856 : つつ ◆zvA12.hrTE[saga] - 2013/08/12 14:40:21.14 rc/n/MvW0 1/14

もう四つ目になる上条さん改造嘘予告。
数レス頂きます。

元スレ
▽【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-39冊目-【超電磁砲】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1363523022/
857 : つつ ◆zvA12.hrTE[saga] - 2013/08/12 14:41:09.90 rc/n/MvW0 2/14







―――――その少年は、黒髪ツンツン頭だった。

858 : つつ ◆zvA12.hrTE[saga] - 2013/08/12 14:41:43.26 rc/n/MvW0 3/14

その少年は、人を救わずにはいられなかった。


その少年は、弱きものに味方せざる負えなかった。


その少年は、迫害される者たちに出会ってしまった。


その少年は、その者たちの力になりたいと願ってしまった。


その少年は、協力者を集めてしまう人徳があった。


その少年は、決して激しくはない、しかし恐ろしいカリスマ性を持っていた。


―――――その少年は、『無能力者』で『幻想殺し』だった。

859 : つつ ◆zvA12.hrTE[saga] - 2013/08/12 14:42:10.29 rc/n/MvW0 4/14

学園都市、科学が発達し、超能力を『開発』する歪な街。

だが、だれしも超能力を使えるようにはならなかった。

落ちこぼれ。

迫害される存在。

落ちこぼれたちは集まり、やがて迫害に抵抗して行く。

彼らは―――『武装無能力者集団』。

『スキルアウト』と、呼ばれた。

860 : つつ ◆zvA12.hrTE[saga] - 2013/08/12 14:43:04.61 rc/n/MvW0 5/14

「半蔵、これちょっと改造がごつすぎて使いずらいぞ」


「え?かっこよくね三点バースト」


「実用性を考えろよ!こんなん人にぶっ放したら死ぬだろうが!!」


「いや、大将の男女平等パンチも結構えげつないぜ」


「………食らったら、5m以上吹っ飛んでそのままコンクリートを砕くからな」


「それは『発条包帯』を使った場合でせう!上条さんは普通はひ弱な少年なんですぅ!」


「気持ち悪いぜ大将。ですぅって」


「……そうだな」


「駒場さんも浜面もうるせ―!」

861 : つつ ◆zvA12.hrTE[saga] - 2013/08/12 14:43:31.89 rc/n/MvW0 6/14

「何なのよその閃光弾はぁ!」


「木山印の対能力者用スタングレネード型新兵器、『演算消去』!これを食らったら5秒間は演算が乱れに乱れる!」


「そしてッ!」


「そのすきにッ!!」


「「「逃亡!!!」」」


「アンタ達、この『超能力者』御坂美琴に喧嘩売って後悔するわよ!特にそのウニ頭!!」

862 : つつ ◆zvA12.hrTE[saga] - 2013/08/12 14:44:30.04 rc/n/MvW0 7/14

「警備員じゃん!車を止めて、大人しく投降するじゃん!」

「……上条、半蔵抑えてろ」

「了解」

「離せ上条!俺だけでも黄泉川さんにつかまりに行くんだ!」

「馬鹿な真似はやめろよ半蔵」

863 : つつ ◆zvA12.hrTE[saga] - 2013/08/12 14:45:45.01 rc/n/MvW0 8/14

「げ」


「うげ」


「雲川先輩?」


「いい所に来た。君たちに依頼があるのだけど」


「すいません、今忙しいので失礼します」


「まあまあ逃げる事はないじゃないか。話くらい聞いてほしいんだけど」


「ぐえっ……捕まった!助けて半蔵!」


「無理だ、頑張ってくれ」


「大将!お前の事は忘れなぐえっ」


「浜面も半蔵も道ずれじゃあ!!」


「は、離せ上条!」


「雲川の奴の依頼なんて碌でもない事になるにきまってる!!」


「美少女達と一緒にじゃれあう仕事だとしても?」


