680 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage] - 2012/01/20 21:44:30.71 1cbTreeAO 1/5仲良しな香焼くんと打ち止め、親バカ過ぎるねーちんと一方さんのギャグを投下させて頂きます
―――とある休日の公園
打ち止め「バケツに水入れてきたよー!ってミサカはミサカはトンネル作りに対する意気込みを表明しながらお砂場に帰還してみる!」タタッ
香焼「ありがとうっす。こっちもシャベルの準備は出来てるっすよ」
打ち止め「えへへ。あの人はミサカに優しいけどあんまり一緒にこういう遊びはしてくれないからとっても楽しみなのってミサカはミサカはコウヤギに感謝してみたり」
香焼「いえいえ。じゃあ自分はこっちから掘るんで打ち止めちゃんはそっちから進めて下さいっす」
打ち止め「うん!絶対開通させようね!ってミサカはミサカは一生懸命シャベルで砂をかき分けてみたりー!」
香焼「よーし、頑張るっすよ~!!」
キャッキャッ
神裂「……」
一方「……」
神裂「かわURYYYYYYYYY!!!!」ガンガンガンガン
一方通行「クソッ!クソッ!!なンだアイツらっ!和み過ぎンだろっ!小動物かっ!小動物なのかッッッ!!!!」ガンガンガンガン
垣根「……」
ステイル「……」
神裂「……一方通行。どうやらあなたと私は気が合うようですね」ダラダラダラ
一方「……ふっ、最初こそまだまだ子供なアイツをたぶらかそうなンざどこの手の早いマセガキかと思ったが……まさかガキとガキが合わさることによってここまでの癒し空間を作り出すたァな…」ダラダラダラ
ステイル「……どうでもいいが二人とも興奮してベンチにヘッドドラムするのはやめてくれ、血が尋常じゃないレベルで流れている」
垣根「ガキの恋愛ごっこなんざ見て何が面白いんだよ、ただじゃれ合ってるだけじゃねえか。つーかなんで俺まで呼び出されt」
一方「こンのクソメルヘンがァあああああァァァァ!!!!」ベクトルパンチ!
垣根「ごふっっ!!??」バキッ!
一方「むしろそれがイインじゃねェか!何故分からねェ!?爛れた世界なンざ知らねェ純真なガキ二人が無邪気に遊ンでいる………悲しみのない自由な空へ翼はためかせ飛ンでいきたくなる光景だろォがァァ!!」
神裂「そうです!これぞまさにこの世の天使!いま私の願い事が叶うならばあの二人に純白の羽を生やしたい!!」
垣根「意味分かんねえよ……」ダラダラダラ
ステイル「突っ込むだけ無駄だ。それより君も血を拭け」
神裂「この気持ちはなんと言い表せばいいのでしょうか……萌え?というものでいいのでしょうか」
一方「ちげェよ……萌えってのは所詮やましい気持ちの入り交じった不純なもの。俺たちが今抱いているこの気持ち………まさしく愛だ!!」カッ!
神裂「愛!!なるほど!!!!」
垣根「もう帰っていいか?」ダラダラ
ステイル「頼むから僕を一人にしないでくれ」
一方「だが今はまだこれ以上の関係はダメだ。ギリで手を繋ぐまでだ。そっから先は一方通行だからな、ヘタを打つとあっという間に『子供が出来ちゃいました☆』なンてことになりかねねェ」
神裂「!!??なっ…!」
神裂「そそそそれはまさかににににに妊娠ですか!?そんな!ダメです!あの二人には早過ぎます!」
一方「あァその通りだァ…。だからこそせめてクソガキが16になるまではこうして道を踏み外さねェよう見守る義務が俺たちにはあンだよ」
垣根「いや、単にお前が見てたいだけだろ」ダラダラ
ステイル「だから突っ込むなと言っているだろう。それより早く血を拭け」
神裂「しかしあの二人はしっかりしていますからあまり私たちが過敏になる必要はないのでは?
『自分たちを信頼していないのか』という猜疑心をも持たれかねません。育児書にも親の過干渉は子供によくないと書いてありますし…」
一方「そうだ、子育てってのには繊細なさじ加減が重要だ。だからこそ基本は遠くから優しく見守り、タイミングを見計らいつつ時には厳しく接することが大事なンだァ…」
神裂「おお…!」キラキラ
垣根「駄目だこいつら。親バカ通り越してただのバカだ」フキフキ
ステイル「知っていたよ、最初からね。そしてやっと拭いたね」
神裂「し、しかし想い合う二人ならば互いにより近付きたいと思うのは自然なこと……。先ほど手を繋ぐまでと言っていましたがどうでしょう、その、ほほほほほっぺにちゅ、ちゅーくらいなら許されるのではないでしょうか?」ドキドキ
一方「!!??」
一方「なン……だと……」
一方「その発想はなかったぜ…。確かにそこらの盛りのついたバカップル共がしてるとただただ不快なだけだが、幼いスキンシップの一貫としてのそれと考えればアリだ…」
神裂「ウブな二人が照れてドギマギと俯いてしまう様子が目に浮かびますね…こちらの方が緊張してしまいます…///」テレテレ
一方「繁殖目的でない純粋な行為……これこそ原始的かつ究極の愛の形だな」
垣根「繁殖て」
ステイル「……やっぱりこの二人は放っておいて帰ろうか」
垣根「あ、それならついでにメシ食ってかねえ?美味い店知ってるから互いの愚痴を肴に飲もうぜ」
ステイル「いいね。ただ一応言っておくと僕は14歳だ」
垣根「は!!??」
ステイル「……予想はしてたがやっぱりその反応は結構傷つくよ」
垣根「……なんか苦労してそうだなお前」テクテク
ステイル「君もね」テクテク
キャッキャッ
打ち止め「わーい、トンネルの完成だー!ってミサカはミサカは万歳してみたり~!」
香焼「まだっすよ、次は塔を作ってその上に旗を…」
打ち止め「本格派なのねってミサカはミサカは凝り性なコウヤギに感心してみる。でもミサカ次は泥だんごが作りたいな」
香焼「あ、それなら上手な泥だんごの作り方教えてあげるっす。いいっすか、まずは芯を硬く作ってそれから乾いた砂を…」
一方・神裂「「かわURYYYYYYYYY!!!!」」
684 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[] - 2012/01/20 21:50:45.17 1cbTreeAO 5/5終わりです
香焼くんと打ち止めは本当に出会ったら仲良くなれそう