※単発ネタ
神裂「あぁ、貴方は!」
削板「ん、なんか用か姉ちゃん?」
神裂「貴方、前にその自販機と語り合っていた方ですよね?貴方のおかげで私は機械とも友情を感じることは変な事ではないと確信しました!」
削板「なんのことかよく分からんが…」
神裂「えぇっ!? その自販機と貴方が話して友情を育んでいたこと、覚えていないのですか?」
削板「覚えてない! それに友情ってのは男同士の間に成り立つもんじゃないか?」
神裂「え?」
削板「いや、勿論根性があれば女子供とも成り立つだろうけどな…さすがに機械との友情ってのはないんじゃないか?」
神裂「なっ……」
削板「それに機械なんて大抵がちょっとしたことで壊れちまう根性無しばっかだからな、さすがに無理があるだろ」
神裂「あの洗濯機は………根性無しなんかではありません!!!!」ヒュッ
ズドン!と削板の避けた神裂の蹴りが自動販売機にクリーンヒットする。
削板「不意打ちなんて姉ちゃん、あんたも少々根性が足りてねえようだな」
神裂「貴方が私の友を馬鹿にするするからでしょう!手を出す気はありませんでしたが、少しばかりの怪我は覚悟してもらいます!」
削板「姉ちゃんの友達を馬鹿にした覚えはねえが…。根性はともかく今の蹴り見る限り姉ちゃんは強そうだし、
普段なら女とマトモにケンカする気もねえが、姉ちゃん相手ならこっちもちょっとだけマジメにさせてもらうぞ」
神裂「いいでしょう…では再びこちらから行かせてもらいま――」
――ピピッ、ガシャン
削板「ちょっと待った! …おっ、丁度飲もうかと思ったヤツじゃねえか。…しかしあんな蹴りをくらってもしっかり動けるなんてやっぱお前根性あるな!」
神裂「あ…やっぱり話しているじゃありませんか!!」
削板「え? ……本当だ、俺はコイツに友情を感じてたってのか?」
神裂「そうですよ、やはり人と機械の友情もおかしくなんかないんです!」
削板「そうか…そうかもしんねえな!ハッハッハ!」
美琴(なんか変なのが二人いて自販機が使えない……)
――
戦闘できるかと思ったけど、よく考えたら自分にそんな力量は無かった。
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750 : 削板「百二十円入れてっと…何飲むかね」[sage] - 2010/06/30 17:50:33.58 sWORdvMo 1/1
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