252 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage saga] - 2016/12/31 23:37:30.10 4uBzoYNp0 1/19少し借ります。
2016年、おつかれさまでした
絹旗「松阪牛のすき焼きですか。超美味しそうですね」
黒夜「お、今度は松阪牛か?」
絹旗「超あげませんよ」
黒夜「いらねぇし。雑誌の記事の写真見ても腹膨れないし」
絹旗「やれやれ、想像力が超貧弱ですね」
黒夜「画餅って言葉知ってる? 絵に描いた餅って言いなおしてもいいけど」
絹旗「理想と現実をはき違えた計画倒れをあざ笑う言葉と黒夜の貧困な想像力との間に超繋がりのある言葉とは思えませんが」
黒夜「はいはい、絹旗ちゃんは豊かだね。お腹周りが」
絹旗「勝手に人を豚にするんじゃありません」
黒夜「ちなみにだけど。豚の体脂肪率はああ見えて15%ぐらいらしいんで絹旗ちゃんよりも痩せているんだよね」
絹旗「……超マジですか」
黒夜「マジマジ超マジ。といっても女の子の体脂肪率は平均で25%ぐらいだからたいていの女の子は豚よりも体脂肪率あるんだけどね」
絹旗「……マジですか」
浜面「お、珍しいな。絹旗が落ち込んでいる」
黒夜「浜ちゃん、浜ちゃん。浜ちゃんって体脂肪率どれくらい?」
浜面「なんだ、いきなり。確かなぁ……10切るか切らないかぐらいだったかなぁ。最近太ってきたからもう少しあるかもな」
黒夜「やるな、アスリート並みじゃん」
浜面「スキルアウトなんて無能力者で頭も悪い奴はそんなところぐらいしか数値を盛れないんだよ。それに、俺よりもムキムキな奴は普通にいたぞ。まぁ、それを考えても俺なりにそこそこ努力はしてたさ」
黒夜「立派立派。確かに戦闘能力だけで考えると大した意味はないかもしれないけどいい肉体しているのはかっこいいよ、うん」
浜面「なんだよ、気持ち悪いぐらいに褒めるな」
黒夜「確かに顔はキモイけどタッパはあるし腹筋われてるし。それに結構声質もいいし。性格も小物っぽいところをよく気が利くまめなタイプと言い換えればいいし。いやいや、顔さえキモくなければ十分イケてただろうに勿体ない」
浜面「やっぱり褒めてないな黒夜」
絹旗「……はまづら」
浜面「ん? なんだよ、絹旗」
絹旗「殺していいですか?」
浜面「ぬわっ! 何暗い顔して殺気出してるんだお前!」
絹旗「浜面の分際で体脂肪率が私よりそんなに低いのが超許せないんです」
浜面「女の子だからそれは仕方ないだろ! 普通でも男より10%違うって話だぞ!」
黒夜「あー、でもそれは第四位とか能力追跡とかおっぱいに夢が詰まっている人の場合じゃない? 絹旗ちゃん夢入ってないじゃん」
浜面「黒夜も変な風にあおるな! 被害をこうむるのは俺なんだぞ!」
絹旗「ふふふふふふ。そうですか、夢も詰まってませんか。超許せませんね超死刑です」
浜面「勘弁してくれー!!! なんでいきなりこんな目に合わなきゃならないんだー!!!」
絹旗「ま、ウソなんですけどね」
黒夜「けろっと表情変えたな」
浜面「は、はぁああ。あー、びっくりした。心臓に悪すぎる冗談はやめてくれ。寿命が30万年ぐらい縮んだわ」
絹旗「地球上のあらゆる生命体の種族としての限界を超えてますよその寿命。ケイ素生命か何かですか。ちなみに黒夜。あとでウナギ風呂に沈めてやる」
黒夜「浜ちゃんスライスしていいからウナギ風呂は勘弁してくれない?」
浜面「今度はどういう取引だ、こら!」
黒夜「最近浜ちゃんがひどい目に合ってないからバランスとってるんだよ。ご褒美でしょ?」
浜面「いらんわ、そんなご褒美」
絹旗「まぁ、多少は気分がすっきりしたことですし。冒頭に話を戻すとして。すき焼きが食べたいですね浜面」
浜面「すき焼きか? いや、無理だろ。松阪牛なんていい肉、財布をどうひねれば出てくるんだよ」
