187 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] - 2012/04/30 20:46:05.00 tPJqUruDO 1/9



―電気店―


絹旗「う~ん」

絹旗「やはりこのシリーズのフラッグシップモデルは超素晴らしいですね」

絹旗「他を圧倒する高スペックに加えて斬新かつ実用的な機能の数々」

絹旗「そして何より、フラッグシップモデルのみに搭載されているスペシャル映像エンジン」

絹旗「流石はフラッグシップモデルだけの事はありますね」

絹旗「しかし超価格が……」

絹旗「う~ん」





ウーン

白井「う~ん、ですの」

白井「やはりこのシリーズのラインナップは素晴らしいですわね」

白井「他を圧倒する高スペックに加えて斬新かつ実用的な機能の数々」

白井「ですが」

白井「コチラのグレードに搭載されているのは汎用の映像エンジン……」

白井「この点が不満ですの」

白井「……やはりスペシャル映像エンジン搭載のフラッグシップモデルの方が」

白井「しかし価格が……」

白井「う~ん、ですの」





ウーン、デスノ

絹旗「……最近は何かと超出費がかさんでますからね」

絹旗「ここはひとつ下位グレードで……」

絹旗「……」

絹旗「……でもやっぱりコッチのが超欲しいです」

絹旗「う~ん」





ウーン

白井「お姉さまのお姿は少しでも美しく鑑賞したいですの」

白井「しかし、テレビごときにそのような大枚を注ぎ込むのはいかがなものかと……」

白井「……」

白井「……でもやっぱりお姉さまのお姿は美しく鑑賞したいですの」

白井「う~ん、ですの」



元スレ
▽【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-37冊目-【超電磁砲】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1334385245/
188 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] - 2012/04/30 20:46:39.06 tPJqUruDO 2/9



ウーン、デスノ

絹旗「……ちょっとだけ下位グレードも見てみましょうか」

絹旗「ひょっとしたら悪くないかもしれませんし」

絹旗「見るだけ……」スタスタ





ミルダケ

白井「……少しだけフラッグシップモデルも見てみましょうか」

白井「見てしまうと欲しくなりそうですが」

白井「見るだけですの……」スタスタ





ドンッ





絹旗「イタッ!」ドテッ

白井「あ痛っ!」ドテッ





絹旗「イタタ……」ムク

白井「痛いですの……」ムク



絹旗「すいません、超よそ見してました」

白井「コチラこそ不注意で、申し訳ありませんの」

白井「お怪我はありませんですの?お嬢ちゃん」


絹旗(お嬢ちゃん……)イラッ


絹旗「……いえ、超大丈夫ですよ……アナタこそ怪我とかしてないですか?オバサン」


白井(オバサン……)イラッ


白井「……いーえー、この位は全然へっちゃらでしてよ」

絹旗「そうですか。オ・バ・サ・ン、が大丈夫みたいで超よかったですよ」

白井「私としましても、お・子・様、を怪我させてしまわなくてよかったですの」

絹旗「はっ!?はあああああ!?お子様ってどういう事ですか!?」

白井「あーら、見たまんまを言ったまでですのよ!!」

絹旗「あーあーそうですね!!そうですよね!!」

絹旗「アナタみたいなオバサンからしてみたら、私の事が超ちょっとだけ子供っぽく見えてしまうのも仕方が無い事ですよね!!」



189 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] - 2012/04/30 20:47:10.86 tPJqUruDO 3/9



