784 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] - 2014/12/17 22:00:12.27 G/DlnSNzo 1/14少し借ります
前に書いたやつと多少のつながりはありますが単独でも楽しめる内容でと思います
フレメア「うにゃー! どうだ、どうだ!」
打ち止め「ぬううぅ!
そう簡単には負けないのだー! ってミサカはミサカは火が出るほどボタン連打!」
フレメア「喰らえ! 結局は最強はバナナって訳よ攻撃!」
打ち止め「そんなの喰らうか!
さっくり回避からの甲羅攻撃!」
フレメア「にゃあああ!!! そ、それは回避不可能な……
ぬあっはあああっ!!! コースアウトだとぉお!!」
打ち止め「よっしゃあ!
はっはー! 正義は勝つのだぁ!!!」
黒夜「うん。まぁ頑張って」
絹旗「超うるせー。ゲームってよりふたりで騒いでいるだけじゃないですか」
黒夜「ともかく、これでまた差し馬もらいだね。はい、絹旗ちゃん100円ちょーだい」
絹旗「ちっ。
金額的には些細なものですがこうも連敗だとイライラしますね」
浜面「……あっちが子供すぎるとしたらお前らおっさん過ぎないか?」
絹旗「ああん?
ごちゃごちゃうるさいから掛金超下げたのにまだ文句あるんですかこのスカポンタン」
浜面「そもそも博打やってるってどうなのよ。
ゲームやってる後ろで差し馬ってどうなのよ」
黒夜「差し馬ってそういうもんじゃん。
いーじゃん、別にさー。
勝ちまくっても1000円行かないんだぜ?」
絹旗「大体、浜面だって超ギャンブルやるじゃないですか」
浜面「確かにやるけどよぉ。
でもなぁ、なあんか、こう見ていて嫌な気分になるんだよ」
絹旗「じゃあ、超見るな」
黒夜「気にしなきゃいいだけだと思うけどね。
まぁ、そういうこと含めても浜ちゃんおっかさんだよね」
浜面「お前らが年相応の生活をしてくれれば俺はこんなに嘴突っ込まなくて済むんだが」
絹旗「普通に年相応の生活だってしてますよ。
服を買いに行ったり、映画を見たり。
今日はたまたまです」
黒夜「雨も酷いしね。お外で仲良くフットサルって訳にゃあ行かないさ。
というか浜ちゃんも一口乗る?
浜ちゃんはNPC一択だけど」
浜面「んな、負け戦確定の博打に誰が乗るか。
そんなことするぐらいなら料理でもしてるわ」
フレメア「にゃあ、浜面!
何作るの!」
打ち止め「人の頭にコントローラー投げつけて何やってるんだってミサカはミサカは……
で、何作るの?
ミサカお肉がいい!」
黒夜「図々しいなぁ。食う気満々じゃないか」
絹旗「黒夜がいうのでなければ最もなセリフですよね」
黒夜「一応、生活費入れてるんだけど」
絹旗「居候として超当然のことです」
フレメア「にゃあ……なんか、火花が散っている」
打ち止め「仲良くギャンブルしていたと思ったら喉元噛み付くレベルで殺気だしてるって
ミサカはミサカは小動物のように震えてみたり」
浜面「いいかげんにしとけよ、お前ら。
あとで服買うの付き合ってやるからよ」
黒夜「……まぁ、今日買い物に行くつもりだったのがダメになったのは絹旗ちゃんのせいじゃないし」
絹旗「……今日が封切りというわけじゃありませんからね。
映画ならあとでも観れますよね。覚悟しておいてくださいよ、浜面」
浜面「よしよし。まぁ、うまいもの食わせてやっから仲良くやってくれよ」
フレメア「……にゃあ、なんかちょっと不愉快」
打ち止め「これってもしかして、二人とも浜面とのデートがダメになって腹を立てていたのかなーって……
ミサカはミサカは、その視線は怖いからやめてほしいなーって金髪ちびすけに言ってみたり」
浜面「さてさて! 最近めっきり寒くなってきたからな。
寒い時に身体のガンってあったまる鍋といくか!」
浜面「材料はこんなもんかな。
大体3~4人前で考えてくれ。
①白菜 1/2個
②豚バラ肉 500g
③生姜 大3個
④カブ 中3個
⑤ダシ 味○大さじ1
⑥水 コップ半分 」
黒夜「出たな、海原○山ブチ切れの味○」
絹旗「なんか、○覇味の鍋になりそうですね」
浜面「別に○覇でなくてもいいんだけどな」
打ち止め「きっとメーカーからリベートをもらってるんだってミサカはミサカは取材内容をでっち上げてみたり」
フレメア「浜面はそんなことはしない!
