「とう…ま…なの?」
「……インデックス」
「なんでとうまが…?」
「……分からない、俺にも」
「きみは、もう…死んじゃったんだよ…?」
「……」
雨がしとしとと降る夕方、彼らは再び交差する。
--それは、彼の右手が最後に打ち消したものによる、たった一週間の物語--。
2014年12月
続きを読む832 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] - 2010/11/16 15:55:52.79 .qXWb/A0 1/2117レスほど使わせて頂きます。
完全にギャグ展開となります。
「なあ一方通行」
「なンだよ」
「帰れ。このコタツは二人用だ。そしてそろそろ美琴が帰ってくる」
「四角四面って言葉知ってるか」
「なんだそりゃ」
「あァ、知らないと思って言ってる」
「あ、なんか今馬鹿にされたような気分」
「馬鹿にしてンだよ」
どうも、私はショチトル。
組織を抜けたバカを殺しに来たが、原典を奪われ敗れてしまった哀れな女だ。
その戦いのおかげで私は絶賛入院中であり、ここは私の病室。無論個人部屋だ。
今、バカとその仲間、つまり類友、つまりバカ共が私を見舞いに来ているのだが……
結標「わ、わわわわ私はショタコンじゃないわよ! 失礼ね! 埋めるわよ!」
何だ、この特盛女は。
うらやま……ゴホン。邪魔そうな荷物をぶら下げて、ご苦労な事だな。垂れろ。
まぁそんなことはどうでも良い。私が最も突っ込みたいのはそこではない。
10000号「ミサカは、ミサカァッ!?あは、アハヒハハハヒハハ」
一方「あァ?」
10000号「一方、ミサカはァッ、アヒャハハハヒハハ」
一方「……」
一方「なにこれ」
.
誰にだって、胸の奥にひっそりと大切にしまってある宝箱がある。
それは、幼いころの家族との食事風景であったり、友と語り合った夢であったり、守りたいと願った人の笑顔かもしれない。
頑丈な錠に鍵をかけた本人にしかわからない宝箱の中身は、人によって宝箱の中身は千差万別。
打ち止めのソレは、彼が一度だけ、贈ってくれた言葉。
『ずっと、一緒にいたかった』
かつて、聖書の中にでてくる天使の様な姿で宙へと飛び立つ前に、
彼が無邪気な笑顔で向けて贈ってくれたその一言が、打ち止めの一番の宝物。
(―――ううん、表現が正しくないね、ってミサカはミサカは訂正を入れてみる)
宝物、だった。
『だった』という過去形。
現状を考慮するなら、こちらのほうが正しい。
幼いころから打ち止めの心に輝き続けた、ダイヤよりも高貴で純粋で、唯一だったモノ。
けれど、長い間宝箱を守り続けた錠はすでに朽ち果てていたらしい。
「俺な……。その、コイツと一緒になろォかと、思ってンだ」
今日、珍しく緊張したような表情で、大事な話があると言われた。
そして、彼女にキラキラと輝く宝石をくれた白い天使の少年は、
自分とは違う女性と隣に置いて、打ち止めに許可を乞うように、そう言ったのだった。
「…………っ」
一瞬。
声に、ならなかった。
たった一言、発することすら、できなかった。
打ち止めは瞬きすら忘れて、思考も身体も停止させた。
瞬間、宝箱の中身はバラバラに砕けて散り散りになっていくような、甲高い破壊音が遠くで聞こえた。
細かく砕けた宝箱の破片がグサリグサリと心臓に、脳に、身体中に刺さる。
全身を抉られるような痛みが走り、おもわず、顔を顰めそうになった。
続きを読む737 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] - 2010/11/14 14:06:26.12 Sgb6b.AO 1/9誰が望んだ? --物語の続きを・・・。
誰が求めた? --その愚かな、しかし優しい世界を・・・。
否。
問うては更なる疑念を生むばかり。
ならば我は、この手を奮うのみ・・・。
などと頭の沸いたセオリーを口走っていますが、要するに幸せ家族計画の続きっぽいカテゴリーを放り込みに来たプロセスです
※相変わらずの義兄偏愛超電磁砲(ブラコンレールガン)
※友情出演:子供好きのゴリラ
※観察員が空気
※綺麗な一方さん
関連
ミサカさん達は失敗されたようです
http://toaruss.blog.jp/archives/1016111722.html
早速美琴さんにバレるようです
http://toaruss.blog.jp/archives/1016147980.html
黒子さんに気付かれたようです
http://toaruss.blog.jp/archives/1016186399.html
続きを読む715 : 上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」[saga] - 2010/11/14 11:49:38.05 NM5LwL60 1/16
>>546からの続きです。
自己解釈、オリジナル設定、かなり入ってます。
短いです。
関連
上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」
http://toaruss.blog.jp/archives/1016185979.html
上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」2
http://toaruss.blog.jp/archives/1016191429.html
続きを読む703 : とある研究者の違和感[sage] - 2010/11/14 06:18:22.66 ea2Tq3A0 1/10>>690
続きを期待されたので,続けてみます.
