ミサカ「あの……とミサカはためらいがちに声をかけます」
冥土帰し「ん?なんだい?」
ミサカ「これ父の日のプレゼントですとミサカは恥ずかしさを抑えながらみんなで選んだネクタイを渡します」
冥土帰し「父の日?私は君たちの父ではないんだけどねぇ」
ミサカ「いえ、いつも良くしてくれてミサカ達はあなたを父のように思っていますとミサカはみんなの気持ちを伝えます」
冥土帰し「ふふっ、それはありがとう。明日からさっそく使わせてもらうよ」
一方「木原くゥン」
木原「なんだぁ?」
一方「これ、父の日のプレゼントだ」
木原「はぁ?なんだきもちわりぃな。俺はお前の親じゃねぇぞ」
一方「親の顔なンて覚えてねェしオマエが今の親みたいなもンだろ。だからはやく受け取れ」
木原「はいはい。えっと、中身はシャツかよ。これまたウルトラマンみたいな奴をほんとお前センスねぇな。」
一方「うるせェよ」
木原「まっ、もったいないし使わせて貰うわ」
一方「オゥ」
旅掛「ん?なんだメールか」ピッ
『お父さん父の日おめでとう。
今は会えないからプレゼント渡せないけど今度帰って来たときに渡すね。きっとお父さん喜ぶんだから!
また今度帰ってきたら一緒に買い物付き合ったりしてよね。
後わがままかもしれないけどもうちょっと早く帰って来て欲しいなぁ……なんてこんなことメールでしか言えないよ。
じゃあ仕事がんばってね!
美琴より』
旅掛「一人娘からのプレゼントなんだから喜ぶに決まってるだろう」
旅掛「この仕事が終わったら帰るとするか」
刀夜「当麻久しぶりだな」
上条「あぁ、今日は父の日だから家に帰らせて貰ったんだ」
刀夜「そういえば、今日は父の日かぁ。なにかプレゼントでもくれるのか?」
上条「残念ながらあなたの息子は貧乏なのでプレゼントはなしです。その変わり今日はいっぱい親孝行するからなんでも言ってくれよな」
刀夜「それはうれしいな。そうだ当麻この前行ったウズベキスタンのお土産だ」
上条「あーもうだから今日は親父に何か貰うんじゃなくて俺がするの!」
刀夜「ん?父さんは当麻が生きてるだけで幸せだぞー。まぁなにかしたいって言うなら肩を揉んで貰おうかな」
上条「よしっ。任せてくれ」モミモミ
刀夜「おー気持ちいいぞ。手大きくなったなぁ」
上条「そうかな?」
刀夜「あぁ、昔はこんなに小さい手でなそれはそれはかわいかった」
当麻「なんか恥ずかしいな」モミモミ
当麻「……父さんいつもありがとうな」
刀夜「なんだか直接言われると恥ずかしいな」
当麻「本当にありがとう。俺いっぱい親孝行できるように頑張るよ。よしっ手始めに今日は親父のことなんでも聞いてやるからなっ!」
刀夜「ははっ、そりゃうれしいなぁ」
700 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] - 2010/06/20 21:36:54.74 ukvgLkDO 5/5父の日ということで書いてみた。
木原くんの口調でどれがカタカナになるかわからなかったので全てひらがなにしました。誰かわかる方教えてくれるとありがたいです。
あとは美琴のキャラが若干おかしい気がするけどそこはメールだから素直に言えるという感じで許してください。
みなさんは今日親父になにかしましたか?今からでも遅くないので肩もみぐらいしてあげたらどうでしょうか?
では読んでくれてありがとうございました。