【!百合・キャラ崩壊注意!】
美琴「イ、インデックス?///」
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1272970404/
の続きになります。
あらすじ
とある日曜日、美琴とインデックスはデートをすることになりました。
第四学区でご飯を食べて、第三学区地下街でスイーツを食べて……。
後ろから上条に見守られているとは知る由もなく、二人はそのまま地下街を歩きまわります。
美琴「その辺のお店ぶらぶら見て行こっか」
インデックス「うん! ……あ、あんなところにみかんがあるよ!?」タタッ
美琴「ん? アンタ、まだ食べるの!?」
インデックス「だって、お化粧品売り場にみかんがあるから気になるんだもん!」
美琴「……ああ、これ。リップクリームよ」
インデックス「えー、食べられないの?」
美琴「あ、テスターがあるわね。アンタも塗ってみたら?」ヌリヌリ
インデックス「みかんの良い匂いがするのに食べられないなんて変な感じなんだよ」ヌリヌリ
上条(えー、そこは塗りあいっこじゃねえの!? 唇触ったりしねえの!?)
上条(っつーか今二人がキスすればファーストキスはみかん味か……甘酸っぺえ!!)
インデックス「みことはこういうお店よく来るの?」
美琴「んー、あんま来ないわねぇ。来てもリップクリームとかハンドクリームくらいしか買わないし」
インデックス「そういえばみことがお化粧してるの見たことないかも」
美琴「まぁ、校則で禁止されてるしね」
インデックス「けどみことはお化粧なんかしなくてもすごくキレイなんだよ!!」
美琴「ありがと……でもそういうアンタだって化粧してないけどいつも可愛いと思うわよ?」
インデックス「あ、ありがとう……」
美琴「……」ドキドキ
インデックス「……」ドキドキ
上条(……)ドキドキ
美琴「あっ、そういやアンタってマニキュアとかもしてないわよね」
インデックス「みことだってしてないよね?」
美琴「マニキュアもダメなのよね、ウチの学校。アンタは校則とかないんだししてみたらどう?」
インデックス「じゃあ買ってみようかな。でも種類がたくさんあって……あ! みことに選んでほしいかも」
美琴「ん~……そうね、あんまり派手な色はイメージと違うし……あ、これとかどう? 透明でラメ入ってるの」
インデックス「これいい! シンプルだけどかわいいんだよ」
美琴「私も同じの買っちゃおっと♪」
インデックス「? マニキュアしちゃダメなんじゃないの?」
美琴「休日とかにこっそり使えばいいのよ」
上条(おそろいのマニキュア……。おそろいかぁ……! いいな!! おそろいって)ニヤニヤ
美琴「じゃあ次は服でも見に行く?」
インデックス「うん!」
打ち止め「あー! お姉さまだー! ってミサカはミサカは駆け寄ってみたり」
美琴「ん?」
初春「アホ毛ちゃーん! 勝手にどこかに行かないで……って、御坂さん!?」
美琴「初春さん! こんなところで偶然ね」
上条(女の子が増えた! こ、これは……ダブルデートか!? それとも御坂のハーレムか!?)
