637 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage] - 2014/09/15 16:01:08.19 nbUQ/YJm0 1/15

勢いで書いてみました。
ちょっと長めで突っ込みどころ多数ですが置いていきます。

元スレ
▽【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-40冊目-【超電磁砲】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1379543420/
638 : 上条「叫んでパワーアップって恰好いいよな」[saga] - 2014/09/15 16:04:58.01 nbUQ/YJm0 2/15

上条「叫んでパワーアップって恰好いいよな」

禁書「いきなり何を言ってるの?とうま」


上条「ほら、神裂とかステイルとか、魔術師が魔法名を叫んで強くなったりするじゃん?ああいうのいいかなって思うんだ」

禁書「とうま、あれは別にパワーアップしているわけじゃないかも。それにとうまだって『その幻想をぶち殺す!』とか…」

上条「違うんだ、インデックス。決め台詞が欲しいわけじゃない。例えるなら、ほら、『カメハメ波!』じゃなくて『界王拳!』みたいな感じでさ」

禁書「…じゃあ『ドラゴンストライク!』とか叫んでみたら?そのまま龍を出して戦ったら格好いいと思うんだよ」

上条「そりゃいいな!…あれ?お前竜王の顎のこと知ってたっけ?」

禁書「このssでは時系列とか原作との整合性とかはあまり気にしないほうがいいかも」

上条「なんだそりゃ」

639 : 上条「叫んでパワーアップって恰好いいよな」[saga] - 2014/09/15 16:06:37.12 nbUQ/YJm0 3/15

上条「でもあれ、右手落ちないと出てこないからな…」

禁書「台所から包丁持ってくるから自分で切ってみる?一か八かで」

上条「さすがにリスクが高すぎじゃありませんかねえ!?…あれ多分、異能絡みじゃないとでないと思うんだよな。普通のテンションで出てくるかどうかも怪しいし、バトルにならんと」

禁書「んー、でもとうまの幻想殺しを突破できる異能なんてそうそう無いと思うんだよ?それにわざわざ誰かにケンカを売りにいくの?」

上条「それだよな。フィアンマとか…いや待て、一番いいやつが近くにいるじゃねえか。あいつを公園まで呼び出して…」

禁書「とうま、ちょっと待って急にどこ行くの?」

上条「ちょっと公園まで行ってくる!」

禁書「何しに?」

上条「御坂だよ!あいつなら条件を満たしてる!」

禁書「短髪!?いったい何を…あ、行っちゃった」

禁書「…この前とうまからけーたいもらったし、短髪にめーるあどれす教えてもらっててよかったんだよ」

640 : 上条「叫んでパワーアップって恰好いいよな」[saga] - 2014/09/15 16:08:46.20 nbUQ/YJm0 4/15

御坂「アイツにメールで公園に呼び出された…べ、別に期待してなんかないからね!」

御坂「…着いたら時間差であのシスターからもメールが来てた」


   ――――――――――――――――――――
   from:ちびっこシスター
   件名:とうまがちゅーにびょうにかかったんだよ
   本文:

   たんぱつをさがしにいったみたいだから、
   みつけたらよろしくね
   てきとうにはなしをあわせてあいてしてあげて
   ――――――――――――――――――――


御坂「…」

御坂「…いや、なんだこれ」

御坂「というか、そろそろ名前で呼びなさいよあのシスター。私も人のこと言えないけど」

御坂「中二病?一体何やってんのよ、アイツ」



上条「ここにいたか御坂!」

御坂「…アンタが呼んだんでしょうが。で、何の用?」

641 : 上条「叫んでパワーアップって恰好いいよな」[saga] - 2014/09/15 16:10:34.54 nbUQ/YJm0 5/15

上条(…さて、なるべくシリアスな空気に持ってく必要があるな。その上で御坂に本気をださせ、受け止める。問題は大覇星祭のときのアレを出させるための条件がよくわからねえことだが…まあ、出たとこ勝負でいくか)

上条「お前とは、決着を付けたかったんだ…『超電磁砲』」

御坂「…!?アンタ、何を」

上条「以前の俺とお前は、よく戦ってたらしいじゃねえか…勝敗は付かなかったみたいだがお前は俺に、手も足もでなかったと。だよな?ちょっと久しぶりに、お前の泣き顔を見せてもらおうと思ってな」

御坂「…へーえ。ほーう。ふーん。ひょっとして、私にケンカ売りに来たってわけ?」

上条「おやおや?無理しなくてもいいぜ。学園都市第三位の超能力者と言えど怖いものは怖いだろ? あんまりボロ負けすんのも嫌だろうし、別に逃げても」

御坂「上等だゴラァアアアアアア!!!あのシスターのことはさておき!そこまで舐めた口ききやがって後悔すんじゃねーってのよ!!!」

上条(…よし、次は)

642 : 上条「叫んでパワーアップって恰好いいよな」[saga] - 2014/09/15 16:12:03.32 nbUQ/YJm0 6/15

上条(御坂は怒ってる。バトルパートにも入ってきた。…この空気の中でまずは一度、試してみるか)


上条(右手を突き出して…)

上条「ドラゴン…!」

御坂「!?」

上条「ストラァァアアアアイィイイイク!!!」

上条御坂「「…」」

上条(何もでねえな)

御坂(ビ、ビックリした…大覇星祭のときのアレがでてくるのかと思った)

643 : 上条「叫んでパワーアップって恰好いいよな」[saga] - 2014/09/15 16:12:53.44 nbUQ/YJm0 7/15

上条「…ちっ、やっぱまだ右手の中から出てこねえか」

御坂(あれ?ひょっとしてシスターが言ってた中二病って、このこと?)