絹旗「そこは麦野に頼むとか」
浜面「勘弁してくれ。俺の心臓が本気でストライキ起こすわ」
黒夜「別に松阪牛でなくてもいいんじゃね? むしろ安い肉でやってみてほしい」
浜面「安い肉かぁ……そういや、この間研究してみてうまいと思ったすき焼きがあるんだけどよ」
黒夜「研究? そんなことしていたのかい」
浜面「研究というか、前に使ったネタの使いまわしなんだけどな。覚えてないかな、マイタケ使ったステーキ」
絹旗「ああ、柔らかくなったのはいいけど水っぽくていまいちだったアレ」
浜面「うん、実際いまいちだったな。しかし、欠点は反省し改良し次に生かすのが帝王の美学よ」
黒夜「炭素外生命体からえらく小物になったな、帝王」
絹旗「頭に『童』がつくんでしょう。どうせ」
浜面「……いいやん、別に。ともかくだ、あの、マイタケステーキの欠点は、マイタケ酵素を水に溶かして、その水で肉を柔らかくしたせいで、水っぽくなるという点。じゃあ、水っぽさをなくすために肉を煮込めばいいじゃないか、というのが俺の改良案なわけだ」
黒夜「水という字がゲシュタルト崩壊してるじゃん。それに、改良と言っていいのかどうか。キャッチャーから外野手に転向するようなもんじゃないのか?」
絹旗「考え方としてはスジは通ってますね。超平凡ですが」
浜面「うまけりゃいいじゃないか。実際、肉が柔らかくなることそのものは否定しないだろう?」
黒夜「確かに柔らかかったけどね」
絹旗「押し出しフォアボールしたけど3点差あったからセーブ点がついたみたいな?」
浜面「なんか野球押しだなぁ」
絹旗「超そういう時期なんです」
黒夜「明日には相撲押しになってるよ、多分」
絹旗「……おいこら、今どこ見てそのセリフ言った」
黒夜「見てないよ。ゴールテープ切る場所はそこだなんて思ってないさ」
浜面「本当に仲いいな、お前ら」
黒夜「やだなぁ、私と絹旗ちゃんが仲がいいときなんて浜ちゃんをいじめている時ぐらいだよ」
浜面「無理矢理そっちに話を持ってくるな。まぁ、うん、ともかく折角というか、コマ肉ですき焼きを作ってみるかな」
黒夜「コマ肉? 一番安い奴じゃない」
絹旗「牛のグレードを下げるのは超構いませんが、そこまでいきますか?」
浜面「そうはいってもだなぁ……こういう言葉を知ってるか? 『肉屋の実力はコマ肉に出る』っていうんだけど」
絹旗「超初耳ですが」
黒夜「うん、聞いたことないなぁ。でっちあげてない?」
浜面「でっちあげてねぇよ。コマ肉は肉を整形する――別にハンバーグや練り物ステーキのことじゃなくて、スジをとったりなんだりするだろ? そんとき出てきた端っこの肉だ。別に品質が悪いからコマ肉になるわけじゃあない」
絹旗「ふむふむ」
浜面「確かに形は整っていないし大きさもばらばらだ。売り物にならない部位を無理矢理売り物にしたものなのかもしれない。けれども、だからこそいいコマ肉を出している肉屋は本物なんだ」
黒夜「言いたいことはわかるけどね。安い肉にしようって話なんだけど」
浜面「安い肉っていっても悪い肉というわけじゃないんだぞ? オージービーフのグラスウッド、牧草飼育の奴なんか赤身で固いから日本じゃ人気ないけど、価格の割にはしっかりとした味のいい肉だったりする。そういう肉を柔らかくしたらうまいと思わないか?」
絹旗「つまり、浜面が言いたいのは『味はいいけど、形が悪かったり固かったりする肉を美味しく食べようじゃないか』ということですか」
絹旗「だったら最初からそう言えばいいんですよ」
浜面「結論だけ言っても簡単には納得しないだろ、お前ら」
黒夜「否定はしないけどね。ウンチク聞いててもお腹は膨れないって」
浜面「多少のウンチクも言わんとありがたみがないだろうが。でも長すぎるウンチクもつまらないよな。さくっと、料理するか!」
浜面「今回は具に関しては俺の好みな?