ドンッ
????「うわっ!」
上条「わ、すいませ……んんっ!?」
美琴「二人も第三学区で買い物してたの?」
初春「いえ、私達はさっきまで第十四学区にいて……ここには今来たばかりなんです」
美琴「第十四学区っていうと外国からの留学生が多いとこよね」
初春「はい! 学園都市にいながら異国の文化に触れられるんで楽しいですよ」
打ち止め「あのねーミサカ達は中華街で遊んできたんだー、ってミサカはミサカは自慢してみる」
インデックス「私達は第四学区でロシア料理を食べてきたんだよ。第四学区も他の文化に触れられる場所かも」
美琴「食文化だけだけどね」
上条「(こんな場所で知り合いにぶつかるとは……っつーかお前はこんな物陰で何してる訳?)」ヒソヒソ
一方通行「(何って……百合の花を愛でてンだよ)」ヒソヒソ
上条「(! ……お前、同志だったのか)」ヒソヒソ
打ち止め「ねーねーお姉さま達もミサカ達と一緒にお買い物しよう? ってミサカはミサカはお誘いしてみたり」
インデックス「……、みことはどうしたい?」
美琴「へ? えっと……」
打ち止め「ダメなのー? ってミサカはミサカは悲しげにつぶやいてみる」シュン
インデックス「あ、ううん、一緒に行こう! 人数が多い方が楽しいんだよ」アセアセ
美琴「そうそう、そうよね!」アセアセ
初春「どこのお店に行きますか?」
美琴「そうねぇ……じゃあ子供服から見る?」
上条「(あー、二人きりのデートはもう終了か……ちょっと残念だな)」ヒソヒソ
一方通行「(だがダブルデートってのも悪くねェ)」ヒソヒソ
初春「御坂さんって第三学区には良く来るんですか?」
美琴「良く来るってほどではないわね……普段はだいたい学舎の園で済ませちゃうし」
初春「そうなんですかー……学舎の園、行ってみたいですね。憧れです!」
打ち止め「お姉さま、見て! あのお洋服初春のお姉ちゃんみたいだよ、ってミサカはミサカはお花のワンピースを指さしてみたり」
美琴「か、可愛い……!」
初春「アホ毛ちゃん、あのお洋服試着してみたらどうですか?」
インデックス「みことはああいうの着ないの??」
美琴「わ、私!? 私はこういうのは……」
上条「(やっぱりダブルデートじゃなくて御坂のハーレムな気が……御坂はお姉様オーラすげえし)」ヒソヒソ
一方通行「(ハーレムなンざ認めっかよ。あのガキと花のガキは相思相愛に決まってンだろォが)」ヒソヒソ
上条「……、」ギロリ
一方通行「……、」ギロリ
打ち止め「見て見て似合うー!? ってミサカはミサカは試着室から出てクルッとまわってみる」
初春「わぁー! とっても似合ってて可愛いです!!」
インデックス「わ、私も着てみたんだよ……私にはちょっと子供っぽすぎるかな?」
美琴「そう? なかなか似合ってて可愛いと思うけど」
初春「御坂さんも着てみたらどうですか?」
美琴「う~ん。でも、さすがに子供服はなー……」
キャッキャ ウフフ
上条「(……お前に物申したいことがあったがそんな気分じゃなくなった)」ヒソヒソ
一方通行「(俺もだ。あの光景を見てると心が洗われるな……)」ヒソヒソ
打ち止め「初春のお姉ちゃんもミサカと一緒の着て! ってミサカはミサカは上目づかいでお願いしてみたり」
初春「えっ!? ……アホ毛ちゃんがそういうなら着てみようかなぁ」テレテレ
打ち止め「わーいおそろいおそろい♪ ってミサカはミサカは喜びを露わにしてみる」ニコニコ
インデックス「じゃあ私は他のにするんだよ。どれにしようかな」
美琴「アンタは今試着してる花柄のよりも、今日着てきた白いワンピースの方が似合ってるんじゃない?」
インデックス「そ、そうかな?」テレテレ
美琴「うん。真っ白いイメージなのよね~いつもの修道服もよく似合ってるし……」テレテレ
一方通行「(おそろいかァ……いいよな、おそろいって……)」ニヤニヤ
上条「(おそろいは萌えるよな。でも相手に似合うものを考えてあげるってのもなかなか……)」ニヤニヤ
初春「お二人は買わなくていいんですか?」
美琴「私は私服買ってもあんまり着れないし、今日はいいや」
インデックス「私も……今日は服は買わなくて十分かも」
打ち止め「じゃあ今度はそっちのアクセサリーが見たい! ってミサカはミサカは提案してみたり」
初春「わ~、可愛いネックレスがたくさんありますね」
打ち止め「十字架がいっぱいある~、ってミサカはミサカは大はしゃぎ!」
美琴「あ、これいいな……でも十字架のアクセサリーを信者じゃない人がしてるのって、十字教徒から見ると嫌?」
