591 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] - 2012/03/13 23:28:33.94 miuIqv6DO 1/4空前の木原率に乗っかって2レスお借りします。
>>547のパラレルってか別解釈バージョンそして酷い悪ノリ。
数多んは(比較的)真人間です。
一方さんは男です。
R-15くらい。
【関連】(※>>547)
とある少女とアドバイザー(?)の話。
http://toaruss.blog.jp/archives/1042350235.html
俺は科学者だ。
いや、科学者だった。
あの日、調子ブッこいた実験動物《モルモット》ちゃんに非科学じみた力で吹っ飛ばされて、気付いたらこんなんになっていた。
まさかこの俺自身が非科学の塊になっちまうなんてよ。
ケッ、データを取れねぇのが残念で仕方ねぇなぁ。
「困ったねー」
まー具体的に言うとだ。
今の俺は脚の無ぇ半透明な姿で、暇なんで遠征する『同族』に憑いてきてんだよ。
ユーレイってやつか。
ちなみに俺は人の目に映らねぇらしい。
『あーあーこんな雑用に手間掛けてんなよ落ちこぼれが、ったく』
なんかコイツ――半端者のガキはここのボスを潰してぇんだと。
その為にテキトーな奴らを見せしめにして引き摺り出そう、ってのはイイんだけどよぉ。
『効率悪過ぎんだろ……』
一部屋づつ地道にドア破壊してるし。
第一人気無ぇし。
あ、ここ集合住宅な。
『お?』
と、ガキは突然立ち止まってスカートに手を掛けた。
……そういやさっきから壁に映ってるグラフは見覚えあんな。
確か昔受けた精神分析の――、
「うん、うん。分かっているよ、数多おじちゃん。こういう時、『木原』ならこうするんだよね」
ばさり。
………………。
なぁ何が起きたと思う?
この馬鹿、履いてるスカートを捲り上げやがった。
寒々しい廊下で。
『オイオイオイ俺は乳臭ぇガキを剥く趣味なんざ無ぇぞ?』
「……誰も顔を出してくれないねー」
当たり前だ馬鹿。
だからそもそも人居ねぇっつの。
「えっ、――えっ!? うん、そうだよね、数多おじちゃん。『木原』なら、もっと、だよね」
『はぁ? テメェ誰と話してんだ? 頭ん中のオトモダチ?』
ところが。
調子付いたガキはそのまま脱ぎだした訳だ。
うわ顔赤らめてんじゃねーよ。
『なーテメェ俺を何だと思ってたの?』
「うっ……さ、寒いよー! ……ちょっと暖まろっか、な?」
そりゃー寒ぃよな、外気は氷点下だ。
挙げ句馬鹿は散らかした衣類の上に座り込んで、
「……ん…………っ、」
『って唐突にサカってんじゃねーよドチビが!』
オイいや無ぇよ!
建物っつったって半野外だろここ。
テメェがエントランスぐちゃぐちゃにしちまったんだから。
「…………は……、く、っん! ……ってるよ、脳幹……ちゃん、こうだよね! 『木原』ならっぁん、こうだよね!?」
『いやそいつ「木原」以前に犬だからな気付け!』
何か牝犬っぽいポーズ取ってんじゃねぇ!
「あ、ぁ、あ…………」
ガキは見る間にヒートアップ。
真っ直ぐに伸ばした脚が不意にビクン! と引き攣り、
「わか、わかって……よ! 数多おじっ…………んぁぁあぁあぁぁぁああッ!!!」
『フザケんなよ変なところで切るな俺がペド野郎みてぇだろーがぁ!!』
クソっ! クソっ!
馬鹿か馬鹿だろ馬鹿決定だこの馬鹿!
「はぁ……はぁ……ううん、分かってる、よ。数多おじちゃん」
『あぁっ!?』
「おじちゃんはロリコンじゃなくてショタコンだよね。第一位にご執心だったs」
『違ぇ!!!』
あとナチュラルに霊と会話すんな!!
594 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] - 2012/03/13 23:34:30.17 miuIqv6DO 4/4以上です。
あ、円周ちゃんは柔軟体操してただけです。
暖まるよね、体前屈。
でもやり過ぎると悶絶するよね。
痴女じゃないよ(^p^)