白井「はあああああ!?アナタ先程から黙って聞いていれば人の事オバサンオバサンと!!」

白井「自分がお子様だからといって八つ当たりは見苦しいですわよ!!」

絹旗「そっちこそババアみたいな声でわめき散らしちゃって!!ピッチピチな私に嫉妬ですか!?」

白井「バ、バ、ババア!?言うに事欠いてババア!?何を抜かしやがるんですの!!このチンチクリンがー!!!」

絹旗「チ、チ、チンチクリン!?チンチクリン!!?アナタ言ってはならない事を超言ってしまいましたね!!!」

白井「もー頭に来ましたの!!アナタのようなネジ曲がった根性は私が叩き直して差し上げますわ!!」

絹旗「上等じゃないですかァ!!やってやりますよォ!!」

店員「他のお客様の迷惑になるので静かにするのである」

絹旗「私こう見えてもレベル4の窒素装甲ですからねェ!!やれるもンならやってみろってンですよォ!!オバサン!!!」

白井「あぁ~ら奇遇ですわね!!私もレベル4の瞬間移動ですのよ!!アナタのようなお子様に遅れを取る私ではありませんの!!!」







店員「静かにしろと言っているのである」







―公園―

絹旗「」ボロッ

白井「」ボロッ

絹旗「……あの、白井……でしたよね」

白井「……ええ、そうですわよ……絹旗さん」

絹旗「なんか……超すいませんでした」

白井「いえ……こちらこそすいませんでした」

絹旗「……あの店員さん、何なんですかね」

白井「……何なんでしょうね」

絹旗「あんなの超反則ですよ……」

白井「レベル5を越えてましたの……」

絹旗「……」

白井「……」

絹旗「あー……超喉が渇きました」

白井「でしたらこの先に新・甘味処が……」



イイデスネ チョーイキマショウカ
ソウデスワネ ゴイッショ イタシマスノ



190 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] - 2012/04/30 20:47:46.80 tPJqUruDO 4/9



―電気店―


オバサン!
オコサマ!


初春「佐天さーん、いい加減にしてくださいよぉ」ハァー

佐天「……」ブルブルブルブル

初春「そうやってから、もう20分も経ってるんですよ」

佐天「……」ブルブルブルブル

初春「佐天さん!」

佐天「うぅぅいぃぃはあぁぁるぅぅぅぅ」ブルブルブルブル

初春「はい?」

佐天「わぁたぁしぃぃこぉこぉにぃぃすぅむぅぅぅぅ」ブルブルブルブル

初春「住めるわけないじゃないですか!」

佐天「」ブルブル ピッ

佐天「んー!気持ちよかったー!気分爽快だよー、初春ぅー!」

初春「私はちっとも爽快じゃないですよ!」

佐天「いやーゴメンゴメン!」アハハハ

初春「んもぅ……」

初春「……それで、マッサージチェアは買うんですか?」

佐天「え?買うわけないじゃん。こんな高いもの」

初春「ええー!?」

初春「じゃあ今までの時間はなんだったんですかー!」

佐天「ちょっとお金持ちの気分に浸ってみたかったのだよ」アッハッハ

初春「えぇー……」

初春「……じゃあ何を買いに来たんですか?」

佐天「電球」

初春「それだけ?」

佐天「それだけ」ウン

初春「帰ります!」ツカツカ

佐天「ちょ、ちょ、ちょっと待ってよー!」ガシッ

初春「知りませんよもう!電球でも何でも好きにしてください!」

佐天「ういはるー!」



ババア!!!
チンチクリン!!!



191 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] - 2012/04/30 20:48:27.18 tPJqUruDO 5/9



―電気店―


黒夜「うーん」ヒョイ

黒夜「……違うなぁ」スッ

黒夜「……」ヒョイ

黒夜「……これも違う」スッ

黒夜「うーん……」

店員「探し物であるか?」

黒夜「あぁ……イイ感じの、うぉあ!?」ビクゥ!

店員「何か?」

黒夜「い、いや何でも無え」

黒夜(何だこの店員!?)

黒夜(すげぇ筋肉だな)

黒夜(……それにこの威圧感……タダ者じゃねえ)

店員「探し物は?」

黒夜「あ、あぁ、えーと……」



オバサン!
オコサマ!



黒夜「イイ感じの……て、何かウルセーな」

店員「確かに騒がしいであるな」

黒夜「まぁいいや。でぇ何だっけ?……あぁそーだ」

黒夜「イイ感じn」



ババア!!!
チンチクリン!!!



黒夜「……」

店員「……ちょっと注意してくるのである」ツカツカ

黒夜「そうしてくれ……」



黒夜「ああクソ……」

黒夜「無いなー」キョロキョロ

黒夜「……」キョロキョロ

黒夜「……!」

黒夜「見つけた!最後の1個!」

黒夜「これで暗闇生活ともオサラバだぁ!」ヒッハハ!