インデックス「ん~……人によるかも。私は十字教徒じゃない人がつけてても別に気にしないんだよ」
上条「(み、御坂がロザリオを手にとったぞ!! ロザリオ!!)」ワクワク
一方通行「(やっぱシスターの首にかけンのか!? それとも……)」テカテカ
美琴「そうだ、これをアイツへのお土産にしようかしら」
インデックス「それいいかも! とうま喜ぶといいな」
上条「」
一方通行「(何でオマエなンだよクソッたれがァあああああああ!!!)」
上条「(俺が聞きてえよ何で俺なんだよォおおおおおおお!!??)」
一方通行「(百合に男なンざ要らねェンだよクソ馬鹿!!)」
上条「(本当だよ自分で自分がうぜえ……あっ、おい!)」
一方通行「(あン?)」
上条「(今度は打ち止め達がロザリオを見てるぞ……ッ!)」
初春「じゃあ私たちもお土産買っていきますか?」
打ち止め「うん! あの人にお土産~、ってミサカはミサカはお姉さまが選んだのと同じのを手にとってみる」
一方通行「」
上条「(お前ふざけんなよ今度こそロザリオを授けるシーンが見れると思ったのに!!)」
一方通行「(畜生、俺だってそれを期待してたンだよ!!)」
上条「(しかも御坂が選んだのと同じってことは、お前と俺がおそろいになんのかよ……ッ!?)」
一方通行「(全く嬉しくねェ!!)」
上条「(俺だって嬉しくねえよ!!)」
一方通行「(何でこォなった……ッ!)」
打ち止め「あー! あっちにゲコ太達がたくさんいるー!! ってミサカはミサカは走り出してみたりッ!!」
美琴「ゲコ太ッ!!?」キラーン
初春「アホ毛ちゃ~ん、走っちゃダメですよー!」
美琴「ゲコ太とピョン子とケロヨンがたくさんいる……ッ!」
インデックス「みこと、ああいうマスコットが好きなの??」
美琴「えっ、あ、まぁ……」
インデックス「ちょっと意外かも」
美琴「で、でも可愛いのよ? アンタも見てみなさいよ」
上条「(! ロザリオはダメでもゲコ太シリーズがある!!)」
一方通行「(あァ? ロザリオだからいいンじゃねェか、あンなカエルじゃなァ……)」
インデックス「へえ~……これがみことの好きなカエル……」
美琴「この子はケロヨンっていうのよ。そっちの子はゲコ太で、あっちの子はピョン子」
インデックス「そうなんだ。この子……ケロヨンって可愛いかも」
美琴「でしょでしょ? あ、そうだ!」ゴソゴソ
インデックス「?」
美琴「このキーホルダー、あげる!」
インデックス「えっ?」
美琴「……私のお古じゃ嫌?」
インデックス「ううん! 嬉しいんだよ!! ありがとうみこと!!」ギュッ
上条「(受け渡しタマリマセンワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!)」
一方通行「(く、前言撤回だ……っ! ケロヨンを授けるのもなかなかイイじゃねェか!!)」ニヤニヤ
打ち止め「初春のお姉ちゃん、このゲコ太とピョン子くっつくよ! ってミサカはミサカは報告してみる」
初春「可愛いー! チュッてキスするようになってるんですね」
打ち止め「初春のお姉ちゃんはどっちがいい? ってミサカはミサカは尋ねてみたり」
初春「えっと……じゃあゲコ太にしますねー」
打ち止め「じゃあミサカがピョン子だね、ってミサカはミサカは確認してみる」
初春「こういうのってカップル用なんですかねぇ……?」
打ち止め「ってことはミサカと初春のお姉ちゃんはカップルだね! ってミサカはミサカは喜んでみたり」
一方通行「(ペアマスコットキマシタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!)」
上条「(カップル用の買っちゃうんだな! そうだよなアイツらカップルなんだもんな!!)」ニヤニヤ
打ち止め「うう~疲れて足が痛いから少し休憩したいなー……、ってミサカはミサカは本音をこぼしてみる」
インデックス「私もちょっと疲れてきたかも」
美琴「じゃあその辺のホテルで部屋を借りて休憩しましょっか」
初春「えぇ!? ホテルでですか!? その辺のカフェとかでいいんじゃ……」
美琴「? 飲食店とか入ってもそんなに落ち着けないじゃない」
初春「まぁ、そうですけど……」
美琴「じゃあ、そこのホテルに行くわよー」
上条「(おい、どうする? 俺たちもホテルについてくか?)」ヒソヒソ
一方通行「(いや、向かいの個室サロンから双眼鏡で覗く方が得策だ)」ヒソヒソ
上条「(双眼鏡なら俺も持ってるけど……会話が聞こえねえじゃねえか)」ヒソヒソ