禁書で一番のマダオの天井とこのオッサンを絡めると面白いんじゃない?
ってノリだけで書きました.
関連
とある研究者の違和感
http://toaruss.blog.jp/archives/1016315273.html
打止「バシャーン! ってミサカはミサカはry」
一通「黄泉川アアアァァァ!」
監督「カット! はい、お疲れさんでしたー」
打止「お風呂はやっぱり楽しいなー、ってミサカはミサカは撮影が終わったにもかかわらずバシャバシャバシャー!」
一通「ったく……おいクソガキ、あンまりしぶきをこっちに飛ばすンじゃねェ!」
黄泉「お疲れさまじゃん、二人とも」
打止「あっ、ヨミカワも一緒に入ろう、ってミサカはミサカはお誘いしてみる!」
黄泉「よし、ちょっと待ってるじゃん」ヌギヌギ
一通「やめろババァ!」
黄泉「ちょっとした冗談じゃん」
打止「えーっ」
黄泉「それにしても……」
一通「ンだよ」
黄泉「一期でボス張ってた最強(笑)能力者が、二期の初登場シーンで幼女と混浴って(失笑)」
一通「黄泉川アアアァァァ!!」
来週につづく?
打ち止めかわいい
この国の過半数の若者が特定の宗教に傾倒を持っていない事は、現代に留まらない半永久かつ土壌的な風潮に他ならず―――
いつだったか、そんな説論を本筋から脱線しまくった教師が熱弁していたような、などと記憶の糸を辿りながら、
とりあえず結標淡希は天井と退屈な睨めっこ合戦を展開している。
実際、それほど強烈な眼力を放射できてはいないだろう。
頭の下に敷いてもらった氷枕も三十分で蕩けるような高熱に蝕まれ、ぼんやりと視界を潤ませる双眸は焦点の精度さえ危うい。
無防備な脳味噌を金槌で丁寧に潰されてるみたいな癖の強い苦痛と、唇が火膨れてしまいそうな荒息。
肺を収縮させると肋骨が軋んで、その度に全身が辛かった。呼吸がしにくい。
毛布を二枚も厚く折りかさねて肩の上まで被っているのに四肢の隅々までぞわっと波紋を広げてゆく悪寒は、
安らかな睡眠から病人を残酷に遠ざけてしまって、産まれたばかりの仔兎さながら小さく震える事しか赦さなかった。
こういう訳で、恋人と行く筈だった遊園地の計画を断念するしかなかった淡希は、教授の話に一つの結論を呟いた。
「……使えない、神様ね……けほっ」
如何にも罰が当たりました的な具合に喉が詰まって、咳が連発しはじめたので少しだけ焦った。
過剰に体力を消耗している今は、些細な生理現象も爆弾に匹敵するほど強烈な衝撃に変わるから、煩わしい。
第7学区のとある病院---
「お疲れ様です.簡単な検査結果1時間後にお伝えすることができると思います.とミサカは病院のすぐ近くにあるカフェで時間を潰すコトをオススメします」
「なるほどね,了解.ところで,お嬢さんかなり若く見える.というかどう見ても何処かの学校の制服を着てるみたいだけど,この病院の看護婦さんかなのかな??」
「いえ,ミサカはこの病院の看護婦ではありません.しかし,この病院にお世話になっているので,こうして簡単な仕事だけでもお手伝いさせて頂いてます.ミサカの現状の報告します」
「お世話ってことは患者さん?それにしても何で学生服?」
「患者といえば患者なのですが….とミサカは言葉を濁します」
「あんまり詮索されたくなって事だね,了解.仕事柄お嬢さんくらいの娘と話す機会が滅多にないから少し話してみたかっただけだから気にしないでくれ」
普段からとある研究所において研究開発に勤しむ彼にとって,10代の女学生と話す機会なんてあるはずなく.ちょっとした興味で会話を試みようと思ったのだが会話は呆気無く途切れてしまった.
