470 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] - 2010/06/19 19:10:25.33 z.C7PL6o 1/21キャラ置き換えもののネタで19レスお借りします
アンパンマンを禁書キャラで置き換えるという暴挙に出ました
配役は以下です
アンパンマン ― 上条さん
ジャムおじさん ― インデックス
バタコさん ― 小萌先生
めいけんチーズ ― スフィンクス
メロンパンナ ― 打ち止め
ロールパンナ ― 一方通行
ばいきんまん ― 木原くン
その他は省略
注意事項
・アンパンマン好きの方には不快かもしれません
・深夜に書いたので色々おかしいです
・「上条パン」とはどんなパンなのかは気にしてはいけません
上条パンマン「今日も平和だなー」フワフワ
「うえーんえんえんえん」
上条パンマン「泣き声!? 大変だ」
上条パンマン「どうしたんだい?」
ウサ愛「うえーん! 超風船が超飛んでいって超木にひっかかってるんです!」
上条パンマン「あれか。よーし、ちょっと待ってな」
フワッ パシッ
上条パンマン「はい、どうぞ」
ウサ愛「わーい! 超上条パンマン超ありがとう!」
上条パンマン「もう放すなよなー」
上条パンマン「ん? あそこにいるのは……おーい、ラストメロンパンナ!!」
ラストメロンパンナ「あ、上条パンマン! ってミサカはミサカは驚いてみる」
上条パンマン「またあの人を探しているのか?」
ラストメロンパンナ「今日こそはアクセロールパンナお姉ちゃんに会って一緒に暮らそうってお願いするんだ、ってミサカはミサカは……」
上条パンマン「そっか……会えるといいな」
ラストメロンパンナ「うん、ってミサカはミサカは決意をもとに探すの再開!!」
フワアッ ヒューン
上条パンマン「ったく、アクセロールパンナのやつ、どこで何をしてるんだ……」
その頃、ある岩山で
アクセロールパンナ「……」
ばいきはらまん「よぉアクセロールパンナ。相変わらず殺風景な場所が好きだなあオイ」
アクセロールパンナ「!?」
フワアッ ヒュン
ばいきはらまん「おいおいつれねーなあ、待てよ」ガシッ
アクセロールパンナ「チッ……オマエの顔なンざ見たく無ェよ」
ばいきはらまん「生みの親に向かってそういうこと言うとはお父さん悲しいぜ?」
アクセロールパンナ「……俺の生みの親はジャムインデックスだ」
ばいきはらまん「ま、それも間違っちゃいねぇがな。だが忘れんなよ?」
ばいきはらまん「テメェに『わるいこころ』を植えつけたのは俺様だってことをな」
アクセロールパンナ「チッ……もう行くからな」
ばいきはらまん「待てって、別にテメェと思い出話するために来たんじゃねぇよ」
ばいきはらまん「俺様と手を組まねえか? 一緒に上条パンマンを倒そうじゃねーか」
ドクン
アクセロールパンナ「……断る!」
ばいきはらまん「テメェの『わるいこころ』は上条パンマンを倒したいって言ってるぜぇ?」
アクセロールパンナ「……違う」
ばいきはらまん「アア? 面倒くせえなあ」ドスッ
アクセロールパンナ「グッ」ドサッ
ばいきはらまん「手間かけさせんじゃねーよ、クソガキが」
アクセロールパンナ「……はっ!? ここはどこだ!? 何だこれはァ!!」
ばいきはらまん「ったく、寝起きからうっせーよ」
アクセロールパンナ「ばいきはらまン!! なんだこのカプセルは!! 出しやがれェ!!!」
ばいきはらまん「出せと言われて出すやつなんかいねぇっつの。これを見な」
アクセロールパンナ「……ばいきはら草!?」
ばいきはらまん「ご名答。このばいきはら草から抽出したエキスをテメェに浴びせる」
ばいきはらまん「これだけの量があれば、テメェの『よいこころ』なんか跡形もなく消えちまうぜ」
ばいきはらまん「感謝しろよ? これだけの量を集めるのは手間だったんだからよお」
