日差しの強い午後、ある病室に一人の男が訪れる。
「加減はどうだ」
「あら、今日も来たの?」
「…迷惑だったか?」
「ふふふ、別に迷惑では無いわ。それと体調の事だけど」
顔に意地悪い笑みを浮かべながら女は言う。
「すこぶる良好よ。不思議とね」
「良くなったのであれば、少しは嬉しそうな顔をしたらいいのでは?」
「そうね、でも朝起きたら元気になってました。
そんな不思議な事がいきなり起きたら手放しに喜べる?」
「…つまらない事を気にするのだな」
「ええ、悪い?」
「悪くは、無いな」
目を瞑りながら男は笑みを浮かべる。
「笑ってるの?似合わないわね」
「私だって笑う事はある」
「…ふふふ」
「何がおかしい」
「その顔の傷がおかしくって。猫にでも引っかかれたの?」
「…ちょっとした事故だ」
「それに目の下の隈、随分疲れる事があったのかしら?」
「どうでもいい事だ、君には関係無い」
男と女、普通ならば少しは甘い言葉が飛び交うのかもしれない。
しかし、どうやらこの二人の間にはそのような物は必要が無さそうだ。
「ねえ、一つ聞いていい?」
「聞くだけならば」
「あなたが『治して』くれたの?」
「私『では』ない」
「ふうん…。じゃああなたは何もしてない訳?」
「答える必要は無い」
「なんだ、つまらないの」
「何がだ?」
「私のピンチを格好いい騎士様が助けてくれたのかと思ってたのに」
「随分つまらない妄想だな」
「あら、酷いのね。でも間違って無いと思うのだけど」
そう言うと女は再び意地悪い笑みを浮かべ、こう続けた。
「昨日、夢を見たのよ。黒い服来た男、それにツンツン頭の少年の夢」
とあるシリーズSS総合スレ23冊目
iPad使いづらいww
行きます! セロリ100%!!
~ある日~
一方「チッ・・・ チョーカーに制限時間があるのはキツいンだよなァ・・・」
一方「そォなると・・・能力は使えねェ・・・」
一方「武器か・・・自分の体・・・って訳かァ」
一方「能力・・・体・・・ン!!!」
一方「どうして気づかなかったンだァ・・・」
一方「能力で体を鍛えれば良いんじゃねェかァ!!!」
一方「そうと決まれば早速ゥゥゥゥゥゥゥ! ベ・ク・ト・ル☆ へェェェンンかァァァァン!!」
一方「オオオォォォォォォォオオオオ!き、筋肉のォォ・・・躍動をォォォ・・・感じるぜェェェ!!!
俺の体が作り変えられて行くゥ!! 滾るゥ! 滾るぜェェ!! くけけきかかきかかききかこォ!
筋肉の繊維が破壊されェ! すかさずリバースゥ! 繊維復活ゥ! そこに痺れる憧れるゥゥゥ!!
これで脱☆モヤシィ! 脱☆セロリィ! 脱☆ロリコン!・・・ロリコンちゃうわァァァァァァ!!!
これはセロリですか? いいえ一方通行with筋肉だァ!!! がお送りするぜェェェェ!!!!
イイッッヤッホゥゥゥゥ!!!!創生神セロリ!! ここに筋肉を創りだすぜェェェェェェ!!!!
~30分後~(まだ筋肉製作中)
『こんな街中で脱いで恥ずかしくないのかい?』と男は一方通行に尋ねる。しかし、一方通行は
笑みをこぼしこう答えた。『セロリじゃないから恥ずかしくないもン』とな・・・
いっぽォォォ!! カッケー!!! 一方△!!!! ンンンァァァァォォオオ!!
言う事ねェェェ!! ンなことねェェェ!! じゃン じゃン じゃン じゃン じゃン じゃン じゃン!!
ってミサカは ミサカは ミサカは ミサカはそう思ってみたりィィィィ!!!!
まだだ・・・まだ終わらんよォ! 真! 一方通行! 見っざn
ピー( バッテリー切れ)
一方「あっ・・・£€$£££€€££€€££££€€£€$$££€€$€££€€£€$€£€€££€$€£\(^o^)/」
後日
冥土帰し「どうして倒れたんだい?」
一方「バッテリー切れと筋肉痛だよ。 クソッタレェェェ!!」
おわり
続きを読む423 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] - 2011/02/12 00:09:03.69 ioSYe5VM0 1/4激しく乙です!
