116 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] - 2010/06/05 21:02:52.52 hD9TXsDO 1/14腹筋小ネタ考えてる場合じゃなかった。スクリプトに自分のスレ潰された
垣根「女になってやがる!?」を見て下さってた方、完結出来ず申し訳ありませんでした
モチベーションがちょっとがた落ちなので建て直して続けるかどうか分かりません。ほんとすいません
125 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] - 2010/06/05 21:38:17.09 hD9TXsDO 2/14未練はあるんで今日投下しようとした分をここに投下して終わりにしようと思う
10レス程もらう。興味ない人は是非スルーしていって下さい
――とある病院――
――スパーン!
帝子「いてえ! なにすんだ!? こっちは怪我人だぞ怪我人!」
研究員「怪我してんのは足だけでしょ!」
――スパーン!
帝子「いたっ! 他にも色々殴られてるって! 大切な研究対象を叩くなよ!?」
――スパーン!
研究員「馬鹿なこと言ってんじゃないわよ! 一番大切なのはあなたなのよ!?」
――スパーン!
帝子「痛い! ……ごめんなさいってば」
研究員「悪いと思ってるならなんで最初に私に言わないの!?」
――スパーン!
帝子「だから痛いってば!」
御坂妹「あの、ここは病院ですので静かにして下さい。個室とは言え夜ですので尚更です、とミサカはお2人に注意を促します」
研究員「全く……。ここが病院じゃなかったらあなたフルボッコよフルボッコ」
帝子「どっちにしろ病院送りじゃん」
研究員「口答えしない!」
――スパ
御坂妹「だから静かにして下さい、とミサカはその手を掴みながら再度注意を促します」
帝子「いやいや間に合ってないし。それに中途半端に当たったから余計に痛いし」
研究員「この子に免じて今日のところは許して上げるわ」
帝子「それより風邪は大丈夫か?」
研究員「あなたのせいで吹き飛んだわよ」
御坂妹「風邪ですか? ならここに泊まって行きますか? とミサカはナイスアイデアを提案します」
研究員「そうしたいのは山々なんだけど、着替えとか色々取りに行かないといけないし一旦戻るわ」
御坂妹「そうですか。今、学園都市に残っている全ミサカがこの病院に集まってますので彼女の護衛は任せて下さい、とミサカはない胸を張ります」
研究員「話を聞いた限り野鳥部隊だっけ? 強そうだけど大丈夫?」
御坂妹「レベルは2か3でもミサカは軍事目的で生産されていますので、相手が一方通行でもない限り十分に対応可能です、とミサカは自分達の優秀さを語ります」
帝子「そういうことだ。一方通行達が動いてるんだ、この件はすぐに片付くよ」
研究員「……分かったわ。帝子こと宜しく頼むわね」
御坂妹「頭の先から足の先まで面倒を見ます、とミサカは看護師としても優秀なことをアピールします」
研究員「セクハラはだめよ?」
御坂妹「……」
帝子「そこで黙んなよ!?」
研究員「なるほど。個性的ね」
御坂妹「なんのことですか、とミサカは突然の自己完結に困惑します」
研究員「帝子が病院の妹達は個性的だって言っててね、ちょっと気になってたのよ」
御坂妹「このミサカはアブノーマルではありません! ノーマルです! とミサカは力強くここに宣言します!」
帝子「いや、そういう意味じゃないと思うんだけど……」
御坂妹「へ?」
研究員「なるほど。個性的ね」
御坂妹「大事なことじゃないので2回も言わなくて結構です、とミサカは自ら墓穴を掘ったことを後悔します」
研究員「とにかく帝子を頼んだわ。セクハラは程々にしなさいね」
帝子「ちょっと妥協した!?」
御坂妹「はい任せて下さい、とミサカはセクハラの許可を貰ったことに思わず頬を緩ませます」
帝子「この変態め!」
御坂妹「なんのことですか? それとここは病院なので静かにして下さいと何度も言いました、とミサカは仏の顔も三度までを例に出し答えます」
帝子「ちくしょう」
研究員「それじゃ私は行くわ。明日また来るからね」
帝子「分かった。色々迷惑かけてごめんな」
研究員「子供は保護者に迷惑をかけてなんぼよ。じゃね」――バタン
御坂妹「愛されてるのですね、とミサカは少し羨ましく思います」
帝子「それは物凄くありがたいんだけどね……」
御坂妹「愛が重いのですか? とミサカは勝手に心を読みます」
帝子「……」
御坂妹「あなたがなにをそんなにウジウジ悩んでるのか知りませんが、ミサカの知っている人にそれを乗り越えた人がいます、とミサカはあの人の姿を思い浮かべます」
帝子「誰だそいつは?」
御坂妹「一方通行です、とミサカは淡々と答えます」
帝子「へぇ、あいつが」
御坂妹「はい、あの人にもあなたのようにウジウジ悩んでいた時期があったようです。そして紆余曲折を経て1つの答えに辿り着いたようです、とミサカは高説を述べます」
帝子「その答えってのはなんだ?」
御坂妹「『守ると決めた者のヒーローになる為に、とことん悪に染まってやる』だそうです、とミサカはそれを言われた上位個体を想像しニヤニヤします」
