)

899 : 上条「大覇星祭か……しばらく麻雀漬けだな」9/12[sage] - 2011/10/26 00:02:35.98 M606eYZso 10/20


『9順目』
・上条手牌
三四r五33r577s23445p ツモ6s

(よし!三色は見込めなくなったけど、良い形だ!切る牌もちょうど青ピの安全パイだし、
アタリ牌も青ピの河にある!土御門が下りるか、先生が土御門よりも青ピを気にすればでる!
この手にリーチはいらない!)


《上条 打 7s》

「カーミやーん」
「ん?」
「悪いけど、そ れ な ん だ よ にゃー」

・土御門手牌
5666s44r5566p南南南
ドラ・南

「……は?」
「南イーペーコードラ4。ハネ満だぜい」
「は、はああああ???染め手だったんじゃ!?
それに南って、一枚切ってるのに!?」
「……なんとも、老獪な一手なのです……
先生も、ドラの南を引いてきたら多分カンしてるのですよー」
「はあー、さすがつっちーやねえ……ボクも絶対そのアガリにはならんわー。
あーあー、まあでも振り込まなくてよかったわー」
「さ、カミやん。12000、耳をそろえて払ってもらうぜい!」
「ふ、ふ、不幸だー……」

西 小萌 28800
北 青ピ 23300→22300
東 上条 27200→15200
南 土御門 20700→33700

【info:青髪ピアスはリーチをしているので、リー棒分の1000点を失います】

900 : 上条「大覇星祭か……しばらく麻雀漬けだな」10/12[sage] - 2011/10/26 00:03:09.78 M606eYZso 11/20


東4局(オーラス) 親・土御門

南 小萌 28800
西 青ピ 22300
北 上条 15200
東 土御門 33700

ドラ・2s

「うおー……」
「うおう、カミヤんのテンションが……」
「まああれにあたったらしょうがないんやない?」
「先生もあれは、当たり得たのですよー……
土御門ちゃん、やっぱり麻雀うまいですねー?」
「レベル2捕まえて麻雀うまいなんて、買い被りもいいとこですにゃー」
「うーん。まあ、先生は深くは聞かないのですよ」
「……にゃー」
「?」
「?」
「二人は気にしなくていいのです!さ、土御門ちゃんが切らないと始まらないのですよ!」
「あ、ごめんだぜい、二人とも!」

《土御門 打 一》

「それ、ポンだ!」
「あらら……今日はよく染め手が……いや、染め手『っぽい』鳴きが入る日なのですよー」

・上条手牌
二四七九九58s345p [一一一→]
(点数的に、これはもう染め手に行くしかない!
どうせラスなんだし、もうどうとでもなれだ!)


『4順目』
「チー!」
「あら、鳴かれてしもたかー」

『7順目』
「ポン!」
「うう、そろそろ厳しいのですー」

『9順目』
・上条手牌
五六七南[一一一→][←三二四][九九↑九] ツモ三

(よし、待ちはよくないけど清一色張った!)

《上条 打 南》

「うーむ、参ったにゃー」

《土御門 打 南》

「……」

《小萌 打 1s》

「振りでもしたらボクがラスやしなあ…といってもツモられてもダメなんやけど」

901 : 上条「大覇星祭か……しばらく麻雀漬けだな」11/12[sage] - 2011/10/26 00:03:41.35 M606eYZso 12/20


・上条手牌
三五六七[一一一→][←三二四][九九↑九] ツモ四

(お……でもどっちに受けるかな?
場に見えてる枚数は同じだし……なんとなく、四-七で待ちたい気がするな。
三-六のがいいのかもしれないけど、どうせ出ないだろうし…よし)

《上条 打 三》

「おおう……まあそれが通るってのはありがたい話だぜい」

《土御門 打 三》

「……」
「センセ?センセの番やでー」
「……先生はですね、一生懸命頑張っている生徒さんの姿が大好きなのです」
「?」
「麻雀でもそれは同じで、上条ちゃんみたいに頑張ってる生徒さんはどうしても応援したくなっちゃうのですよ。
だから青ピちゃんには悪いんですけど、順位も変わりませんし、許してほしいのですよー。
今度お昼ご飯奢ってあげるのですー」

