661 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] - 2011/04/09 02:04:52.67 Ek+iuCLSO 1/11

・垣根×御坂
・時系列無視
・キャラ崩壊気味
10レス以内に収めるつもりですがオーバーしたらすみません

元スレ
▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-26冊目-【超電磁砲】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1301325535/
663 : 電磁物質 1[] - 2011/04/09 02:08:39.34 Ek+iuCLSO 2/11


美琴「……………果たし状?」

黒子「今時古風ですわねえ」

美琴「んん…えーと」


≪よお第三位。今夜一時、某学区の橋に来い。お前以外くんじゃねえぞめんどくせえから。 来なかったらあの地区で破壊の限りを尽くす≫


黒子「非常に達筆ですわね」

美琴「うん…でも………」

黒子「小学生並の内容ですわね」

美琴「うん………w」

黒子「破壊の限りを尽くすってwwwww」

美琴「wwww」

黒子「一応脅迫に入る…?ジャッジメントに連絡を…」

美琴「ん~いらないわ、なんか馬鹿っぽいし私でなんとかするわ」

黒子「でもお姉様…」

美琴「私に売られた喧嘩よ?私が買わなくて誰が買うの」

黒子「一々相手にしなくても良いと思いますわ」

美琴「いいのよ、私が相手にしたいんだから。それにこんな果たし状送ってくる奴がどんな顔してるか見てみたいのよ」

黒子「じゃあわたくしめもご一緒に…」

美琴「もう…アンタはジャッジメントの仕事で昨日から寝て無いでしょ?」

黒子「なっ…なんのこれしき…」

美琴「左足と背中」

黒子「!?」

美琴「捻挫と打撲……」

黒子「おっおおおおお姉様?!」

美琴「実はまだテレポートに支障がでる…」

黒子「何故それを…」

美琴「初春さんから聞いたのよ。白井さんは隠してるみたいですけど気を使ってあげてくださいねーって」




664 : 電磁物質 2[sage] - 2011/04/09 02:12:14.37 Ek+iuCLSO 3/11

黒子「おのれういはるうううううううううう」

美琴「もう………うっかりアンタのケガ悪化させちゃったらどうしたらいいのよお…」

黒子「お姉様………/////////////」

美琴「だから。ね?」

黒子「了解ですわ、お姉様あああ///////」





――――――深夜1時前―

美琴(そろそろかしらね)

美琴(破壊の限りを尽くすとか書いてるってことはそれなりの武器を持っててもおかしくない)

美琴(しかも多人数の可能性だって高い)

美琴(黒子に任せるにはちょっと荷が重い………ま、一番の理由としては私の喧嘩を人様に預けるのはちょっと気が引けるのよね)

美琴(自分のことは自分でやらなきゃ)




美琴(さーてどんなバカ面ひっさげてくんのかしら?)



665 : 電磁物質 3[sage] - 2011/04/09 02:14:44.77 Ek+iuCLSO 4/11

「お、よく来たな」

美琴「どうも。この果たし状寄越したのはアンタで間違いないわね?」

「ああ、間違いねえよ。ほう…ちゃんと一人で来たな。」

御坂「そっちこそ一人で来たのね。私が誰か知ってるでしょう? 良い度胸じゃない」

「クク…威勢が良いよなあ…第三位は………」

美琴「第三位第三位って…私には御坂美琴って名前があるんだけど? っていうかアンタ、誰よ」

「あれ?果たし状に書かなかったっけ?」

美琴「書いて無かったけど…………」

「あっ」

美琴「…」

「………」

「あー…掴みから失敗かよ………」

美琴「アンタねえ………」

「まあ良いや…とりあえずちゃんとお前来たし」

美琴「さっさと名乗りなさいよ…帰るわよ。」

「ハッ…俺の正体を知ってそんな態度取ってられるかな?」

美琴「アンタの正体知ったって何とも無いわよ」イライラ

「そおかい。じゃあ心して訊きやがれ」

美琴「へえ。そんなに勿体ぶる様な正体なのかしらね?」

「…………」

「―――――――――――――俺は」




「学園都市が第二位、未元物質の垣根帝督だ」

666 : 電磁物質 4[] - 2011/04/09 02:19:28.94 Ek+iuCLSO 5/11

美琴「――――――――――――ッ!」

垣根「良いねえその顔…」

美琴(何で…………第二位が……)