一方禁書もいいなぁ・・・
欠陥通行で2レスほどもらいます。
続きを読む406 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] - 2011/02/11 23:20:26.01 X6mVbBtAO 1/12>>184と>>324の続きで10レスほどいただきますねー
※関連
Gifted children
http://toaruss.blog.jp/archives/1022570387.html
all-you-can-eat
http://toaruss.blog.jp/archives/1023525749.html
続きを読む399 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] - 2011/02/11 22:40:37.34 Xjtb0Y9/0 1/65レスほどお借りします。>>371の前話になります。読んでなくても読めますが。
闇条さんにつきご注意下さい。
※関連
英雄崇拝とアンチヒーロニズム
http://toaruss.blog.jp/archives/1023573137.html
浜面「姉さん、事件です」
浜面「戦争が終わって世界は平和になりました」
浜面「なし崩し的に暗部組織も解体、アレイスターとかいう偉い人が「やっぱこれからは平和がいいよね、うん」とか言ったらしいけど詳しい事はわかりません」
浜面「というわけで、……えっと。だからぶっちゃけ暗部の仕事をクビになりました、学校も行ってないしぶっちゃけニートと違いありません」
浜面「無能力者への奨学金なんてタカが知れてるし、第一そもそも学校に通っていないからもう何年も振り込まれていません」
浜面「……で、少ない貯金でどうしようか迷っていたところ」
浜面「コンビニでふと目に止まった求人広告を読んでいると、某タクシー会社が人材を募集していたので応募したんです」
浜面「車は好きだし、免許の取得に補助金も出してくれるみたいで合法的に運転できるんだから別にいいか。くらいの軽い気持ちだったんです」
浜面「正直給料は歩合制でスーパーのアルバイトよりちょっと多くもらえるくらいですけれど、それはまだいいんです」
浜面「つまり、わたくしが言いたいのは何かと申しますと」
絹旗「ちょっと浜面、さっきから何一人で超ブツブツ言ってるんですか」
フレンダ「結局、そういうところがキモイって訳よ」
麦野「あれー? このシャケ弁、昨日のと違うわね、あれー?」
滝壺「……南南東から電波来てる……」
浜面「ああああああああうるせえうるせえ! お前ら客なんだったらもっと大人しくしてろ!」
絹旗「えー」
浜面「何そのブーイング! 絹旗、いくら窒素装甲で安全だからってちゃんとシートベルトしなさい!」
フレンダ「うるさいわねー浜面」
浜面「てめぇもだよフレンダ! こんなとこで爆薬の調合なんてやってんじゃねえ! ここはハリウッドじゃねえぞ!」
麦野「ちょっと、シャケ弁にツバ飛ぶじゃない、やめてよね」
浜面「車内で弁当食ってんじゃねえよおおおおおおおおお!!!!!!」
滝壺「大丈夫だよ、私はそんなタクシードライバーの浜面を応援してる」
浜面「滝壺……お前だけだぜ俺の味方は」
滝壺「でも」
浜面「うん?」
滝壺「さっきから、信号、青になってる」
プップー
浜面「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!! 思いっきりトラックの運ちゃんに睨まれてるうぅうううう!!! ごめんなさああああいい!!!!!!!」
一方通行「はぁ…」
黄泉川「はぁ~…」
打ち止め「二人とも元気ないかもってミサカはミサカは心配してみたり」
一方通行「昼間はガキのお守り、夜はクズどもに絡まれて疲れてんだよォ」
黄泉川「警備員の仕事に炊事洗濯…追いつかないじゃん…」
一方通行「はぁ~…」
打ち止め「えっ?えっ?ってミサカはミサカは二人の顔をいったりきたり!」
続きを読む370 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] - 2011/02/11 17:52:52.07 Xjtb0Y9/0 1/64レスほどお借りします。
闇条さんと暴力表現にご注意下さい。
続きを読む357 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] - 2011/02/11 14:20:07.38 uJFz313bo 1/64レス貰います。タクシーシリーズ第8号車。
関連
タクシー一方通行「どちらまで?」
http://toaruss.blog.jp/archives/1013729100.html
