465 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] - 2013/06/04 14:39:55.99 PnT2qfpj0 1/5誰もいませんよねー?
それでは数スレ貰います!
では、投下します!
学生が大半を占める街
学園都市
日は沈み、辺りは徐々に暗くなっていく
最終のバスや電車に乗り遅れないように
ほとんどの人が家路へと急ぐ中
2人の男女が人の流れとは反対にゆっくりと歩いて行た
2人の間に会話はなかった
しばらくそのまま歩いて行くと大きな病院が見えてきた
少女が少年に話かける
「今日はありがとうございました。とミサカは感謝の気持ちを伝えます」
「それにしても今日は珍しいものをみましたね。とミサカは未だにあの感動が忘れられません」
「いえ、確かにあの『超ウルトラスーパーミラクルジャイアントフルーツパフェ』も衝撃的でしたがとミサカはそれじゃねぇよと否定します」
「結婚式ですよ!途中で見かけた。とミサカはこの街で結婚式場なんてあることがいささか解せません」
「とっても素敵でした。とミサカは乙女なセリフを言ってみます」
「あんな風な結婚式を挙げてみたいです。とミサカは将来の目的の一つに加えます」
「え?あなたが挙げてくれるんですか??とミサカはあなたが真面目にそう言ったことに驚きです」
「ふふっ。そんなに怒らないでくださいよ。とミサカはあなたの照れ隠しにのってあげます」
「でも、所詮は叶わない夢です。とミサカは自嘲気味に呟きます」
「どうしてかって?だって、ミサカはクローンですよ?
クローンが結婚できるわけないじゃないですか。
それに、もしかしたらミサカはあなたよりもずっと早くに死んでしまうかもしれません。とミサカは理由を述べてみます」
「そんなこと関係ない、ですか。
ありがとうございます。とミサカはその言葉だけで胸がいっぱいです」
「・・・相変わらず頑固ですね。
とミサカはあなたの性格にヤレヤレとため息をついてみます」
少女は歩くのを止めて少年の目の前に立った
「───では」
「病める時も健やかなる時もその命の限り
───ミサカを愛すると誓いますか?」
「とミサカは牧師さんが言っていた言葉を言ってみます」
少年も少女の顔を真っ直ぐに見つめた
少女の問いに
少年は応えた
その答えに少女は目に涙を浮かべながら
本当にうれしそうに幸せそうに笑った
469 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] - 2013/06/04 14:43:56.50 PnT2qfpj0 5/5
6月といえばジューンブライドですよね!
ということを思いついたので書いてみました
今回相手は自由に想像していただこうと思い明記しませんでした
ただ、もっとラブラブにしようと思ったんですがなんかエセシリアスが入りました(アレー?
感想くださると嬉しいです!
では失礼しました!