(病院で学生服ってツッコミ待ちだと思ったけど地雷だったのか.それとも30過ぎたオッサンとは話したくないってか?それだったらオッサン凹むなぁ)
8月28日、学園都市
上条「不幸だ……」
一方通行との絶対能力者進化計画 を争う戦いに勝利し、一週間たった。上条 当麻は、買い物の帰りにあと三日しかない夏休みについて頭を悩ませていた。それもそのはず、夏休みの宿題にまったく手を付けていなかったからのだから。湿っぽい雨がより一層気分を暗くさせる。
※単発ネタ
一方通行「よォ番外個体、調子はどうだ?」
番外個体「あれー? どこかで聞いた事がある声がするんだけど、この部屋誰もいないよね? あれー?」キョロキョロ
一方通行「視力と人格に難あり、と」カタカタ
番外個体「あれ? あなたって精神科医も兼任してるんだ? 自分の人格が歪みまくってるのに? ウケるー☆」ギャハハハ
一方通行「ンで? 調整の日でもねェのになンの用だ?」
番外個体「……胸が苦しいの」
一方通行「ほォ」
番外個体「あなたをどうやって殺そうかを考えてると、胸がズキズキするの」
一方通行「そォか」
番外個体「あなたのせいだから、責任とって欲しいな」
一方通行「これ以上何を望ンでンだよ?」
番外個体「分かってるクセに」
一方通行「まだ早ェよ、クソ嫁」
番外個体「相変わらずドケチだね、バカ旦那」
今日はとある幼稚園の入園式
当麻はいつも以上に気合が入っています。
しかしここで一つ問題が……。
幼稚園にはバスで行くのですが、その肝心のバスが約束の時間になっても来ないのです。
隣の家に住んでいる幼馴染の美琴ちゃんもちょっとピリピリしてきたみたいで。
当麻は美琴ちゃんを落ち着かせながらバスを待つのですが……
あっ! っとバスが来たみたいです。
当麻「ほら、美琴ちゃん! バスが来たよ!」
美琴「やーっときたの? わたしを待たせるなんていい根性してるわねまったく」
当麻「美琴ちゃん、そういうこといっちゃだめだよ。きっと運転手さんにもわけがあったんじゃないかな?」
美琴「当麻はいつもそうやって良い子ちゃんぶるんだから。どうせわたしは良い子じゃないですよーっと」
当麻「べつに良い子ぶってなんか……」
運転手の浜面さん「おーいガキ共! はやく乗らないと置いていくぞ!」
当麻「あっはーい! 美琴ちゃん! 置いてかれちゃうよ!」
美琴「ったくしょうがないわねぇ……」
そうして当麻達はバスへ乗り込みました。
続きを読む522 : 上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」[saga] - 2010/11/10 09:28:06.63 gRhL.9A0 1/26
需要あるっぽいので、続きを書いてみました。
このスレの>>344からです。
関連
上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」
http://toaruss.blog.jp/archives/1016185979.html
続きを読む513 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] - 2010/11/10 08:19:32.09 N6qHfYDO 1/8>>379で言ってたゴッドイーターと禁書クロスの冒頭的なものを書いてみた。
感想とか聞きたいからちょっと投下してみる
冒頭のみ、某ドラマとクロスオーバー
7月20日 -非常勤講師 待機室-
コンコン
上田「どうぞ」
上条「あ、えっと、失礼しまーす」
上田「ん? 先ほどの集中講義の質問か?私の物理学講義は非常に高等だからね。科学が得意な学園都市の生徒とはいえ」
上条「いえ、俺は長点上機の学生じゃなくて……」
上田「ほほう、他校から私の講義を聴きにわざわざ! 感心な学生だな。折角だから来週の講義で使うベルヌーイの定理についての資料を」
上条「あー、講義の話でもなくて……」
上田「え」
上条「上田教授は、『魔術』ってご存知ですか?」
上田「」
上条「科学技術が進んだ学園都市(ここ)でこんな話するのも、頭がイカれてるって思われそうですけど…」
――上条説明中――
上条「…で、その女の子が言ってることはどう考えても眉唾なのに、『歩く教会』は壊れるわやたら真剣に心配されるわで、怖くなっちゃって」
上田「まさかとは思いますが、その『シスター』とは、あなたの想像上の存在にすぎないのではないでしょうか。もしそうだとすれば、あなた自身が統…」
上条「だぁーもう! このくっきりついた歯型見えるっしょ!?誰かに騙されてるにしても、あの子が狙われてるってのはきっと本当なんだって!」
上田「しかしねぇ、今から来週の講義の準備を……」
上条「先生の御本、読ませて頂きました」ドンッ、ドンッ
上田「!」
上条「どん超は、科学の補習の時に参考図書として読んでます。フレミングの法則はこの本で覚えました」
上田「!!」
上条「なぜベスは、俺のバイブルです。これもB○○K○FFで買った中古ですけど、鏡の前で毎日音読してます」
上田「!!!」
続きを読む459 : 上条「前略、オフクロ様」 [sage] - 2010/11/09 02:31:09.93 ZRUH/tw0 1/7
すいません
ちっと、前に投下したものです。
それの続き?的なものを投下します。
関連
上条「前略、オフクロ様」
http://toaruss.blog.jp/archives/1016187014.html
続きを読む428 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] - 2010/11/08 17:39:57.84 ZALabYAO 1/5右方→前方のほのぼの
フィアンマを無意識に弟扱いするお姉さんヴェントとか可愛いと思ったんだ
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