《小萌 打 四》

「え……あ、ロン!」
「野郎ども、大覇星祭、しっかり頑張ってくるんですよ!」

『――――終局!』


902 : 上条「大覇星祭か……しばらく麻雀漬けだな」12/12[sage] - 2011/10/26 00:05:39.98 M606eYZso 13/20


結果
小萌 20800
青ピ 22300
上条 23200
土御門 33700

順位
一位 土御門 元春 レベル2
二位 上条  当麻 レベル0
三位 ---- ---- レベル1
四位 月詠  小萌 教師


「ああんもうセンセってば、カミやんばっかりずるいー」
「ご、ごめんなさいなのですよ……でも青ピちゃんはまだ手が遠そうだったので、それならと……」
「さすがセンセ、そこまでわかってたんやねー」
「はー……そんなところまで気を配る余裕無かったなあ」
「カミやんのアタリ牌もわかってたに違いないぜい!」

「いやその、あれはあまり確証があったわけではないのですけど、
上条ちゃんの手を見てると新しくツモった牌は三の隣に入れたのがまず一つなのです。
上条ちゃんは理牌が素直ですから、三より大きい数字なのはほぼ間違いなかったのです。
それで八は先生が三枚持っていて、青ピちゃんが一枚切っていたので、
四五六七か四四五六、五六七七の形がありそうだと思っただけなのですよー。
あれが空切りだったり、567あたりのシャボだったらわからなかったのです」

「……」
「カミやんが固まってるぜい」
「この顔は理解できとらんねえ」
「……ま、麻雀って、奥が深いんですね……」
「その通り!上条ちゃんも、まだまだ勉強なのですよ!
あ、でも麻雀以外もちゃんと勉強してほしいのですよ?」
「が、頑張ります!まずは大覇星祭頑張ってきます!」
「その意気なのです!では、先生は用事があるのでそろそろお暇するのです。
もし使いたければそのまま宿直室を使ってしまって構わないのですよー」
「あ、ありがとうございました!」

小萌のおかげで辛くも2位で対局を終えられた上条。
今後、彼はどのような強敵と会い、そして闘うのだろうか。
それはまだ、誰にもわからない……


903 : 上条「大覇星祭か……しばらく麻雀漬けだな」[sage] - 2011/10/26 00:06:42.88 M606eYZso 14/20


終わりです


禁書と麻雀と言えば大概は無茶苦茶な超能力麻雀になると思うんですが、
自分はそういうのよりもなにかしら理論とか心理戦とかある方が燃えるんですね。

で、自分でいろいろ考えているウチに、それならまあ書いてしまえと

でも禁書でやるからにはキャラも立たせないといけないし、
うーむ……と、結構いろいろ頭を悩ませて書いた一本だったりします
土御門なんかはかなりよく書けたんじゃないでしょうか

他にもレベル5なんかは数人ネタは考えていますが、ひとまずはこれで
またお会いすることがあれば、その時はよろしくお願いします
お読み頂いて、どうもありがとうございました

904 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] - 2011/10/26 00:18:57.28 M606eYZso 15/20

点数揃えたつもりがズレてるうううう
見にくかったらすみません……

905 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] - 2011/10/26 00:24:34.15 97Rr0QgDO 16/20

乙、土御門の差し込みとか南4枚からの1枚切りとか面白かったよ、ただハネ満上がった局って土御門、西鳴いてなかったけ?

906 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] - 2011/10/26 00:42:50.17 vMEPr6Jho 17/20

基礎知識が無いから何が何やら
とりあえず小萌せんせーがいい先生だってのは分かった

907 : 上条「大覇星祭か……しばらく麻雀漬けだな」[sage] - 2011/10/26 00:53:56.66 M606eYZso 18/20

>>905
クソワロタ
泣きたい、でも指摘ありがとう

909 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[sage] - 2011/10/27 00:44:19.91 bmYOJNpao 19/20

『ところで一方通行って』
『一気通貫とか好きそうな名前してるよな』

910 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] - 2011/10/27 01:05:59.83 ByFV7kjDO 20/20

なんでオマエはそうやって! 人を的確に傷つけることが言えるンだよ!!