帝子「それで奴はどうなった?」
御坂妹「このミサカはずっとここに居たので分かりませんが他のミサカの話によると、迷いが消えたのかトゲがなくなり、色んなものを受け入れるようになった。だそうです、とミサカは他のミサカの感想を伝えます」
帝子「それがあいつの絶対的なものか……」
御坂妹「絶対的?」
帝子「いや、こっちの話なんだ気にするな」
御坂妹「そう言われると気になります、とミサカは世の常に従います」
帝子「いつか話せる日が来る……と思う。だからその日まで待ってくれないか?」
御坂妹「……分かりました。それでは消灯しますので安心して休んで下さい、とミサカは消灯の準備にかかります」
帝子「おお、お休み」
御坂妹「お休みなさい」パチ、パチ
――とあるマンション――
打ち止め「遅い! 私が一体どれだけ心配したか分かってるの!? ってミサカはミサカはあなたを追求してみる!」
一方通行「だから仕事だっつってンだろォ……いちいちうるせェガキだ」
打ち止め「私に護衛付けるようなような危ない仕事だから余計心配してるの! ってこの分からず屋!」
一方通行「っ!!」
黄泉川「(どうやら物凄いダメージを受けてるみたいじゃん)」
芳川「(ほんとに反抗期を迎えたらどうなるのかしら?)」
打ち止め「なんとか言ったらどうなの!? ってミサカはミサカはあなたを更に追求してみる!」
一方通行「心配すンな。確かに危ない仕事だが……ほら、今度どっかに連れてってやるって聞いたろ? だから無事に終わらせるよう努力する。……これでいいか?」
打ち止め「うーん、70点」
一方通行「はァ!? どォ考えても100点だろォがよォ!?」
黄泉川「(突っ込みどころがおかしいじゃん)」
芳川「(相変わらずの負けず嫌いね)」
打ち止め「『無事に終わらせるよう』じゃなくて『無事に終わらせる』なの。分かった? ってミサカはミサカは90点の答えを出してみる」
一方通行「……。じゃあ100点の答えってなンだよ?」
打ち止め「『打ち止め、愛してるぜェ』だよ! ってミサカはミサカは想像して1人で興奮してみたり!!」ワーワーキャーキャー
一方通行「……はっ、くっだらねェ」
黄泉川「若干間があったじゃん」
芳川「困ったロリコンね」
一方通行「テメェら! さっきからやってた心の声がただ漏れだぞ!!」
黄泉川「やっちまったじゃん」
芳川「なんというメタ発言」
打ち止め「そういえばカキネテイトク……ううん、カキネミカコもあなたの守る人の内に入るのかなってミサカはミサカ恐る恐る聞いてみる」
一方通行「その話をどこで!?」
打ち止め「病院に勤めてる下位個体だよ。私が上位権限を使って聞き出しただけだからあの子を怒らないであげてってミサカはミサカは先に釘を刺しておく……」ションボリ
一方通行「……。あーはいはい分かりましたよォ、誰も怒りませンー」
打ち止め「ほんとに!? きゃっほー! っじゃなくて、さっきの質問に答えてくれる? ってミサカはミサカは浮かれつつ聞いてみる」
一方通行「……あの時のことは今でも腹立つが、それはあの時済んだことだ。それは向こうも同じだ。つまり今は対立する理由はねェ」
打ち止め「それじゃあ守る人の内に入っちゃうの? ってミサカはミサカは少し不安になったり……」
一方通行「お前には指1本……いや、細胞1個も触れさせやしねェから安心しろ」
黄泉川「(さらっと凄いこと言ったじゃん)」
芳川「(今夜は赤飯かしら)」
打ち止め「はわ、はわわわ、ミサカの思考回路はショート寸前ってミサカはミサカはー……」クラッ
一方通行「っ!? おい、しっかりしろ打ち止めァァァァァ!!」
―――
一方通行「落ち着いたか?」
打ち止め「あなたがベクトル操作してくれなかったら漏電してたかもってミサカはミサカは自分の管理が出来てないことを恥じてみる……」
一方通行「気にすンな。俺がそのォ……こっぱずかしいこと言っちまったみたいだしよォ……」
黄泉川「(自覚はあったんじゃん)」
芳川「(顔真っ赤ね)」
打ち止め「脳内保存したからもう大丈夫! それよりカキネミカコは結局どうなのかな? ってミサカはミサカは再度質問してみる」
一方通行「……。この件についてはあいつは重要人物だし、恐らく黙ってても上から守れと命令が来てたろうさ」
打ち止め「それじゃあカキネミカコは仕事だけの関係なんだね? ってミサカはミサカは念を押して聞いてみる」
一方通行「まァ、そォいうことになるンかなァ?」
打ち止め「分かった! ってミサカはミサカはこれ以上ライバルが増えなくて安堵してみたり!」
一方通行「ライバルって……あいつは元、男だぞ? ねェよ、ねェ」
137 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] - 2010/06/05 21:52:14.00 hD9TXsDO 13/14以上で打ち切りとします。俺先生の次回作にご期待しないで下さい
139 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] - 2010/06/05 22:03:55.62 dPA8Mf20 14/14>>137
見てたので残念だ…乙
結局いくつ潰されたんだ…?