垣根「あー…今から帰るとか無しな?」

美琴「どういうつもり……」

垣根「どういうって……果たし状の通り、俺と果たし合いしてもらいたいんだけど?」

美琴「あは…」

美琴(何よ。コイツ分かってる癖に…第二位と第三位の、絶対な壁。決闘どころか勝負にもならない。同じステージにも立ってない。恐らく、私の能力なんて、通用、しない)

垣根「そんな嫌そうな顔すんなよ?第二位の俺からの直々のご指名だぜ?最高じゃね?」

美琴「ふふ…最低最ッ悪よ」

美琴(やっぱり黒子を連れて来なくて良かったわね…だって、コイツ相手じゃ黒子を護るどころか…私が、生き残ることすらままならないかもしれない)

垣根「クク…手厳しいな第三位ちゃんよお…」

美琴(ごめんね黒子、)

垣根「でも気に入らねえからって逃げんなよ?ってかまさか第三位はそんな腰抜けじゃねえよな?」

美琴(もう、帰れない )




美琴「―――――心配しなくても、逃げないわよ……!」キッ

垣根「おお、よく言ってくれた」

美琴「…………」

垣根「そんな睨むんじゃねえよ……別に殺すつもりはねえし…」

美琴「は?」キョトン

垣根「むしろ殺したら意味無いし」

美琴「………アンタが勝ったら何か取り引きさせるつもりね?…何が欲しいの?それとも…何をさせたいのかしら?」

垣根「流石だな、ご名答。でもお前が想像してるほど物騒なことじゃねえ」

美琴「………?」

垣根「この勝負で俺が勝ったら――――――――――――――――御坂美琴、お前は俺のモノになってもらう」キリッ

美琴「……………」

垣根「……………」

美琴「……………」

垣根「……………」

美琴「……………、」

垣根「……………」

美琴「ハァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!?」

美琴「えーと今なんて…」

垣根「俺が勝ったらお前は俺のモノになってもらう。何度も言わせんな恥ずかしい///////」

美琴「」

美琴「ハッ……アンタの手下になって無理矢理悪い事させようっていう……」

垣根「バッバカ、変な深読みすんなよ…文字通り恋人として結婚を前提にお付き合いしやがれって意味だコラ//////////////」



667 : 電磁物質 5[sage] - 2011/04/09 02:23:25.45 Ek+iuCLSO 6/11


美琴「さりげなく変な条件追加してんじゃないわよ」

垣根「バレたか//////」

美琴「帰っていい?」

垣根「えっ」

美琴「そんな傷ついた顔しなくても…そもそもアンタが第二位だって証拠も無かったわね」

垣根「あ?未元物質が見てえか?」

美琴「べ…別に良い……じゃ、じゃあね…」

垣根「だあああああああああああああ!!!!!!!帰んじゃねえええええええええええ!!!!」

ドンッ

美琴「ッ!!!」

垣根「何でわざわざ果たし合いなんて形式でお前を呼び出したか教えてやる」バサバサ

美琴「……………………これが未元物質…すごく…メルヘンです…」

垣根「ハハッ似合わねえと思うだろ?心配するな。自覚はある………って聞けよ!!!」

美琴「あっゴメン」

垣根「何でわざわざ決闘なんて形式でお前を呼び出したかについてな。」

美琴「うん」(六対もある…)

垣根「まあぶっちゃけるとこいつは保険だよ。誰が確実にお前をモノに出来ない普通の告白なんて仕掛けるか。面倒臭いっつってんだ。俺は絶対にお前を自分のモノにしてえんだよ」

美琴「うん」(なんかすごい羽落ちて来た…)

垣根「それだったらお前が俺のモノにならざるを得ない状況を作ればいい。そしてお前を俺のモノにしてからじっくり俺に惚れさせてやる…」

美琴「うんうん…………え?」

垣根「まあ既に俺に惚れてるってんなら最高だけどよお?……………………………………………やっぱり面と向かって言うと照れるな/////////」

美琴「いやいやいや…」

垣根「やっぱりお前からすれば初対面だしなあ…惚れてるわけねえよなあ………ちょっと一目ぼれにも賭けてたんだが……」

美琴「えええええ……」

垣根「まあ予定通り始めようぜ、果たし合い。」



668 : 電磁物質 6[sage] - 2011/04/09 02:29:22.71 Ek+iuCLSO 7/11

美琴「そう簡単に…――――――――――――――――アンタのモノになんてなってあげないわよ!!!!!!」

ピシャア

垣根「おおっと」バサバサ

美琴(コイツは殺すつもりは無いって言った。唯一勝機があるとしたらそこ…!)