タクシー一方通行「どちらまで?」その2
http://toaruss.blog.jp/archives/1014073890.html
タクシー一方通行「どちらまで?」その3
http://toaruss.blog.jp/archives/1014276005.html
タクシー一方通行「どちらまで?」その4
http://toaruss.blog.jp/archives/1014572444.html
タクシー一方通行「どちらまで?」その5
http://toaruss.blog.jp/archives/1015000229.html
タクシー一方通行「どちらまで?」その6
http://toaruss.blog.jp/archives/1017956620.html
タクシー一方通行「どちらまで?」その7
http://toaruss.blog.jp/archives/1020821346.html
~ 上条さんとインデックスと美琴 ~
インデックス「雪、雪なんだよ!!」タタタタタ
上条「転ばないように気をつけろよー」
ヒューン パスン
上条「おうわっ!? 冷たっ!!」
美琴「おいーっす」
上条「テメ、いきなり雪玉ぶつけんじゃねえ」
美琴「アハハッ、電撃よりマシでしょ?」
インデックス「おいーっすなんだよ。短髪」
美琴「……修道服の上にニット帽とマフラーとダウンジャケット?」
インデックス「寒さ対策はバッチリかも」フンス
上条「ハハハ……男物しか無いんです……」
美琴「ていうか、裾ひきずってると雪と泥でべちょべちょになるわよ」
インデックス「……この歩く教会は、裾が地面から3ミリ浮いていて汚れないから(嘘)」
美琴「アンタはドラえもんか」ビシッ
続きを読む332 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] - 2011/02/11 02:26:33.98 fT9cA/Zd0 1/84~5レスいただきます。
ホロのん「とある二人の閉鎖空間」
続きを読む318 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] - 2011/02/10 23:19:44.04 EtHM51IAO 1/9>>184の続きの設定で8レスほどお借りします。需要があるのやら、一方さんと禁書さんです。
※関連
Gifted children
http://toaruss.blog.jp/archives/1022570387.html
1レスだけもらいます
嫁と決めゼリフ
御坂「いいわ、あんたが何でも思い通りにできるっていうなら」
御坂「まずは、そのふざけた幻想を、ぶち壊してあげる!」
上条「まぁ、お嬢様が殺すとか使っちゃだめだよな」
御坂「超電磁砲っぽくぶち抜くとかのほうが良かったかしら?」
上条「あとは……熱膨張って知ってるか?」
御坂「電磁誘導って知ってるかしら?」
打ち止め「悪いけど、こっから先は通行止めってミサカはミサカは宣言してみる!」
打ち止め「進入は禁止ってミサカはミサカは意地の悪い笑みを浮かべてみたり!」
一方「へェ、中々様になってるじゃねェか」
打ち止め「えへへー」
一方(打ち止めはかわいいなァ///)
滝壺「はまづらの決めゼリフって何?」
浜面「……『これがアイテムだ』とかか?」
滝壺「それははまづら単体だと成立しないから、なんか違う気がする」
浜面「……」
滝壺「大丈夫、私は二人みたいにカッコイイ決めゼリフを持っていないはまづらを応援している」
続きを読む281 : 右席の話の者です[sage] - 2011/02/10 08:58:32.03 fUaEFp1DO 1/18続き書けましたっ
ホントは昨日の内に投稿するつもりだったんですが、寝てしまったという
では投下しますね
※関連
ヴェント「はぁ? フィアンマの生存を確認しろぉ?」
http://toaruss.blog.jp/archives/1022568156.html
ヴェント「はぁ? フィアンマの生存を確認しろぉ?」2
http://toaruss.blog.jp/archives/1022568304.html
ヴェント「はぁ? フィアンマの生存を確認しろぉ?」3
http://toaruss.blog.jp/archives/1022570125.html
続きを読む274 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] - 2011/02/10 03:18:38.44 W9FAb8vAO 1/5ちょっと木山先生出る番組教えろください
1レス頂きます、短編も短編。特に深いものは何もありません