「……」


「……」


「俺には黄泉川さんという心に決めた人が居るから」

864 : つつ ◆zvA12.hrTE[saga] - 2013/08/12 14:46:20.66 rc/n/MvW0 9/14

「テメェら無能力者風情がッ!!!『超能力者』麦野沈利サマに勝てると思ってんのかぁ!!」



「………そうか」



「超そうですよ、デカブツさん。これ以上むぎのを怒らせない方が超身のためです」



「結局、あなたたちはおしまいって訳よ!」



「……滑稽だな、超能力者」



「あぁん!!?」



「……何故俺が、一直線に逃げ場のない工場に逃げ込んだのか、それすらも分からないとは」

865 : つつ ◆zvA12.hrTE[saga] - 2013/08/12 14:47:09.59 rc/n/MvW0 10/14


「……射撃用意」



「……超大層な口ぶりだったくせに、精々ライフル7丁ですか?」



「自分が弱いから、仲間をシコシコ集めて?その程度でこの私を」



『そうだな、 お前たちには見えないよな。なんたって見えないようにしてるんだもんな。
 まったく、なにが『美少女とじゃれあう仕事』だよ、畜生』



『浜面、スイッチを落としていいぞ』



『……ねぇ、リーダーも大将も半蔵も俺を便利屋みたいに使うのはやめてくれない?』



「………!!!!?」



「な、こんな人数、一体どこに……!!」



「……対戦車ライフル7丁、アサルトライフル12丁、自動小銃32丁、軽機関銃6機。
 小型対能力者用音響兵器『キャパシティダウン』4基。大型施設用対能力者用装置『AIMジャマー』1基。

 ……これでも、この程度か?」



「テメェらっ…………!!!」



「無能力者をなめるなよ、超能力者」

866 : つつ ◆zvA12.hrTE[saga] - 2013/08/12 14:47:38.30 rc/n/MvW0 11/14

「かッみじょおおおくゥゥゥゥゥゥン!!!!」



「あッそびっましょおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」



「……ドアを壊すな、超能力者ども」



「ああああ!メルヘンな羽が!俺の相棒(バイク)にぃ!!」



「上条なら病院だぞ」

867 : つつ ◆zvA12.hrTE[saga] - 2013/08/12 14:48:11.26 rc/n/MvW0 12/14

「私の名前は、インデックスっていうんだよ?」



「だ、そうだ。浜面」



「俺!?どう考えても大将に言ってるだろ!?」



「バカ言え、上条さんにこんな銀髪シスターさんの知り合いはいません」



「いいから早く話しかけろよ上条。幼女はお前の専門分野だろ」



「違ぇよ!?なんでそうなるんだよ!」



「だってフレメアと良くベタベタしてるし」



「……置き去りの施設に幼い少女たちを見に行っているな」



「誤解を招く言い方をするんじゃありません!上条さんの理想は寮の管理人のお姉さんです!!」



「……無視しないで欲しいかも」

868 : つつ ◆zvA12.hrTE[saga] - 2013/08/12 14:49:02.38 rc/n/MvW0 13/14

出くわすはずのなかった、『無能力者狩り』。

訪れるはずのなかった、『第十学区のスキルアウトのたまり場』。

出会うはずのなかった、『寡黙な大男と、忍者の末裔』。

そして、共に戦うはずのなかった、『スキルアウト』。


数を揃えて、対策を練り、待ち伏せ、貶め、集団で銃を乱射する。

不意打ち上等、トラップ上等。




スキルアウトと幻想殺しが交わる時、物語は足取りを変えた―――――!!!



『とある無能の幻想殺し』、乞うご期待!!

869 : つつ ◆zvA12.hrTE[saga] - 2013/08/12 14:52:26.98 rc/n/MvW0 14/14

投下終了です。

浜面は何か嫌われてますけど、それはアイテムの中でハーレムを築き上げてしまったからであって、
スキルアウト時代のバカな浜面くんに罪はないと思うんです。