するんだったらメーカーの倉庫からダンボール箱ごとごっそり」
浜面「オイコラ。
無理矢理人を悪人にするんじゃあない」
黒夜「でも浜ちゃん好きだよね、味○」
浜面「まあ、便利だしなぁ。
たまにはこだわって出汁をとったりしたいこともあるけど、いつもにはできねぇもん」
浜面「とにかく料理を開始、っと。
まずは土鍋に白菜適当に切って詰め込んで、水入れて」
絹旗「土鍋超パンパンじゃないですか。白菜多すぎですよ」
黒夜「これじゃほかの具材なんて入りそうにないね。
それに水が全然足らないじゃん」
浜面「そうでもない。白菜から結構水分出るからな、こんなもんでいいんだ。
んでもって蓋を落として10分弱ぐらい火にかけてやるんだ」
フレメア「にゃあ、その間にほかの具材を切るんだ!」
打ち止め「うむ、よく覚えておくといい!
とミサカはミサカはまったく知らなかったけど知ったかぶりで上から目線!」
黒夜「腹芸ができない口調だねぇ」
絹旗「その割には口が悪いんですよね、この子」
黒夜「誰に似たんだか」
打ち止め「お姉様の悪口を言うな!
貧乳で空気読めないポッチの残念お姉さまだけどミサカのお姉様なんだぞって、
ミサカはミサカは悪口言ってるんだかなんだから分からない抗議をしてみたり」
フレメア「今の言葉、録音して後で常盤台に送ってあげよう、にゃあ」
浜面「さぁて、そろそろいい感じかなっと」
黒夜「おお、白菜の量がぐんと減ってる!」
絹旗「鍋の半分ぐらいになりましたね」
浜面「もっと煮込むけどな。
で、水分がすくないなぁと思ったらこの時点で追加で入れてやろう。
焦げるのは良くないんで」
打ち止め「それで、ほかの具をいれるんだねってミサカはミサカは未来予測!」
浜面「予測って……まぁ、予測か。
じゃあ生姜と豚肉を入れてやるか」
フレメア「ちょっと待って浜面!
大体、その生姜大きすぎ」
絹旗「厚さ1ミリ弱ですね。これじゃパリパリしますよ」
黒夜「これじゃ薬味じゃなくって鍋の具だよね」
浜面「うん、実際に鍋の具だな。
というわけで、軽く革をこすったあと1ミリ弱に切ってやった生姜と
一口大の豚バラを入れて、味○をひとさじ入れて。
で、あとは中火で15分かな」
絹旗「へぇぇ。超簡単ですね」
黒夜「でもハズレはなさそうだよね。
ちょっと生姜の味がどうなるのか想像できないんだけど」
フレメア「にゃあ。とっても美味しそう!」
浜面「ちなみに、煮込み過ぎると生姜の味がなくなっちまうんだが、
でも煮込んだほうが白菜は旨い」
打ち止め「確かに白菜がメインの鍋だから白菜が美味しい方がいいのかも!」
絹旗「白菜の量が普通の倍はありますよね。超期待できます」
浜面「さて、出来上がった!