ホカノ オキャクサマノ メイワクニ…


192 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] - 2012/04/30 20:49:02.43 tPJqUruDO 6/9



―新・甘味処―


佐天「……幸せそうだねー初春ー」ハハ

初春「やっぱり甘いものが一番ですよ!」モッキュモッキュ

佐天「ハハー……何と比較して一番なのかなー?」

初春「んー!おいしいです!」モッキュモッキュ

佐天「まったく聞いてないよこの子は」

佐天「あぁ~もうしばらく暗闇生活かー」

初春「んく」ゴキュ

初春「余計な事してないでまっすぐ売り場に行けばよかったんです」

佐天「て言うけどさー、買う予定だった型の電球だけがピンポイントで売り切れとかありえなくなーい?」

佐天「他のは沢山あったのにさー」

初春「マッサージチェアなんかにうつつをぬかしてるからですよ」

佐天「う……」



イラッシャイマセー ニメイサマデ…
ハイ…オヤ?
ソレデハ オセキノホウニ
ケッコウデスノ シリアイガ オリマシタノデ



初春「佐天さんはいつもそうやって」

佐天「うぅー……」

白井「ごきげんよう」

初春「白井さん!」

佐天「白井さああああん!初春がいじめるよー!」

白井「あらまあ、何事ですの?」

佐天「初春が私の事を小姑のようにネチネチとイビるんですよー!」

白井「初春……」

初春「ち、違いますよぅ!それは佐天さんが……て、えーと、そちらの方は?」

白井「あ、そうでしたわね。」

白井「こちら絹旗最愛さんですの」

絹旗「ど、どうも。絹旗です」ペコ

初春「初春飾利です」ペコ

佐天「佐天涙子でーす!」イェイ!



エー!? レベル4 ナンデスカー!?
エ、エエ マァ…
コ、コンナニ チイサイノニ レベル4…
レベルニ カラダノオオキサハ チョーカンケイアリマセン!



193 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] - 2012/04/30 20:49:33.37 tPJqUruDO 7/9



黒夜「どうすっかなー」テクテク

黒夜「我が家の電球も取り換えたし」テクテク

黒夜「……暇だな」

黒夜「つーか電球の交換以外にやる事が無い人生ってどうなのよ?」

黒夜「ハァ……」

黒夜「どこかで茶でも飲むか……」

黒夜「ハァァ~……」







―新・甘味処―


店員「イラッシャイマセー、1名様でよろしいでしょうか?」

黒夜「あぁ」

店員「それではお席の方へご案内いたします」テクテク

黒夜「……」テクテク







黒夜「うん。うめぇ」モグモグ

黒夜「紅茶も」ズズズ

黒夜「ん~、なかなかのもんじゃねぇか」フー

黒夜「……」

黒夜「……もう1個だけ」ピンポーン







黒夜「ふぃ~」ケプ

黒夜「3個も食っちまった……」

黒夜「……晩メシは抜くかぁ」

絹旗「あ」

黒夜「あ?」

黒夜「あ……」



194 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] - 2012/04/30 20:50:06.89 tPJqUruDO 8/9



佐天「へー、絹旗さんのお友達なんだー」

黒夜絹旗「(超)友達じゃねえよ(ないです)」

初春「仲いいですねー」アハハー

白井「息ピッタリですの」


チョット ヤメテクダサイヨ! チョーアリエマセン!
ソレハ コッチノセリフダゼー キヌハタチャンヨー
アハハハハ








白井「すっかり遅くなってしまいましたわね」

絹旗「もうすぐ完全下校時刻です」

初春「楽しいと時間経つの早いですよね」

黒夜「……さらに2個も……明日の朝メシも抜くかぁ」ウウッ

佐天「そういえば真っ暗な部屋が待ってるんだった……」

黒夜「真っ暗?」

佐天「リビングの電球が切れちゃっててさ、今はテレビの明かりだけで生活してるんだー。ホント切ないよ……」

黒夜「あー……分かるぜぇその気持ち。早めに換えてやれよ」

佐天「うん」



ソレデハミナサン ゴキゲンヨウ
チョーサヨーナラデス
マタ オチャシマショウネー
クライヘヤガ ワタシヲ マッテイル…
ジャーナー



195 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] - 2012/04/30 20:50:41.75 tPJqUruDO 9/9

おしまい