633 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] - 2012/03/22 01:08:39.35 VnvhxbpIO 1/3

通行止めで2レス頂きます

元スレ
▽【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-36冊目-【超電磁砲】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1328256460/
634 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] - 2012/03/22 01:10:04.18 VnvhxbpIO 2/3


そこに触れるか触れないかという距離で、少年の白く繊細な指先が戸惑うように揺らめいている。

「……本当に、いいのか?」

確かめるように、相手に答えを委ねるように少年は問う。
この先に進むことは、間違いなく幼い彼女の身体に負担になる。
もしかしたら、泣かせてしまうかもしれない。いや、きっと彼女は泣いてしまうだろう。
それが簡単に予測出来るから、少年は手を伸ばせないでいる。

「……子ども扱いしないで。ミサカは大丈夫だから、ってミサカはあなたに言い聞かせてみる」

鈴を転がすような甘い声、優しい響き。
少女は幼い顔立ちに似合わない大人びた微笑をたたえ、意思の強い大きな瞳を少年に向ける。
その表情にこれから起こることへの好奇心と、少しの不安が見え隠れする。

なかば少女に言いくるめられるように、寸前の所で彷徨っていた少年の指先が、白い身の上で赤く色づくそこへ伸ばされーー

635 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] - 2012/03/22 01:14:52.22 VnvhxbpIO 3/3



打ち止め「……ぐっ、これがワサビの力ってミサカはミサカは涙をこらえて大人の階段を登ってみたりっ」

一方「ハァ……だからガキにはまだ早いって言ってンじゃねェか。大人しく自分のサビ抜き食ってろっての。ホラお茶飲めお茶」

打ち止め「鼻が!鼻がツーンってミサカはミサカは……ぐぬぅ」

番外個体「ひゃはっ☆最終信号はまだまだお子ちゃまだねぇ~」

一方「お前もさっきからカッパ巻きしか食ってねェじゃねェか。素直にサビ抜き頼ンでりゃいいのによォ」

番外個体「ハァ?ミサカはカッパ巻きが好きなだけだし!前世カッパだったし!」

一方「ほォ……じゃァ一生カッパ巻きでも食ってるンだなァ」

打ち止め「まだ鼻がツンツンするってミサカはミサカは涙目になってみたり……うぅ……」



以上、黄泉川家のとある一日でした。