アクセロールパンナ「やめろ……やめろおォォォォ!!!!」
ばいきはらまん「スイッチ、オン!!」
ドクン
アクセロールパンナ「ぐっ、うあああああ」
ドクン
アクセロールパンナ「上条、パンマン……」
ドクン、ドクン
アクセロールパンナ「上条パンマン……」
ドクン、ドクン
アクセロールパンナ「上条パンマン……倒す」
ドクン、ドクン、ドクン、ドクン、ドクン
アクセロールパンナ「上条パンマン、倒す!」
ばいきはらまん「ギャハハハハハ! 今日こそ上条パンマン最後の日だ!!」
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上条パンマン「さて、そろそろパン工場に帰るか」
「アクセロールリボン!!!」バシッ
上条パンマン「アクセロールパンナ!? 一体どうしたんだその姿は!?」
アクセロールパンナ「上条パンマン、倒す!」
上条パンマン「一体どうして……」
ばいきはらまん「はははは、ざまあみやがれ上条パンマン!!!」
上条パンマン「ばいきはらまん!! そうかテメエの仕業だな!!」
ばいきはらまん「さあアクセロールパンナ! 上条パンマンを倒せええええ」
アクセロールパンナ「上条パンマン、倒す!!!」
ブン ドカッ
上条パンマン「ぐはあっ!!!」
上条パンマン「くっ……アクセロールパンナ……」
アクセロールパンナ「戦え、上条パンマン」
上条パンマン「駄目だ、お前とは戦えない……」
アクセロールパンナ「戦え、上条パンマン!!」
ヒュッ バシッ ドカァッ
上条パンマン「がっ」
アクセロールパンナ「上条パンマン、倒す!」
かびるんるん
「――やれっ、猟犬部隊!!」
かびるんるん
猟犬部隊1「かびかびー」
かびるんるん
猟犬部隊2「かびかびー」
上条パンマン「か、顔が汚れて力が出ない……」
ばいきはらまん「はっ! よくやったぞ!!」
アクセロールパンナ「上条パンマン、倒す!」
パン工場
バタコモエ「ラストメロンパンナちゃん帰ってきてから元気ないですねー」
ジャムインデックス「きっと、あくせろーるぱんなに会えなかったんだろうね」
ジャムインデックス「うん、今はそっとしておいた方がいいかも」
バタコモエ「そうですね……」
カバ御門「大変だにゃー、ジャムインデックスさーーーん!!!」
バタコモエ「どうしたんですか!? カバ御門ちゃん!」
カバ御門「上条パンマンが、ばいきはらまんとアクセロールパンナに……」
ジャムインデックス&バタコモエ「「な、なんだってー!?」」
ダダッ ガチャ
バタコモエ「ラストメロンパンナちゃん!?」
ジャムインデックス「大変、私たちも上条パンマン号で出発するんだよ!!」
ガラガラガラガラガラ
バタコモエ「スフィンクス! 運転はお願い!」
スフィンクス「にゃにゃにゃー」
ブロロロロロロ
ジャムインデックス「さあ、私たちは新しい顔の準備をするんだよ!」
バタコモエ「はいですー!!」
ジャムインデックス「上条パンマン号、出発!!!」
ばいきはらまん「これでテメェも終わりだな上条パンマン。遺言の一つも聞いてやるぜ」
上条パンマン「やめるんだ……アクセロールパンナ……」
ばいきはらまん「はっ、まだコイツの心配してるとはな。泣けちゃうぜー?」
ばいきはらまん「やれ、アクセロールパンナ」
アクセロールパンナ「上条パンマン、倒す!」ヒュッ
上条パンマン「くっ……」
「やめてーーーー、ってミサカはミサカはおねえちゃんを止めに――」
バシッ
ラストメロンパンナ「きゃあああああ!!!」
上条パンマン「ラストメロンパンナ!?」
アクセロールパンナ「上条パンマン、倒す」
ラストメロンパンナ「おねえちゃん! 私がわからないの!? ってミサカはミサカは確認してみる」
ばいきはらまん「はっはー、無駄だ無駄だ。こいつにはもう『よいこころ』は残ってねえ」
ばいきはらまん「もう、テメエのことなんざわかりゃしねえよ」
