713 : 禁書昔話・シンデレラ[saga sage] - 2010/07/12 16:33:30.83 1PuF3Hco 1/1

昔々、あるところにシンデレラ(御坂妹)という少女がいました。
シンデレラは意地悪な継母(寮監)や姉(美琴・黒子)にこき使われて生活していました。

ある日、お城で舞踏会が開催されました。
しかしシンデレラは連れて行っては貰えず、家に残らされてしまいました。

寮監「それじゃあしっかり留守番してるのよ」
美琴「どうせアンタは着ていく服も無いしね」
黒子「わたくし達が帰るまでにお掃除よろしくですの」

御坂妹「仕方ありません。たしかに着ていくドレスも無いので諦めましょう、とミサカは涙を堪えて掃除します」

するとそこへ、魔法使いのお婆さん(インデックス)が現れました。

イン「カボチャを持ってくるんだよ!」

御坂妹「はあ。とミサカは首を傾げつつカボチャを提供します」

イン「いただきます」ボリボリ

御坂妹「………カボチャは生食に向かないのでは? とミサカはタダ飯食らいを睨みつけます」

イン「冗談なんだよ!」

魔法使いはあっという間にカボチャを馬車に、猫を馬に、ネズミを御者にして、
シンデレラには綺麗なドレスとガラスの靴をくれました。

イン「12時までには戻るんだよ!」

御坂妹「わかりました。とミサカは早速お城へ向かいます」

シンデレラがお城につくと、すぐさま王子様(上条)のお目に止まりました。

上条「おぜうさん、私と一緒に踊ってくれませんか?」

御坂妹「はい喜んで。とミサカは王子様の右手をとります」


バキン


上条「………………」

御坂妹「………………」

ボロ服のシンデレラは衛兵にお城からつまみ出されてしまいましたとさ。


おしまい

元スレ
▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-9冊目-【超電磁砲】
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