922 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] - 2012/09/19 19:41:49.61 A6HXUaW+o 1/6

ふと思いついたどうしようもないネタ
他に投下する場所がないのでここに投下する。

タイトル「とある王国興亡史」

元スレ
▽【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-37冊目-【超電磁砲】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1334385245/
923 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] - 2012/09/19 19:42:15.63 A6HXUaW+o 2/6


 ここはとある王国。

 王国には、自慢の軍団が七つあった。
 ベクトル騎士団。未元騎士団。電磁騎士団。むぎのん騎士団。みさ騎士団。根性騎士団。

 ……六つだったかもしれない。

 だがある日、ベクトル騎士団が騎士団長一方通行の指揮下のもと、王国を裏切ったのだ。

「クカカきくかけけカカカカカ!! この俺を止められる者はいねェンだよっ!」

 制圧を命じられた未元騎士団は壊滅。戦場には一台の冷蔵庫が残されたという。

 運の悪いことに根性騎士団は外征中。みさ騎士団は王宮警護が主任務。
 そして、むぎのん騎士団は休暇で海へ出かけていた。

「鮭取ってくる」

 国王トーマはしかたなく、電磁騎士団団長ミコトにベクトル騎士団成敗を命じるのだった。


924 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] - 2012/09/19 19:42:48.97 A6HXUaW+o 3/6


「短髪、頑張るんだよ」

 王妃インデックスはミコトを激励した。
 でも心の中では

「騎士の癖にトーマに色目を使うバイタは負ければいいんだよ」と思っていた。

「ミコト。武運を」

 そう言ってミコトの手を握るのは、王宮専属巫女のアイサである。
 でも心の中では

「国王には私がいればいい。騎士はいらない。ついでに王妃も早く消えろ」と思っていた。

「お姉さま、無理はしないで下さい、とミサカは心にもない激励を口にしつつ、国王のことは任せろと心の中で胸を叩きます」

 ミコトの妹は国内でも有名な正直者だった。

925 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] - 2012/09/19 19:43:13.72 A6HXUaW+o 4/6


「それでは、出撃します」

 ミコトは王宮を出ると、愛馬クロコーン(牝馬)を呼んだ。
 ミコトの愛馬は伝説のユニコーン(一角獣)であるが、一角の部分が黒い。そのため、クロコーンと呼ばれている。

「行くわよ、クロコーン」

 ヒヒーン(はいですの、お姉さま)

 クロコーンは魔法生物なので人語を解するのだ。

 そしてクロコーンは、ミコトが跨るとちょっと昂奮する。

 ヒヒーン(お姉さまの太股に挟まれてますのぉ!)

 今日もクロコーンは昂奮していた。
 因みに、誇り高きクロコーンが背を許すのはミコトだけである。

 以前、王宮道化師のアオピーが冗談でクロコーンに乗ろうとしたことがある。
 ……それ以来彼の姿を見た者はいない。

「今回は、命懸けの任務かも知れないわ」

 ミコトはクロコーンの背で呟く。
 背後に続くのは電磁騎士団の強者達である。

926 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] - 2012/09/19 19:43:49.93 A6HXUaW+o 5/6


 その頃、電磁騎士団接近を察知したベクトル騎士団は陣を組んでいた。

 一方通行は愛馬に跨り、騎士団の戦闘に陣取っていた。

「来るなら来い、電磁騎士団」

 やがて姿を見せる電磁騎士団。

「裏切り者一方通行! 正面から姿を見せるとは舐められたものね!」

「はっ。そンなチンケな連中で勝てると思っちゃってるンですかァ?!」

 ヒヒーン(お姉さまは残念ながらノンケですけれど、チンケではありませんの!)

「クロコーン、一方通行の邪悪さに怯えているのね? 落ち着きなさい」

 ミコトは知っていた。一方通行の愛馬も伝説のユニコーンであることを。

 その名はロリコーン。名前の由来は知らない。知ろうとした者はこの世からいなくなる。

 ヒヒーン(ミサカはミサカは大ハッスル!)

 今、とある王国の歴史の一頁が刻まれようとしていた!


                                                  終われ

927 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] - 2012/09/19 19:44:58.02 A6HXUaW+o 6/6

以上、お粗末様


 なんだこれは……