続きを読む260 : 一方通行「カレー作るぞ」[sage] - 2011/02/10 02:21:19.98 3tow91o60 1/13ギャグしかないSSです
シリアスでもハートフルでもありません
※関連
一方通行「本でも買うか」
http://toaruss.blog.jp/archives/1019704265.html
一方通行「にゃあ」
http://toaruss.blog.jp/archives/1020180001.html
一方通行「オマエ本当に俺の事が嫌いなンだな」 番外個体「ううん、ミサカはあなたの事が大好きだよ」
http://toaruss.blog.jp/archives/1020820449.html
一方通行「家族なンだからよ」
http://toaruss.blog.jp/archives/1020820986.html
一方通行「シリアスってなンだっけ?」
http://toaruss.blog.jp/archives/1021119364.html
続きを読む233 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] - 2011/02/10 00:32:00.73 sgDBigG2o 1/13ちょいと投下します。
MNWネタ有りのミサカ達の日常です。
11レスほどです。
ダーク・欝風味が嫌いな方は深読み厳禁、さらっと読んでください。
美琴「ねぇ、今年の大覇星祭どうするの?」
上条「すまん。今年もお前一人で行ってくれ」
美琴「またぁ。私はいいけど、あの子たちは淋しがるわよ。私だって学生時代、父親が来なかった時寂しかったんだから。まぁ、強がってたけど。あの子だって……」
上条「悪いとは思ってる。でも、俺がいまさら学園都市に行けると思えるか?」
美琴「……そうだったわね。ごめん」
上条「いいよ。あれだけやらかしたんだ。自業自得さ」
美琴「でも、アンタはみんなを……」
上条「いいんだ。もういい……」
美琴「……うん」
上条「電話で仕事だって言っておくよ」
美琴「自分でかけるの? 私から話してもいいわよ」
上条「自分で話さなきゃダメだろ、これくらい」
美琴「わかった」
夜の学園都市。
土御門元春は学生寮に向かう道を走っていた。
金髪頭にサングラス、上着の下にはアロハシャツ。一見すれば、どこかで遊びほうけた帰りの不良学生である。
しかし、彼は学園都市の裏組織『グループ』の一員、イギリス清教所属の魔術師、さらには多角スパイといった様々な裏の顔を持っている闇の住人だ。今日も「危険人物の削除」という、グループの仕事を終えたばかりである。
そんな彼が家路を急ぐ理由はただひとつ。彼にとって最も大切な人、義理の妹の舞夏が帰りを待っているからだ。
(くそ~、予想以上に時間がかかっちまったぜい)
本来ならば短時間で終わる仕事だったのだが、標的はしぶとく抵抗した。グループに被害が出るほどではなかったが、予定より時間を食ってしまう羽目になった。
よりにもよって、舞夏が夕飯を作りに来てくれる日に。
舞夏は土御門が闇の住人であることは知らない。そのため、土御門が帰りが遅れるという連絡をしたときも、いい反応をしなかった。
どうせ、馬鹿なことをして時間を潰したとでも思っているのだろう。
(馬鹿なことってのは当たりだけどな)
土御門も、好きでグループに入った訳ではない。学園都市の主に舞夏という弱みを握られたのがきっかけなのだ。他のメンバーも何かしらの弱みを握られている者ばかりだ。
しかし、土御門はそこで黙って従うような人間ではない。いつかお膳立てをしてくれた組織を使って、あの「逆さ吊りの男」に一泡吹かせてやろうと日夜考えている。
それが果てしなく無謀な行為であることを承知しつつも。
土御門の眼前に住み慣れた学生寮が見えてきた。愛しの義妹に会うまであと少し。
今日の失態を怒られないことを祈りつつ、土御門は足を速めた。
番外個体「食べないの? ならミサカがもらっちゃうけど」
打ち止め「待って! ミサカも欲しいってミサカはミサカは立候補!」
一方「好きにしろォ……」
番外個体「じゃ、もらっちゃうけど。……どうかしたの?」
打ち止め「残すなんて珍しいよねってミサカはミサカは顔色をうかがってみたり」
一方「甘いもン苦手なだけだ」
番外個体「ふーん」
打ち止め「じゃ、遠慮なく!」
一方「……ちょっと電話してくらァ」
――――――
『では、ご予約承りました』
一方「はい、本当に痛くないンですか」
『当歯科医院には、優秀なスタッフが揃っていますのでご安心ください』
一方「は、はいィ……」
――――――
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- 累計: