麦野「はーまづらぁ、鮭弁買ってきてよー?」
浜面「あーはいはい、今日も昨日もパシリ……昨日に至っては何か変な金髪碧眼の外人にボコられるし」
妹「でもそのおかげでミサカとあなたが出会えたのですから、とミサカは馴れ初めを思い出します」
浜面「……はっ!?」
絹旗「……浜面、この子超誰なんですか?」
浜面「俺もしらねぇよ!なんだこいつ!?郭二号!?」
妹「ひどいですね、とミサカはあきれつつも浜面様に声をかけられた事を嬉しく思います」ポッ
妹「昨日あなたがあの金髪碧眼野郎が救ってくださったではないですか、とミサカはあの日の事を語ります」
浜面「た、確かにあの後第七位と一緒に「回収」した奴の一人だけど、何でここにいるんだよ!?」
麦野「はまづら、もしかして私が回収するまでにこの妹達に手ェ出したの?」ジーッ
浜面「だ、出してない出してない!」
滝壺「大丈夫、はまづら。私はあなたがその金髪に掘られていても第七位や妹達に手を出していたとしても、応援してるから……」
浜面「やめてー滝壺ォオオオ!!練炭持ち出さないでぇえええ!!」ガシッ
妹「浜面様にはミサカがいるじゃないですか、とミサカはすりよってみます」スリスリ
絹旗「超変態ロリコンですね浜面。」ゴオオオ
麦野「本当だねぇ?ここらでいっちょ白黒つけとくぅ?」ビリビリ
浜面「えっ、ちょ……やめてくれええええ!!」
ざくり、と上条の振るう鍬が土を掻いた。
日が昇る前から延々と続けてきた作業は、昼を回った今となっても終わる事はない。
ずっと中腰で続けていたせいか、腰が痛い。トントン、と腰を叩きながら、上条は空を仰いだ。
「ふーう。とりあえず休憩にしますかね」
耕した面積は、予定の半分ほど。思ったよりもずっと良いペースだ。
レベル0である上条に与えられた耕地面積はさほど広くはない。とはいえ、一人きりで耕すのは流石に骨が折れた。
「うちのシスターさんもなぁ。手伝ってくれればいいんだけどな」
ぼやきながら、上条は土手に腰かけ、首に巻いていたタオルで流れ落ちる汗をぬぐった。
目の前には、延々と広がる田園風景。地平線まで続くそれは、農業大国たる学園都市を象徴する光景だった。
「…ま、上条さんちの農地だったら1人でも何とかなるから良いけどな」
のんびりと土手に寝っ転がって、上条は自家製白米で握った握り飯を頬張る。具は何もなかったが、良い米ならば塩だけで十分。
他の装飾など不要だというのが、上条の持論だ。決して貧乏故に具が買えないという訳ではない。断じて違うのだ。
新種開発技術、収穫高、そして所有する耕地面積に応じたレベル区分。学園都市独自の身分分け。
学園都市において6割を占めるレベル0である上条の農地では、年間にかかる諸経費を抜くと生活にぎりぎりの収入しか残らない。
いつもお腹をすかせている居候を抱えている身の上条家の家計は常にレッドシグナル。
けれども、上条はそれなりに毎日幸せだった。
土と戯れているのは楽しいし、手をかければかけただけ応えてくれる稲穂は愛おしい。
こうしてのんびり空を眺めている時間も、悪くはない―――
「なによ、昼寝?随分のんびりしてるのね。人力で耕さなきゃならない癖に、もっと焦ったらどう?」
しかし、上条の幸せは突如として頭上から降って来たツンツンした声で終焉を遂げた。
内心で不幸だ、と嘆きながら、上条はゆっくりと目を開ける。そこに居たのは――
「つうかさっさとトラクター買いなさいよね。そんなだからいつまでたっても収穫高上がらなくてレベル0どまりなのよ、アンタ」
「……またお前かよ、ビリビリ」
見上げるほどの巨大なトラクターを駆る勇ましい姿。農家らしく、土にまみれてなお輝くように愛らしいその少女は。
見渡す限りの大規模農園を管理する、学園都市誇るレベル5の一角。
個人収穫高、第三位――
「ビリビリ言うなっつってんでしょ。私には、御坂美琴って名前があんのよ」
そう言って、彼女のトラクターが唸りを上げた。
一方通行「ンン、ここはどこだァ?」
美琴「ふわぁー、あ、一方通行!なんで居るの?ってここどこ?」
一方通行「俺が聞きてェよ、三下までいるじゃねェか」
美琴「えっ!(隣で寝てる。ってことはもしかしてもしかすると)」
一方通行「多分、お前の考えてることは、俺も居るンだしぜってぇありえねェと思うぞ」
美琴「う、うるさいわねっ!てか人の心を読んでんじゃないわよ」
上条「んん、ここはどこでしょうか?」
上条「っ!一方通行!それにビリビリ?なんで居るんだ?」
美琴「私達も分かんないのよ、それとビリビリって呼ぶなー」ビリビリ
テーブルにたくさん並べられていた美味しそうな料理は、米粒1つ残さずに全て一方通行の胃の中へと収まった。
「……ごっそさン」
空にお椀の上に箸を置くと、一方通行は小さな声で食後の挨拶を伝えた。
いちいち飯の度に「いただきます」「ごちそうさま」と言うのは面倒くさいのだが、
ソレをサボると「黙って食うなっ!」とマナーに煩い女が騒ぎ出す。
一度女の機嫌を損ねると、過去のことまで持ち出して愚痴愚痴と自分への文句を永遠に紡ぎ続けること間違いなし。
どう転んでも口では勝てないのは目に見えているため、一方通行は仕方なく「ごちそうさま」と口にする。
「はい、お粗末さまでした」
ソファーで寝転がっていた美琴は一方通行が箸を置いたのを確認すると、
流し読みしていたファッション誌をソファー脇にあるマガジンラックに戻した。
身体を伸ばす様に背伸びをした後、美琴はトテトテと一方通行の元へと歩み寄った。
「ちゃんと全部食べたんだー。えらい、えらい」
美琴は一方通行の隣に座った。
自ら腕を振って作った手料理が全てきれいに空になっている。
作った甲斐があったと、美琴は満足そうに一方通行の頭を撫でた。
「撫でンな、鬱陶しい」
「スキンシップよ、スキンシップ」
家の外でも、家の中でも。
一方通行は美琴とこうやって触れ合うことを極端に嫌がることが多い。
けれど、美琴はそんなのお構いに無しに頭を撫で続ける。
「そんなこと言っちゃって。文句言いつつ、成すがままになってるのは何処の誰よ?」
「……オマエ、マジでウゼェな」
「こんな可愛い美琴さんに尽くされて、アンタは学園都市一の幸せ者じゃない」
自信満々にそう言いのけた美琴を横目で見て、一方通行はため息をついた。
少し乱雑に撫でられる頭の感触がくすぐったくて思わず目を細める。
ブスっと不機嫌そうにしつつ、かすかに耳元が赤い一方通行をニヤニヤと美琴は楽しそうに見つめていた。
黒子(…さて、今日の警邏は無事に終了、ですの)
黒子(事件もなく、落し物もなく、迷子もなく…平和な一日でしたわ~)
黒子(おかげで今日は時間もありますし、帰りに百合姫…とあの本も買って、
お姉様とのシミュレーションに勤しみましょうですのうふふ)
黒子(そうと決まれば、あのマイナーな本屋へ行かなくては…ちょっと遠いですし、能力で…)
シュン
黒子「…さってと~、今月号の百合姫は、確か破廉恥特集があったはずですの~♪、っと…」
黒子(…あら?…あらあら?こんなところに…)
打ち止め「………どれもこれも、ビニールがかかってて読めないの、ってミサカはミサカは首を傾げてみる」
黒子(よ、幼女…だと…?)
舞夏「おーい兄貴ー、今日も今日とてやってきてやったぞー」
元春「おおぅよく来た妹よ! ちょっとおにーちゃん今日は奮発しちまったぜぃ!」
舞夏「どうしたんだー?」
元春「日頃不甲斐ない兄のために汗水たらしてくれる愛しい妹のためにプレゼントがあります」
舞夏「好きでやってる事だから別に気にせんでもいいのだがなー。まあ好意は受け取っておこう」
元春「じゃーん! 掃除機ー!」
舞夏「……ほう」
元春「持ち運びも便利な超軽量型ハンディタイプ! これさえあれば今まで苦労していた高いところのお掃除も楽々だぜぃ!」
舞夏「なー馬鹿兄貴ー」
元春「ははははなんだ妹よさあ兄の腕に飛び込んでおいdぶぎゅるっ!?」
舞夏「貴様はっ!! メイドのなんたるかを分かっていないっ! 掃除機などに頼れるかぁああああっ!!」
舞夏「この服がただの飾りだと思うなっ! 家事をしてこそのメイド、しかもいまだ研修中の身であるというのに楽するための道具を渡してどうするーっ!」
元春「ま、舞夏さん……なんか口調が……そう、なんか軍隊っぽくなってるんですけど……」
舞夏「家政婦にとって家こそが戦場! 皿なんぞ割ってみろ、営倉行きだぞー!」
元春「そこまで凄まじいのか繚乱家政……! お、おにーちゃんが間違ってたにゃー!」
舞夏「分かればいいんだぞー」
元春「オマエが自らの手でやってこそだもんな! 分かった舞夏! それじゃあ掃除を頼んだぜぃ!」
舞夏「任せろー。それじゃあまず掃除機を……」
元春「おぃ」
御坂(どうやら撮影は快調のようね)
テレスティーナの操る駆動鎧の腕飛ばし攻撃をさばきつつ、
御坂美琴は確かな手応えを感じとっていた。
次は前半部分(専門的にはAパートという)の最大の見せ場、
「突っ込んでくるテレスティーナを、白井黒子との協力プレイで撃退する」というシーンである。
もちろん不安はない。この日のために念入りにリハーサルを繰り返してきたのだ。
絶対に成功する、いや、させる。意欲は十分。あとはテレスティーナのセリフを待つばかりだ。
テレス「うひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!無駄なんだよおおおおおおお!!!!!!」
まっすぐ御坂に向かって突っ込むテレス機、台本の通りだ。
ここで御坂が黒子を呼び、ちょうどよい大きさの金属片をとばしてもらう手筈になっている。
御坂「だったら見せてやんわよ…黒子ーーーー!!!」
しーーーーーーーーーん………
御坂(あ、あれ?黒子?聞こえなかったかな?)
すうーーーーと息を吸う御坂
御坂「黒子おォーーーーーーーー!!!!!!!」
御坂「黒子おおおおおおォォォォォォ!!!!!!!」
御坂「黒子オオオオォォォォオオオオォオォォオオォォォオォォォォオォォォ!!!!!!!!!!!!!!!」
ひゅん!
黒子「た、大変ですのお姉様!!!」
御坂「ぜえ……ぜえ……黒子!?あんた何してんの!?ちゃんと台本通りに……!」
黒子「それが……お姉様が飛ばせそうな程度の大きな金属片が見つかりませんの!!!」
御坂「な……なんですって!?…………ぜえ………ぜえ………」
最初に補足。
妹達の事件が落ちついた頃のお話。
佐天さんが能力「劣化模写」(相手の能力を自分が手で触れるだけで使えるようになる能力。)を手に入れていて
それを手に入れてからの事件が解決してからのお話。
事件ってのは、またSSでして・・・まぁ自分で書いた物なのですが。
ちょっと能力手に入れてしまった系っていうのは分かりにくい点もあるのですが、投下してみます。
佐天「ここ数日初春の様子がおかしい。」
黒子「初春が・・・?」
佐天「はい、なんかいっつもソワソワしている感じで。
黒子「それはいつもの事ではありませんの?」
佐天「いや、それ以上にソワソワしてて。授業中思わず『トイレ行けば?』って言っちゃいましたよ。」
黒子「それは、なんと言いましょうか・・・聞いてはいけないのでは?」
佐天「反省はしていますけど、後悔はしていませんよ。」
黒子「尚更ダメですの。」
佐天「と言うか、今日初春はどうしたんですか?」
黒子「外回りですの。まぁ今日は掃除とか警備とかが主体ですの。」
佐天「白井さんは?」
黒子「非番ですの。」
佐天「はぁ・・・じゃあ尚更聞くんですけど、白井さんの前ではどうなんですか?」
黒子「うーん、別にいつもと変わらない様子ですのよ?」
佐天「うーん。じゃあ私の前だけって事ですか?」
黒子「そういう事になりましょうか。」
佐天「えー、ますます分からないなぁ。」
一方「アレイスターの野郎.....何してやがる.....」イライラ
社員「一方さん!また置き去りの報告が!」
一方「今すぐアンチスキルに連絡!身元が判明次第、親の確保に向かわせろォ!」
社員「了解です!」
浜面「オイ!またどっかのバカが銀行強盗しやがった!」
一方「ルートを洗い出せェ!俺が直接行って止めてやらァ!」
社員「一方さん!面会を希望する人が」
一方「五分待てと言っとけェ!」
一方「あー!アレイスターもちっとは働きやがれェ!」
窓の無いビル
アレイスター「むっ、レベルがアップしたな。これで漸く戦える」
オンラインゲームにハマっていた。
学園都市は今日も平和です。
一方「俺は平和じゃねェよゴラァ!」
一通さん×上嬢さんとか妄想してみた…って需要なさそうだな
ネタ的にはエンゼルフォールを応用した術で上条さんの体を乗っ取り→幻想殺し略奪を狙った魔術が、右手のせいで変に歪んで女体化って流れで…
いやすまん悪かった
店員「……申し訳ございません。そのジャンルは当店では取り扱っておりません」
一方通行「はァ? この前まで置いてあったじゃねェか」
店員「このパンフレットをご覧ください」
一方通行「青少年健全育成条例?」
店員「はあ、このとおり、こういったポルノをお売りすることはできません」
一方通行「何言ってやがるこないだまでは……」
店員「はい、ですから改正案では漫画やアニメ、ゲームに登場する服装などから18歳未満と想定される
キャラクターを「非実在青少年」と規定しています」
一方「はァ? 非実在青少年?」
店員「こうしたキャラクターとの性行為を主題とする2次元児童ポルノの販売について、
業界に自主規制を求めた上で、青少年の育成に悪影響を与える場面がある商品を「不健全図書」に指定、
販売や閲覧を禁じる、というのがこの法令です」
一方通行「ふっ、ざけンなよ!?」
店員「――というわけで、お引き取りください」
一方通行「クソッ、二度とくるかァ、こんな店」
一方通行(二次元規制だと? こいつァなかなか厄介な条例だぜ)
一方通行(だが……俺は諦めねェぞ。どこか……どこかに穴があるはずだ!)
一方通行「学園都市第一位をナメてンじゃねェぞクソがあああァァ!!」
prrrrrr
一方通行「着信……土御門、だと?」
一方「おい」
美琴「なによ?」
一方「これなンだ?」
美琴「なにって、玉子焼き?」
一方「なンで疑問系なンですかァ!?これ玉子焼きじゃねェだろォ!?只の黒い何かじゃねぇか!」
美琴「しょ、しょうがないじゃない!油が弾けてびっくりしちゃったんだから!」
一方「なンで玉子焼き作るのにチャーハン作る時みたいな量の油を入れちゃってるンだよォ!?」
美琴「う、ウルサイわね!」
ギャーギャー!
浜面「おっじゃましまーって、なんか賑やかだな」
打止「日常だよって、しょうもないことで一々喧嘩するツンデレ二人を見て、ミサカはミサカはため息を吐いてみる」
学園都市は今日も平和です。
絹旗「はっ、はっ、はっ、はっ……」
絹旗最愛は、学園都市の暗部組織、『アイテム』の一員である。
その彼女は今、路地裏を駆けていた。
さながら、狩られる獲物のように。
絹旗「っ、まだ超追ってきてるんですかっ!?」
絹旗は後ろを振り返り、それを確認する。
と、その瞬間に、パシュン、と発砲音が聞こえ、絹旗のすぐ横を銃弾が掠める。
絹旗「――――っ!」
再び、加速。
??「はっ、『アイテム』の大能力者って言っても、やっぱりこの程度なんだなっ!」
絹旗は答えない。
その代わりと言わんばかりに、路地裏に転がっているゴミ箱を投げつけた。
それは簡単に小物透人に弾き飛ばされ、幾度となく繰り返された鬼ごっこが再開される。
某月某日 -学園都市-
「魔術」やら「レベル6」やら「2万人の妹クローン軍団」やら「幻想御手」やら。
そんな非日常な世界とは無縁でいらっしゃる普通の住民達には何とも迷惑な話ではあるのだが。
この日、学園都市はまたも原因不明の超巨大な雷に襲われ、何度目かの大停電に見舞われていた。
七月初めに起きた大停電に関しては、常盤台中学の超電磁砲とツンツン頭の高校生が事件の中心にいた事は言うまでもない。
その大停電の次の日。
ツンツン頭の高校生こと上条当麻は、学生寮の部屋のベランダで、食品バキュームカーこと禁書目録と出会うのだが、それはまた別のお話。
─────────────────────────────────────────────────────────
雷の落下した中心地。
いまだ白煙が漂う現場にとある少女が立っていた。
「ったく、何だってのよ!この私を痺れさせるなんて───!」
前回の事件の張本人、超電磁砲の御坂美琴だった。
「おかしいわね、実験レポートによればあの子達の能力は高くてもLV3程度だったはずなのに……、」
痺れたせいで感覚がない手をギュッと握りながら美琴が呟く。
高レベルの電撃使いを電撃で痺れさせる。
