674 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] - 2012/01/19 01:11:14.36 mQz01X7DO 1/3

小ネタもらいます
上イン?注意

元スレ
▽【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-35冊目-【超電磁砲】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1324178112/
676 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] - 2012/01/19 01:13:04.62 mQz01X7DO 2/3



太陽の暖かな陽射しに誘われて、課題の手を止め夢現――。
インデックスの顔が眼前に迫っていることに気がついたのは、その数秒後のことだった。

「とうま」

「ん……おーう。んだよインデックス。上条さんは今勉強中なの」

「あ、う。ごめんねっあのねっ」

そこで感じた違和感。
インデックスが、こんなにも――ッ
しおらしいときにはッ何かがある!!
思わず強張らせた俺にインデックスは頬を膨らませた。
――頬を膨らませた、だけ?

(噛みつきにこない……?)

「もうとうま!だからね、その……私」

インデックスが何かを言っているようだが、頭に入ってこない。
何故インデックスは俺に噛みつかないッ!?
何故――俺は物足りなさを感じているんだッ!?
ガツンッ
勢いよく壁に頭を叩きつけた。
頭に響く痛みッ
――痛みと同時に心地好さが襲う。

「えっとうま!?ど、どうしたのかな!?」

「いや――大丈夫だ」

……ふぅ。

冷静に頭が回転し始める。
そう、そうだ――。
まずはインデックスの話を聞いてやらなくてはいけない。



677 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] - 2012/01/19 01:15:23.39 mQz01X7DO 3/3



「で?何だって?」

「あ、うん。あのね、私、まだ――えっと」

インデックスは躊躇うように下唇を噛むと、グッと目をつむった。
小さな手を服の裾にかけ――ッ
バサッという音と共に、風が吹いた。
そこに現れたのは――白ッ
白のッ
パンティッ

「な、なにを――ッ」

ここまで口にしたところで気が付くッ
白?
否ッ
白だけでは――ない。

「あの、生理が、始まっちゃった――みたいかも」

酸っぱいような、独特な匂いが!
芳しい匂いが鼻孔をスッと通り抜けていくッ
震える声を必死で抑えながら――俺はインデックスの肩に手を置いた。

「脱げ」

「えっ!?」

違うッ間違えた――ッ
言葉の選択missッ
最悪のッ選択!!
インデックスの訝しげな視線が俺のあらゆる孔という孔を射す!!
――どうするんだ。
このままでは俺の評価の暴落は必至ッ
ここで幾度も死線を潜り抜けてきた俺の話術が口を開くッ

「そのままだと気持ちが悪いだろ?」
「新しいパンツなら買ってきてやるからさ」
「とりあえず股を拭かなきゃな」
「なんだったら俺が拭いてやるしさ」
「優しく拭いてやるから」
「soft touchなら任せろって」
「気持ちが悪いだろ?ヌルヌルするだろ?」
「大丈夫だ――ッインデックスの気分を悪くさせるなんて――ッ」
「そんな幻想ッ俺がぶっ殺してやるッ」

そのとき、何を言ったのかは覚えていない。
ただ――その直後のインデックスの顔を見て、

(あぁ……失敗したな)

と思ったことだけが、記憶に残っている。


おわり
反省はしてるが楽しかったのでまたやるかも
いろいろとすまんかった