美琴(――――――最初っから全力全開よ!)ピンッ

美琴「ああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」カッ

垣根「これが超電磁砲か…コイン一個でまあよくこんな威力が出せる……」

垣根「だが、これでやっと及第点ってとこだ」

垣根「よっと!!」パァンッ

美琴「なっ…………!掻き消しッ……」

垣根「俺に勝つにはちょっと足りねえなああああ!!!」バッ

美琴「!!!!」




垣根「……やり過ぎたか?上手く外したとは思うんだが…」

ドッ

垣根「…………」シュウウ

美琴「ハァ…ハァ…余所見してんじゃないわよ」

垣根「効かねえっつったろ」

美琴「…それが何」

垣根「効かねえっつってんだろぉがよおおおおお!!!!」

ドンッ

美琴「くっ……!」

垣根「大人しく俺のモノになりやがれ御坂美琴ぉおおォオォォオオオ!!!!!」

美琴「抜かしてんじゃないわよメルヘン野郎ぉぉおおぉおおおォオォォ!!!!!」 カッ






垣根「けっ 口程にもねえ」

美琴「ハァ…ハァ…悪かったわね…………」

垣根「お前ボロボロじゃねえかよ…」

美琴「誰のせいよ」

垣根「分かってただろうが。普通にやり合ってお前が俺に勝てないことくらい」

美琴「そんなの、やってみなきゃ分からないじゃない?」

垣根「…………」

美琴「何ボサッとしてんのよ。まだ勝負は終わってないわよ?」

垣根「……………よ……」

美琴「……?」

垣根「………………そんなに俺が嫌かよ」

美琴「はい?」

垣根「確かにお前からすれば俺は初対面だし、メルヘンだし冷蔵庫で工場長だし一方通行に負けてるし第二位だし? だからってそんなに嫌がらなくたって……」ショボン



669 : 電磁物質 7 [sage] - 2011/04/09 02:33:34.88 Ek+iuCLSO 8/11


美琴「あの別にそういうわけじゃ…」

垣根「でもなぁ!!!!!!!」

美琴「」ビクッ

垣根「初めて見た時から好きで好きで仕方ねえんだよ!!!ああ人目ぼれってヤツだよ悪いか!!!!!!超電磁砲ぶっ放すお前を見た瞬間から片時も頭から離れねえんだよ責任取れよ!!!!!仕事も手につかねえし心理定規にはなんかニヤニヤされるし!!!どうにかしろテメエ!!!!!」

美琴「えっ…ちょっと…いきなりそんなこと言われても…///」

美琴(な、何なのよ………これじゃまるで本当に…)



――――――――――――

上条(なんか白井から電話を受けて来てみたはいいが…なんだアレ…………)コソッ

『でもなぁ!!!!!!!』

上条(え?え?何でせうか?つまり愛の告白ってヤツ………!?)

上条(白井がすごく真剣に言うから何事かと思ったら心配ねえじゃん………うわあ何アレ///////////なんかニヤニヤしちまう/////////////////////)

上条(ま、白井には言わないほうがいいな…間違いなく発狂するだろう……さて面白いもん見たし上条さんは家帰って寝ますか)