①牛肉 コマ肉500g
②マイタケ 1株
③豆腐 1丁 焼き豆腐の方が崩れにくい
④春菊 1束
⑤白滝 適量
⑥ネギ 1本
⑦醤油
⑧砂糖
⑨日本酒
⑩水
⑪生卵
⑫牛脂
野菜や豆腐は大きさをそろえて切って、
割り下は⑦~⑩は1:1:1:1で混ぜておくって感じかな」
黒夜「うーん、材料的には普通だね」
絹旗「工夫らしい工夫はマイタケで牛肉を柔らかくすることぐらいですからねぇ」
浜面「絹旗の言うとおりかなぁ。まぁ、下準備はマイタケと牛肉をボールに入れて、それが浸るぐらいに水を入れて。で、30分~1時間ほおっておく程度かな」
黒夜「そうすると、肉から血の気が抜けて色が薄くなる、と。で、マイタケもそのまんま具材として使うんだったよね、確か」
浜面「そうそう。で、あとは程よく熱したすき焼きの鍋に牛脂入れて、一回それで肉を焼いて。そのあとにほかの具材を入れて、割り下入れて煮込む、と」
絹旗「結構砂糖の量ありますよね、これ」
浜面「味が濃いようだったら日本酒か水で調整してくれ。で、さくっとできあがりっと」
黒夜「早いなぁ」
浜面「下準備には手間かかるけど仕上げるのは簡単だからな、すき焼きは。店レベルなら話は別かもしれねぇけどさ」
絹旗「さてさて、じゃあ、取鉢に卵を入れて、かき回して」
黒夜「ありがたくいただきますっと」
絹旗「……超やわらかい」
黒夜「前食べたマイタケステーキより柔らかいぞ?」
浜面「意外といけるだろ?」
黒夜「うん、うん……超高級なすき焼きかというとちょっと違うけど、ご家庭だったら十分満足レベルだ」
絹旗「確かに、お店のすき焼きは『この霜降りを見てください』って感じが超しますから肉のレベルが超わかりますが、そういう部分をぶっ飛ばしてみてみると、うん、超いい感じのすき焼き?」
黒夜「味のしみ込んだ白滝も焼き豆腐も期待通りだし」
浜面「ちなみに、今回は春菊は苦みが薄い奴をつかってみた」
絹旗「なるほど、それであまり青臭くないんですね」
黒夜「あれはあれで味わいあるんだけどね。うんうん……とりあえず、白いご飯が欲しい」
絹旗「あ、私も超欲しいです。浜面、気が利かないですね」
浜面「絹旗はもう少しものの頼み方ってものを考えろ。ともかく、ほい」
黒夜「お、ありが……って、盛り少なくね?」
絹旗「茶碗半分ですか?」
浜面「すき焼きはあとから『クル』からこれでいいんだよ」
絹旗「いいから黙って大盛にしなさい。あとお肉がなくなりましたから超追加してください」
黒夜「500gって言ってもすぐなくなるもんだね。感動的って程の味じゃないけどご飯は欲しくなるよね。私も大盛でね。絹旗ちゃんみたいにどんぶり飯じゃなくていいから。あ、あとお漬物欲しいかも」
浜面「俺がろくに箸を伸ばしてないのに。肉追加する前に野菜を食え。あとな、お代わりしていいからとりあえず最初のご飯の量はこれぐらいにしておけ。それに、ビール漬けもおまけだ」
絹旗「超しつこいですねぇ……まぁ、いうとおりにしてあげますよ。あとですね、浜面。すき焼きは超自分のペースで食べるものですよ。あと黒夜、私が大食いみたいなでっち上げするな」
黒夜「うんうん。煮込みすぎて固くなったお肉とか、黒くなった白滝とか、それを冷たい卵と絡めて食べるのが美味しかったりするんだよねぇ。あと絹旗ちゃん、私が取ろうとした肉取るな」
絹旗「あ、このお漬物美味しい。すき焼きに合いますね」
黒夜「ビール漬け? あんまり聞いたことないけど美味しいね、これ」
絹旗「うんうん、これだけでも麦野だったら日本酒でぐいぐいやってそうな感じが超しますけどね。あと黒夜、すき焼きは早い者勝ちです」