アクセロールパンナ「上条パンマン、倒す」
上条パンマン「逃げるんだ、ラストメロンパンナァァァァアアアア!!!」
ラストメロンパンナ「あの人にこれ以上わるいことはさせないって、ミサカはミサカは守ってみるっ!!」
ビュッ バシッ
ラストメロンパンナ「ぐっ、苦しいって、ミサカはミサカはリボンを外そうともがいてみる……」
上条パンマン「やめろ、やめるんだああああああああ!!!!」
ばいきはらまん「何!? まだ動けるだと!?」
ドカッ
上条パンマン「がはっ」ドサッ
ばいきはらまん「だがなあ、瀕死のテメェがいくらもがいたってどうにもならねえよ」
上条パンマン「やめるんだ……アクセロールパンナ、これ以上は、お前が……」
ラストメロンパンナ「おねえ、ちゃん、ってミサカはミサカは最後の力を振り絞って……」
アクセロールパンナ「倒す」
ラストメロンパンナ「ふふっ……あなたに倒されるなら、ってミサカはミサカは本望を言ってみる」
アクセロールパンナ「……」
ラストメロンパンナ「でも最後にせめて、あなたに名前を呼んでほしいなあ、ってミサカはミサカは……」
アクセロールパンナ「ラスト……メロン……パンナ」
トクン
ラストメロンパンナ「あれ? リボンがゆるんで……、ってミサカはミサカは驚いてみる」
アクセロールパンナ「ラストメロンパンナ……」
トクン
ばいきはらまん「な、そんなバカな!?」
トクン
トクン
トクン
シュパーン
上条パンマン「アクセロールパンナの『わるいこころ』が消えた!?」
ラストメロンパンナ「私のこと思い出したのね! ってミサカはミサカは元に戻ったことを喜んでみる!!」
アクセロールパンナ「ばいきはらまン!!! 許さねェ!!!」
ばいきはらまん「ば、ばかなああああっ!!」
上条パンマン「何もバカなことなんざねえよ。コイツらの絆なら当然だろ。なあ?」
ラストメロンパンナ「この人の言うとおり、ってミサカはミサカはあなたに同意を求めてみる」
アクセロールパンナ「ハッ、黙ってろこの三下パンマンが」
ばいきはらまん「畜生がっ!!! 来いUFO!! 変形しやがれっ!!!」
ブーン ガシャガシャガシャ ズシーン!!
ばいきはらまん「ハッ、元に戻ったのは予想外だったがな、何も用意していないと思うなよ!」
ばいきはらまん「このスーパーバイキハラコングで踏み潰してやる!!」
アクセロールパンナ「ローリングハリケーーーン!!!」
ビュオオオオオ バシッ
アクセロールパンナ「何っ!? 受け止めただと?」
ばいきはらまん「ひゃははははは! テメェらの能力は解析済みだ」
ばいきはらまん「もともと上条パンマンを倒したら次はテメェを潰す予定だったしな」
上条パンマン「な……この外道が……」
ばいきはらまん「瀕死の上条パンマンとテメェなんざ敵じゃねえってんだよ!!!」
アクセロールパンナ「チッ」
ブロロロロロ
ばいきはらまん「!!」
バタコモエ「上条パンマンちゃん!! 新しい顔ですよ!! それっ」
ばいきはらまん「させるかっ!!」
バシッ
アクセロールパンナ「ロールリボン!!!」
バシッ
ばいきはらまん「それも予想済みっ!!」
バッ
ラストメロンパンナ「ラストメロンパンナのメロメロパンチ!! ってミサカはミサカは必殺技!!」
ピロリロリーン
ばいきはらまん「めろめろ~ん」
スーパーばいきはらコング「めろめろ~ん」
かびるんるん
猟犬部隊達「「「「めろめろ~ん」」」」
ジャムインデックス「上条パンマン!!」
クルクルクルクル パシーン
上条パンマン「元気百倍! 上条パンマン!!」シュピーン
ばいきはらまん「はっ!? し、しまったーー!!!」
上条パンマン「ばいきはらまん!! もう許さねえ!!!」
上条パンマン「てめえがアクセロールパンナに『わるいこころ』を植えつけたせいで
本当は一緒に暮らすべきこいつらは一緒にいられないんだ!!