美琴「ん…?」

垣根「あ?」

美琴「あああああああああああああんたああああ」

上条「」

美琴「何やってんのよおおおおおおお!?」

垣根「覗き見か?良い趣味してやがんな」

上条「不幸だ………………」

美琴「ちょっと何でいるのよ!?」

上条「白井が電話してきたんだよ。心配してたぜ」

美琴「ああああ…くううううううろこおおおおおお」


670 : 電磁物質 8[sage] - 2011/04/09 02:38:08.11 Ek+iuCLSO 9/11


垣根「へえ。それでのこのこと来やがったわけか」

上条「いやいやいやお二人の邪魔をする気なんて上条さんには毛頭無いですことよ?//////」ニヤニヤ

美琴「ニヤニヤすんなバカ///////そんなんじゃないわよ!!!!!!!!!!」ビリビリ

上条「あっぶねえ~」

垣根「掻き消した…?理屈は分からんがなるほど、それでお前はここに行くよう頼まれたのか…」

上条「ん、でもこいつに危害を加えるつもりは無いんだろ?ならいいよ」

垣根「いや」 「加えた後だ」

上条「は?」

垣根「話は聞いてんだろ。予定通り果たし合いは行われた。つまりそういうことだ」

上条「…………ビリビリ、いや御坂。」

美琴「なに…?」

上条「ん…一見ボロボロだけど目立ったケガとかはしてねえな」

美琴「確かに…殆ど能力使用の疲労と向こうに追い込まれた時にドジふんでついた掠り傷ね。そういうば直接貰ったケガは無いわ」

上条「へへ…そっか」

垣根「何が言いたい………」

上条「お前が御坂を喜んで傷つけるような奴じゃないって分かれば十分だよ」

垣根「十分じゃねえよ。お前間に合ってねえじゃねえか。第三位を護るために呼ばれた癖してよ。本当は俺と第三位が戦ってるときに間に合わなきゃいけなかったんだよお前は」

上条「確かに結果オーライだけど…でも間に合わなくて良かったんだよ」

垣根「認めねえ…お前なんて絶対認めねえ………!」

上条「お前本当に御坂が好きなのな」

垣根「あ?」

上条「認めなくていいよ。俺は約束だけ守れればいいんだ。」

垣根「テメエ待ちやがれっ………!」

美琴「ちょっ!アンタ……!」

上条「明日も学校だから上条さんは寝なくちゃいけないんです!!!じゃっ!!!」ダッ

垣根美琴「…………」


671 : 電磁物質 9[sage] - 2011/04/09 02:46:19.74 Ek+iuCLSO 10/11


美琴「もーアイツはぁ……アンタもアンタよ…あんな一触即発オーラ出さなくたって」

垣根「……うっせえ」

美琴「何よ ぶんむくれちゃって」

垣根「…………お前アイツのこと好きだろ」

美琴「は!?なななな何言って/////」

垣根「見りゃ分かるわバァカ。」

美琴「そそそんなこと……」

垣根「あんだろ」

美琴「………なっ…確かにちょっとほんの微粒子レベル気になったりしなくもなくなかったりしなかったり………」ブツブツ

垣根「恋敵っぽい奴に優しくする奴なんていんのかよ」

美琴「へっ?」

垣根「もう忘れたのか、俺はお前が大、大、大ッ好きだ」

美琴「あ…えっと、そ、それは分かってるけど………/////」

垣根「あームカつくわ本当にムカつくわお前の本命があんな出時見逃し野郎とか…ヒロインのピンチに間に合わないヒーローなんて、絶ッ対認めねえ」

美琴「そこまで言わなくても……」

垣根「俺はぜってーーーお前のヒーローになってやる」

美琴「な………!?//////」パクパク

垣根「てかこの勝負俺の勝ちじゃね?」

美琴「いっ…言うと思ったわよ!!!/////// アンタ…この勝負において何をもって勝利とするか決めて無かったじゃない!後付けとかはちょっと卑怯じゃないの?」

垣根「んーそう言われると…まああくまでお前はそういうスタンスみたいだしな」ショボン

美琴「あ…あのさ、アンタのモノにはなれないけど友達にならなれるわよ」

垣根「それって…『まずはお友達から始めましょう☆』っていう………」

美琴「ちっがああああああああああああああああああああああああう!!!!」

垣根「なんだ違うのか…」

美琴「アンタねえ……」

垣根「アンタじゃねえよ。垣根帝督。今の勝負は無しでいいからよ、変わりに俺のこと名前で呼んでくれよな 呼んでくれなかったらお仕置だぜ?」

美琴「アンタ…………!なななな何を…」

垣根「あー!名前で呼んでくんなかったな? ーーーーお仕置だ」

チュッ

美琴「へ……?///////」

垣根「絶対振り向かせてやるよ………美琴」


672 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] - 2011/04/09 02:48:15.79 Ek+iuCLSO 11/11

ちょっと半端ですが終わりです。
何だかおかしいとこも沢山ありますが見逃してやってください。
では、スレ汚し失礼しました