浜面「たいていの漬物はポン酒と相性いいとは思うけどな。あと、お前らのペース……うーん、危険な気がっていうか、さっきから『あと』って言ってばかりだな」
黒夜「なんだよ、さっきから奥歯にものが挟まったような言い方」
絹旗「なんかこのすき焼きに入ってるとでもいうんですか」
浜面「入ってるよ、砂糖が」
絹旗「砂糖? そういえば結構入ってましたね。あんまり甘くないんですけど」
黒夜「カロリー的にはおっかないけど、いまさらダイエットうんぬんは言わないよ」
浜面「いや、そうでなくてな」
絹旗「……?」
黒夜「う、いきなり箸がおもく,なった?」
浜面「あー、やっぱり来たか。すき焼きの罠」
絹旗「すき、焼きの罠? なんですか、その、超、へんてこりんな……」
浜面「砂糖だろ。あと、ひとりあたり250gの牛肉に白い飯。一気に血糖値が上がって満腹になったんだよ」
黒夜「つまり、アレか。ハンバーグセットにパフェたいらげた位のものが私たちのお腹の中に入っ、てると?」
浜面「そんなところだな。ちとペースが速かったな、ふたりとも」
絹旗「すき焼き食べたのは、超初めてという訳じゃないのに、なんで……」
浜面「そりゃ、店の一人前はもっと量少ないしお代わりしてもすぐ出てくるわけじゃないから時間があくし」
黒夜「いや、うん……味は良かった。けど、お腹いっぱい、ごちそうさまでした、うぷ」
絹旗「満足は超ある、はずなんですが。うう、胃薬が欲しい……」
浜面「ほいほい、ちゃんと用意してある」
黒夜「今回は浜ちゃんの手際の良さが、ありがたい……」
絹旗「味は普通に良かったですし、お肉は柔らかかったですし……しかし、お代わりがこんなに危険だとは……」
浜面「適量をあっさりと超えちゃうところがあるから、うまいところセーブしながら食わないと。ご飯も半分にしておいて正解だっただろ?」
黒夜「確かに……これ以上はきつかったかも」
絹旗「超どうせなら、胃もたれしないようなすき焼きにしてくれればよかったんですよ」
浜面「無茶言うな。薬草でも煮込めというのか、すごく苦くなるぞ多分」
黒夜「そうなったらせっかく柔らかくなったお肉も美味しくなくなっちゃうし。うーん、自制心が重要なんだな」
絹旗「前のステーキよりはるかにレベルアップはしてるんですけど、評価しづらいですねぇ」
黒夜「得点は確実に高いんだけどね。うちらが罠にはまったから客観的になれないだけであって」
浜面「っていうか、本来3人前の量だったのにお前らがふたりで平らげちまうから問題なんだろ」
絹旗「ぬ、ぬぅ。浜面のくせに生意気な」
黒夜「結構さっくりとお腹の中に入ってったから、ねぇ」
絹旗「まさしく罠でしたね」
浜面「一口目がうまい料理ってそういう意味で危険だよな、理性が利かなくなって」
黒夜「いいお値段がするお店って皿の割にちょびっとしか盛られてないっていうのが多いけど、そういう意味なのかもしれないね」
絹旗「けち臭いってだけじゃないんですね」
浜面「そういうことだな。少しは勉強になったか?」
黒夜「経験にはなったけどね、とりあえずその上から目線やめろ」
絹旗「浜面のくせに超生意気です」
浜面「いつから俺はのび太になった。そしてお前はジャイアンか、絹旗」
黒夜「体系的には似てるよね、絹旗ちゃんとジャイアン。みごとな親方スタイル」
絹旗「超なんですと!」
浜面「……元気だなぁ」
黒夜「いや、結構お腹きついんだけどね。ウエスト的な意味でなくて」
絹旗「だから! そこで私を見るんじゃない!」
浜面「……元気だなぁ、はぁ」
黒夜「なにあきれた顔してるんだよ、浜ちゃん」
浜面「そりゃあきれるだろ、俺に残ったのはコマ肉数切れと野菜と豆腐だけなんだぞ?」
