198 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] - 2012/05/01 09:47:12.03 fTHItwtDO 1/9



佐天「魔術師による講習無料体験会の会場だよ」

黒夜「佐天ちゃんよぉ、いくらなんでも導入が雑すぎるぜ」

佐天「いいのさクロちゃん。ここはサラッと流すトコロだから」

黒夜「別にいいけどよぉ」

佐天「よし、行こうか」

黒夜「ちょっと待った」

佐天「うん?」

黒夜「質問なんだけど」

佐天「なんだいクロちゃん?」

黒夜「能力者は魔術を使えないよな?」ツカウト ボン!

佐天「うん」ボン! ダネ

黒夜「講習受けても意味無くね?」

佐天「それがそうでも無いんだなー」

黒夜「?」

佐天「実は霊装という便利なモノがあってだね」

黒夜「ほぉ」

佐天「それを使えば術式を行使できるのだよ」

黒夜「へー」

佐天「というわけだから行くよクロちゃん!」

黒夜「はいはい」



元スレ
▽【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-37冊目-【超電磁砲】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1334385245/

【関連】(※同一作者に寄る短編。関連性の薄いものもあります)

絹旗「超いけませんね」 麦野「何が?」

佐天「『能力開発支援センター』?」

佐天「『能力向上促進セミナー』!」

佐天「『魔術セミナー無料体験講習会』!」

上条「こう、のんびりした時間もいいもんだろ?」 一方「悪くはねェ、な」

初春「大丈夫です!」

御坂「ゲコ太あああああ!!」ウオオオオ!

一方「あのクソガキどこ行きやがったンだ?」

絹旗「……私は……超マシな方ですよ」

イン「この巨大な壷は何なのかな!」 上条「なんか一方通行が置いていったんだよ」

白井「ステマですの」 御坂「ステマ、て何よ?」

絹旗「う~ん」 白井「う~ん、ですの」 黒夜「うーん……」 佐天「うぅー……」 初春「んもぅ……」

199 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] - 2012/05/01 09:47:42.43 fTHItwtDO 3/9



―受付―


佐天「こんちくわー」

助手「受講希b」

佐天「必要事項の記入ですねー」カキカキ

助手「は、はい……そうでs」

佐天「書けました」ハイ

黒夜「手際良いなオイ」カキカキ

助手「そ、それでは」

佐天「教室で待ってまーす」スタスタ

助手「」

黒夜「おーい待ってくれよー」カキカキ

クロチャーン ハヤク オイデヨー

黒夜「よし書けた」ハイ

助手「」

黒夜「おーい?」

助手「あっ!?すいません!」

黒夜「ん」ホレ

助手「えっと……はい結構です。それでは教室の方でお待ちになってください」

黒夜「うーい」スタスタ







黒夜「しかし魔術ってのは講習を受けて身につけるようなモンなのかね」

佐天「ホントのトコロはどうなんだろうね」

黒夜「今までにもこういう感じのセミナーを受けた事があるのか?」

佐天「……いやーまあ……あるっちゃある、かな」ハハ…

黒夜「ふぅん?」



コツ コツ コツ



黒夜「お?」



コツ コツ コツ



佐天「……霊装……霊装があれば私も……」ブツブツ



コツ コツ コツ



200 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] - 2012/05/01 09:48:14.13 fTHItwtDO 4/9



ガチャ


神裂「おはようございます」

佐天「おはようございまーす」

黒夜「まーす」





神裂「本日、皆様の講師を務めさせて頂く事になりました」

神裂「神裂火織と申します」

神裂「宜しくお願い致します」

佐天「よろしくお願いしまーす」

黒夜「まーす」





神裂「ではまず、皆さんの魔術に対する認識をお伺いしたいのですが」

佐天「認識?」

黒夜「つってもなぁ」

神裂「皆さんは魔術に対してどのようなイメージをお持ちですか?」

佐天「イメージというか霊装なら使った事があります」

神裂「えっ?」

神裂「それは一体どのような……」

佐天「前方セット」

神裂「はい?」

佐天「前方セット」

神裂「……何ですかソレ?そんなの聞いた事ありませんよ」

佐天「私にも詳しい事はよくわからないです……」

神裂「そうですか……」

神裂「そちらの貴方は?」

黒夜「ん?私?一応、存在は知ってる程度。詳しい事はさっぱり」

神裂「わかりました。というかそれが普通ですね」

神裂「それでは魔術の理論から始めましょう」

佐天「はーい!よろしくお願いします!先生!」

神裂「先生ですか。さして歳の変わらない方からそう呼ばれるのは、何だかくすぐったいですね」フフ

佐天「え?」

黒夜「え?」





コノ ドシロウトガー!
ワー! ゴメンナサーイ!
コンナトコロデ アバレンナヨォ!


