512 : メ(るとだうなーしず)リーさんの電話[sage] - 2012/03/07 10:27:46.67 yp6z7sG30 1/1

初投稿で1レスもらいます


浜面は焦っていた


『私しずりちゃん、今駅の前にいるの』 
 
何故かは分からないが自分の何かが麦野の逆鱗に触れたらしく
数分置きに麦野から電話がかかって来るのだが

『私しずりちゃん、今コンビニの前にいるの』

その度にだんだんと自分のいる家へと近づいて来ているのだ 

『私しずりちゃん、今あなたの家の前にいるの』

ついに来てしまった
これから自分が何をされるのかを考えると背筋がゾッとする














しかし麦野が家の前に来たと言ってから10分近くたっているのに何も起こらない

『はーまづらぁー』

怒りが収まって帰ったのかと思った矢先にまた電話がかかってきた

『マンション入り口のオートロックが開かないから開けてー』
「……え?」
『なんでオートロックとかのあるとこに住んでんのよ、入れないじゃない』
「はい?」
『せっかく1日限定10個の鮭弁を2つも買えたから一緒に食べようと思ったのに冷めちゃったじゃないの』
「えー?」
『いいから開けてよ 早く食べたいんだから』
「  」


どうやら怒っているというのは自分の勘違いだったようだ
マンションの入り口からこの部屋まで来るのにもう少し時間が掛かるだろうから
その間に飲み物でも準備しておくことにしよう


その後2人で鮭弁を食べながらなぜマンションの前に来たときにオートロックを開けるよう言わなかったのかを聞いた所
「すぐ開けてくれると思って待っていたのに開けてくれなかった」
とすねた様な顔で文句を言われた

もしまた同じような事があったらすぐに開けると約束すると嬉しそうに笑ったのだった


















すねた顔見たさにしばらく開けないで放置しておくのもいいかも、と思ってしまったことは言わない方が良いだろう

元スレ
▽【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-36冊目-【超電磁砲】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1328256460/