上条「しょうがねえ!やっぱ俺の右手の封印を解いてもらおうじゃねえか」

御坂(しょうがないわね…コイツには借りもたっぷりあるし、美琴センセーが適当に付き合ってあげるわよ)

上条「よしいくぞ御s」

御坂「シィスターーーーーーズ!!!」

上条「!?」

644 : 上条「叫んでパワーアップって恰好いいよな」[saga] - 2014/09/15 16:17:32.17 nbUQ/YJm0 8/15

御坂「ミサカネットワークと接続…リンク・ネットワーク。オリジナル・進化率3%に移行! 『レールガン・フェイズ・ネクスト』起動!…いくわよ、『幻想殺し』!!!」

御坂(どうよ!なんとなく格好付きそうな言葉を並べてるだけだけど…。リアル中学二年生の「私カッコイイ(笑)」ほど中二病の琴線に触れるものはないはず!)

上条(御坂…マジでやる気か!)



上条(リンク・ネットワーク…そうか!あのとき御坂に流れ込んでいたのはミサカネットワーク経由の力か! それが触媒になってアイツの力を暴走させ…暴走!しまった!アイツはあれをコントロールできないのか!)

御坂「さ、さあ…どこからでもかかってきなさい!」

御坂(どうしよう、メッチャ恥ずかしくなってきた…。しかも右手突き出してそれっぽくポーズとるのも、なんとなく辛そうに顔を歪めんのも長くやるとキツイわね…私のテンションが)

上条(いや、確か最後の方では御坂にコントロールが戻ってたはず。なら大丈夫だな。…しかしここまでやってくれてるんだ。まだアイツに変わる予兆は見えないが、俺も本気の本気でやらないと…)

御坂「く、う…膨れ上がる力についていけない…!!抑えろ、私のカラダ…!!」

御坂(ちょっと、何黙ってんのよ!?人にここまでやらせといて、アンタも早くなにか)

上条「オオオオオオォォオオオオォオオオオオオオオオ!!!!!!」

御坂「!?」



上条(俺の右手よ…起きろ!中に何がいるのか知らねえが…ここで起きてくれ!!)

御坂(すごい真剣な表情…アイツまさか本気で!?中二病はあのシスターの勘違いで、本気で右手が暴れ出そうとしてるっていうの!?)

※美琴さんには上条さんが3割増でシリアスに見えています


御坂(そ、それなら私もあの大覇星祭の…ええいまだるっこしい! 『フェイズネクスト(仮称)』状態にならないととてもアイツに太刀打ちできない!でも一体どうやって…)

御坂(…仕方ない。あとで後遺症がでるかもしれないけど)

645 : 上条「叫んでパワーアップって恰好いいよな」[saga] - 2014/09/15 16:18:40.39 nbUQ/YJm0 9/15

御坂妹「やれやれ、調整のためとはいえ今日も今日とて病院通いとは、とミサカは暇が潰れるからまあいいやと―」

御坂(シスターズ!聞こえる?)

御坂妹(その声…お姉様!?いったいどうやってミサカネットワークに接続を)

御坂(能力で無理やり脳波を変換してつないでんのよ!ちょっとお願い、力を貸して!)

御坂妹(そんなことをしたら幻想御手のときのように後で昏睡してしまうのでは、とミサカは危惧します)

御坂(…承知の上よ。あの馬鹿にね、ちょっと付き合ってあげないといけない用事ができたのよ)

御坂妹(…お姉様を助けることも、あの人を助けることも是であるのはミサカネットワーク全体の総意ですが、また何かに巻き込まれているのですか、とミサカは焦ります)

御坂(……………うん、まあね)

646 : 上条「叫んでパワーアップって恰好いいよな」[saga] - 2014/09/15 16:20:47.04 nbUQ/YJm0 10/15

御坂「オオオオオオオァアアアアアアアアアアア!!!!!!」

上条「!?急に雷雲が…!?それに御坂、お前、その体…やっぱりあのときの!!」

御坂(やった!なれた!しかも妹達が協力してくれたおかげで、意識もあるしシスターズも無事!! よし、これでアイツの右手を止められる!!…あ、でも口はきけないのね)



「オリジナル!てめェ…何やってやがンだ!!!」



上条「一方通行!お前、なんでここに!?」

一方「あのガキがお前らが危ないっていうからきてみたらよォ…なンなンですかァこれは。…説明しろヒーロー」

御坂(ちょっとどうしよこれ…どうすんの。…やむを得ないか。ギリギリまで進化率上げないとアイツの右手に勝てないだろうし。死ぬほど嫌いなヤツだけど、ここは一緒にアイツの右手を止めて)