これがどれだけ難しいかは美琴自身が誰よりも理解していた。
学園都市に七人しかいないレベル5のうち、第三位に当てはまる「最強の電撃使い」を痺れさせる能力者など存在するはずがないのだから。
「あの電撃を受けて片腕が痺れただけだなんて、さすがはお姉様ってとこかしら?」
声は、美琴がいる位置から離れた場所から聞こえた。
「アンタねぇ、やって良い事と悪い事って教わらなかったの!?黒子はともかく、アイツにも加減してるようには見えなかったわよ!」
相手の口調から人を舐めたような雰囲気を感じ取った美琴は苛立ちながら答える。
「そ、それは……アイツが私よりもお姉様を選ぼうとしたからで、べっ別に悪気があった訳じゃ……」
声の主があからさまに動揺したことで美琴は少し安心する。
絹旗「公式の出勤としては今日が超初めてですか」
浜面「お前が治安維持とはなー」
滝壺「でも、合格できて良かったね」
絹旗「ええ。どんなものか超楽しみなんですが……」
絹旗「いきなり裏路地で女の子が超絡まれてます」
絹旗「正式な配属って超まだだった気がするんですけど」
絹旗「腕章あるから突入しても超大丈夫ですかね」
浜面「ぐだぐだ言ってないで行くなら行けよ。行かないんなら俺が行くぞ」
絹旗「浜面1人じゃ超不安です。滝壺さんについてあげててください」
浜面「やっぱこいつ泣かしてえ。……まぁ滝壺は任された」
滝壺「きぬはた。気をつけてね」
絹旗「超わかってますよ。……さて」
絹旗「そこまでです。そこの超気持ち悪いお兄さんたち」
絹旗「超風紀委員です!」
インデックス「とーまー!はやくー!」
上条「インデックス…そんな慌てなくていいだろ…」
インデックス「何言ってるのとーま!?早く総合スレ一番乗りするんだよ!
真っ白な雪原に足跡をズボズボつけるがごとく!一番風呂を良しとする日本人の和の心がごとく!」
上条「何言ってるかわかんねーよ!というかインデックス!お前日本人じゃな…」
インデックス「着いた…!この扉の向こうが…!」
上条(いろいろ紆余曲折を経て立った総合スレ…)
インデックス「長かったね…」
上条「そうだな…」
ぎいいいいいいいいい…
インデックス「よし!メインヒロインのインデックスちゃんが総合スレ一番の…」
佐天「待てー初春ー」きゃっきゃ♪
初春「こっちですよー佐天さーん」うふふ♪
インデックス「ズコーーーーーーーーーーーーー!」
黒子「お姉様!」(関取みたいな声)
美琴「どうしたのよ」
黒子「つ、ついにわたくし……」
美琴「ま、まさか!?」
黒子「自分を空間移動できなくなりましたの……」
美琴「ウソ!? じゃあレベル判定はどうなるの?」
黒子「わかりませんの……」
美琴「最低でも、元に戻さないといけないわね」
美琴「やっぱりやるしかない。覚悟を決めなさい黒子」
黒子「い、いえ、お姉様。それだけは無理ですの」
美琴「何を言ってるのよ。散々逃げてきたツケだと思いなさい」
黒子「うう……」
美琴「ということがあったのよ」
上条「そうですか……」
ここは喫茶サテン。通称『サテンさんの喫茶店』
私、佐天涙子が一人で(たまに初春をこき使いつつ)経営する喫茶店だ
それほど広くない店内には珈琲豆を挽いたいい香りが漂いモダンな雰囲気が漂っている。
昔ながらの友人もよく顔を見せてくれる…ありがたい限りだ。
カランカラーン
佐天「いらっしゃーい、空いてる席ならどこでもいいですよー?」
浜面「いや、ちょっと待ち合わせを・・・ちょうど目の前のカウンターにいるそいつと」
絹旗「おっ、やっと来ましたね浜面。人のこと呼び出しといて遅れてくるとは超いい度胸ですね?」
浜面「悪ぃな。ちょっといろいろあって」
佐天「待ち合わせでしたか。それじゃぁ、隣の席どうぞー」
特に基準を設けずに、投下された作品は全てまとめて行こうと考えております。
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相互リンク・相互RSSは、現在はお断りしております。
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当ブログは、あやめ速報の姉妹サイトです。
あやめ速報本家においても、『とあるシリーズSS総合スレ』に投下された作品をまとめておりますが、まとめ依頼のあった作品のみPickupした状況となっております。
こちらのサイトで紹介した作品から、特におすすめしたい作品については、本家「あやめ速報」でも紹介したいと思います。
おすすめしたい作品については、コメントしていただければ、積極的に本家「あやめ速報」で紹介していきたいと思います。
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