一方通行「(安心しろ。こォいうこともあるかと思ってガキの鞄に会話用発信器を仕込ンでおいた)」ヒソヒソ
上条「(すげえ……盗聴器なんて俺には高くて買えねえよ)」ヒソヒソ
―ホテル―
初春「わぁ~、すごいです! ふかふかベッド!!」ボフン
打ち止め「わーい! ってミサカはミサカは初春のお姉ちゃんめがけてダイブ!!」
初春「きゃぁ!? 痛いですアホ毛ちゃんっ、私の上で暴れないでください!」ギューッ
打ち止め「わわっ、抱きしめられたら身動きが取れないー、ってミサカはミサカは抵抗しようとしてみたりッ」バタバタ
インデックス「このベッド気持ち良いんだよ……そんなに眠くないけどずっとこうしていたいかも~……」ゴロゴロ
美琴「わっ! アンタ、ワンピースがめくれて太もも丸見えになってる!!」アワアワ
―個室サロン―
一方通行「……! ……ッ!!」ニヤニヤ
上条「インデックスの太ももを見て心なしか御坂の顔が赤くなってるような……」ニヤニヤ
初春「もー! これ以上暴れるなら、こうですよ!!」コショコショ
打ち止め「きゃはははは、やめ、やっ! くすぐった、あは!ってミサカは……ッ!!」バタバタ
インデックス「そうだ! さっき買ったマニキュア塗ってみようかな」
美琴「あ、それなら私が塗ってあげよっか?」
インデックス「うん!!」
打ち止め「お返しだー! ってミサカはミサカはくすぐり攻撃!!」コショコショ
初春「ひゃん!? だ、ダメです、やめて……あは、あははははは!」
一方通行「―――qdr萌ftgh!!!」ニヤニヤ
上条「御坂がインデックスの手をとってマニキュア塗ってる!!」ムッハー
美琴「アンタ、手ぇちっちゃいわね」
インデックス「そうかな?」
美琴「そうよ。あ、動かないで、はみ出ちゃうから……」
インデックス「うん。……みことって器用だよね」
美琴「そう?」
インデックス「そうだよ。みことに塗ってもらって正解だったかも」
美琴「ふふ。じゃあ次、左手ね」
インデックス「はーい。わー、右手がキラキラしてるんだよ~」
美琴「乾くまで触んないでよ?」
インデックス「うん! ……あれ? なんだか静かだね」
美琴「二人は騒ぎ疲れて寝ちゃったみたいね」クス
インデックス「……もう乾いたかな? マニキュア」
美琴「そうね、そろそろいいんじゃない? 私たちも寝ましょっか」
インデックス「あ、その前に、……みことにお願いがあるんだよ」
美琴「ん?」
インデックス「あのね……あの、えっと」
美琴「どうしたの??」
インデックス「わ、私のこと、インデックスって呼んで欲しいんだよ!!」
美琴「!」
インデックス「……お願い」
美琴「……イ、」
インデックス「……」ドキドキ
美琴「……インデックス?」ドキドキ
インデックス「……みことっ!!」ギュッ
美琴「わっ、急に抱きつかないでよ」ドキドキ
インデックス「だって嬉しいんだもん!!」ドキドキ
美琴「もう……、びっくりするじゃないの」ドキドキ
インデックス「ふふ、今日は一日みことと一緒にいられて楽しいな♪」
美琴「……ちょっと寝て起きたら、次は夕ごはん食べに行くわよ」
インデックス「うん!」
美琴「じゃあ、おやすみ」
インデックス「おやすみみこと~」ニコッ
美琴「ふふっ……おやすみ、インデックス」ニコリ
上条「…………、」ポワーン
一方通行「…………、」ポワーン
上条「く……っ!! いいよな百合って!」
一方通行「やっぱ百合こそ至高だよな!」
上条「俺も百合百合してえ……!!」
一方通行「俺だって百合百合してェよ……!」
上条「何で俺は男に生まれてしまったんだろう……」
一方通行「男でも百合れる方法は何かねェのか……」
上条「ッ!? お、おい! あれ見ろよ!!」
一方通行「あン? ……!! レ、レンタルコスプレ衣装、だと……?」
上条・一方「「…………、」」ゴクリ
―数分後―
上条「百合子ちゃん……」(裏声)
一方通行「上嬢さン……」(裏声)
上条「タイが曲がってるわよ」(裏声)
一方通行「ありがとう。あなたのタイも曲がっているわ」(裏声)
上条「あら、どうもありがとう」(裏声)
アハハ…
ウフフフフ…
~END~
567 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] - 2010/05/07 00:12:30.85 Yc3OQDso 25/25お目汚し失礼しました
読んでくださった方ありがとうございます!
ここに投下するの初めてだからなんか緊張したー