熱いうちに食おうぜ!
生姜エキスの金色のスープが結構いけるんだ!」
黒夜「どれどれ……」
フレメア「にゃあ!
大体、かなり美味しい!」
絹旗「いいスープですねぇ。あまり味わったことのない味ですが、美味しいです」
打ち止め「豚肉と白菜は普通なんだけど、普通に美味しい。
それで、生姜がサクサクってして、うんっ!」
絹旗「ちょっとダシガラになってますけど、でも生姜まるごと食べると超あったまりますね」
黒夜「うんうん。普通の鍋なんだけど、ちょっと変わってって、美味しいのは確かだね。
なんていうのかな、めちゃくちゃ美味しいわけじゃないんだけど、すごくほっとする味だ」
フレメア「大体、冬にはぴったりの鍋かも。
簡単だし、味もいいし、私でも作れそうだ、にゃあ」
絹旗「確かに超簡単です。材料もシンプルですし」
黒夜「生姜が効いてて身体もあったまるしね。
私、冷え症だからこれいいかも」
浜面「七味や柚子胡椒入れてもいいんだぜ?
それよりカブを食ってみろよ」
打ち止め「!
こ、このカブは……!」
絹旗「へぇぇ。スープを吸って、すごくいい味してます。
とっても柔らかくて、唇で切れそうなぐらいですし」
黒夜「そんな火傷しそうな食べ方はしないけど、でもいいねこのカブは。
おでんの大根みたいだ」
フレメア「にゃあ、大体、これだけで一品料理になるかも」
絹旗「いやいや、これは美味しいかったです。
超ご馳走かというと疑問ですが、夕飯がこれだよって言われると嬉しいかもしれません」
黒夜「うん、満足満足」
打ち止め「お腹が膨らんでくれば大体の悩みは解決するってどこかの人が言ってた!
ってミサカはミサカが言動一致の笑顔で言ってみたり!」
浜面「まぁ、問題があるとしたら、締めの雑炊とかがむかないってことかな。
ラーメンでも合わないし。
単純にスープで味わうのが一番なんだよな、これ」
絹旗「それは問題じゃなくってこの鍋の性質でしょう。
少なくとも私は気になりませんよ」
フレメア「でも……」
黒夜「でも?」
フレメア「でも、この鍋を食べたあとだとアイスが食べたくなって仕方ない! にゃあにゃあ!!!」
打ち止め「! な、なんと!」
絹旗「なるほど!
確かに、超言いたことがわかります。
この鍋食べたあとだと冷たくって甘いものが超欲しくなりますね!」
黒夜「うんうん。最近二重あごが目立ってきた絹旗ちゃんの言うことだけど、超同意だよ」
絹旗「……今、何言いましたか」
黒夜「はいはい、スルースルー。
ちなみに、冷蔵庫にアイスが3つ入っているのが判明してるんだけどさ」
絹旗「……つまりあれですか、デブを認めるかアイスを諦めるかを選べと」
黒夜「いやだなあ、そんなことは言ってないよぉ」
フレメア「にゃあ!
つまりはカートで勝負で決着!」
打ち止め「おお、それがいい!
よっしゃあ腕がなるぜブーンブーンってミサカはミサカは口で言って唸らせてみたり」
黒夜「……なんかまるぅく収まりそうなんだけど。
亀だのキノコだのバナナだのがメインのゲームで」
浜面「言い方がスゲェ下品だ。
下品だけどたまには俺だって平和に終わりてぇわ」
絹旗「まぁ、いいですかね。
たまには黒夜の顔のように丸く終わらせますか」
黒夜「言っとくけど私丸顔じゃないからな、絹旗ちゃんと一緒にするんじゃねぇぞ」
797 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] - 2014/12/17 22:11:59.73 G/DlnSNzo 14/14以上です
この時期は鍋が美味しいです
白菜も例年に比べて安いですし