絹旗「いいじゃないですか。超美少女の私のあまりものです」
黒夜「マニアにはたまらないよね。蓼食う虫も好き好きって意味で。ところで浜ちゃんデブ専だったっけ?」
浜面「いや、だから黒夜も無理矢理落ちをつけようと俺を巻き込むのはやめろ。あと絹旗、俺の心の健康のためにも殺気をまき散らすな。メシぐらい静かに食わせてくれないか頼むから」
麦野「……さて、おまけコーナーなわけだが」
滝壺「というか、せっかく買ってきたすき焼き用のA5、どうしよう?」
麦野「後で食えばいいんじゃねぇの? すぐさま腐るってもんでもないだろうし」
滝壺「はまづらが喜ぶと思ってせっかく雑誌にのってたお店に行ってお持ち帰り用買ってきたのに」
麦野「はまづらは殆ど食べられなかったっぽいから三人で食ってもいいけど、そしたらあのふたり荒れるわよねぇ」
滝壺「うーん。それは否定できないかも。なんだかんだ言ってはまづらもむぎのも、そして私もあのふたりには甘いところあるし。機嫌損ねられちゃうと、ちょっと困る」
麦野「日を改めて、かなぁ、やっぱり。ま、いいや。おまけコーナー的な、ビール漬けの紹介をしようじゃないの」
滝壺「作り方は簡単。
①ビール100CCに砂糖と塩を適量(砂糖が小さじ3、塩が小さじ1ぐらい)入れる。
②そこにキュウリとか薄切りにした大根とか、場合によっては小口切りしたゴボウとか入れて。
③大体5~6時間つけておく。
ビールの漬け液の量は少ないからジップロックかなんか使って少量で漬けるのがおすすめかな?
③のかわりに手もみしてもいいよ?」
麦野「キュウリの浅漬け作るときの要領ね、要するに」
滝壺「あんまりビールの味しないんだよね、不思議なことに」
麦野「なんかね、ビールを漬物に使うのって結構あるらしいのよね。イスラエル駐在大使の奥さんがお漬物作るときに使ったって話もあるぐらい」
滝壺「あ、パンでつくるぬか漬けの話だね、それ」
麦野「そうそう。不思議な話よねー、ビールとパンを使ってぬか床作れるっていうんだから」
滝壺「それ考えるとビール漬けもわからなくないよね。すごいよね、ビール。応援しちゃうかも」
麦野「逆に、あっち側でビ―ルを使った漬物がないことが不思議な感じがする。ザワークラウトは乳酸発酵だもの」
滝壺「あるのかもしれないけど、知らないだけかもね」
麦野「そうかもねー。ビール漬けは絶対にビールに合うもの」
滝壺「うん、じゃあ今日はビールにしておく?」
麦野「そうね、今日はビールかな。でも買い置きしてないから浜面をぱしらせよう」
滝壺「頑張れはまづら。だいじょうぶ、応援しているから。頑張ったら揉ませてあげよう、麦野のおっぱいと絹旗のお腹を」
麦野「私の乳じゃなくって自分の揉ませてやりゃいいじゃん」
滝壺「野獣になった浜面を撃退する自信があるから、やらない」
麦野「撃退するのかよ」
滝壺「うん。愛あるコブシで、みしっと」
麦野「殴る擬音じゃないわよ、それ」
270 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage saga] - 2016/12/31 23:54:12.46 4uBzoYNp0 19/19以上です
なんとか2016年中に間に合いました
実は牛肉はこの時期が1番美味しかったりします
クリスマス前、1番牛肉価格が上昇するんです
そして、クリスマス後のこの時期は屠殺場が多少暇になって牛肉価格が落ち着きます
それにやはり牛は秋~冬が1番味が濃いんですね
お肉業界にも色々とあるらしいんですが、精肉屋さんと飼育農家の方はこう言ってました