201 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] - 2012/05/01 09:48:46.67 fTHItwtDO 5/9



―公園―


神裂「これより実技課程に入ります」

佐天「よっ!待ってました!」

黒夜「何やるんだ?」

神裂「こちらを使います」スチャ

黒夜「木刀?」

佐天「あれが今回の……」ゴクリ

神裂「見ていてください」スッ

黒夜「んー」

佐天「」ドキドキ





滑り台




神裂「はっ!!」ヒュン




ズバッ!




滑り/台





佐天「おおおおおおお!!」

黒夜「木刀で遠距離から真っ二つかよ。大したもんだなぁ」デモナァ…

神裂「これはほんの一例ですが、応用すれば様々な展開が可能になります」

佐天「うん!うん!」

神裂「それじゃあ、えっと、確かこの箱の中に……あった」ゴソゴソ

神裂「では、これは貴方達の分です」ハイ

佐天「この木刀があれば……」ガシッ

黒夜「……」ガシッ

神裂「まずは素振り千回!」

佐天「ええー!?」

黒夜「……」ハァ

神裂「千里の道も一歩からです!」



モット コシヲイレテ!
コウデスカ!? コウデスカ!? ブン! ブン!
モット アツクナレヨー!
ハァー…


202 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] - 2012/05/01 09:49:19.31 fTHItwtDO 6/9



佐天「ううぅー……終わりましたー……」ゼェハァ

黒夜「……腕が痛ぇ」

神裂「よく頑張りましたね」

佐天「じゃあ、いよいよこの霊装で私も……」

神裂「え?」

佐天「え?」

黒夜「……」

神裂「それは霊装ではありませんよ?」

佐天「え?」

佐天「……」

佐天「えええええええ!?」







神裂「ですから!魔術というものは貴方達能力者にとっては大変危険なもので!」

佐天「だったら何で能力者を相手に講習なんかやってるんですか!」

神裂「それは魔術の危険性を正しく知って頂こうと!」

佐天「じゃあ、さっきの素振りは何だったんですか!」

神裂「文武両道です!」

佐天「はあああああああ!?」

佐天「それだけで素振りを千回もやらせたんですか!?」

神裂「それだけって!人が人の道を違わずに正しく進んでいくには大切な事ですよ!」

佐天「わかるけど!わかるけどー!」ムキー!



203 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] - 2012/05/01 09:49:50.42 fTHItwtDO 7/9



ムキー!

黒夜「まあ……おかしいとは思ってたんだよな」

神裂「……貴方は最初から理解していた節がありますね」

オッ ナンダ? コノハコ…

黒夜「だってさー、さっきの滑り台を真っ二つにしたアレ……ただの剣術だろ?」

神裂「ええ。仰る通りです」

神裂「しかし気がついていたなら、なぜここまでお付き合いを?」

ナンカ イロイロ ハイッテル…ゴソゴソ

黒夜「んー?」

黒夜「いやー、佐天ちゃんが楽しそうだったからさー」

オオ! コレハ!

神裂「……」

神裂「そうですか」フッ





ブンッ!



佐天「ウボァ!?」ブー!!!



神裂「!?」

黒夜「!?」



佐天「」ドサッ!



佐天「」ブー!!!



黒夜「うわぁ!?佐天ちゃんが鼻血吹いてぶっ倒れたああああああ!!」

神裂「一体何事ですか!?」

佐天「」ブー!!!

黒夜「しっかりしろぉ!佐天ちゃん!」

神裂「!?」

神裂「まさかこの霊装を使ってしまったのですか!?」

佐天「」ブー!!!

黒夜「あぁ!?どういう事だよ!?」

神裂「この霊装は行使する時に術者の体内の魔力に働きかけるタイプのモノです!!」

黒夜「て事は!!」



佐天「」ブー!!!



204 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] - 2012/05/01 09:50:23.36 fTHItwtDO 8/9



佐天「」ブー!!!

黒夜「やべえ!鼻血が止まらねえ!」

神裂「ど、どうしましょう」オロオロ

黒夜「ティッシュ!ティッシュ持ってこぉい!」

助手「どうぞ!」

黒夜「よぉしコレで……て、おしぼりじゃねえかああああああああ!!」

助手「だ、だ、ダメですか!?」

黒夜「おしぼり丸めて鼻に詰めるって佐天ちゃんどんだけ鼻の穴デケェんだよ!!」

佐天「」ブー!!!

神裂「し、心臓を止めれば出血も止まるんじゃ!?」アワワワ

黒夜「殺してどぉする!?助けろぉ!!」

佐天「」ブー!!!





ウワー! サテンチャーン!
ソゲブ! ピキューン!
カミジョウトウマ!?
カ、カミジョウサン///



205 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] - 2012/05/01 09:50:55.98 fTHItwtDO 9/9

おしまい