341 : 本当の強さ[] - 2012/01/04 01:16:55.24 EjnLHmda0 1/1

 上禁で一レスもらいます

 
 上条当麻はベッドの上で横たわっている。

 いつもどおり、彼は誰かを救って、巻き込まれて、こうやって病院に運ばれ、眠っているのだった。

 そして、彼が病院に入院する度に横に寄り添う一人のシスターがいることは、病院なんではよく知られいていることだったりする。

 そのシスター、インデックスは上条当麻の寝顔を見ていた。

インデックス「とうまはまた無茶してるんだよ」

 その目は心の底から上条当麻を心配している顔だった。

 今にも泣きそうなのを必死に堪えている顔だった。

インデックス「わたしはとうまに無茶して欲しくないんだよ」

 言葉は歌のように響いていた。

インデックス「わたしはとうまのことが好きだから」

 その顔にはどこか悲しみがあった。

インデックス「だけどダメだよね――わたしがとうまを独占しちゃったら」

インデックス「とうまは誰よりも優しくて、誰よりも強いんだよ」

インデックス「とうまのおかげで、あいさも、短髪も、あくせられーたーも、しあげも、私も助かった」

インデックス「とうまは本当の強さを知っているんだよ」

インデックス「わたしはとうまを心配することしかできないんだよ」

インデックス「わたしには――それが悔しいかも」

 その緑色の目からは涙が溢れていた。

インデックス「それじゃあね、とうま」

インデックス「また明日、とうまが起きている時間にくるんだよ」

 そういって、インデックスは病室から出て行った。

 直後――





上条「馬鹿野郎……」




 上条当麻は涙を流しながら言う。

上条「お前が居てくれるから、俺は安心して帰って来れる」

上条「お前のおかげで、後ろを気にしなくて済む」

上条「感謝してるのは――こっちのほうだっての」

 そう言って上条透馬は布団を被るのだった。

元スレ
▽【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-35冊目-【超電磁砲】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1324178112/