誰もが喜ぶハッピーエンドってやつが、てめえのせいで手に入らねえんだよ!!!
いいぜ、もしてめえが、こいつらの絆をぶち壊せるって言うんなら、
まずはその幻想を――――
ア ン パ ン チ !!!
ぶ ち 殺 す !!!」
ズドオォォォォン
ばいきはらまん「ぐはあっ!! ばいばいきーん!!」キラーン
ばいきん城
ドガッシャーーーン
ばいきはらまん「畜生が……覚えてやがれよ」
テレスティーナ=ドキン=ライフライン「アァ!? テメェのせいで部屋がめちゃくちゃじゃねーか、ざっけんなよぉぉぉ!!!!」
場面は戻って、上条パンマン達
アクセロールパンナ「じゃあな」
上条パンマン「待てよ「待ってってミサカはミサカは引き留めてみる」
ラストメロンパンナ「ねえ……私たちと一緒に暮らそうよ……ってミサカはミサカは……」
アクセロールパンナ「……」スッ
ラストメロンパンナ「あ……」
アクセロールパンナ「すまねェ、ラストメロンパンナ……」
アクセロールパンナ「俺は……オマエ達みたいな光の当たる世界にはいちゃいけねェンだ」
上条パンマン「行っちまったか……」
ラストメロンパンナ「どうして、一緒にいられないんだろう、ってミサカはミサカは一緒にいたいよ……」
バタコモエ「ラストメロンパンナちゃん……」
ジャムインデックス「きっとね、あくせろーるぱんなは、自分で自分が許せないんだと思う」
ラストメロンパンナ「そんな、ミサカはっ……」
ジャムインデックス「うん、でもこれはあくせろーるぱんな自身の問題だから」
ジャムインデックス「大丈夫だよ、らすとめろんぱんな。いつかきっと二人が一緒に暮らせる日がやって来るから」
ラストメロンパンナ「ありがとう、ジャムインデックスさん!! ってミサカはミサカは希望を持ってみる」
上条パンマン「さあ、帰ろうぜ」
ラストメロンパンナ「うん!」
ジャムインデックス「上条パンマン号、出発!!」
スフィンクス「にゃにゃーーん!!」
おわり
490 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] - 2010/06/19 19:30:45.59 z.C7PL6o 21/21というわけでアンパンマンをわりと真面目に書いてみました
アンパンマンとしてはひねりの無い話になってしまったのが心残りです
それにしてもアンパンマンて文章に起こしてみると結構難しいですね
映像が無い分説明ゼリフを足す必要があるけど、
その分アンパンマンっぽくないセリフ回しになってしまうし
……俺はいったい何を書いているんだ
通行止めが書きたかったはずなのに……いや通行止めだけどさ
あと注意書きに書くの忘れてたけど、一方さんは別に百合子ってわけじゃないです
配役の都合上「おねえちゃん」と呼ばないと違和感があってやむをえずです
とりあえず、次やるときは配役変えるかも
では失礼します