上条「…見ての通りだ。御坂が大覇聖祭のときと同じように、暴走しちまってる。それを止めなきゃならねえ」

一方「大覇聖祭?…あァ、あのとき急に演算ができなくなったときのやつか。だがクローンは無事みたいなンですけどォ?」

上条「こ、今回は大丈夫みたいだな。だが、ずっとそうだという保証はねえ」

御坂(ちょっと待てやーーー!人が喋れないのをいいことに何好き勝手言ってくれちゃってんのよ!?そもそもこれはアンタが…)

一方「チッ…しょうがねえな、ここは俺が」

上条「ま、待て一方通行!!」

一方「オオオオオオオオォオオオオオオォォオオオ!!!!」

上条「!?」

御坂(!?)

一方「リミッター解除!我が名は『白と黒の翼を携え世界に抗う者』!出でよ…白き翼(ホワイトウィング)!」

上条「………」

御坂「………」

上条御坂((ダサい……))

647 : 上条「叫んでパワーアップって恰好いいよな」[saga] - 2014/09/15 16:22:35.68 nbUQ/YJm0 11/15

上条「い…いや一方通行、白翼まで出してくれたとこ申し訳ないんだが、ここは俺に任せてくれないか?」

一方「あ?なンでだよ」

上条「いやほら、その…、御坂はやっぱり俺が救いたいんだよ」

御坂(やだ…かっこいい)

一方「………」

一方「しょうがねェ。だがヤバくなったらすぐに割ってはいンぞ。例えオリジナルがどうなってもな」

上条「ああ、ありが」



「とうま!!」



上条「…おいまさか」



禁書「短髪も…適当にっていったのに、何やってるの!?」

上条「インデックス!こ、これには事情があるんだ!危ないからこっち来るな!」

一方「危ねェからシスターは下がってろ!」

禁書「そうはいかないんだよ!これは私の責任でもあるし…無理矢理でも短髪を止めなきゃ!!」

上条(お願いだからこれ以上話をややこしくしないでえええええ!!!???)

禁書「いくよ…『自動書記(ヨハネのペン)』、起動」

648 : 上条「叫んでパワーアップって恰好いいよな」[saga] - 2014/09/15 16:23:43.59 nbUQ/YJm0 12/15

禁書『自動書記、起動確認。「聖ジョージの聖域」発動します』

上条「まてまてまてまて、お前それ自分で起動できたっけ!?というか俺がやるから待っ―」

一方「もうしょうがねエだろ。…なんかわからねェがこっちで片付けるぞ!ヒーロー!!」

上条「うおお!?いつのまにか白翼が100m近く伸びていらっしゃる!?しかもそれを振り上げて…だから待てってばおい!!」

御坂(よし、やっとフェイズネクストのレベルが「あの時」まで来た!これで…いける!!)

上条「ってこっちはあのときの別世界のパワーかよ!?ちくしょう全員一緒にその気になんなくても!?」

上条(もともとは俺が発端なのに、みんなしてパワーアップですかそうですか。俺がやりたいことどんどん先にやっちまいやがって…)



禁書『発射』
御坂(発射!!!!)
上条「ッエーイ!!」

上条「もうやけだ!!三人の攻撃がぶつかる中心に…とびこむ!!!」

御坂(!来た!!)

一方「!おいヒーロー、どけ!!」

上条「うおおおおおお!!!」

649 : 上条「叫んでパワーアップって恰好いいよな」[saga] - 2014/09/15 16:24:50.06 nbUQ/YJm0 13/15

上条「…がっ、ああああああ!!」

上条(右手が…もたな…)

上条(…吹きとば)

上条(………………今だ!)




上条「ドラゴォオオン!!!ストラァァァァァアアアアイィィィイイイイイク!!!!!!」



650 : 上条「叫んでパワーアップって恰好いいよな」[saga] - 2014/09/15 16:26:09.13 nbUQ/YJm0 14/15





御坂「…で?結局何だったのよコレ」

禁書「…とうま」

一方「なンか言えよコラ」

上条「いや、その…一瞬だったのは残念だったし、当初の思惑とはちょっと違ったけども」

御坂禁書一方「「「………」」」



上条「すっごく満足しました」



一方「…そォか」

上条「はい」

御坂一方「「…死ねえええええええええ!!」」

上条「待って待って一位と三位さん!!せっかくだから二人とも話すことがあるんじゃないの!?」

一方「まずはテメェを愉快なオブジェに変えてからだ三下ァァ!!」

御坂「人の苦労をなんだと思ってんのよコラァァアアアア!」

禁書「…とうまー、夕飯までには帰ってきてほしいんだよー」

上条「不幸だあああああああ!!」



fin

651 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage] - 2014/09/15 16:30:33.06 nbUQ/YJm0 15/15

これで終わりです。
なおこの後上条さんと美琴はカエル医者のお世話になる模様


お目汚し失礼しました。