889 : SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[] - 2011/12/14 23:19:36.91 my3LgNRao 1/3

冥土通行でニレス貰います。

元スレ
▽【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-34冊目-【超電磁砲】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1320320521/
890 : SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[sage] - 2011/12/14 23:20:25.04 my3LgNRao 2/3

『ちょっと用事で一時間ほど留守にするから、店番を任せてもいいかしら?』

『はァ? 普通は研修初日の奴に店番なンか任せねェだろ』

『だって鈴科君は飲み込み早いし、大能力者から見れば店のお金なんか端金でしょ?』

『まァそうだけどよ……』

『何より黄泉川さんの紹介だしね。期待してるぞ少年ー』


「はァ……なンで俺がこんなことしねェといけないンだよ」

一方通行は研修初日から早くも後悔していた。
それもこれも先週、黄泉川に『打ち止めも春から小学生だしお前も外に出るじゃん』と言われ復学か就職かの選択肢を与えられたからだ。
気乗りはしなかったが暗部解体後やることがなく、無趣味で缶コーヒータワーを作るか公園の砂場に復活した垣根を埋めるしか暇つぶし手段がないのに加え、学生となる打ち止めの教育にも宜しくないので承諾した。
彼に指導できる人材や彼を満足させる実験施設がないのに加え、勝手に振り込まれる学園都市の汚れた金で打ち止めを育てたくないと言う願望もあり、就職を選ぶことになる。

(同じ学区だから通勤時間が短かいのはいいが、やっぱり面倒くせェ……)

当初は研究員になると思っていたが『研究所だと一日中部屋に篭るだろ?』と狙いを看破され彼女の友人が経営する本屋を紹介された。
ちなみに『第一位の一方通行』では不必要なトラブルが起こると考え、『念動力の大能力者』鈴科として働いている。

891 : SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[sage] - 2011/12/14 23:20:55.55 my3LgNRao 3/3

「これ先月の週刊誌じゃねェか。なンで一ヶ月前の雑誌が並んでるンだよ」

ボヤきながら雑誌コーナーを整理していた彼だが『ピンポーン』と音と共に成人向けコーナーからの呼び出し音がなり、嫌々ながらレジに向かった。

「おや? 久し振りだね?」

「あァ? チッ、何の用だ」

「本屋で本を買う以外にすることは余りないと思うね?」

「へェへェ、とっとと出しやがれ」

「とりあえずその棚の上一列を全部だね?」

「はァ? 棚一列っておい」

冥土帰しが指差したのは一列で百冊は入る大型の成人向けコミック棚であった。

「だって僕には需要があるからね? 量が多いから配達を頼むね?」

「ン、あァ患者に必要な物か。病院名義でいいか?」

「いいや? 僕個人用だけどね?」

「あァ? 一列ってオマエ、百冊近くあるぞ!?」

「僕を誰だと思っている?」

「下らねェことでキメ顔作ってンじゃねェよ!」